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  • サハラの動植物について

ここだけ異能のある世界ウィキ

サハラの動植物について

最終更新:2025年08月07日 21:42

kyoryumaster

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サハラの動植物について

異能世界のサハラ砂漠は機神サハラから一年に一度、放出されるサハラエネルギーにより特異的で異質な進化を遂げた。
このページでは出来るだけ簡潔に咀嚼してサハラの動植物の事を解説していく。
ちなみに大体がII型エネミーだ。



テンプレート





サハラならどこにでも生息できる動植物

+ ...

超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

+ ...

ガヴァヴァルガ

別名:枯砂草竜のエネミー
サハラ式危険度:★★
異能名:自己食草感知
異能詳細:自身が食べることの出来る草を感知できる
食性:草食
生態と特徴
硬い角、殺傷性の高い棘が生えた尻尾、石のように硬い頭を持った二足歩行の二足歩行のパキケファロサウルスに似たエネミー。
繁殖能力が高く、サハラ全土で見かけることがある。
30~86匹の同種で群れを組む。
肉がジューシー。

サンディ・スディランド

別名:サハラバードホースのエネミー
サハラ式危険度:★
異能名:サハラパワー転換
異能詳細:サハラパワーを自身が生きるためのカロリーやタンパク質、栄養にすることが出来る。故に捕食の必要性がない。
食性:草食、空気食
生態と特徴
ノーマッド族が品種改良の末に作り出したエネミー。
移動や荷運びなどに用いられる。
砂にも風にも洪水にも負けず空も飛べる頑丈もの。

ボウチュウエビ

別名:サハラ砂潜り海老のエネミー
サハラ式危険度:★
異能名:砂鉄砲
異能詳細:砂を取り込み、勢いよく噴射する。小型の虫を撃ち落として食べるための異能。
食性:虫や微生物
生態と特徴
オアシスの周辺に生息している脚が発達した伊勢海老型のエネミー。死体を食べ、分解するスカベンジャーの役割がある。
繁殖期になると流砂の中にほとんどの卵を産み落とし、残り少ない卵を自分の手で育てる。蒸すと身がプリップリッである為、とても美味い。

天火牛

別名:サハラ赤焼霜降り牛のエネミー
サハラ式危険度:★★
異能名:熱分散肉繊維
異能詳細:体熱を均一に分散させ、保持する能力。
食性:香草・炭苔・根菜類(放牧時に香煙林の草を好む)
生態と特徴
天火牛は、焼肉の里《カグラヒビ》周辺の高地にのみ生息する黒毛の大型牛である。全身は筋肉質ながら脂肪の乗りが良く、自然放牧でも高品質な霜降り肉が得られる。外敵に対しては防御本能が薄く、人に対して非常に温厚であるため、調理・儀礼の対象として扱いやすい。
特徴的な赤褐色の瞳と、胸部に現れる「熱帯紋」と呼ばれる熱循環模様は、良質な脂肪分布を持つ証とされる。屠畜前には「香葉の餌」と呼ばれる特製香草の束を与え、精神安定を促すのが伝統である。

香猪

別名:サハラ香煙林猪のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:香草脂分解
異能詳細:複数の香草脂肪酸を合成・分解し、脂に甘みとスパイシーさを付加。焼くと香り高いスパイスの風味を発する。
食性: 香草類(香煙林の複数種)
生態と特徴
群れで暮らす野生猪の亜種。捕獲時は儀式「狩炭礼」が必要。脂肪層に香草風味が染みつき、生肉でも強い香りを放つ。

山翡翠鶏

別名:サハラ高地翡翠鶏のエネミー
サハラ式危険度:★
異能名:翡翠光反射
異能詳細:微細な鱗片が光を屈折・反射し青緑に輝く。仲間との意思疎通や敵の視覚攪乱に使われる。
食性: 山草・昆虫類・果実
生態と特徴
青緑光沢の羽毛を持つ高地地鶏。肉質は柔らかく脂少なめ。成長は遅いが繁殖力が高い。子供の成長祈願の儀礼に使われる。

黒炭羊

別名: サハラ耐熱炭化羊のエネミー
サハラ式危険度:★★
異能名:炭化被膜形成
異能詳細:皮膚が炭化繊維状の被膜に覆われ耐熱・防火性能を持つ。
食性:草本植物・耐熱藻類
生態と特徴
黒く炭化した外観の耐熱毛羊。厚い皮膚は炎に強く、脂肪豊かな肋骨周辺部位は特に珍重される。保存食文化の要。

ケブリキツネ

別名:サハラ燻煙狐のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:防臭油分泌
異能詳細: 防臭油を生成する。それにより、鼻の良い肉食動物には感づかれないようになる。
食性: 小型哺乳類・昆虫・根茎類
生態と特徴
燻煙多い森林に生息。毛皮は防臭効果高い。肉は癖が強く強火炙りが必須。

炭蜥蜴

別名:サハラ溶岩帯蜥蜴のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:地熱適応皮膚
異能詳細: 皮膚が黒曜石状に硬化する。
食性: 小型哺乳類・昆虫・溶岩苔類
生態と特徴
溶岩流周辺生息の大型トカゲ。硬く光沢ある皮膚を持ち、祝祭の高級肉源として狩猟される。

ブルポラド

別名:サハラの砂塵ラクダエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:砂塵嵐発生
異能詳細: 背中のこぶ内部に特殊な筋肉と空気袋を持ち、砂塵を巻き上げる嵐を瞬時に発生させる。
食性:草食性、たまに鉱物食。
生態と特徴
大型でがっしりしたラクダ型の生物。体毛は砂色で粗く、耐熱・耐乾燥に優れる。1日に数十キロの砂漠を移動しながら群れで生活する。背中のこぶは脂肪だけでなく砂をため込み、防御と砂嵐の生成に利用。
戦闘時は砂塵嵐で敵を混乱させるほか、強力な前肢蹴りを繰り出す。ザラミールでは家畜化が成功している。

バザンザリ

別名:サハラ砂跳狸のエネミー
サハラ式危険度:★★
異能名:砂跳門
異能詳細:
砂粒を媒介とし、視認可能な範囲内に一瞬で跳ぶテレポート能力。自身の体毛から微細な砂を発生させ、その砂に“印”をつけることで数十メートル先でも一瞬で移動可能。砂がない場所では力を発揮できず、水や氷、硬い岩盤などでは移動不能。
食性:雑食(果実・小型動物・昆虫・干し肉などを好む)
生態と特徴
中型犬ほどの狸型哺乳類エネミーで、尾が巨大な砂袋のように膨らんでいるのが特徴。尾を振ることで砂粒をまき散らし、テレポートの“足場”を形成する。顔の模様は砂時計を模しており、時間と空間に干渉しているかのような不思議な雰囲気を持つ。性格は臆病でずる賢く、危険を感じると即座に姿を消す。

小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

+ ...

ムシュ・ガルダ

別名:金群獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:金毛
異能詳細:毒や炎、砂嵐などを防ぐ完全無欠の天然鎧。打撃には弱い。
食性:雑食
生態と特徴
金色の毛皮と鋭く、巨大な剣牙が特徴的な小型エネミー。獰猛な性格で遥かに格上の相手でも臆さず立ち向かう。8~17匹の群れを形成して、狩りをする。ボスの牙が折れるとボスは群れを追放される。

ヴァルモッグ

別名:サハラ振撃狼蟲のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:応力転写
異能詳細:
外殻状の体毛(ドレッド状の触毛)で物理的衝撃を吸収・蓄積し、任意のタイミングでそれを爆発的に放出する能力。
蓄積が最大値を超えると、全身から雷のような振動波をまき散らす。
食性:雑食(主に小型動物・昆虫・地中の根やキノコ類)
生態と特徴
狼に似た骨格と、甲虫のような硬質な外殻、そして長く縄のように垂れ下がるドレッド状の感覚器官を備える。この触毛は内部に振動液を含み、着地衝撃、打撃、爆発波などの衝撃を吸収し、背中の導管から放出する。主に地表を低く走りながら獲物を探し、敵の攻撃をあえて受けて反撃に転じるカウンター戦法を用いる。一部の群れでは、仲間同士で衝撃をリレーしてより大きな一撃を作る「集団放出戦術」も観測されている。夜間行動性が高く、ドレッド器官の発光により群れ同士で合図を送り合う姿は、森の中で奇妙な光の編隊として目撃される。

ワテラバーン

別名: 分体竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 分生還写
異能詳細: 自らの鱗や血液を媒介に、ほぼ完全な自律行動が可能な分身体を3体まで生成可能。本体が無傷である限り、分身体は短時間で再生し続ける。各分体には異なる行動パターンと攻撃傾向がプログラムされており、戦場を撹乱する。分身体は本体の視覚・聴覚情報をリアルタイムで共有している。
食性: 雑食(腐肉・鉱物・中型生物)
生態と特徴:
青銀のうろこと鳥のような二枚翼を持つ中型ワイバーン。群れず、洞窟や断崖に単独で生息。高い知能を持ち、人間の動きを観察・模倣する習性があり、日本人探検家・渡良瀬謙三によって初発見されたことから「ワテラバーン」の名が与えられた。戦闘時には分身体を展開して多方向から同時攻撃を行い、敵を精神的に追い詰める。分身体が崩壊すると銀色の霧を残すため、戦闘痕跡は幻想的。

ザグルバロス

別名: 石覇竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 反響殻障
異能詳細:
体内の骨振動を増幅し、外骨格からエネルギー膜を展開。このバリアは物理衝撃、音波、振動系の攻撃を大幅に軽減・反射する。個体によっては仲間同士のバリア共鳴によって全体防御を展開することもある。
食性: 高栄養の地表植物や硬質の鉱物苔を好む草食。
生態と特徴:
パキケファロサウルスのような分厚い頭骨、バッファローの曲がった角と荒々しい顔つき、アンキロサウルスのような背中の装甲板と棘付きの尻尾を持ち、分厚い灰褐色の毛皮に覆われている。二足歩行だが脚力が極めて強く、全身で衝突攻撃を得意とする。通常は50頭前後の群れで森林や岩山を移動しながら暮らし、危険を察知すると円陣を組んでバリアを展開し合う防衛陣形を取る。

スニトリル

別名: 隙間狐のエネミー
サハラ式危険度: ★★
異能名: 微隙滑行
異能詳細:
骨格と筋肉が自由変形し、1cm幅の隙間にも滑り込める。空気や地熱の流れを感じ取って隠れた敵や罠を探知する能力に長けている。
食性: 小型昆虫や落ちた果実、共生相手の皮膚の寄生虫なども食べる雑食。
生態と特徴:
フェネックに似た姿で、異常に柔軟な身体構造を持つ小型哺乳獣。高い知能と警戒心を持ち、ザグルバロスの装甲の隙間や毛皮の中で暮らす。外敵に対しては高周波音を放ち警告し、緊急時は群れの間を駆け巡って情報伝達を担う。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

+ ...

