584 :■■■■:2015/05/17(日) 04:04:33
25日目
コケーコッコッコ コケーコッコッコ
闇城「ふぉ……ああ」
闇城「10時か……もうちょい惰眠をむさぼりたいところだが、これ以上は無駄だよな」ボリボリ
闇城「とりあえず飯食ったらどっか出かけるとしよう」
○
闇城「よぅし。今日も1日アグレッシヴにいこうじゃねえか」
闇城「出かけるのはいいとして、どこに行くか」
このレスの書き込み時間(秒数一桁)により決定
0 病院
1 路地裏をブラブラ
2 デーメテール
3 啄の家
4 セブンスミスト
5 第5学区
6 第7学区
7 娯楽の民
8 第6学区
9 >>585
585 :■■■■:2015/05/17(日) 04:09:25
闇城「……」
闇城「……」
闇城「特に宛もないし、啄のところでも行くか?」
闇城「…何が悲しくて夏休み終盤に野郎の家に上がりこまにゃならんのだ」ハァ
闇城「といっても本当にそんぐらいしか思いつかねえし、そうするか」
○
―啄宅前―
闇城「まじで来ちまったよ」
闇城「道中特に何もイベントもなくここまで来ちまったよ」ハァ
闇城「まいいさ。ここまで来ちまったんなら前進あるのみ」ピンポーン
啄はいたか、いなかったか?
このレスの書き込み時間(秒数一桁)が奇数ならいた。偶数ならいなかった
586 :■■■■:
各地の秒数安価も普通に突破してくる啄兄貴パネェw
601 :■■■■:
啄「ぬ、誰かと思ったら貴様か闇城」
闇城「俺で悪かったな。まあ長ったらしい挨拶は抜きだ」
闇城「部屋上がらせろ」ガッ
啄「させぬ」
闇城「おいおいなんですか? そのバスケ部センターポジションバリのディフェンスの構えは」
闇城「こっちは死ぬほど暑い中わざわざ出向いてやったっていうのに」
啄「誰も頼んでいないが?」
闇城「むむ、啄のくせに正論吐きやがる」グヌヌ
闇城「挙句の果てにはSUMOUにまで付き合わされるしこちとら散々な目にあったぜ」
闇城「その借りを返させてもらうということで、あがるぞ」グイッ
啄「させぬ」ガッ
闇城「…」
闇城「…」
啄「…」
闇城「どうしたんだお前? そういや口数もやけに少ないし」
603 :■■■■:
闇城「ははーん」ピキーン
闇城「そういやそうだったな。お前はそういう奴だった」ニヤリ
啄「…」
闇城「なにか隠し事や大事なことがある前はそうやって口を閉ざすもんな。そういう不器用なところ昔から変わってねえんだな」
闇城「大丈夫だって! 誰もベットの下とか覗かねえからよ!」ポン
啄「…」
啄「フハハ、さすが我が友。何もかもお見通しというわけか」
604 :■■■■:
啄「その通り! 今日という神々が決定づけたデスティニーデイ! 俺はオペレーションシグマを実行に移すのだ!」
闇城「こいつ開き直って元の調子に戻りやがった」
啄「というわけで。だ。」
啄「今から出かける。残念だが又の機会にでも」
闇城「いやいやいや」ガシッ
闇城「まさかそのオペレーションなんたらの全貌を明かさないまま逃げようなんて言うんじゃないだろうな?」
啄「貴様には関係のないことだ。これは俺の手で決着付ける問題」
闇城「関係ならあるぜ」
啄「なぬ?」
605 :■■■■:
闇城「俺はお前の知り合いだ。それだけで首を突っ込む権利はあるはずだぜ?」
啄「…まったく、貴様という男はまさに天邪鬼だな」クク
啄「こちらから押すと離れ、退くと近づいてくる」
啄「だったらよかろう。友として俺の勇姿最後まで見届けてもらう」
闇城「まったく、いちいち大げさだって言ってんだろ」
闇城「それで? 結局何しようとしてるんだ?」
啄「フフ、実はだな…」
オペレーションシグマとは?
