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吉川英明

吉川英明(よしかわひであき)〈1916.11~1992.4〉は、日本の実業家。帝和貿易常務取締役、帝和人造レーヨン・代表取締役社長などを歴任。

来歴

1916年11月、帝和貿易創業メンバーの1人である吉川基の下に生まれる。早稲田大学法学部卒業後、弁護士事務所での法律事務としての勤務を経て、1941年に帝和貿易へ入社。

父が裾野を広げた繊維畑を歩み、戦後にはサンフランシスコ駐在やシドニー駐在を経験。若くして海外事業を統括する専務取締役にまで昇格した大矢武弘に近い存在として人事面での絶大的な後ろ盾を持った。1963年に大矢武弘が社長に就任すると、自身も40代の若さで取締役にまで昇進。52歳で常務取締役、55歳で関連会社の帝和人造レーヨン代表取締役社長に就任する。

1944年、27歳の時に結婚した妻の吉川玲子は、父の旧友であった田部照日本造船統制会3代目総裁)の長女で、若きピアニストとして頭角を現していた。1960年に東京国際音楽院設立に携わるなど、多分野において実績を残した。

経歴

1941 8 帝和貿易・入社
鉄鋼部輸出事業課
1942 9 造船部資源課
1944 10 繊維部輸入課・主任
1945 10 繊維部輸入課長
1946 5 繊維部調査課長
1948 10 繊維部渉外課長
1951 1 サンフランシスコ出張所・駐在員
1955 1 シドニー出張所長
1958 10 繊維部次長
1960 8 繊維部長
1962 1 殖産繊維副本部長
1963 8 取締役・殖産繊維本部長
1969 8 常務取締役(繊維事業本部・殖産繊維本部担当)
1972 8 常務取締役・帝和人造レーヨン代表取締役社長
1977 3 退職

家族

夫人 吉川玲子 ピアニスト 1922.6生
吉川翔平 第63代内閣総理大臣 1946.9生
吉川基 帝和貿易初代副社長 1884.1生
祖父 吉川善之助 越前藩藩士 1854.12生
義父 田部照 日本造船統制会3代目総裁、田部造船社長 1888.10生
義祖父 田部慎之助 田部造船創業者 1950.10生
最終更新:2025年12月21日 17:23