カッパー・トゥース

別名: 銅刃竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名: カッパー・トゥース
異能詳細: 銅の刃に電流を流し、麻痺と切創を同時に与える
食性: 雑食(小動物・昆虫・腐肉も摂取)
生態と特徴
「トゥース」系統の中でも最下位に分類される小型~中型エネミー。全身はくすんだ銅色の鱗に覆われており、体表には酸化が進んだ緑青の模様が浮いている。腕の刃は短く鈍いが、異能“カッパー・トゥース”により電流を帯び、対象に痺れと切創を与える。人間にとっては充分な脅威で、油断すれば複数体に囲まれ致命傷を負うこともある。単体で狩りを行うことは少なく、群れで生活しながらより強い個体、特にシルバー・トゥースやゴルド・トゥースの後をつけて残飯や落ちた部位を食べる習性がある。自身では狩りの効率が悪いため、他種の行動に依存しながら生存域を拡げている。肉質は柔らかく、全身が食用可能。特に尻尾や背肉は甘みがあり、炭焼きにすると絶品とされる。ただし、卵だけは非常に不味く、強烈な金属臭とえぐみがあり、食用ではない。唯一、プラチナ・トゥースが嫌悪する対象として知られている。

シルバー・トゥース

別名: 銀刃竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:シルバー・トゥース
異能詳細: 銀に輝き肉を、骨を切り裂く。
食性: 肉食
生態と特徴
寒い夜の砂漠にだけ姿を見せる、月光を纏う中型のワイバーン。全身は銀の甲殻鱗に包まれており、腕部には鋭利な刃が伸び、振るうたびに空気を切り裂く金属音が響く。その刃は異能によって研がれ、分厚い装甲や骨ごと対象を両断することが可能。獲物には気付かれぬよう背後から忍び寄り、一撃で仕留める戦術を好む。捕らえた獲物は砂の中に掘った縦穴に引きずり込み、音もなく喰らう。飛行能力は限定的で、地表を滑るような高速移動と跳躍を用いて狩りを行う。気性は比較的穏やかで、縄張りへの執着も薄く、不要な戦闘を避ける傾向にある。ただし、銀光に触れた者は「狩られた」と見なされると言われ、振り返った時には既に切断されているという報告もある。
繁殖期には卵を2〜3個産むとされ、まれに地元民がこれを調理し、目玉焼きとして絶品であることが知られている。

ゴルド・トゥース

別名: 金刃竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名: ゴルド・トゥース
異能詳細:最強無慈悲の金刃による大切断
食性:肉食
生態と特徴
灼熱の夜、砂がなお熱を帯びる時間にのみ現れる、太陽を宿した中型ワイバーン。全身は黄金色の甲殻鱗に覆われ、腕には巨大な刃状の器官が生え、輝く金属音とともに振るわれる。シルバー・トゥースと同系統とされるが、こちらは攻撃性が極めて高く、異能“ゴルド・トゥース”により一振りで建造物すら両断する力を持つ。戦い方は実に豪快。威嚇することなく正面から突撃し、堂々と獲物を切り裂き、燃える空の下でゆっくりと食らう。自身の縄張り意識が非常に強く、数メートルでも侵入を許した対象には容赦なく攻撃を仕掛ける。繁殖期にはさらに狂暴化し、獲物と見なす範囲が倍増する。金刃竜の卵は非常に硬く、調理には専用の高圧蒸気器具が必要だが、ゆで卵にするととても美味しいと一部の狩猟民族から珍重されている。

プラチナ・トゥース

別名: 白刃覇竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★★★
異能名: プラチナ・トゥース
異能詳細: 触れたものすべてを分け隔てなく両断する“絶対切断”
食性: 肉食
生態と特徴
「トゥース」系統における最終到達種とされる、破壊の化身とも呼ばれる覇竜。
全身は白銀と虹色の光を帯びたプラチナ装甲鱗に覆われ、翼のないその体からは常に高密度の切断波が放たれている。腕に生えた刃はもはや形状の安定すら拒み、見る角度によって姿を変えるが、どの状態でも絶対に“切れる”。異能“プラチナ・トゥース”は、対象の強度や材質、エネルギー防御を一切無視して攻撃するという概念的切断能力であり、回避や防御はほぼ不可能。発動に制限もなく、日常の動作すら周囲を危険にさらす。
極めて好戦的で、下位・上位・同格を問わず他のエネミーに戦いを挑み続ける。
勝利することで何かを得るわけでもなく、純粋に「戦う」ことそのものを本能としており、出現地点では常に死闘の痕跡と無数の残骸が残される。遭遇した場合、逃走も交渉も無意味とされ、「生きて報告が届いた例がほとんど存在しない」

グル=ザンバロス

別名:牙航竜
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:真空雷駆
異能詳細:
体表の鱗を瞬時に超加速させることで、自らの周囲に真空状態を作り出し、そのまま爆裂的な推進力で突進する。
食性:肉食
生態と特徴
サメを思わせる鋭利な頭部と鱗、そして背中から伸びる雷撃のようなヒレが特徴。飛行・水中・砂中いずれも自由に移動可能で、「空を泳ぐ刃」として知られる。突進の初速は音速を超えると言われており、一度捕捉された獲物は回避不能。グル=ザンバロスの骨格は特殊な空洞構造を持ち、超音速突進の衝撃に耐える設計となっている。

アルゼレオル

別名:サハラ黎明聖獅のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:光化昇臨
異能詳細:
自身の肉体を純粋な光粒子へと変換し、高速での移動、攻撃、回避を可能にする異能。
光となった瞬間、物理的な干渉を受けず、障害物をすり抜けることができるが、変換中は攻撃もできない。ただし任意の場所で瞬時に光から実体化し、斬光の一撃を放つことが可能。
さらに、光のエネルギーを爆発的に放射する閃光波を展開し、周囲の敵を一時的に失明・麻痺させる戦術も用いる。
食性:肉食(主に大型草食獣。狩りは夜明けと日没に行う)
生態と特徴
アルゼレオルは、金白のたてがみを持つ神聖な風格の巨大獅子。目は常に微光を放ち、足元には淡く輝く光の軌跡が残る。性格は高潔で、無意味な殺生を好まず、縄張りに入った者に対してはまず警告の閃光を放つ。霧や闇を切り裂くように現れ、「夜明けの使者」と称えられることもある。体毛は光を集めやすい特異な構造をしており、太陽光や月光を蓄え、異能発動のエネルギー源としている。ただし、曇天や光の届かない場所では戦闘能力がやや低下するという弱点もある。

クルゾグレイン

別名:サハラ影穿虎のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:影潜航
異能詳細:
自らの肉体を影そのものに変換し、地面や壁、他者の影に潜航・移動する異能。
潜った影から一瞬で飛び出して攻撃する「影穿(えいせん)」を必殺とし、視界外からの奇襲に長ける。また、影の中に潜むことで完全な不可視状態となり、物理・魔力感知すら困難になる。さらに、一定時間以上影に留まることで「残影分身」を生成し、敵の視線と攻撃を分散させるトリッキーな戦術を展開する。
食性:肉食(夜間に単独で狩るステルスハンター)
生態と特徴
クルゾグレインは、全身が漆黒に染まった巨大な虎で、その体毛はわずかに紫銀の反射光を帯びている。眼は闇の中でも燦然と輝き、光の届かない場所でこそ真価を発揮する。極端に静かで、一切の足音を立てずに獲物へと迫る。影を通じて短距離のテレポートを行うような挙動を見せることから、目撃者の間では「存在が歪む猫科の悪夢」と恐れられている。その咆哮は、周囲の影を拡大・濃化させる副作用があり、戦闘時には一帯が暗黒に包まれる。

大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

+ ...

ヴァル・グゥ

別名:電砲竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★★
異能名:電嵐
異能詳細:
ヴァル・グゥは砂漠の上空に風を巻き起こし、そこに自身の電気器官から発する高圧電流を通すことで、雷雲を人工的に発生させる能力を持つ。
この雷雲は10分程度で形成され、そこから自在に落雷を誘導可能。さらに、体内の電気を翼の膜や口腔から直接放電する「雷撃砲」も備える。
風の異能では、上昇気流・突風・ダウンバーストを自在に生み出し、飛行を加速・急停止・制御するだけでなく、敵を吹き飛ばす攻撃にも応用される。
食性:完全な肉食。小型~中型の地上生物・空中生物を捕食する。強烈な代謝のせいで常に空腹に近い状態であり、狩りの頻度は非常に高い。また、エネルギー源として空中で帯電する雷エネルギーそのものを吸収して回復する習性もある。時に自分の雷を体内に引き込む「充電行動」を取る姿も目撃されている。
生態と特徴
甲殻:硬質化した砂色の殻に覆われ、耐熱・耐電性が極めて高い
翼:透過性のある薄い雷膜が張っており、展開時に静電気が周囲に走る
眼:黄緑色で夜間視力にも優れ、動体視力は猛禽類を上回る
声:雷鳴に似た咆哮を放ち、音波による威嚇・方向把握も可能
縄張りは砂嵐がよく発生する岩場付近の山岳地帯に多く、空中に浮かぶ「浮岩」などが棲み家であることも。
通常は上空高くに身を隠しており、縄張りに踏み込んだ存在にだけ突如襲いかかる。
戦闘スタイル
先制:突風で飛行高度を稼ぎつつ雷撃による範囲制圧
中距離:電気放射と風弾による連続砲撃
接近戦:電気を纏った爪・牙による咬撃、落雷を誘導した範囲叩きつけ
特殊技:「雷雲呼び」→「空雷召喚」→「雷撃乱舞」(範囲大)この三段コンボは高レベル個体にしか確認されていない

バーンハウラ

別名: 四足暴君竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: ファイアブレス
異能詳細: 肺部は粘性の高い特殊な可燃性酵素で満たされており、呼気に意識を通じて「焼く対象」と「焼かぬ対象」を明確に区別できる。この炎は通常の火炎とは異なり、生物の体温や金属の熱伝導率をトリガーにして燃焼の範囲と温度を変化させる。着火対象には一切の回避が効かず、軽装の者は一息で蒸発する。特に「音」と「視線」を基準に敵意を判別する高度な認識能力を持つ。
食性: 肉食(大型獣・エネミー・人間問わず)
生態と特徴:東洋龍のような面構えと太い胴体、四肢を持つ超大型エネミー。荒野を昼夜問わず徘徊し続け、休むことなく餌を探す。その鱗は焼けた粘土のような橙色で、頭頂からは深紺色の湾曲した角が一本突き出している。羽は退化しており飛行はできないが、脚力による跳躍力と瞬発的な突進は並の車両を凌駕する。特定の縄張りは持たず、腐臭や血の匂いを追って予測不能に移動するため、行商人や巡回者にとっては“災害”と同義である。


クワグ・ラガン

別名: 顎砲獣竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★★
異能名:殲滅砲・バスターガンツ
異能詳細:その顎から全てを抉り取り、破壊する熱粒子砲を放つ。
食性: 肉食
生態と特徴
サハラ中を駆け回り、ひたすらに『狩り』をする獣脚類型のエネミー。
全身は黒鉄色の甲殻に覆われ、顎は砲身のように変質している。捕食行動の際、顎を開きながら高熱の粒子砲を直射し、獲物の逃走経路ごと吹き飛ばす戦術をとる。発射の瞬間には顎の付け根にある筋肉が異常に膨張し、音と閃光を伴って放たれる砲撃は、ひとつの区画ごと吹き飛ばすほどの威力を持つ。他のエネミーと比べて脚部が発達しており、異能とは別に異常な跳躍力を見せる。それは空を飛んで逃げる相手を食いたいという執念の結果であり、サハラパワーに秘められた進化の力を象徴する存在とされる。寒冷地や高地にすら現れることが確認されており、特に「ガヴァヴァルガ」の肉に異様な執着を示すことから、縄張りを越えて出現する事例も多い。

グルモゥカ

別名:暗黒寿司三昧アルパカのエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 食転渦界
異能詳細: 一度喰らった生物の特性を「料理」として体内で再構築し、異能のように発動可能。食べた回数が多いほど強化・変質し、回数限定の“寿司技”として圧縮された能力を繰り出す。寿司型のオーラを具現化して投擲も可能。
食性: 全生物食(選り好み激しめ)
生態と特徴
かつては温厚な草食獣だったが、数千種の生物を「美味しくいただいた」末に暗黒進化を遂げた異形アルパカ。全身は黒く光沢を帯び、瞳は赤く、寿司桶のような背中の器官から蒸気を上げる。高度な味覚と知性を持ち、敵の構造や能力を「味」で解析する。
普段は無害なフリをしているが、戦闘態勢に入ると「寿司三昧モード」に変化し、寿司の名を冠した超攻撃を連発。地形ごと盛りつけて喰らい尽くす、絶対捕食者。