安価下の秒数一桁で決定
0 治験(ギャグ回)
1 >>607(おまかせ)
2 惚れた女子に告白(ラブコメ回)
3 潮義士仁との決着(ギャグ+シリアス回)
4 前回の合コン リベンジ(ギャグ+ラブコメ回)
5 >>607(おまかせ)
6 惚れた女子に告白
7 前回の合コン リベンジ
9 救済委員会、穏健派も過激派ももっと仲良くなろうよ会の実施(ギャグ回)
606 :■■■■:2015/07/18(土) 23:29:50
待ってました!
607 :■■■■:
ダークネスワールドッ!
608 :■■■■:
今更だけど8が出たらどうする予定だったんだろう・・・
609 :■■■■:
何度も間が開いてしまってすいませぬ
―――――――――――――――――
啄「治験だ」
闇城「は?」
啄「ぬ? 知らぬか医療ボランティアといえばわかりやすいか」
闇城「いや、その意味はわかっけどよ。珍しいなお前が金稼ぎなんて。レベル4だし奨学金ありゃ何とかなるんじゃないのか」
啄「救済委員の活動で何かと嵩むのだよ。ま、これも来たるべき調和と安寧のための犠牲と思えば安すぎる代償だ」
闇城「ギャグで言ってんのかマジなのかわかんなくなってきたぜ」ハハ…
610 :■■■■:
闇城(つーか治験とかもう二度と関わりたくねえぞ)
闇城(
あの惨状を思い出しただけでも寒気が)ブルッ
啄「どうした闇城?」
闇城「あ、いや、その」
闇城(治験となりゃ話は別だ。関わるのやーめた)
闇城「あ!! そうだったそうだった。俺用事が…」
啄「誓いを忘れたわけではあるまいな闇城? 首を突っ込むからには最後まで俺の勇姿を見届けると…!!」
闇城(あ、これ断れないやつだ)
611 :■■■■:
◇病院
闇城(教えてくれ。俺はあと何回夏休み中にこの病院に来なくちゃならない)
闇城(エンジェルアムドは俺に何も答えてはくれない)トオイメ
啄「ついに、決戦の地に来たか…。此処から先は地獄の一本道。覚悟を決めろよ。闇城」
闇城「なんだろう、お前の大げさな表現もなぜかこの状況だと違和感ないわ」
闇城「それで、なんの治験なんだ?お前がそこまで言うなら相当のもんなんだろ」
闇城(巨乳化薬なんて言うなよ…いや、フラグとかじゃなくてマジで!!)
612 :■■■■:
啄「この案件は受けるものが全くいないので凍結寸前のものだ」
啄「なぜ受けるものがいないかだと? ククク。噂によれば副作用が絶大、命の危険があるとまで言われている」
啄「もちろん、最低限の臨床実験はされてるだろうし、命を落とすまでとはいかないだろうが…」
啄「何かが「死ぬ」のかもな」ニヤ
闇城「その代わり莫大な謝礼が用意されてるってわけか」
啄「そうでもないぞ。良くて奨学金3ヶ月分程度だ」
闇城「三ヶ月!? おいおい高すぎてきな臭くなってきてるんだが!? まじで止めといたほうが…」
啄「否! 我が理想のためにここで足を止めるわけにはいかん!」
啄「この>>613の治験、乗り越えてみせる。我が暗黒領域をもってしてな!」フハハハ
>>613
どんな治験?
