【種別】
タイトル

【初出】
月刊コミック電撃大王2017年6月号〜2020年9月号(2017年4月27日号〜2020年7月27日号)
原作:鎌池和馬
作画:乃木康仁
キャラクターデザイン:はいむらきよたか

【解説】
『とある科学の超電磁砲』から派生した外伝漫画であり、
すなわち『禁書目録の外伝である超電磁砲の外伝』という立ち位置にある。

『超電磁砲』連載10周年を記念して開始したスピンオフ作品で、
能力はおろか名前すら明かされてこなかった通称・食蜂派閥縦ロールさんこと、
帆風潤子が主人公に抜擢されたことで話題を集めた。

鎌池和馬氏によるプロットを元に、乃木康仁氏が詳細なストーリーと作画を担当。
キャラクターデザインは、はいむらきよたか氏(食蜂・美琴・密蟻など)だが、
帆風・口囃子など主に『超電磁砲』からのキャラクターは冬川基氏による。
担当編集は『超電磁砲』および『心理掌握』と同じく荻野謙太郎氏。

学園都市内を舞台とし、食蜂操祈口囃子早鳥など食蜂派閥メンバーが活躍する。
新約十一巻の設定を踏襲しつつ『超電磁砲』の「天賦夢路(ドリームランカー)」編に登場したインディアンポーカーや、
才人工房(クローンドリー)』について深く掘り下げた。

蜜蟻愛愉など『禁書目録』本編と深くリンクする設定や過去が明かされたり、
削板軍覇にフィーチャーしたりとファンサービスも豊富。

【時系列】
作中では明確な日付が明かされていないが、夏服(9月頃)から冬服(10月)にまたいでいる。

9月26日(『超電磁砲』第七十一話)、帆風は自分の見た夢を記録したインディアンポーカーのカードを美琴に譲渡しており、
『アストラル・バディ』作中での三日目にあたる第四話、帆風が佐天からカードを紹介された際に『存じてます』としているため、
基本的には大覇星祭が終わった9月26日頃から、概ね『超電磁砲』の天賦夢路編と並行していると考えられる。

『禁書目録』新約十一巻は、最終話の約一ヶ月後の出来事となる。

過去の『才人工房』回想シーンについては、約一年半ほど遡った、
食蜂が常盤台中学に入学する前(食蜂が小学校6年生、帆風が中学校1年生)の出来事である。
(詳細は統一年表を参照)


【刊行】
  • 一巻 (2017年11月27日)
  • 二巻 (2018年9月27日)
  • 三巻 (2019年7月26日)
  • 四巻 (2020年10月26日)

【関連】


最終更新:2022年04月17日 06:00