共立党

共立党(きょうりつとう)は、2001年5月から2020年10月まで存在した、日本の国政政党である。

概要

自由党の中道左派勢力である「改革と実行の会」は、1990年代以降に全世界で蔓延した「新自由主義のイデオロギー」に反対する姿勢を示し独立。社会党に大きな文化的影響を与えた中村美智子(作家)、朝霞市市長選挙で公職選挙法違反の嫌疑をかけられ社会党を除名された森一成(新潟市市長・革新首長)といった左翼論客を党共同代表に配置する、謎の左派政党だった。
派閥横断的な離党劇であったが、長らく国民の支持を得ることなく残置。2009年以降、社会党政権で与党会派入りの打診を受けて統一会派「社会と共存」を設立。この動きを社会党迎合と批判した一部議員は、自由党から離党した中堅議員とともに進歩党に合流した。翌選挙から、社会党との選挙区住み分けを行なって党勢を地道に拡大。一部反発もあったが、あえて代表を院内に置かないという路線で不思議政党であり続けた。
2019年から再び社会党とともに政権与党として政権を担当。2020年に、分裂していた進歩党と再合併するまで政党としての形を保持した。
意外なことに、社会党との院内連携により与党の期間が非常に長かったが、社会党の左派主義には反対していた。

党組織

共立党共同代表
中村美智子 2001.10ー2010.3
森一成 2001.10ー2014.8
幹事長
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最終更新:2025年07月22日 20:10