1 中二病の治療薬
2 巨 乳 化 薬
3 ただの風邪薬
4 その他
613 :■■■■:
2だったら十五日目とどう変わるのだろうか…
無理っぽかったら4のおまかせで
614 :■■■■:
4 惚れ薬
615 :■■■■:
それにしても闇城さんは5の倍数の日はロクな目にあわねえw
616 :■■■■:
闇城「」
闇城「エ、チョットキコエナカッタ」
啄「巨乳化薬」
闇城「……」クルッ
闇城「うおおおおおおおお!!」
啄「なに回れ右して逃げ出そうとしている」ガシッ
啄「別に貴様が服用するわけでもあるまい。ただ付き添ってくれればよいのだ」
治験なら死にそうにはならないから(震え声)
―――――――――――――――――――
闇城「ま、まあそうか」
闇城(そうだ。冷静になれ俺。実害を被るのは俺じゃなくてこいつ)
闇城(なら何も問題ないな、啄だしおっぱいとか気にしないだろうし)
闇城「わかったよ。だりいからさっさと済まそうぜ」
啄「ではいくぞ」ギィ
618 :■■■■:
科学者「いやぁ、よく来てくれたね。待っていたよ」
啄「…」ペコ
闇城「」ゴクリ
科学者「君が啄君だね、で、そっちの君は…?」
闇城「ああ、付き添いの闇城っす。ども」
科学者「そうか…悪いんだがしばらく席を外してもらえないかな」
闇城「え、なんでですか?」
科学者「一応実験関係者以外には情報を漏らさない決まりなんだ。これから彼にはこの治験の概要を説明しないといけないが君には聞かせられない」
科学者「もちろん啄くんも口外してはいけないよ」
啄「承知」
619 :■■■■:
科学者「もし君もこの治験に参加してくれるというのなら話は別だがね」ニヤ
闇城(絶ッッッッッ対、やんねえ!!)
闇城「じゃあ失礼します。効果が出たらまた見に来ます」
啄「残念だが、これも試練のうちか…闇城よ、俺は必ず生きて貴様のもとに帰ってくるぞ!!」
科学者「はは、大袈裟な。それでは闇城くんしばらく病院見学でもしてておくれ」
闇城「うす」
620 :■■■■:
◇ 病院内 通路
闇城「病院見学と言ってもねえ」
闇城「こうなんども来りゃ嫌でも覚えちまうっていうか」
闇城「今更目新しい場所なんてねえし」
闇城「どうすっかな。なにして暇をつぶそう」
闇城「あ、そうだ。病院といえば多分あいつがいんじゃん」ピーン
闇城「>>621と話でもして時間を潰そう」
誰?
1
アルジュナ
2 黒丹羽
3 朱花
4 その他(誰?)
621 :■■■■:
4 初登場の誰かと遭遇
622 :■■■■:
一スレ目出身&同校つながりで
古城優真を召喚するぜ
終盤にて新キャラ…これはまたまたどうなるか
―――――――――――――――――
◇
古城「なんで夏休みはいる直前に病気になんてかかっちゃうんだ」
古城「おかげで夏休みまるまる入院生活だよ」ハァ
古城「最初はクラスメイトもお見舞いに来てくれたけどもうこんな時期になればね、誰も来てくれないんだよなー」
古城「あー暇だなー」
623 :■■■■:
ガララ
闇城「うーす。優真ー? 生きてるか―?」
古城「え? や、闇城…?なんでこんなとこに」
闇城「見りゃわかるんだろ見舞いだよ見舞い」
闇城(ついでだけどな)
古城「そ、そうなのか。珍しいな、お前がその…そういった気を利かせるなんて」
古城「お前と僕ってそこまで親しい間柄でもないし、顔見たらちょっと話するくらいだし、なによりお前はめんどくさがりだし」
闇城「ったく。ひどい評価だな?俺の中ではもうちょい親しいゲージは高いぞ」
624 :■■■■:
闇城「ま、俺の中でも少しは変化があったってこった」
闇城(この夏休みだけで何度見舞いに来たことか)
闇城「しかし、お前も災難だよな初日から髄膜炎?なんかにかかるなんて」
古城「全くだよ。なんでこんなことになるかなぁ…不幸だ」
闇城「大丈夫俺に比べればまだまだ幸せな部類だぜ」
625 :■■■■:
闇城「それで退院はいつ頃なんだ?あんま遅くなると進度的にキツイだろ」
古城「それなら心配ないよ。長くても始まって一週間前後には退院できるだろうだってさ」
闇城「げげ、それでもまだ半月か。退屈地獄だな」ヒエッ
古城「そうだね。毎日毎日同じような日の繰り返しで辟易気味だよ。もっとも入院中はそれが望ましいんだろうけども」
闇城「刺激を欲しているようだな」ニヤ
古城「な、なんだよその顔」
闇城「いや、ただせっかく見舞いに来たんだ俺が何かしら超!エキサイティン!な刺激をプレゼェントゥしようかと思ってな」ニヤニヤ
626 :■■■■:
古城「めんどくさがり屋のお前がこうも積極的だとなにか不気味なんだが…」
闇城「いいいからいいから望みを言え。出来る範囲で俺が叶えてやろう」ナハハ
古城「それなら……」
古城の望みとは?