グルドネリオン

別名:金蝕竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★★
異能名:王牙融液
異能詳細:体内で化学反応を起こし、あらゆる金属や鉱物を溶かす「擬似王水」を生成。口腔から霧状・液状で放出し、装甲や地形を蝕む。霧状態の王水は吸い込むだけでも危険。
食性:鉱食性と肉食性を併せ持つ。
生態と特徴ダンクルオステウスのような重厚な頭部と巨大な咬合力を持つ顎を持つワイバーン型生物。飛行よりも滑空や地上推進に長けており、前脚は短くも強靭。鱗は黄銅色の光沢を帯び、部分的に酸化して緑青が浮いている。獲物の装甲を王水で融解してから丸呑みにするスタイルを好む。王水の生成には大量のエネルギーを要するため、長時間戦闘は少ない。

ドラクメイル

別名:異能喰竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★★★
異能名: 吸核構造
異能詳細: 生体内に存在する「吸核」と呼ばれる黒水晶のような臓器によって、異能エネルギーを吸収・解析・転用する能力を持つ。相手の異能に直接触れたり攻撃を受けることで、その性質を取り込み、自身の肉体強度・速度・再生能力などを指数的に強化していく。吸収した異能は時間経過とともに安定・融合し、オリジナルを超える威力を持つこともある。
食性: 異能偏食
生態と特徴
30メートル級の四足巨獣。黒鉄のような皮膚は異能攻撃を吸収する導体構造を持ち、物理攻撃にも極めて高い耐性を示す。翼を持たないが、背部から発生する浮遊体(吸核片)を操作することで一時的に浮遊し、滑空や跳躍が可能。強化が進むと、異能を凝縮した「疑似翼」を背に出現させることがあり、それは翼というより“力の塊”として機能する。異能に反応して狩りを開始する。


超大型エネミー(想定サイズ:大型エネミー以上)

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植物

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サハラ植物


オカダヤ丘とアバギリオアシスの動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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ヌルリザルム

別名:サハラ湿鳴首竜のエネミー
サハラ式危険度:★★
異能名:声皮共鳴
異能詳細: 鳴き声を通して、自身の皮膚の色と質感を環境に同調させる能力を持つ。この声は微細な振動をともなっており、近くの個体と鳴き交わすことで群れ全体が一斉に保護色に変化し、捕食者や人間の目を欺く。音の種類によって感情や危険の度合いを共有する。
食性: 雑食(川辺の水草・魚・昆虫など)
生態と特徴:体長2〜3m。ぬめりのある淡い緑の皮膚に包まれ、四肢は太く、腹部は地面に擦るように移動する。首が異様に長く、先端の頭部はカエルに似た平たい顔を持つ。主に川辺でじっとしており、首だけを水面や林から伸ばして魚や果実を獲る。

ブフグロム

別名: ふくらみ豚のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名: 膨張毒膜
異能詳細: 体を膨らませて威嚇するだけでなく、表皮に有毒な毒液を分泌。攻撃を受けると毒液が爆散し、接触した敵に麻痺と幻覚を引き起こす。
食性: 雑食(植物と小動物中心)
生態と特徴
豚のずんぐり体型にフグの膨張能力を持つ生物。砂漠周辺の湿地やオアシス近くで群れを作る。普段はおっとりしているが、危険を察知すると体を大きく膨らませて敵を威嚇。表皮の毒液は強力で、多くの捕食者を遠ざける防御機構となっている。

ブフグロム

別名: ふくらみ豚のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名: 膨張毒膜
異能詳細: 体を膨らませて威嚇するだけでなく、表皮に有毒な毒液を分泌。攻撃を受けると毒液が爆散し、接触した敵に麻痺と幻覚を引き起こす。
食性: 雑食(植物と小動物中心)
生態と特徴
豚のずんぐり体型にフグの膨張能力を持つ生物。砂漠周辺の湿地やオアシス近くで群れを作る。普段はおっとりしているが、危険を察知すると体を大きく膨らませて敵を威嚇。表皮の毒液は強力で、多くの捕食者を遠ざける防御機構となっている。



小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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マンネンガメ

別名:サハラ万年亀のエネミー
サハラ式危険度:★
異能名: 細胞活性化
異能詳細:自身の細胞を劣化させず、常に活性化させておく異能
食性:柔らかい雑草
生態と特徴
オアシスに生息する大きい亀。尻尾がアンキロサウルスのような形をしている以外は普通の亀。長い時を生きるとされており、その甲羅は薬になる。


ゴリバルク

別名:サハラ森沼の巨獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:大地揺らぎ
異能詳細:地面を強く踏み鳴らすことで振動を発生させ、周囲の動物に威嚇や警告を伝える能力。振動は地中深くまで伝わり、時に小規模な地震のように感じられることもある。
食性:草食
生態と特徴
頑強な体躯と厚い皮膚を持ち、湿地帯や森の川辺を好んで棲息する。温厚な性格で群れを成し、争いを避けるが、縄張りを侵されると踏み鳴らしによる大地揺らぎで敵を威嚇する。鼻はカバのように大きく幅広く、腕はゴリラのように逞しく、泳ぎも得意。夜間は川で休むことも多い。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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ガーゴラヴァン

別名: サハラ炎剣闘士のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:ファイヤーカッター
異能詳細: 口から高温の火炎を吹き出し、炎の刃を形成して斬撃を繰り出す。炎は対象に触れた瞬間に激しく燃え上がり、火傷や焼失を引き起こす。刃の形状や大きさは自由自在に変化可能。
食性: 肉食
生態と特徴
体長約8メートル、闘鶏の逞しい筋肉質な体躯と馬の俊敏性を併せ持つ大型の二足歩行生命体。頭部には闘鶏のような鋭いクチバシと角状の突起があり、闘争本能が強い。火炎の異能を武器に縄張りを守り、川辺の小さな森に住む。普段は比較的大人しいが、威嚇時には火炎斬撃で敵を排除する。釣りを楽しむ人間を遠巻きに観察することもある。


植物

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石榴皮(ざくろかわ)

サハラ式危険度:★
異能名:抗酸化抽出
異能詳細: 果皮に含まれる多種の抗酸化物質が強力に細胞の酸化を防ぎ、保存食の品質保持に寄与する。
生態と特徴
丘陵地帯で育つザクロの果実の皮。薬草としての利用が多く、焼肉の保存液や燻製の防腐剤としても重宝される。皮は硬く乾燥後も長期間保存可能。

コールタス

異能名:葉層蓄熱
異能詳細: 葉が幾重にも重なり熱を蓄える性質を持つ。これにより寒冷地でも成長しやすく、外敵からも防御力が高い。
生態と特徴
葉は大きく丸まりキャベツのような形状をしており、食用としても利用される。葉の内側は柔らかく甘みがあるため、焼肉の付け合わせや煮込み料理に重宝される。

トリメル

異能名:高速発芽
異能詳細: 種子が非常に速く発芽し、乾燥環境でも短期間で成長を始める。種実は甘みが強く、栄養豊富。
生態と特徴
砂漠縁辺の砂地に群生。種は小さく黄色みを帯び、食用のほか薬草としても利用される。

レタクルム

異能名:葉面広展
異能詳細: 大型の葉が重なり合い、レタスのように食感が良い。葉は水分が多くシャキシャキしている。
生態と特徴
温暖湿潤な丘陵地帯に生育。葉は鮮やかな緑色で、サラダやバーガーの具材として重宝される。葉の端に微かな苦みがあり、味のアクセントとなる。

パテリオン

異能名:タンパク質蓄積
異能詳細: 果実内部に豊富なタンパク質を蓄積し、肉に似た食感と味を再現する。栄養価が高く、植物性の「パテ」として機能する。
生態と特徴
バグルナッツの近縁種で、同じ地域の湿潤地に群生。果肉は赤褐色で弾力があり、焼くと肉のような風味が強まる。伝統的な調理法で焼肉の代替食材として用いられる。

カシェ=エレム

異能名:自己記録型年輪
異能詳細: 年輪の中に周囲の音・気温・振動を「年単位」で記録し、木を切り出すと音声・光・磁場などで記録が再生される。未知の高密度有機構造による現象とされる。
生態と特徴
オアシス周辺に点在する孤高の樹木。見た目は枯れ木のようだが生きており、風もないのに枝がカタカタと動くことがある。考古学チームによって「音を記録する植物」として研究が進められている。

サンヤスネギ

異能名:不眠持続成分
異能詳細: 摂取すると身体の疲労回復と脳の休息を促す特殊成分「サンヤシン」が働き、三日間にわたり眠らずとも集中力と体力を維持できる。長期の旅や作業に最適。
生態と特徴
砂漠のオアシス周辺に自生する多年草で、細長い葉と白い花が特徴。辛味は控えめで、独特の爽やかな香りを持つ。
現地の遊牧民や商人はこのネギを「眠らぬ葉」と呼び、疲労困憊時の特効薬として珍重。栽培は難しく、湿度のある限られた地域でしか育たない。
副作用はほとんど無いが、過剰摂取すると軽い幻覚や頭痛を伴うことがあるため注意が必要。

シュラウガル大森林オアシスの動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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モクモクゴバラ

別名: サハラ霧吹きバッファローのエネミー
サハラ式危険度:★★
異能名: 霧生産
異能詳細: 体表の菌類が特殊な胞子を大量に放出し、周囲に濃い霧を発生させる。これにより捕食者の視界を遮り身を守る。
食性: 草食
生態と特徴
牛ほどの大きさで、全身がキノコや苔のような植物質に覆われている。体を震わせて胞子を拡散し、森や湿地帯に自らの存在を隠す。非常に温厚で、移動はゆっくり。多くの小動物が背中に巣を作る共生関係も見られる。

シェルバック・バルーン

別名:サハラ風船平蟹のエネミー
サハラ式危険度:★★
異能名:空気膨張
異能詳細:体内の特殊な気嚢に空気を溜めて体を膨らませ、捕食者を威嚇する。膨張時は非常に大きくなり、風に乗って少し浮遊も可能。
食性:草食
生態と特徴
巨大な甲殻を持ち、牛ほどのサイズ。普段は地面を這いながらゆっくり移動するが、敵が近づくと体を膨らませる。甲殻は非常に硬く、攻撃をほとんど通さない。平和主義で、危険を感じると膨張して逃げることが多い。

小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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トゥルンファリク

別名:サハラ鳴角鳥のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:共響喇鳴
異能詳細:喉の奥にある特殊な空洞器官を振動させ、金属管のような音色でトランペットに酷似した音を放つ。この音は音圧の変化によって感情・警戒・攻撃の信号として周囲の生物に干渉する。怒りの時は「断続的な衝撃音」として物体にダメージを与えることすらある。
食性: 雑食(果実・昆虫・一部の小型魚類)
生態と特徴:中型の鳥類。嘴は太く湾曲し、先端に複数の“開閉する音孔”があるのが特徴で、まるで真鍮製の楽器のベル部のようにも見える。羽毛は光沢を持つ濃紺で、首回りだけが黄金色。森や丘陵地を拠点に数羽で行動し、鳴き声による“空中合奏”で縄張りを誇示する。

アンブロフォス

別名: 琥珀捕獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 琥珀封晶
異能詳細:
特殊な樹脂状液体を体内で生成・噴出し、空気中や対象に付着すると数秒で硬質な琥珀に結晶化。触れた者の動きを封じ込め、長時間にわたり生体活動を閉じ込める“封印”のような効果をもつ。封晶は割ることが困難かつ、割れば封じられた対象にもダメージが入る。
食性: 雑食(昆虫・小型哺乳類・鉱物樹脂など)
生態と特徴
甲虫のような光沢を持つ四足歩行生物。背中には球状の琥珀核がいくつも形成され、これが異能の触媒でもある。森林や湿潤な峡谷地帯を好み、じっと潜伏して獲物が近づくと琥珀液を噴出して動きを封じて捕らえる。

