千一匹目のジギタ・ゾギ

「間違いなくアタシが“千一匹目”です。千一匹目のジギタ・ゾギ。お見知りおきを」
‐魔法のツー その1

登場話

第一部

第二部

  • 「黄都 その3」
  • 「ギミナ市 その1」
  • 「第五試合 その1」
  • 「黄都 その14」
  • 「第八試合 その1」
  • 「第八試合 その3」

略歴

  • 読み:せんいちひきめのジギタ・ゾギ
  • 種族:小鬼(ゴブリン)
  • クラス:戦術家(タクティシャン)

CV - 高木 渉
逆理のヒロト六合上覧に「押し込んだ」二枠の内の一匹。
小鬼の中で、ついに人間として長く生きたヒロトを超える頭脳を持って生まれた、最初の天才。
「二塩化カルボニル=ホスゲン」などを武器として用いる。

外見

+ 橙系色のストライプ柄スカーフを首に巻き軍用モッズコートに似た衣服を着ている以外は、特筆する特徴のない外見の小鬼。
橙系色のストライプ柄スカーフを首に巻き軍用モッズコートに似た衣服を着ている以外は、特筆する特徴のない外見の小鬼(ゴブリン)
ただ、その瞳は理知的な光を湛えている。

能力

卓越した“戦術家”。
その戦術眼と頭脳は並み居る修羅と渡り合えるレベルに達しており、六合上覧に至るまでと開催中におけるヒロト陣営のとった戦略・戦術の多くが、あるいはほとんどが彼の主導で行われたとみられる。


+ 正に彼は、小鬼、という種族の未来を背負う“勇者”である(ネタバレ有り)
六合上覧の裏で暗躍する“黒曜の瞳”の存在にいち早く感付き「見えない軍」と仮定、リナリスの謀略の数々を妨害してみせた。
さらに、「見えない軍」のその挙動・特徴から正体が屍鬼(従鬼)であり、つまりは血鬼が裏にいることも看破。黒曜の瞳が関係していることも確信していた。
他にも黄都のありとあらゆる情報を網羅していると思われ、ありとあらゆる策をあちらこちらに仕込んでいるものと思われる。
リナリス自身も最も警戒するべき敵、最大の障害として彼を認識しており、そのことからも彼の頭脳の異常っぷりが理解できるだろう。

六合上覧が終了した後の世界での立ち回りに関しても長期的な戦略をすでに動かし始めており、戦術・戦略という一点においては修羅に匹敵、あるいは凌駕していると言っても過言ではない、まさに天才である。

+ ――ただ一人、きっと二度と生まれることのない頭脳だった(重要ネタバレ有り)
第八試合にて、リナリスの血液を染み込ませたハンカチを介して空気感染し屍鬼(従鬼)となり、結果としてウハクに殺害される。
その際、死に瀕した刹那において「見えない軍」の血鬼が空気感染することにまでたどり着き、何かしらの必勝手段があるという結論にまで達している。
また、自身が敗退し死亡する未来に転んだ場合の対策もきっちり完備。さらにはこの第八試合で先触れのフリンスダ及び蝋花のクウェルを動かし屍鬼をあぶり出す策を実行。
その影響により黒曜の瞳は戦略の大幅な変更を余儀なくされることになる。


死してなおその戦略は動き続けており、異修羅世界に影響を与え続けている。
まさに不世出の戦術家であった。


最大の戦術家は消え去り、もはや謀略の能においてリナリスに並び得る者は存在しない。

それでも彼が打った一手の布石は、死して後もなお――


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最終更新:2025年04月02日 03:16