1 病院敷地内での散歩に付き合え
2 なんか面白い話をしろ
3 ジュース買ってきて
4 その他
627 :■■■■:
安価下で
628 :■■■■:
2 これまでの思い出を語ろうぞ!
629 :■■■■:
終盤へ向けての振り返り回な予感
―――――――――――――――
古城「だったら、なにか面白い話してよ」
古城「その様子からすると闇城様はとてもとてもスリリングでエキサイティン!な夏休みを送っていたようだしね」フン
闇城「おうよ。なら心して聞けよ」
闇城「闇城の夏休み前編!」
闇城「これは>>630の話だ」
何日目の話?
>>630の秒数一桁で決定
1 1日目
2 2日目
3 3日目
4 4日目
5 5日目
6 6日目
7 7日目
8 8日目
9 9日目
0 10日目
630 :■■■■:2015/07/19(日) 21:12:04
個人的に四日目か十日目が好き
631 :■■■■:
確かに4日目は話としては感動秘話だけど人に話せる範囲はかなり限られるぞ!w
634 :■■■■:
今日でちょうど闇城誕生から4年目
もうそんなに経ったのか…
―――――――――――――――
闇城「俺も色々考える所があってな、急遽「無能力者狩り」狩りを決行しようと思い立ったのだ」
古城「おいおい本当に急遽だな。というかアグレッシブすぎだろ。僕じゃとても考えられないよ」
闇城「今考えれば夏休み入ったテンションでおかしくなってたのかもしれん」ハハ
闇城「それで、いかにもな路地裏で待機してるとドンピシャ。やばげの女と俺は遭遇した」
古城「ま、まじで会っちゃったのかよ!?それで?まさか戦闘になったのか!?」
闇城(ふふ、食いつきがいいな。さすが退屈地獄を送っていただけのことはある)
闇城「ま、焦りなさんな。恐ろしいのはこれからなんだから」
635 :■■■■:
―――命知らずが一人ィ・・・。その愚行、私を暴食部隊の
網走逸実と知ってのことかなぁ?
―――アイツラは家畜だよ。能力者《わたしたち》が踏みつけるためだけに存在するさぁ! 生きてる価値もない、死んだ方がマシ。だから私が善意を持って殺してあげてるんじゃないィィ!!