グラナクソール
別名: 刺甲獣虫のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 刺機外殻
異能詳細:
外骨格の一部を高速硬化・弾性変形させる異能。特にサソリ状の尾やカミキリムシ顎部を変形・強化し、攻撃・防御・威嚇など状況に応じて最適化する。角の基部には振動腺があり、威圧音や地鳴りのような衝撃を発する。
食性: 雑食(小型動物、樹液、鉱物性の成分など)
生態と特徴:
全長約7m。頭部には大型のカブトムシの角があり、地面を掘り返したり敵を弾き飛ばす用途に使用。胴体はメガネウラのように細長く、強靭な筋肉と外骨格によって柔軟かつ俊敏な動きが可能。カミキリムシの顎は岩盤すら噛み砕く破壊力を持ち、サソリの尾は高精度の突き刺し攻撃を行う。尾の先端は神経毒腺に接続されており、刺突と同時に麻痺性毒を注入。森林地帯を好み、昼間は岩陰に潜み、夕方〜夜に活動。特に硬いものや光を反射するものを好む習性があり、集落の金属器や鏡面装飾を盗むこともある。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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マルモドラン

別名:サハラ歩樹背獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★
異能名: 苗生甲皮
異能詳細: 背中の甲皮から特殊な樹皮質が発生し、小型のコケ植物や低木が自然に自生する。この植物は共生関係にあり、毒素の吸収や皮膚の乾燥防止、迷彩効果をもたらす。傷を負うと背中の草が急速に萎れ、外敵への警戒信号として使われる。
食性: 完全草食(落葉・若木・地衣類など)
生態と特徴:全長9〜11mに達する四足歩行の巨獣。分厚く湿った苔のような背中が特徴で、遠目には「森の一部」として見えることもある。移動は遅く、主に朝と夕方に行動し、日中は水辺や林の奥でじっとしている。群れは3〜6頭の小集団で、常に一定の距離を保ちながら移動。天敵であるロクア・ヴォルガルムに襲われると、甲皮内の植物が一斉に胞子を撒き、視界と臭いを撹乱して逃走を図るが、成功率は高くない。

ドグラメネヴァ

別名: 樹棲熱竜
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 滾熱咆
異能詳細:
体内で常時加熱された濃厚な熱湯を生成・蓄積し、三つに割れた顎から同時に噴出可能。高温の水流は装甲ごと焼き裂き、植物を瞬時に蒸し焦がす。
食性: 雑食
生態と特徴
シュラウガルの樹冠部に巣を作り、樹木の上を這うように移動する異質なワイバーン。退化した翼は逞しい腕へと進化し、巨木を掴んで身を支えることができる。四つの目と七つの首で、森の隅々まで監視しており、樹上にいる限り不意打ちは不可能。尻尾は蔓状のイバラを思わせ、打撃のほか、絡め取って動きを封じる。水辺近くでは温水を利用して体温を調整しており、泉の気温が異様に高い場所は縄張りの印とされる。甘い匂いを放つヨダレは催眠作用もあり、獲物をうっとりさせてから捕食に至る。

大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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ロクア・ヴォルガルム

別名: サハラ狩猟狼竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 鋭嶺共振
異能詳細: 巨大な首の骨伝導を利用して、特定の周波数を用いた超音振動を空中に放つ異能。獲物の体内水分や聴覚器官を内部から震わせ、錯乱・昏倒させる。首が地面に触れるほどまで低くなると“共鳴域”が拡大し、周囲の群れとリンクして広範囲攻撃が可能となる。
食性: 肉食(大型草食獣・中型エネミーを主食)
生態と特徴:体高7m超、全長20mに達する四足獣竜。長大な首と尾、獣脚の筋肉質な体格が特徴。ブラキオサウルスに似た骨格ながら、頭部は明らかに狼を思わせる裂けた顎と黄金の眼を持つ。群れでの連携狩りを行い、1体が索敵・攪乱音波を放ち、他の個体が首を振るいながら標的を囲い込む戦術を取る。主に森林や開けた丘陵地に生息し、狩りのあとは長時間日向で休むなど、巨獣らしい悠然とした気質も見せる。夜間には首から“微かな音”を出して仲間と交信する習性がある。

グガヴァラナガイガ

別名: サーベルワイバーンのエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 腕翼剛撃
異能詳細: 筋肉質に発達した腕翼を強力な武器として振るい、風圧と打撃で敵を圧倒する。翼からは高速で切り裂く突風を発生させることも可能。
食性: 肉食
生態と特徴
サーベルタイガーの鋭い爪と牙を連想させる腕翼を持つ大型ワイバーン。筋肉が隆起し、攻撃的な姿勢を常に保っている。グガヴァラナガイガはシュラウガル大森林オアシスの強靭なエネミーの一種で、翼を広げると圧倒的な存在感を放ち、獲物を狩るために高い飛行能力と強力な肉体を駆使する。森林の奥深くに巣を作り、縄張りを厳しく守る。

エン=ゼルギム

別名: 舌斬竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 貫舌鎌裂
異能詳細:
超硬質化した鋭利かつ伸縮自在な舌を高速で射出・収縮し、敵の急所を正確に貫く。また、前肢の異常に長く湾曲した鎌状の爪は、硬質な外殻や装甲をも容易に引き裂く切断力を持つ。舌と爪による連携攻撃は予測困難かつ致命的であり、「見えざる刃」と恐れられている。
食性: 雑食(昆虫・小動物・樹液・腐肉)
生態と特徴
テリジノサウルスに酷似した体格ながら、顔は細長く、アリクイのように伸びた吻(ふん)部を持つ。体表は暗緑~灰褐色の粗い毛と鱗が混在し、乾いた森林や砂漠のオアシスに生息する。普段は比較的おとなしいが、縄張りや子を脅かす存在には容赦のない猛攻を加える。その舌の貫通力と爪の切断力は、獣・装甲・木々すらも分け隔てなく裂く。


植物

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リュクシア

サハラ式危険度:★★★
異能名:粘液捕獲
異能詳細: 葉の表面に強力な粘液を分泌し、小型昆虫を捕らえる。捕らえた獲物は分解酵素で栄養として吸収する。
生態と特徴
湿った森の下層に自生する中型食虫植物。紫色の大きな葉を持ち、夜間に強い甘い香りを放つ。捕獲効率が高く、周囲の害虫を大幅に減らす。

バグルナッツ

異能名:層状果実形成
異能詳細: 果実が層状に成長し、まるでパンや具材が積み重なったかのような構造を持つ。食べる際に異なる食感や味が楽しめる。
生態と特徴
温暖な平原地帯に自生する中木。果実は直径15cmほどで、外皮は柔らかくパンのような食感。内部には肉質の甘酸っぱい層や香辛料のような香りを持つ層が存在し、そのまま食べても調理しても美味しい。


デラボナーナ

異能名:擬肉果実
異能詳細: 果肉に特殊な繊維状タンパク質を含み、焼いた際にはベーコンのような香ばしい匂いとジューシーな食感を再現。糖度は低く、代わりにアミノ酸と塩分を自然に含む。
生態と特徴
熱帯寄りの乾燥砂漠に群生する大型草本。外見は黄色がかった縞模様のバナナに似ており、果皮はやや硬く、果実は縦に筋が入り繊維質が強い。火で炙ると「パチパチッ」と音を立てて脂のような成分がにじみ出る。

ゼルコルマ

異能名:超穀粒生成
異能詳細: 巨大な穀粒(トウモロコシ状の実)を形成する能力を持ち、一本の茎に数十キロにもなる穂をつける。穀粒は栄養価が高く、乾燥にも強く、保存性に優れる。
生態と特徴
平均で高さ6〜8メートル、大きいものでは10メートルを超えることもある巨大植物。穂は金属のような光沢を持ち、収穫時に「パキン」という硬質な音を立てる。
風に強く、厚い葉は建材にもなる。古代の遺跡では、この植物を模した神殿装飾も見つかっており、文明と結びついた歴史を持つとされる。
実は軽く甘く、蒸しても焼いても美味だが、未熟なものは渋味が強い。調理には特殊な石灰水での処理が用いられる。

バランディア

異能名:実連成長
異能詳細: 一房の果実が次々と連鎖して実をつける特殊な生理機構を持つ。熟した実を収穫してもすぐ次の段が成長する、いわば“無限バナナ”的構造をしている。
生態と特徴
高さ3〜5メートルの柔軟な幹を持つ草本的な木。葉は大きく幅広で、強い雨も跳ね返す撥水性がある。果実は淡い黄緑色から黄金色へ変化し、甘味が強く、ほんのりと酸味を含む。
熱帯雨林の湿地帯に群生しており、森の動物たちにとって重要な栄養源。人間の集落でも主食代わりに栽培されることがある。


霊倒監獄や遺跡系の動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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ノーオジェイ

別名:サハラ闇牙蝙蝠のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 漆黒咬撃
異能詳細: 牙に闇のエネルギーを纏い、噛みついた対象の生命力を吸収しつつ傷口に毒素を注入する。咬みついた後は影の中に瞬間移動し姿を消すことができる。
食性: 肉食(主に小型生物や囚人の亡骸)
生態と特徴
霊倒監獄の暗闇に生息する蝙蝠型エネミー。翼は黒く大きく、音もなく飛び回り獲物を狙う。鋭い牙で噛みつく攻撃を得意とし、獲物の生命力を吸い取る異能を持つ。昼間は深部の暗がりに隠れており、夜や薄暗い場所に近づく者に襲いかかる。群れを成し連携して獲物を追い詰めることもある。行方不明者の多くはこのノーオジェイの襲撃によるとされる。

小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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サイレンススパイン

別名: サハラ盲目棘鼠のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 影棘感知
異能詳細: 目は退化し完全に盲目だが、細長い指の先端や背中の棘が振動や気配を鋭く感知し、闇の中でも正確に敵の位置を把握する。触れたものに棘から麻痺性の毒液を注入できる。
食性: 雑食(主に昆虫や小動物)
生態と特徴
細長く背が高いスレンダーマンを思わせる異形のハリネズミ。全身に細く長い棘が生え、これを震わせて周囲の空気振動を感知する。完全に盲目のため目は退化しており、視覚には頼らない。夜間や暗闇の洞窟、廃墟などで獲物を狩ることが多い。普段は静かに忍び寄り、捕食時に棘を突き刺して毒液を注入する。非常に神経質で、少しの振動や音にも過敏に反応する。

ドグルン

別名:サハラ緑晶猿のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 結晶錬成
異能詳細:
体内に蓄えたエメラルド結晶を触媒として、様々な構造物を即座に錬成し射出する能力を持つ。
食性: 鉱食性
地中や壁面から鉱石や金属片、崩れた彫像や古代装置の破片などを吸収する口を持たないため腹部の装甲の隙間から鉱質を圧力で取り込む骨や金属に覆われた遺体をも餌と認識し、素材として体内に取り込む
生態と特徴
古代文明の遺跡に巣を作る猿型の生物 全身を緑色のエメラルド外骨格で覆っている頭部は存在せず 胴体中央の透明な感覚核が視覚と判断を担っている腕は四本あそれぞれ異なる構造をもち、工作、格闘、運搬、防御などに特化している単体でも危険だが集団で行動する際は即席の結晶壁や罠を張り巡らせ侵入者を囲い込む。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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ガールバーラ

別名: サハラ霊忍蛸のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 幻影墨影
異能詳細: 墨を霧状に噴射し、視界と感覚を攪乱。自身の姿を多重幻影として分裂させ、敵の混乱を誘う。さらに忍者のような素早い動きで暗闇を自在に跳躍・潜行する。
食性: 肉食
生態と特徴
霊倒監獄の深部に生息する多腕のタコ型エネミー。全身に忍者装束を思わせる黒い鱗をまとい、吸盤には鋭い小刃を持つ。主に迷い込んだ探索者を襲い、暗闇を利用した奇襲と幻影を駆使して狩る。廃墟の壁や天井を自在に移動し、複数の腕で敵を拘束し逃がさない。廃監獄の霊的エネルギーを糧に、生命力を増幅させる不思議な存在。

