根獣

概要

マンドレイク。

植物知性体。
獣族に分類されることから分かる通り、彼らもまた詞術によって意思を通じる能力を持つ。
粘獣(ウーズ)と同じくどこでどうやって思考し運動しているのか、“彼方”の常識では測れない超自然種族。
発声は絡み合った根の内部にある微細な葉を振るわせることで行っている。

コミカライズ版3巻末尾のQ&Aによれば、他にも植物性の獣族は存在するものの、根獣(マンドレイク)ほど活発に活動する種族は少ないらしい。
本種族は習性も動物にかなり近く、光合成に加えて動物に根を突きさして養分を吸収することが可能。
運動量と食事量が比例するらしいことが解説されていたため、養分吸収により活発に活動する際のエネルギーを得ているものと思われる。

種族特性として、微量で神経細胞を溶解し速やかに命を奪う猛毒をもつ。
アルスはこの毒を打ち込む魔弾を持ち、それは竜族にすら通用する攻撃手段である。
また、その毒汁はトロアの好物……ではない。
そしてもう一つ、根獣(マンドレイク)の蔓は伸縮自在且つしなやかで強靱な上、バネのような弾性を持っている。
腕として使えば物を掴み取ることができ、脚として使えば移動が出来る事はもちろん、その気になれば植物そのものの見た目からは想像できない俊敏性を発揮することが出来る。

web版では種族名がときたま上がるくらいであったが、書籍化により彼らからも「英雄」たりえる個体が生まれることが明かされた。
君も「異修羅(1) 新魔王戦争」を購入して、微量で神経細胞を溶解し速やかに命を奪う猛毒をもつ可愛いヒグアレくんの活躍を目撃しよう!

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最終更新:2025年05月29日 00:31