古城「…もっと恐ろしいことが?」ゴクリ
闇城「ああ」
古城「もったいぶらずに言えよな。気になるじゃないか」
闇城「結論から言おう。戦いはほとんどしなかった。その代わり一緒に飯を食いに行くことになった」
古城「」
636 :■■■■:
古城「ごめん。僕の理解力がないだけなのかもしれないんだけど」
古城「話の展開に追いつけていない」
闇城「ああ、俺もだ」
―――いや・・・お前結構可愛い顔してるなって思って。殴る気失せちまった
どうだ。こんな無駄なことはやめて。飯でも行かねえか? 近くに美味いレストランがあるんだよ
闇城(俺もなんであんなことを…命の危険に直面して、気分がハイになってたのか)
闇城「ま、その過程にもいろいろあったんだが結局近くのファミレスに行くことになった」
古城「ファミレスの人たち逃げて。超逃げて」
闇城「まあ俺はそこで思ったんだよ、この女と戦って力でねじ伏せても根本的な解決にはならないって。こいつを変えるにはなにか俺が別の可能性を提示する必要性があるんだって」
637 :■■■■:
闇城「俺の説教タイムってわけだ」
闇城「そいつにもっと女らしくあれと言ったわけだな。普通の女子の楽しみを知れば無能力者狩りなんてやめるのではと思ったからな」
古城「危険人物によく言うねお前も。どんなメンタルしてるんだよ」
闇城「もはやなるようになれって感じだったからな」ハハ
古城「それでその子はどんな反応を見せたの」
闇城「上等!じゃあ教えてみろよ!みたいな感じで食って掛かり」
闇城「一緒にセブンスミストでショッピングすることになった」
古城「」
638 :■■■■:
古城「あのさ」
闇城「うん」
古城「さっきから話が飛躍しすぎでしょ。聞く身にもなれっていうか、あんたはサイコパスと戦いに来たんじゃなかったのかい」
闇城「仰るとおりでございます」
古城「それがなんで、デートみたいになってるの?自慢?ああ、そうですか彼氏もいず、夏休みすべて棒に振った僕に対しての挑発ですか」
闇城「違う! 断じて! 俺だってあんなことになるとは…」
闇城「ま、まあ。最後まで聞けって。そうしたら見方も変わってくるだろうし」
639 :■■■■:
闇城「そのショッピング中に会った知り合いの力も借り、結果的にそいつの外見は見違えるように激変した」
闇城「黙ってれば、どっかの事務所から声がかかるくらいの可愛さだな。まあ一部ボリューム面での物足りなさもあったg」
古城「…」ジトー
闇城「」ゴホン
闇城「見た目は普通の女子に近づけた、あとは内面の問題だった」
闇城「あいつの心にたまった闇さえ取り除けば、絶対に変われると俺は思った」
640 :■■■■:
古城「内面の問題ってそれが簡単に変われば苦労はしないよ」
古城「どんなに手に打って出たんだい」
闇城「それは――」
―――よし。なら次は・・・ホテル街に行こう
なんのため? そりゃあお前の身体に“女”を教えてやるために決まってんだろ
闇城「」サー
闇城「そ、それはだな」ダラダラ
――ーん、あッ…そこ
―――や…ァんッ
―――も、もうだめ。おッ、かしくなうぅ…!
闇城「」ダラダラダラ
641 :■■■■:
闇城「き、企業秘密かな」
古城「は、なにそれ!? そこが一番重要じゃん!」
闇城「重要なのは過程ではなく結果だから…」フルエゴエ
闇城「結果、あいつは変わったよ。別人のようにな」
闇城(というかもはやマジで別人だった)
古城「一体何をしたっていうんだ…」ジー
闇城「」キコエナイフリ
闇城「だけどな、変わったが故に気づいてもしまったんだ。今まで重ねてきた自分の罪の重さにも」
642 :■■■■:
古城「そっか無能力者狩りしてたんだもんねその子」
闇城「お前が日常に戻るというならその罪は俺も背負うと言った」
闇城「あいつは無能力者狩りをやめるといった。そしてその組織とは手を切るとも言った」
古城「じゃあその子は普通の女子に戻れたんだ!すごいじゃんか闇城」
闇城「…」
闇城「いや、どうなんだろうな」
闇城「その後、そいつと同じ組織の人間が襲撃してきてな」
闇城「俺はそこで初めて知ったんだ。あいつが警備員に自首したことを