シグル=バルガ

別名:蒼幻角獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★〜★★★★(個体差あり)
異能名:幻装擬態
異能詳細:
鱗に特殊な結晶構造を持ち、光を屈折・散乱させて透明化する光学迷彩能力を備える。静止中は完全に視認不可能、移動中も残像のような歪みしか見えない。
食性:肉食(中型〜大型生物)
生態と特徴
シグル=バルガは全長約9m、肩高3.5mの俊敏な肉食恐竜型生物。
カルノタウルスに似た角付きの頭部と、しなやかで筋肉質な体躯、そして瑠璃色の光沢を持つ鱗を持つ。戦闘時には光学迷彩と静音歩行を駆使して獲物に近づき、首のバネのような筋構造を使って一撃で喉を裂く戦法をとる。高い知能を持ち、複数体での連携狩りも確認されている。

植物

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ヴェノクレイム

異能名:血液吸収剣蔓
異能詳細: 鋭利な蔓を伸ばし、獲物の皮膚を切り裂きながら血液を吸収する能力を持つ。吸収した血液は蔓の内部で栄養とエネルギーに変換され、成長と自己修復に使われる。
生態と特徴
砂漠の岩場や廃墟に生育。蔓は細く黒光りし、先端はまるで剣の刃のように鋭い。昼間は岩の影に潜み、夜間に獲物を狙って静かに伸びる。蔓には感覚神経に似た組織があり、近づく動物の熱や振動を感知。攻撃と吸血は高速で行われ、しばしば小動物や不注意な遊牧民が被害に遭う。繁殖は切り落とされた蔓の断片からも可能で、切り傷が新たな蔓の根源となる。

燻風蔦

サハラ式危険度:★★
異能名:燻煙拡散
異能詳細: 葉や茎が微細な煙状の粒子を発生させ、周囲の空気に独特の香ばしい煙を拡散する。これにより害虫を寄せ付けず、同時に風味の下地を形成する。
生態と特徴
煙突谷の湿った崖面や古い石壁に絡みついて生育。葉は細長く、色は暗緑で光沢がある。焼肉の下味付けに用いられ、燻製の香りづけにも役立つ。

霊峰山脈の動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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ガラガ・ヴァ

別名: サハラ吹雪狼のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 風耳感覚
異能詳細: 長く柔軟な耳で風の微かな変化や吹雪の動きを鋭敏に察知し、周囲の危険や獲物の気配を感知する。極寒の吹雪の中でも正確な行動が可能となる。
食性: 肉食
生態と特徴
霊峰山脈の猛吹雪の中に生息する、ウサギのように長い耳を持つ狼型エネミー。厚い毛皮と強靭な筋肉を備え、雪原を高速で駆け回る。時折噴き出るマグマの近くで体を温め、寒冷地での生存能力を高めている。群れで狩りを行い、鋭い感覚と異能によって獲物を逃さない。

レーザーベック

別名: サハラ光角鹿のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名: レーザー発射
異能詳細: 頭部の角から高エネルギーのレーザーを発射できるが、攻撃には使わず草木の切断や地面の掘削など生息環境の維持に利用する。仲間や自分を守るための防御的な使い方が主。
食性: 草食
生態と特徴
霊峰山脈に生息する大型の鹿型エネミー。非捕食者であり、レーザー能力は主に環境の整備や移動のために活用している。厳しい吹雪や岩場の中で生き抜くため、分厚い毛皮と強靭な脚力を持つ。群れで生活し、山脈の貴重な水源や植物を守る役割を果たす。軌道エレベーターの残骸周辺で見かけることも多い。

小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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フクロトル

別名:サハラ影翼ラプトルのエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 静寂の飛翔
異能詳細: 羽ばたき音を完全に消し、暗闇の中でも動きを察知されにくい能力。獲物や敵を驚かせることなく接近できる。
食性: 肉食
生態と特徴
霊峰山脈に生息する、フクロウのような鋭い視力と聴力を持つ肉食性の爬虫類型エネミー。鋭い鉤爪と強靭な脚で獲物を捕らえる。猛吹雪の中でも飛翔可能で、マグマの暖を避けながら生息。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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グロゼムカ

別名: サハラ灼熱虫のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 内燃蓄熱
異能詳細: 体内に燃焼ガスを蓄え、体表から微細な熱を放出することで寒冷地でも体温を維持。外敵に対しては蓄えた燃焼ガスを一気に噴出し、燃え盛るガスの壁を作り敵を撃退する。
食性: 腐食性有機物および鉱物食
生態と特徴
霊峰山脈の地下に潜む巨大ワーム型エネミー。極寒の吹雪の中でも体内の燃焼ガスにより暖を確保し、マグマの近くを好む。長く柔軟な体を持ち、岩石の割れ目や凍った地面の下を自在に移動する。夜間には体表から熱を発し、凍結を防ぐとともに敵に警告を発する。部族の伝承では「地の火の蛇」と呼ばれている。

アイガルマ

別名:サハラ風暴獣神のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:嵐操掌
異能詳細:
「風袋」と呼ばれる胸部の空洞器官に空気を圧縮・蓄積し、それを咆哮・掌撃・蹴撃と連動させて暴風として放つ異能。風の性質を操る能力に長け、突風・烈風・乱気流を意図的に発生させることが可能。特に「掌風」は真空に近い圧縮風となって飛び、対象を裂き、建物を粉砕することもある。風を纏った跳躍や移動術も得意で、山間や峡谷では空をも駆けるように見える。
食性:雑食(根菜、果実、小型動物など)
生態と特徴
アイガルマは体長4.5m前後の獣神型クリーチャーで、猪のような強靭な下半身と牙、猿のような器用な上肢と握力、そして長い腕にまとわりつく風巻きの毛皮を持つ。その風毛は常に空気を振動させ、周囲に微細な風の膜を作ることで、遠くの音や匂いにも即座に反応できる。額には「風眼」と呼ばれる第三の目があり、これが開くと周囲の気流の流れが視覚的に見えるようになる。

ソル=クライス

別名: 刃影猛獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 断感野識
異能詳細:
「生存に関わる殺意・敵意・本能的脅威」に即応する危機感知異能。五感を超えた知覚を持ち、死角や不意打ちをほぼ無効化。敵の動きが脅威と判断された瞬間、筋肉出力と反射神経が爆発的に上昇し、0.1秒未満で回避・反撃に転じる。複数の脅威にも優先順位を瞬時に設定し、的確な迎撃行動をとる。
食性: 肉食(行動力・筋肉量の高い生物を好む)
生態と特徴
ソル=クライスは、全長約17メートル、4本の異様に長く鋭い脚部を持つ、風切羽のない半鳥半獣のようなシルエットの生物。脚部はすべて刃のような構造になっており、跳躍や走行の際に地面すら切断する。接触攻撃に特化。その刃足は液体金属すら受け流す切断性能を持ち、ネクス=ゼルマの「貫穿外殻態」にも対抗可能。常に静止したように動かず、敵意が向けられた瞬間に突如として“動く”。その変則的なタイミングはまるで「命の流れだけを見て動いている」かのようにさえ映る。ネクス=ゼルマと長年に渡り縄張りを巡って争っており、「最も刺し、最も避ける」生物同士の刃の攻防戦は、観測者にすら息を呑ませるという。

ネクス=ゼルマ

別名: 流穿竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 貫鋼流転
異能詳細:
体内に蓄えた超高密度の液体金属を自在に変形・射出し、貫通、拘束、穿孔、刃化などあらゆる攻撃形態に変化させる異能。液体金属は対象の温度・硬度に応じて性質を変え、神経毒や灼熱化を付加することも可能。射出した金属は意志に従い、自在に呼び戻される。
食性: 肉食(高密度の鉱物や生体金属を含む生物を優先)
生態と特徴
ネクス=ゼルマは体長22メートルの瘦身の竜で、肋骨が浮き出るような外見を持ち、身体の関節部から常に金属の雫が滴る。飛行能力は持たず、滑空と跳躍により機動する。戦闘時には液体金属を細く鋭利な“槍”や“杭”に変え、遠近自在の“貫通”戦法をとる。とくに自身の体を液体金属で覆い、全身が穿孔兵器と化す「貫穿外殻態」では、堅牢な獣でも一撃で串刺しにされる。また、痩せた見た目とは裏腹に知性が高く、他種の異能の使用パターンを学習して回避・対抗行動を取ることも確認されている。

大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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ザルゴス

別名:サハラ毛獣竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★★
異能名: 凍結破壊爪
異能詳細: 肉厚な毛皮に包まれた巨体は氷点下の環境でも活動可能。前肢の鋭い爪には氷を瞬時に割る熱エネルギーを放つ異能を持ち、獲物の氷を砕きながら攻撃する。
食性: 肉食
生態と特徴
霊峰山脈に棲息する巨体の肉食獣。ティラノサウルスのような大型の恐竜体型にマンモスの厚い毛皮と力強い牙を持つ。強靭な筋肉で雪原を駆け抜け、獲物を捕らえる狩猟者。吠える際には寒風に響くような轟音を発し、周囲の生物に威圧感を与える。

ネラグルム

別名:喝爪飛蛇のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★★
異能名: 霊導伸肢
異能詳細: 両腕が“意志を持つ蛇”のように自在に伸縮・分岐する異能。最大1キロ以上先の獲物に届き、掴み・巻き・突き刺し・投げる等の操作を瞬時に行う。また、冷気や熱源に応じて腕の構造を自律適応させ、氷雪環境でも硬直しない自己再構築性を持つ。
食性: 雑食(主に温熱源や異能を持つ動物)
生態と特徴
ネラグルムは、霊峰山脈の吹雪と溶岩の狭間に生きる唯一の“空を飛ばない”ワイバーン。全長は20メートル、体高は7メートルだが、異常に長く変形可能な両腕が主武装で、地形に絡めてハンターのように機能する。翼は名残程度に退化しており、滑空や跳躍補助にしか使わない。腕の末端にある鉤爪は強烈な冷気を帯びており、掴まれた瞬間に獲物の四肢を凍結させることが多い。吹雪と溶岩が交錯する環境に適応し、時に冷気をまとう幻影のような姿で現れる。

グリダラヴァ

別名:翼脚綴竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★★
異能名: 空絡天獄
異能詳細: 八本の肢全てが「翼・脚・腕」の機能を兼ね備えた多関節構造で構成されており、それぞれが独立して飛行・捕縛・糸射出を行う。最大の特徴は「空間編纂型の糸網」を空中で即座に構築する能力で、糸は常に異能エネルギーを帯びており、風・重力・電磁力を操る性質を持つ。糸は空間の流れを“編み変える”ように作用し、敵の動線や落下軌道を逸らしたり、空中の物体を“動かないように見せる”空間錯覚を引き起こす。敵は自由を奪われ、空中で拘束されたまま神経を糸で少しずつ切断されていく。
食性: 肉食(高所で仕留めた獲物を生きたまま繭にし、長期保存)
生態と特徴
グリダラヴァは全身が滑空と編糸のために最適化された、蜘蛛構造のワイバーン。その八肢は翼膜に覆われながら、手のように自在に折れ曲がり、飛びながら空中で複数の獲物を同時に絡め取ることが可能。翼のように見えるが、すべてが武器であり、脚であり、編むための“手”でもある。その飛行は滑空と風力操縦に頼っており、滑るように無音で空を舞う。音も影もなく、糸だけが突如として周囲に現れた時には、すでに包囲されているという。

植物

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フローディア

サハラ式危険度: ★★
異能名: 熱炎放散
異能詳細: 葉や茎の表面から微細な燃焼ガスを放出し、周囲の気温を局所的に上昇させることで凍結から自身を守る。燃焼は弱く火災には至らない。
生態と特徴
霊峰山脈の厳しい寒冷環境に適応した低木植物。燃焼ガスを微量に放出し、凍てつく吹雪の中でも生育可能。根はマグマの熱を地下から若干吸収し、極寒の中でも安定した成長を維持する。葉は厚みがあり、寒風に強い構造を持つ。周囲の小動物に温かみを提供し、霊峰山脈の生態系の一角を担う重要な植物。


ゲイヘナ火山の動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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ガラズ・ガブラ

