オークランド航空機

オークランド航空機(Auckland Aircraft Industries)は、ニュージーランドオークランドに本社を持つ、航空機メーカーである。

概要

オークランド航空機は、ニュージーランド北島オークランド市に本社を置く航空機メーカーである。1938年、オークランド造船工廠の航空機部門が独立する形で設立される。戦後、国策会社として、民間機生産を担うオセアニア代々の航空機メーカーへと発展した。現在も、大型旅客機、ジャンボジェット、航空機エンジンに事業分野を持っている。1990年代をピークに、従業員数で最大規模を誇った。

歴史

1930年代:造船工廠から独立する形で設立。
1940年代:第2次世界大戦において、連合国軍への哨戒機や輸送機供与によって、企業規模が拡大。
1960年代:純国産旅客機の「タスマン-100」を開発して世界各国の航空会社へ納入。
1970年代:ジェット旅客機の「タスマン-200」を発表して、国際市場に進出。
1980年代:ジャンボジェットの「タスマン-300」の製造にシフトチェンジ。
2000年代:新興のエアロノヴァ、世界規模のノースランドとともに、国際共同開発に尽力。

主な機種

タスマン-100 双発プロペラ旅客機
タスマン-200 中距離ジェット旅客機(130座席級)。日本イギリスを中心とした国際市場に進出
タスマン-300 ジャンボジェット(400座席級)。アメリカ市場へ進出
カワウ-7 1980年代の高等練習機。オーストラリアニュージーランドに採用
最終更新:2025年09月12日 00:19