643 :■■■■:
古城「自首…まあ確かに表に戻るということは然るべき処置を受けないと、だもんね」
闇城「その通りだ」
闇城「だけどさ、これでよかったのかって思うことも時々あるんだよな」
闇城「俺はあいつに普通の女子らしい生活を送ってほしいと思ってたんだが」
闇城「結果は正反対さ。どこに監獄生活を送る普通の女子がいる?あのままで良かったというわけじゃないけど、なんか…な」
古城「それは仕方ないことだと思う。闇城もさ、そんなに悩まないでくれよ。具体的には知らないけど君のやったことは間違いじゃないと思うから」
644 :■■■■:
闇城「そうだな。サンキュー古城」ニッ
古城「お礼はいらないよ。その代わり」
闇城「?」
古城「今度、その子の面会に一緒に行こうぜ」グッ
古城「その子も喜ぶだろうし、僕もその子に少し興味を持ったからね」
闇城「ははっ、それもいいかもな。会えるかどうかは別としてなにか差し入れでも渡しに行くか」ハハッ
闇城「んじゃ退院後にな。ちゃんと体治しとけよ!」
古城「OK! ようやく退院後の楽しみができたよ」
645 :■■■■:
闇城「じゃあ次は闇城の夏休み後編だな」
古城「なんかこのエピソードだけですごい濃密だったんだけど、まさか毎日こんな濃度なのか?」
闇城「まぁな。どれも甲乙つけがたいが密度で言えばこれ以上のもある」
古城「一体どんなふうに生活してればそんなことになるんだよ」ハハ…
闇城「よし決めた!」
闇城「次は>>646の話だ!」
>>646の秒数一桁で話す内容が決定
1 11日目
2 12日目
3 13日目
4 14日目
5 15日目
6 16日目
7 17日目
8 18日目
9 19日目
0 20日目
646 :■■■■:2015/07/20(月) 23:14:14
エンジェルアムドッ!
647 :■■■■:
5の倍数の日が当たったらどうする!?w
648 :■■■■:
なんだこの4率(驚愕)
やはり4周年だからなのか…なのか!?
―――――――――――――――――
闇城「前編はちょっと重い話だったからな」
闇城「後半はほのぼのエピソードを綴るとしよう」
古城「へぇ修羅場ばかりの夏休みってわけでもなかったんだな」
古城「で、何があったの」
古城「へえ、いかにも夏休みって感じ」
649 :■■■■:
闇城「まあな。俺もたまにはゆっくり過ごしたいんだよ」
闇城「それに前々から行こうと約束していたし」
古城「つかぬことを聞くけどその知り合いは男?女?」
闇城「おいおい決まってんだろ。女子だよ。何が悲しくて野郎と二人きりで遊園地行かにゃならんのだ HAHAHA」
古城「えっ…じゃあそれデートじゃ」
闇城「いやいや。そういう関係じゃないよ。確かにそいつは可愛いし胸もでかいけど」
古城「ムネ…」ツルペタ
闇城「ただ前回迷惑かけたから、そのお詫びってだけ」
650 :■■■■:
古城「いやいやそれでも意識とかしちゃうでしょ。だってふたりきりだろう?」
闇城「いや~その予定だったんだけどね。なんかその子、美坂って言うんだけどそいつの知り合いにもばったり会ってな」
闇城「類は友を呼ぶのかしらんけど豊胸ストレッチ仲間ということでその人も胸でかかったなー」デヘヘ
古城「ムネ…」ツルペタッン
闇城「さらにその知り合いの知り合いにもあって、結局4人で遊園地を回ったんだよ」
古城「初対面2人いる中で遊園地って気まずくなかったのか?」
闇城「いんや。普通に楽しかったぜ? いいものも見れたし」ヌギオンナスゴカッタ
651 :■■■■:
古城「ほあー。何気に闇城コミュ力高いんだな。いつもめんどぐさがって人付き合い避けてたから意外だったよ」
闇城「意外は余計だ」
古城「それで、なんかその美坂っていう子との進展はあったの?」
闇城「進展って?」
古城「とぼけるなよ。男女で遊園地行ったんだ。恋とかに発展してもおかしくないだろ」テレッ
闇城「そうなりゃ俺としちゃ万々歳だが、ないだろうな」
闇城「別にこれといったイベントもなかったし…」
闇城「んーそれでも強いて言うなら」
652 :■■■■:
闇城「「降魔さんにとって私はどんな存在なんですか」と聞かれたぐらいか」