別名:炎油馴鹿のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:炎油生生成
異能詳細:可燃性100%の油を角から生成する。
食性:草食
生態と特徴
油を分泌する角を持つ馴鹿のエネミー。
火山から遠出してはオアシス周辺で走り回り、植物を燃やしてその燃え滓を食べる。繁殖能力はあまり高くなく、逃走能力が高い。ガラズ・ガブラの体液は燃料にしやすいのでよく狩られる。害獣だしね。

ゴウヨキャシュランガニル

別名:強欲蟹のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:宝石感知
異能詳細:何処に宝石が埋まっているのか理解することができる。
食性:岩
生態と特徴
火山に住むなんか…鍛えた?と感じるタラバガニのエネミー。ハンマーのような発達をしたハサミで岩を砕き、口で粉々にして飲み込む。6~8匹ほどの群れで生活する。焼くと美味い。

クールスウォーム

別名:サハラ冷気虫群体のエネミー
サハラ式危険度:★
異能名:熱逆転
異能詳細:熱エネルギーを吸収し、それを極低温の冷気に変換・放出する。吸熱限界を超えると凍結放射を起こし、周囲を霜結晶で覆う。
食性:熱素食(熱エネルギー・赤外放射を主な栄養源とする)
生態と特徴
「クールスウォームは、アバールドーン山域の地下熱溝や岩盤裂孔に群棲する微翼昆虫型生命体で、1匹は全長2〜3cmほどの灰色〜青白い体色をもつ小虫。
単体では無害に近いが、群体化(スウォーミング)するとその吸熱能力が指数関数的に増大し、瞬時に環境温度を数十度低下させる現象を引き起こす。特に集団が興奮状態に陥ると、局地的な霜結界を生み出すこともある。
地熱活動が活発な地域に好んで集まり、岩肌に張りついて熱を吸収する。体内に備えた反熱核胞(アンチサーマセル)という特殊器官で熱エネルギーを反転処理し、腹部の繊毛器官から冷気として放出する構造をもつ。
本来は自然界に存在する熱循環バランサー的存在だが、その冷却能力が注目され、アバールドーンでは人工巣箱による飼育・運用が進められている。冷却装置、食品保存、医療冷却など様々な分野で実用化されている一方、興奮すると冷害を引き起こすため、管理には高い技術が要求される。
群れで飛ぶ際は、空中に結晶化した氷塵をまき散らしながら、幻想的な冷気の尾を引く。これが夜の灯火と交わると青白く輝き、「白火の精霊」とも呼ばれて民間信仰の対象にもなっている。

ゴルマグロン

別名: 投擲岩魔のエネミー
{サハラ式危険度:★★★★
異能名: 爆岩投法
異能詳細:
周囲の岩石を手で掴んで即座に内部に圧縮爆薬を注入し、起爆性の爆弾岩として投擲する異能。投擲後は着弾または任意のタイミングで起爆が可能。更に、空中で爆発を分裂させる多段式岩弾も扱える。
食性: 雑食(果実・鉱石・動物の死骸)
生態と特徴
全高約4メートル、四肢が太く短いゴリラにも似た体躯で、背中と腕には天然の岩皮が層のように張り付いている。地面を掘って岩石を見つけると、体内に取り込み圧縮→発熱性の唾液と合わせて爆弾化する独特の構造を持つ。戦闘時は連続で爆弾岩を投げ続けるため、まるで迫撃砲のような爆音と閃光に包まれる。興奮すると自身の背の岩を砕いて即席で投げることもあり、特に巨大な岩を持ち上げた際には地形そのものが変わることも。

小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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ゴーラギドラン

別名:怒岩竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:岩片操作
異能詳細:数多の岩片を自由に戦うことが出来る。
食性:肉食
生態と特徴
火山地帯に住まうトリケラトプス型のエネミー。
マグマを主食として飲み、エネルギーに変換して生きている。背中には苔『ヒカリマゼダゴケ』や歪に生えるキノコ『ゴーランジイタケ』が生えており、それは珍味とされている。ちなみに角で岩片を操作しているらしい。

グラヴァニス・スパイン

別名: 火峰蜘蛛のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 灼脈噴火
異能詳細:
背中に生えた火山状の器官から高熱の火山ガス・マグマ塊・火砕片を噴出する。地熱の蓄積を利用して周囲の地面を灼熱化させたり、足元から爆裂的に溶岩の柱を立ち上げる攻撃も可能。器官の内部には天然のマグマ循環システムを持ち、再使用も早い。
食性: 肉食(主に大型昆虫・小型哺乳類・死体など)
生態と特徴
背面に小規模な火山のような噴出口を備え、常に煙や熱気を上げている。硬質な外殻は溶岩の冷却によって形成された黒曜石に近い性質を持ち、防御力も高い。地中を掘って待ち伏せし、熱による地形変化で敵の動きを封じてから噴火的に急襲する戦法を得意とする。

ゼルグナト

別名: 爆巣蛛のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 起爆糸網
異能詳細:
ゼルグナトは自身の体内で化学反応性の糸を生成し、地形や空間に巧妙に張り巡らせる。糸は振動・熱・静電気などに反応して爆発を起こすほか、ゼルグナト自身の意思で一斉起爆も可能。粘着性も高く、動きを封じた後に範囲爆破するなど、極めて戦略的な戦闘を行う。
食性: 肉食(大型動物・死肉・金属含有生物)
生態と特徴
全長7メートル超、脚展開時は10メートルを超える巨体を持つ蜘蛛型生物。鋼鉄のような甲殻に覆われ、音を吸収するような動作音の静けさを持つ。糸による巣は、洞窟や峡谷、廃墟などの構造物を利用し、まるで要塞のように築かれる。ゼルグナトは高度な空間認識能力を有しており、張った糸のネットワークを通じて“領域そのもの”を感覚的に把握する。異能と知能の高さから、単独で生態系の頂点を脅かす存在として認識されている。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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ヴァモグラン

別名: サハラ火翔獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 噴炎滑空(ふんえんかっくう)
異能詳細: 背中の膜翼から熱風を噴き出して短距離を滑空可能。滑空中に発火した毛皮を纏って突撃し、対象に火傷を負わせる。着地時には爆風を起こすこともある。
食性: 雑食(主に火山性果実や小型動物)
生態と特徴
ゲイヘナ火山に生息する大型の四肢獣。ゴリラのような隆起した筋肉と力強い前肢を持ち、背中にはコウモリのような膜状の翼がついている。普段は火口付近の岩場に群れで暮らしており、火山の噴出時期になると活発化。火祭の際には祭祀の合図とされる咆哮を轟かせることもある。知能は高く、部族の間では「火山の使者」として一目置かれる存在。翼は飛行には向かないが、高所からの滑空突撃には驚異的な威力を発揮する。

ボルクーレン

別名:サハラ蹴弾鳥獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:衝弾創脚
異能詳細:
空中にサッカーボール状のエネルギー塊(約70cm径)を生成し、それを自らの強靭な脚力で蹴り飛ばして攻撃する能力。蹴られたエネルギー弾は衝撃波を伴って高速回転しながら飛翔し、命中時に「弾ける爆撃衝撃」を放つ。さらに、空中で跳ね返るたびに威力と速度が増加する特性を持つため、密林や峡谷などの閉所での戦闘では極めて危険。
食性:草食(地上の堅果・根・多肉植物などを主食とする)
生態と特徴
ボルクーレンは巨体を誇る飛べない鳥類。
ジャイアントモアやエピオルニスを思わせる骨太な体躯と、蹴りに特化した異様に発達した脚部を持つ。普段は温厚だが、縄張りに侵入した存在に対しては予備動作なしの高速エネルギー弾キックで応戦する。このエネルギー弾は足元から浮かび上がるように出現し、瞬時に加速されるため、視認から回避までの猶予がほぼ存在しない。

グラヴァーハ

別名: 灼殻六腕竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名: 熾核掌流
異能詳細:
周囲のサハラエネルギー(環境由来の熱・磁力・光圧を含む特殊エネルギー)を六本の腕から吸収・蓄積し、自身の鱗や腕甲を瞬時に硬化・強化できる異能。
吸収したエネルギーは打撃・砲撃・衝撃波として放出可能で、戦闘中に全身の構造が変化していく。戦えば戦うほど戦闘特化の装甲に進化していく性質を持つ。
食性:肉食(大型獣・鉱物生物などのエネルギー体も可)
生態と特徴:
全長12メートル超の二足歩行型ドラゴン。翼は存在せず、異常に発達した6本の逞しい腕で戦闘・移動・吸収行為を行う。頭部から背中にかけて発光する“導脈甲殻”が走り、そこから吸収エネルギーが循環する。接近戦では拳や掌から高温圧縮衝撃を叩き込み、遠距離では腕ごとに異なる放出機構で爆砕するような砲撃を行う。



大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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ドラグメルド

別名:サハラ焔甲喰竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 熔岩咆哮
異能詳細: 咆哮と同時に口内から超高熱のマグマ弾を発射し、周囲の地形を溶かしながら獲物を焼き尽くす。さらに甲羅が溶岩を一定時間蓄え、接触した敵を焼くことも可能。
食性: 肉食
生態と特徴
ゲイヘナ火山の溶岩帯に生息する、ワニの頭部とアルマジロのような甲羅を併せ持つ凶暴なエネミー。重厚な耐熱甲羅は灼熱のマグマにも耐え、内部には熱を蓄える特殊な器官を持つ。通常は地熱の高い岩場に潜伏しており、サハラパワーの噴出時に活性化する。

グランザスロス

別名: サハラ炎刃蜥王のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★★
異能名: 溶剣外骨
異能詳細: 背と腕に生えた無数の外骨格状の剣山が超高熱に熱せられ、接触した敵を焼き裂く。さらに、四本の腕を使って自らの外骨を引き抜き、投擲武器として射出することも可能。射出後は再生する。
食性: 肉食
生態と特徴
ゲイヘナ火山の熔岩地帯を縄張りとする、全身が刃のような外骨に覆われた大型肉食トカゲ型エネミー。ティラノサウルスに匹敵する体格を持ちながら、四本の腕を駆使した素早く精密な戦闘が可能。火山活動とともに活性化し、火祭期間中は周辺の生態系を一変させるほど暴れ回る。甲殻にはサハラオリハルコンの結晶が含まれており、狩猟対象としても極めて危険かつ貴重とされる。その雄叫びは火山の轟音すらかき消すと噂されている。

グルドナヴァル

別名: 灼岩竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 溶融同化
異能詳細:
高熱の溶岩を摂取・体内に取り込むことで、自身の外殻を強化・修復できる異能。体内に蓄えた溶岩エネルギーは、咆哮や打撃と共に熱波として放出され、周囲を焼き払う。溶岩内でも生存・高速移動が可能。
食性: 岩石・鉱物・金属(まれに有機物も捕食)
生態と特徴
体長22メートル超。黒曜石と火山岩を織り交ぜたような硬質な体表を持つ大型地棲ドラゴン。翼は退化・変質し、肘部と背面に張り出した岩鰭状の構造となっており、飛行はできないが溶岩中を“泳ぐ”際の推進器官として機能する。蠢く大地や火口近辺に棲み、地面を砕いて地熱を探りながら移動。噛み砕いた岩石から鉱成分を選別・吸収し、外殻の模様や突起が変化することもある。

バルムグロア

別名: 焔穿虫のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 焔穿道
異能詳細: 地中を這い進みながら体内で可燃性の揮発ガスを生成し、尾の先端や口から高温の火炎流を放つ。火炎は一度地表に触れると延焼し、逃げ道を封じるように周囲を燃やす。さらに熱で砂や岩を融解させ、火口のような罠を作り出す。
食性: 腐肉・地中生物・炭素質鉱物
生態と特徴:
バルムグロアは巨大な地中棲の火属性ワーム型エネミーで、黒褐色の外皮に赤い発光線が縦に走る。頭部には鋸のような顎と熱感知器官を持ち、振動と熱で獲物を察知。地中を高速で掘り進み、敵の足元から突然出現する戦法を得意とする。体表の発光は温度の上昇と共に強くなり、最も強力な火炎を放つ前には体全体が燃え上がるように赤熱する。過去には地下の可燃ガス層に引火し、フィールドの一角を焼失させた記録もあり、「燃え尽きた谷」を生んだ存在ともされる。火に強い相手でも、炎で融解した地形による戦術的拘束が脅威となる恐るべき捕食者。

