概要
ゴブリン。
人間の子供のような体格に、耳や鼻がとがった(人間目線では)醜い相貌。ようは広くイメージされるゴブリン。
大半が衝動と本能で生きる種族とされる。
また、四十歳で老人と呼ばれることから個体寿命は
人間より短いと推測される。反面、繁殖力は高く個体数は増えやすい模様でヒロト曰く食糧があればあるだけ増えてしまう種族との事。
人間と生息域が重なることから優先的に駆除され、物語の舞台となる大陸からは既に駆逐された。若い世代は話には聞くが見たことはないレベル。
しかし、それ以前にある一族が
逆理のヒロトとともに新大陸に移住し、そこで人族に比肩
(あるいは凌駕)する文明を築いていた。
石塞のゼゲグ・ゾギを祖とする新大陸の小鬼文明では血族を表す三つ目の名を名乗る文化があり、日の当たらぬ地の底で無限に成長し枝分かれしていくという地底の樹の伝承を元に付けられた「ゾギ」、縄の結びつきを意味する「キカリ」、鑿を意味する「ユド」などが主要な血族としてあり、他にも大きな血族から分かれた分家筋が新たな三つ目の名を名乗ることも多くなってきている。
また、肉食文化が発達しており、火を使用した繊細な調理法が伝統料理としてかなり昔から部族間で代々受け継がれているらしい。
ヒロト曰く、ローストビーフのようなものであるとか。
断片的に語られるエピソードから、文化水準は案外高かったのかもしれない。
該当する登場人物
最終更新:2025年01月19日 17:43