古城「いやそれってもう」
古城(めっちゃ異性として意識されてんじゃんか)
古城(気づいてないのか?朴念仁気取りなのか?どっちにしろなんか…ムカツク)
古城(さっきの話と言いこいつなんかモテてない?これが夏休みデビューなの?いつの間にか遠い存在になってるし)
古城「それに対して闇城はなんて答えたんだよ」
闇城「周りと比べなくていい。美坂は美坂で俺にとって大切な存在だってな」
古城「……よくそんなキザったらしいセリフ言えるな」アキレ
653 :■■■■:
闇城「だって本心だし」ムゥ
古城「本心をそのまま口にできるのもすごいぞ」
古城「それで美坂って子はなんだって?」
闇城「なんか吹っ切れた。難しく考えるのは辞めますってさ」
古城「ほう、それでそれで?」
闇城「いやそれで終わり。最後に観覧車に乗って次もまた友達としてどこか行こうと約束したくらいかな」
古城「は、はぁ」
654 :■■■■:
古城(こいつ、器用なのか不器用なのかわけわかんない)
古城(けど、それがこいつらしいかも。なんだ、ならそんなに変わってないじゃん)フフ
闇城「どうした。なんか俺変なコト言ったか?」
古城「何でもねーよ。ま、もうちょっと敏感になれって話」
闇城「???」
655 :■■■■:
闇城「んじゃ後編も終わりだな。そろそろ知り合いから呼び出し掛かりそうだし行くわ」
古城「あ、もう行くのか?」
闇城「おっ寂しいのか」ニヤ
古城「ちげーよバカ。でもこれだけじゃ物足りないからあとひとつくらい話していけ」
闇城「まったくわがままな奴だな」ヤレヤレ
古城「言い出しっぺはお前だ。僕をちゃんと最後まで満足させろ」ムッ
656 :■■■■:
闇城「へいへい。了解しましたよお嬢さん。闇城の夏休み特別編の開幕だ」
闇城(さて、何日目の話にしようか?)
>>657
何日目の話?
4日、14日を除く1日目から24日目までの間で
657 :■■■■:2015/07/21(火) 00:18:34
今18分だから
18日目で
658 :■■■■:
あと保管庫行って今更気づいたけど古城って女だったのな
659 :■■■■:
闇城「やっぱ夏休みと言ったらプールだよな!」
闇城「というわけでとりを飾るのはキャッキャウフフのプールでの出来事だ」
古城「うわ、清々しいほどにムカつく」イラ
闇城「いや素晴らしかったな、弾けるしずくと弾む胸!キラキラ光る水の中俺はクラゲのように流れに身を任せ」
古城「薄っぺらいポエムはいいから! どうせお前のことなんだからその美坂って子と行ったんだろ」
闇城「いや別の女子」
古城「」
660 :■■■■:
古城「お…お前な~」
闇城「なんだよ、その目。そんなダメなことか?ただ遊びに行っただけだぜ?」
古城「いやそれはわかるけど、それならなおさら美坂って子を誘いなよ。これからも友達としてよろしくって約束したんだろ?」
闇城「いや~迷ったんだけどな。巨乳枠でどっちを誘うか」
古城「いや巨乳枠ってなんだよ!?自分でそんな枠を設定してるわけ?キモっ!何様のつもり!」ドンビキ
闇城「ち、ちがう!誤解!今のは俺の言い方も悪かった!」
闇城「もう少し詳しく説明するからチャンスを」コノトオリ
661 :■■■■:
古城「なんだよ。どうせしょうもない理由だろうけど」
闇城「実はだな…」
◇ 説明中
古城「本当にしょうもない理由じゃんか」ハァ
古城「なにそのヒナミンって子がホナミンってライバルの胸が本物かどうかを調べるための比較として呼んだって?」
闇城「おう!本物を用意しとけばわかりやすいだろ!」
古城「そんな理由で呼び出されたと合ったら本人マヂギレでしょ」
闇城「ま、まぁな。でも最後はみんなで仲良く楽しめたから結果オーライということで」
662 :■■■■:
古城「その楽観的姿勢はいずれ痛い目見そうな気がするけど…」
古城「まぁいい。それでホナミンは本物だったの?」
闇城「おっやっぱ気になっちゃう?なんやかんや古城も女子だからな~」
闇城「他の子のサイズが気になっちゃうのも仕方ないよな~」
闇城「でも少なくとも古城よりはあっt」
ゴンッ!!!