グラシュロク

別名: 錬成竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★★★
異能名: 錬成熱線
異能詳細:
捕食した鉱物や岩石を体内で融合・再構築し、高熱のエネルギー波として放つ。異なる素材を組み合わせることで多様な効果の熱線を生み出す。
食性: 岩石・鉱物・金属類
生態と特徴:
全長約30mの超重量級四足歩行ドラゴン。下顎は二つに大きく割れ、強力な咀嚼力で岩を挟み砕くことに特化。戦闘時には甲殻と骨を巻き込むように丸まり、巨大な岩石のような姿に変化。この形態で転がりながら地形を破壊し、衝突後に熱線を放つ戦法を得意とする。表皮は超硬質化し、並の物理攻撃では傷一つ付かない。洞窟や鉱脈の多い山岳地帯に生息。生まれてから数百年は岩盤しか食べず、ある段階で熱線能力が発現するとされる。捕食が偏ると熱線の性質も極端化し、全身が溶岩化・磁化・結晶化する個体も確認されている。

植物

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火炎菊(かえんぎく)

別名: サハラ火口縁の燃える花
サハラ式危険度:★★★
異能名:自発光燃焼(セルフイグナイト)
異能詳細: 花弁の先端がわずかに熱を帯び、夜間に赤橙色の炎のような光を放つ。触れると熱感を感じるが燃え尽きることはない。
生態と特徴
火山の縁に自生する多年草。夜の闇に赤い光を灯し、来訪者を誘導すると言われる。燃焼による肥沃化を促進するとも伝えられ、祭礼に使われる。

フレイムキャロット

異能名:熱根
異能詳細: 根部に熱を生み出す特殊細胞を持ち、周囲の土壌温度を上昇させる。これにより寒冷地でも成長が促進され、根はじんわりと温かく燃えるような色彩を持つ。
生態と特徴
火山周辺の肥沃な土壌に育つ多年草。根は鮮やかな赤橙色で、表面が燃えるように光り輝く。食用とされ、独特の温熱感と甘みがあり、焼肉の添え物や薬膳に用いられる。冷え性の改善にも効果があるとされる。

バンザリクマ

異能名:爆裂種子起爆
異能詳細: 成熟した種子が強烈な化学反応を引き起こし、自動的に爆発を起こす。爆発は半径数メートルの範囲に火炎と破片を撒き散らし、敵対生物を排除する。
生態と特徴
高さは50cmほどの草本。葉は濃い緑色で、種子は通常のゴマに似るが外皮が厚く硬い。乾燥した砂漠地帯に点在し、種子の爆発は主に捕食者や踏みつけられた際に誘発される。
爆発後は短期間で再生し、繁殖力は非常に高い。遊牧民はこの植物を危険視し、踏み込まないよう注意している。

ヒカリマゼダゴケ

サハラ式危険度: ★
異能名: 霊光同化
異能詳細: 周囲の熱やエネルギーを吸収し、微弱な光として放出する。これにより夜間でも微かに発光し、特定のエネミーとの共生に寄与する。接触者の疲労を僅かに緩和する効果もある。
食性: 光合成/エネルギー吸収型
生態と特徴
ゲイヘナ火山のような極限環境に生育する特殊な苔類。非常に乾燥と高熱に強く、主に高温の岩肌やエネミーの背中などに寄生する形で群生。色は緑がかった銀で、風に揺れるたび淡い光を放つ。地元では薬草としても使われており、微量の疲労回復効果が知られている。

ゴーランジイタケ

サハラ式危険度: ★★
異能名: 熱転酵
異能詳細: 体内で高温環境下でも腐敗せず、自身の構造を強化する“熱発酵”を行う。その過程で独自の香気を発し、特定の肉食エネミーを引き寄せる。
食性: 腐植食(主にマグマや硫化鉱物を養分源とする)
生態と特徴
ゴーラギドランの背中などに発生する、鮮やかな赤紫色の奇怪なキノコ。歪な形状と高熱にも耐える構造を持ち、マグマから立ち上る蒸気とエネミーの熱気を養分にする。地元では高級な火山珍味とされ、強烈な香りと独特の粘り気が特徴。熟成させることで薬用にも転用されるが、未処理だと幻覚作用があるとも言われる。

ガラスの海の動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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バルスティレナ

別名:サハラ弾銀魚のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名: 銀閃弾射(ぎんせんだんしゃ)
異能詳細: 尾ヒレ付近の特殊な骨格構造を弾発機構として用い、自らの鱗を高速射出することができる。撃ち出される鱗は銀の弾丸のように鋭利で、命中すれば切断・貫通を伴う。
食性: 雑食(主に微細なガラス虫・浮遊藻類)
生態と特徴
バルスティレナは、ガラスの海に群れを成して泳ぐイワシに似た小型エネミー。全長は30cm程度だが、全身が金属光沢のある銀鱗で覆われており、その一枚一枚が「弾丸」として機能する。驚異的な瞬発力で尾を捻り、ピストルのように鱗を発射する特異な生態を持つ。
警戒心が非常に強く、接近する敵影に対して集団で鱗弾を放ち威嚇・牽制を行う。特にガラスの海の反射環境と相まって、弾道が極めて見えづらいのが厄介。
食用としては微妙だが、その鱗は細工用素材やスリング弾として一部地域で重宝されており、専門の漁師によって危険を冒して採取されている。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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ディアグラマール

別名: サハラ貫穿魚皇のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: ガラス穿孔機構(グラスドリル)
異能詳細: 頭部のドリル状角が超高速で回転し、ガラスの海中を掘り進むように突進可能。回転中は摩擦熱でガラスを溶断しながら進み、敵に接触すれば内部から穿孔破壊を引き起こす。
食性: 肉食(主に硬質外殻を持つ生物を好む)
生態と特徴
ディアグラマールは、ガラスの海に棲息する巨大なカジキマグロ型エネミーで、その特徴的なドリル角は全長の三分の一を占める。ドリルは特殊な耐硝合金で構成されており、表面の螺旋には自己潤滑性の粘液が常に分泌されているため、ガラス片による抵抗を一切受けない。
泳ぎ方も直線的かつ突進的で、戦闘時は一度加速したのち、一気に敵を貫いて撃破する“穿突一閃”という行動が主。複数の個体が連携して巨大なガラス岩を穿ち、巣を形成することも確認されている。
角の素材は極めて希少で工芸品や武器の素材として高値で取引されているが、採取は極めて危険を伴う。生半可な装備では接近すら叶わない。


大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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ゼルグラナム

別名: サハラ削鋼海蛇のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 玻璃砕航
異能詳細: 頭部の平坦な超合金製装甲を前方に構えて突進し、ガラスの海を削るように泳ぐことで自在な進路を確保。進行時に生まれる鋭いガラス波で敵を切り刻むことも可能。
食性: 肉食(主に海中の硬殻生物)
生態と特徴
ゼルグラナムは「ガラスの海」の深部を悠然と泳ぐ巨大な海蛇型エネミー。全長は数十メートルに及び、超合金のような光沢を持つ平たい頭部は、まるで削岩機のように鋭く海を切り裂いて進む。口角部は異様に発達し、獲物を切断・粉砕する機能を併せ持つ。皮膚は極めて高密度な金属組織で構成され、ガラスの海の破片も通さない耐久力を誇る。まれに頭部にサハラ合金の結晶が付着しており、これを狙った狩猟団の被害が後を絶たない。

バラゼロス

別名: サハラ空裂鋼鯊のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 空流翔破
異能詳細: 背中のヒレと尾部のフィンが可変構造となっており、短時間ながら超音速で直線移動することが可能。移動中は周囲の空気・水流を切り裂き、鋭い真空波を発生させる。
食性: 肉食(主に高速で移動する魚類や飛翔性生物)
生態と特徴
バラゼロスは、まるで戦闘機のような流線型の鋼鉄ボディを持つ高速遊泳性の大型サメ型エネミー。ガラスの海やサハラの空中湖沼地帯にも適応し、滑空すら可能な特殊筋肉構造を持つ。両目はセンサーのように発達しており、数キロ先の熱源・水流の乱れを瞬時に把握できる。頭部はミサイルノーズのような先鋭構造で、突進時にはまるで戦闘機の突貫のような衝撃をもたらす。地元では「空から落ちるサメ」として語られ、輸送隊や採掘者の天敵として知られる。軍事転用も検討されたが、あまりの凶暴性から制御不能とされている。

セラヴィリオ

別名: 玻璃弾墨魷のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 全触晶砲
異能詳細: 吸盤状の触手に取り込んだ微細なガラス片を圧縮・研磨し、あらゆる方向に超高速で連射する能力。弾道は鋭利かつ熱を帯びており、命中すれば装甲すら削る。弾薬となるガラス片はガラスの海から無限に得られる。
食性: 雑食(主に海中の甲殻類や小型エネミー、ガラス質鉱物)
生態と特徴
セラヴィリオは、潜水艦に酷似した鋼の外殻を持つ巨大なイカ型エネミー。全長は20m近く、ボディは層状に重なるガラス合金の装甲で覆われており、ガラスの海を抵抗なく潜航可能。10本の触手にはそれぞれ弾倉のような内部空間があり、常に海中のガラス粒子を吸収・濾過・加圧し、必要に応じて四方八方へと鋭利なガラス弾を放つ。戦闘時は回転しながら触手を開き、まるで水中に咲く“硝子の花”のように敵を蜂の巣にする。
地上に這い上がることも稀にあり、そのときはガラスの波を纏った砲台と化す。特にその撃ち出す“全触晶砲”は、戦車の装甲すらも貫く威力があるとされ、サハラ最凶の水陸両用兵器とも囁かれる。

ザルク=ヴィルグ

別名: 裂晶潜獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 斥磁結晶爆
異能詳細:
体内に蓄えた磁力エネルギーを特殊なガラス結晶片に通すことで、極短距離の強制反発爆発を引き起こす異能。一撃ごとに空間を歪ませるような衝撃波と共に周囲のガラスの地形を爆裂させ、敵を近づけさせない。同時に、自らの軌道制御や推進にも応用可能で、奇襲・回避に優れる。
食性: 肉食(大型水棲獣・機械生命体の残骸など)
生態と特徴
体長約20m。アノマロカリスを思わせる多関節の柔軟な胴体と八本の節足状の脚部を持ち、鋭利な前腕で獲物を切り裂く。全身に磁気を帯びた黒銀色の結晶装甲を纏っており、攻撃を受けるほどに磁力が蓄積されていく。ガラスの海の深層に棲みつく主のような存在であり、透明な地形と結晶を巧みに利用した透明迷彩・視界撹乱にも長ける。


地底空洞バショガードとアズリスの結晶洞窟の動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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クリスタルハンマー

別名:結晶槌虫のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名:結晶破砕
異能詳細: 体内の強力な筋肉と硬質の頭部を用いて、周囲の結晶を砕き砕片を体内に取り込み栄養源とする異能。砕いた結晶の破片を強烈な振動で飛ばし、敵への攻撃にも用いる。
食性: 鉱物食(結晶メイン)
生態と特徴
クリスタルハンマーは地底空洞バショガードのアズリス結晶洞窟に生息する大型ワーム型エネミー。体長は約2〜3メートルで、頭部はまるで巨大なハンマーのように硬質で丸みを帯びている。硬い結晶層を体で破砕しながら移動し、砕かれた結晶を摂取することで体内エネルギーを蓄える。攻撃時には頭部を強く振り下ろし、衝撃波とともに砕片を飛ばして敵を攻撃する。結晶を食べるため、結晶洞窟の環境保全には影響を与えるが、その生態は環境のバランスの一翼を担うとも言われている。ゆっくりとした動きだが、攻撃時の瞬発力は抜群で、攻撃範囲も広い。敵に対しては防御よりも強力な破壊を優先する。


