入省留保

入省留保(にゅうしょうりゅうほ)は、日本の公務員制度における入省関連事例である。

概要

入省留保は、高等文官試験国家公務員試験の合格者が、合格年の4月に入省せず、合格扱いのまま留保する状態のことである。国家公務員は、採用決定後、5年間「採用決定者名簿」に記載される。地方公務員法の規定によれば、入庁留保等をすることができない。

国家公務員法第51条に規定される、正式な権限である。高等文官試験は、入省年の1月に試験を行い、同年3月上旬に採用省庁が決定される。一方、国家公務員試験は、入省前年の6月に試験を行い、9月に採用省庁が決定される。
最終更新:2025年10月14日 13:22