古城「ごめん。蚊がいたんだよ」ドドド
闇城「ぐ…グーで、殴った」シュウウ…
663 :■■■■:
闇城「ホナミンのそれはまごうことなき本物でした」
古城「じゃあ、ヒナミンって子はショックだったんじゃない。ライバルに負けちゃうなんて」
闇城「それがこの俺の天才的提案にて回避を可能にしたのだ」ドヤ
古城「へー」
闇城「興味なし!?普通にショックなんですが」
古城「いや大体しょうもないことってのはわかりきってるから」
闇城「ノンノン!今回はほんとにすごいって!マジで!古城にも薦めても良いレベル」
664 :■■■■:
古城「じゃあ話半分程度に」
闇城「いいだろう聞いて驚くなよ」ゴクリ
闇城「崎野が貧乳から巨乳へと変わるべく俺が提案したものは…」
??「闇城はいるかーーー!!」
665 :■■■■:
闇城「な、誰っ…て、啄?」
古城「ひっ!長身ビジュアル系の男が胸にメロンぶら下げて現れた!?」ヒエッ
闇城「その姿…治験はもう終わったのか」
啄「ああ、この通り!俺は新たな人類の進化を体験した」
啄「ッくく…。爽快な気分だぁあああ!!まるで生まれ変わったようだ!!」
闇城「色んな意味で生まれ変わってる…よな。というかテンション高くない?」
666 :■■■■:
啄「そして覚醒した俺は気づいてしまった…我が深淵に眠る封じ込められた鈍色の感情に!」
古城「ねえまさか。そのヒナミンに勧めたのって」
闇城「うん。これだけど…やっぱ男と女じゃ効果が違ウノカナー」カナー
啄「その感情は当然ならば排他されてしかるべき禁忌のもの。しかし今この体ならばその呪縛は消える」
啄「ククク…ハハハハハハ!! だからこそ今!! この瞬間心の奥底から声高に叫ぼうではないか」
啄「闇城…」
闇城「お、おう」
啄「好きだぁあああああああああああああああああああああああああ!!!」ガバッ
闇城「ひ、ひぃいいいいいいい!?」
科学者「あ、いたいた」
667 :■■■■:
闇城「おい先生! どうなってんだこいつ!明らかに様子がおかしいぞ!」ヒィイ
科学者「やはり肉体の急激な変化に心がついていけてないようだね。一時的な錯乱を起こしているようだ」
科学者「うーむ、肉体の変化の持続性安定性は向上したがそれに伴う心の安定化にまだまだ難ありだな」
科学者「ま、女性が服用するならなんとも問題がないし、男が利用するのは稀であるからまぁ良しとしよう」
闇城「良しとしよう!じゃねええええええええええええええ!!」
闇城「闇城の闇城が今まさにピンチなんだけどぉおおおおおお!!」
ヨイデハナイカ ヨイデハナイカ
ハナセ― ギャー
古城「……」
古城「私は自分の力で大きくしよう」ウン
25日目 完
最終更新:2016年02月11日 22:54