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砂場

AI軍の戦闘報告(11月25日)

パタゴニア近海においてCELTO軍と我々AI軍が率いるパタゴニア実験部隊が衝突した。
我々の目的は戦闘データの収集であり、勝敗は大した問題ではなかったが、結果としてリオ・ガレゴス軍港襲撃成功という予定になかった大金星を挙げた(パタゴニア終わったな)。
本来の目的であった戦闘実験も対無人機・無人艦戦闘に限れば理想的な結果だったといえる。
SAKURAシステムに統制された頭脳兵器軍団は想定通りの能力を発揮し、アザレア級無人戦闘艦を中心とするクラフタリア軍部隊を圧倒した。
しかし、続く対有人機・有人艦戦闘においては、判断速度が劣るはずの敵機・敵艦にほぼ一方的に撃破された挙句、軍の命令に反して敵との交戦を避けるかのような行動をとっていた。
戦闘後、SAKURAシステムのログを解析したところ、対無人部隊戦では特に制限なく攻撃していたのに対し、対有人部隊戦においては長距離ミサイルの使用を禁じ、意図的に乗員を避けるよう攻撃していたことが判明した。
この報告を寄越してきた先進技術研究所の学者や、戦果だけ聞いた政治家連中は満足気だったが、AIの命令違反は軍として看過できない欠陥である。
やはりアレに人格を持たせたことは失敗であったか。
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最終更新:2021年11月25日 20:26
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