イデオロギーデータベースwiki

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このwikiは主にHeart of Iron IV (Hoi4)など創作作品に登場する思想を○○主義、○○イズムといった形でまとめることを目的としています。

現実と架空の区別について

当wikiでは有名な思想から、超マイナーな思想まであらゆる思想を扱います。故に、「実際にそんな思想が存在するのか」という基準で分類した場合、割と困難を伴うことになります。故に、当wikiでは以下のように現実と架空を定義します。

現実=「我々が生きている世界において」という前提を置いて作られた思想。
例えば、ポサダス主義などは現実味を欠いていますが、間違いなく現実を前提として書かれた思想なので現実の思想に含めます。

架空=「創作世界において」という前提を置いて作られた思想。
例えば、ブルグント体制などは、ひょっとするとそういう考え方をする人が現実にいるかもしれません(？)が、「ブルグント騎士団」というのは架空の存在であり、架空の世界を前提として考えられたものなので、架空の思想となります。

この定義により、当wikiでは、例え現実にそんな思想が存在しない(この言い方は語弊があって、厳密には辞書等に載ってないということだが)としても、現実の思想として載せている場合がありますし、現実に存在するかどうかの区別も特にしていないため、大学のレポート等公的なものの参照用として使うと痛い目に合うかもしれません。

主要な参考文献、おすすめ書籍

• 現代政治イデオロギー序説（吉田雅雄）

若干文章は読みづらいが、自由主義からアナーキズム、ファシズムから共産主義まで様々なイデオロギーが極めて中立的な立場でまとめられており、その点で非常に優れた書籍。
イデオロギー入門者におすすめである。
ちなみにインターネット上で無料で読める。
https://core.ac.uk/download/pdf/72751853.pdf

• ポスト・ヒューマニズム: テクノロジー時代の哲学入門（岡本裕一朗）

思弁的実在論、加速主義、新実在論など最近の政治イデオロギーや哲学思想が明快にまとめてある本。わかりやすいが、情報量はそこまで多くない。

• 闇の精神史（木澤佐登志）

ロシア宇宙主義やボグダーノフといったRed Floodの元ネタとなっている思想や、アフロフューチャリズムなど比較的マイナーな思想が詳しめに書かれている。

• The Anarchist Library

バクーニンやクロポトキンから、最新のものまで、古今東西のアナーキズムの論文が無料で読める。（ただし英語）

• polcompball Wiki

イデオロギー及び思想版のポーランドポールwiki。その見た目に反して、書かれている内容はそれなりに真面目である。

架空のイデオロギーが混ざっていたり、不正確な情報やバイアスがかかった情報が混在してたりする場合があるので鵜呑みにすることはおすすめしない（まあこれは当wikiにも言えることだが…）

• コトバンク

少なくとも日本語版Wikipediaよりは信用ができる情報源。主要な百科事典や、国語辞典の説明を比較しながら読むことができる。