小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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ザグロルバ

別名:サハラ電鋸鳥猿のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: ソウブレード
異能詳細: 腕や翼に備わる鋸歯状の器官を高速回転させ、切断や粉砕を自在に行う異能。攻撃対象の硬度に合わせて歯の回転速度を変え、最大限の切断力を発揮する。
食性: 肉食・腐食食
生態と特徴
ザグロルバは鋭い電鋸状の歯を持つカラスとゴリラが融合したような外見を持つ中型エネミー。主に森林や廃墟エリアに生息し、強靭な腕力と飛翔能力を兼ね備えている。
好奇心旺盛で獲物や物体を高速で切り裂くことを好む。電鋸の歯は肉だけでなく、木材や鉄骨も容易に切断可能で、その威力はエネミーの中でも群を抜く。
群れを成さず単独行動が多いが、戦闘時には威嚇と奇襲を駆使し、狩りの達人とされる。進化した知能により罠を仕掛けることもあるため、油断は禁物。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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ヴァギュラヴァガラ

別名:サハラ蚯蚓蝙蝠のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:デスボイス
異能詳細:殺人級電波を叫ぶ事で放つ。
食性:肉食
生態と特徴
暗闇で目が、自身の異能で耳が退化したエネミー。
大空洞への出入り口である洞窟で大規模な群れを形成する蚯蚓と蝙蝠が合わさったような見た目のエネミーであるヴァギュラヴァガラは、途轍も無い凶暴性を持っている。
自身により巨大な相手にも齧り付き、血を啜り倒す。
本能で動いており、殆ど蟻のような存在である。
噂によればどこかに女王がいるらしい。

バルマザグ

別名:サハラ煉蛇双皇のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:双灼呪息
異能詳細:
双頭のうち一方は高熱の火炎ブレスを、もう一方は可燃性の猛毒ガスを吐き出す異能。
毒ガスは揮発性の液状毒を霧状に散布する形で放たれ、もう一方の頭の火炎によって即座に周囲を爆発炎上させる。ガス自体にも神経麻痺・視覚妨害効果があるため、炎が届く前に感覚を奪われることも多い。また、体表からも熱を帯びた蒸気毒素を漏出させることで、接近戦を困難にする。
食性:肉食(小動物〜大型獣、獲物を炙り焼きで食す)
生態と特徴
バルマザグは全長12mを超える大型蛇で、片側がガラガラヘビ、もう片側がコブラのフードを持つ双頭。胴体は漆黒の鱗に覆われており、わずかに発火性の油膜状の分泌液をまとう。尻尾にはガラガラ状の熱震器官があり、振ることで超高周波の警告音を発する。これは、近くの可燃性ガスと共鳴して自然発火を誘発する危険も孕む。双頭は独立思考型で、片方が獲物を誘導し、もう片方が狙撃する連携戦法を好む。動きは非常に素早く、岩壁を這い上がり、獲物の逃走経路を読み切って焼き討ちする狡猾さを持つ。

グラキュバス

別名:裂槌虫獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:断界装甲
異能詳細:体表の装甲を局所的に瞬間強化し、空間に“硬さ”を発生させることで一時的に物理的な干渉を無効化する。加えて、硬質空間を殴打の圧力で“断ち割る”ことで、空間の破断による余波を爆発的に拡散。物理と空間干渉を融合した圧倒的な重破壊力を持つ。
食性:腐肉食・鉱物吸収性
生態と特徴
カンブロパキコーペの特徴を極限まで進化させた硬質生物。巨大なハンマー状の前肢を持ち、頭部には凶悪に発達したクレストとセンサー状の棘を複数備える。甲殻は金属質に近い成分で、通常の兵器では傷すら付けられない。全四足歩行生物で、岩盤地帯や鉱脈帯を好む。振動と磁場の変化を感じ取り、地中深くに眠る鉱石や死骸を食料源として掘り起こす。サハラ地帯における鉱業活動やトンネル構造に大きな脅威となっており、出現時は現地集落が避難命令を出すことも。


大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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ドロマクルス

別名:サハラ結晶蟹王のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 偽殻変生
異能詳細: 周囲の岩石や結晶を体表に吸収・融合させ、外殻の色・質感・形状を自在に擬態変化させる能力。完全に停止すれば、外見からは岩や鉱石の一部としか判別できない。
食性: 雑食(鉱石・苔類・小型動物)
生態と特徴
ドロマクルスは、地底空洞バショガードおよびアズリスの結晶洞窟に広く棲息する巨大な甲殻類エネミー。全長は5〜7mにも及び、その重厚な岩殻には様々な結晶や鉱物が混じり、まるで洞窟の地形の一部のように見える。
極端に動かず、長期間同じ場所で休眠することで苔や結晶が殻に付着・成長し、時間をかけて完璧な擬態が完成する。一見無害に見えるが、近づく者を巨大な鋏で一瞬にして砕く獰猛さを持ち、特に鉱石を採掘しようとする者には素早く反応する傾向がある。この性質から、“動く採掘罠”とも呼ばれ、鉱夫や探索者の間では最大級の注意対象とされている。なお、脱皮した殻は高純度の鉱物として利用価値が高く、換金目的で狩猟に挑む者も後を絶たない。

グロームゼル

別名: 水晶爆腕獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 砕晶飛拳
異能詳細:
腕部を構成する巨大な水晶塊を爆発的な圧縮気流で射出し、ロケットパンチのように飛ばす異能。着弾時には水晶が拡散破砕し、周囲に鋭利な飛晶をばら撒く。飛ばした腕は時間差で地面を這って自動回収され、再接続される。
食性: 鉱物食(特定の鉱石・結晶体を吸収)
生態と特徴
二足歩行の人型をしており、両腕が体躯の半分以上を占める水晶の塊で構成されている。体全体が半透明の結晶で構成され、内部に電気が走るような光が断続的にきらめく。普段は地中深くで休眠しており、振動や磁力の変化に反応して地上に現れる。ロケットパンチは長距離・一点突破型の破壊手段であり、要塞級の殻を持つ生物にも致命的な傷を与えることが可能。ただし、発射後は一時的に無防備状態となるため、周囲の水晶片でバリアを形成し、カバーする戦術をとる。

ギルザマルク

別名: 灼獄角竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 焔角冶獄
異能詳細:
灼熱の溶岩を自在に操り、地下のマグマを引き上げて戦場を灼熱地獄に変える。特に角のねじれに沿って生まれる熱渦は、巻き込まれた対象の装甲や地形ごと融解・沈降させる「螺熱降熔陣」として恐れられる。また、自身の角にマグマを纏わせ、灼刃の突進を行うことも可能。
食性: 雑食(地中鉱石/死肉/高熱に焼かれた有機物を好む)
生態と特徴
体長28メートル、赤黒い鱗と金属質のねじれ角を持つ巨大竜。かつては山岳部に棲息していたが、気候反転により砂漠の地底に潜むマグマ源に適応し、現在は乾いた地に溶岩の流れを引き込む存在となった。砂漠の地表に巨大な噴気孔と地割れを生み出しながら浮上するさまは、まさに「灼熱の悪魔竜」。角の根元にある熱器官は地熱を読み取り、最適な噴出ポイントを探知できる。知性も高く、熱波や地殻のひび割れを“合図”のように使って他種を威圧・警告する行動も確認されている。

植物

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アーキグナス

異能名:時差樹皮
異能詳細: 樹皮の細胞が異常に遅い時間軸で活動しており、常に「1日前の状態」を保っている。外傷や切断をしても、翌日に元通りに戻る自己再生機能を持つ。
生態と特徴
サハラ砂漠の地下断層沿いにのみ確認される樹木。幹は黒曜石のように黒く硬く、夜間に微かに光を放つ。枝には葉がつかず、風を読むようにしなる。「時空の風見樹」とも呼ばれ、地質学者や物理学者が採取を禁じている。

エグメノトス

異能名:擬似神経胞子網
異能詳細: 地下に広がる菌糸を神経網のように活用し、自律的な思考・記憶・判断を行う。また、菌糸のネットワークを通じて他の個体と通信可能。歩行能力は菌糸の収縮とガス噴射で実現している。
生態と特徴
身長は60~80cm。胴体は小柄で、傘が大きく傘裏が複雑な迷路状。4本の太い菌糸状の脚を使い、夜間に砂漠を静かに徘徊する。
高度な知性を持ち、文字を模倣したり、石に図形を描いたりする習性が確認されている。ときおり人間に興味を示し、物々交換めいた行動をとることもある。
胞子には記憶断片が含まれ、他の個体がそれを吸収することで「知識の共有」が行われている。遊牧民の間では「語るキノコ」「歩く哲学者」と呼ばれ、恐れと敬意をもって扱われている。

ドロムフューネ

異能名:腐臭放散
異能詳細: 花や胞子袋から放たれる異様に強い腐敗臭は、嗅いだ生物の行動を一時的に鈍らせ、捕食者や侵入者を遠ざける。また、ごく微量であれば幻覚作用もある。
生態と特徴
地底の湿った岩壁や洞窟の底部に群生する肉厚の植物。灰褐色の苔のような外見をしており、中央に突き出た膨れた「悪臭花」が存在する。触れると臭気が一層強まる。
悪臭の成分は空気より重く、低地に溜まりやすいため、冒険者はこれの存在で地底の通風孔を見分けることもある。熟すと胞子袋が破裂し、粘液を飛び散らせる。

バトリオアシスの動植物

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中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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グラトシルク

別名:サハラ荒縄巨獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:縄結界
異能詳細:植物質の巨大な縄を自在に操り、敵の動きを拘束し攻撃に変える。
食性:肉食
生態と特徴
四肢が巨大な蔓で構成された植物型生物。背中からは巨大縄が生え、縄で敵を絡め捕り圧倒する。縄は体と直結しており攻撃防御両面で活用。

バルゴレア

別名:サハラ棘獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:棘炎放射
異能詳細:背中の棘から高熱の炎を放射し、広範囲を焼き払う。炎は砂に反応し爆発的に燃え広がる。
食性:肉食
生態と特徴
大きなトカゲに似た体躯を持ち、背中に硬質な炎を放つ棘を持つ。棘から噴出する炎は砂漠の砂をも焼き尽くす。迅速な動きと攻撃力で周囲の生物を威圧する。

ザグリドン

別名:サハラ鎌爪のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:鎌爪断空
異能詳細: 巨大な鎌状の前脚で空気を切り裂くように振るい、敵に大ダメージを与える。空中の砂塵も巻き込み視界を奪う。
食性:肉食
生態と特徴
四足歩行の巨大獣で、前脚が鎌のように鋭く変異している。強力な脚力で高速移動し、攻撃は一撃必殺。視界を奪う砂煙を利用し敵を翻弄する。

フリクサル

別名:サハラ嵐旋のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:旋風巻き起こし
異能詳細:前脚から砂嵐を巻き起こし、敵の視界と呼吸を阻害する異能。砂嵐は敵の動きを鈍らせる効果がある。
食性:雑食
生態と特徴
獣の姿をしているが砂を巻き上げる能力に長ける。群れで行動し、砂嵐を起こして敵の戦力を削ぐ。比較的温厚だが、攻撃時は激しい。

バルグリオン

別名:サハラ蹴撃王のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:超硬強蹴
異能詳細:後脚の筋肉と関節が異常に発達し、蹴りの衝撃波を地面に伝え広範囲に衝撃を与えることができる。蹴りは壁や岩をも砕く威力を持つ。
食性:肉食寄り雑食
生態と特徴
体長は人間ほどの大きさで、甲虫に似た硬い外骨格を持つ。強力な後脚で蹴りを繰り出し、縄張り争いや敵の撃退に使う。素早い動きで接近戦を得意とし、跳躍力も高い。群れを作らず単独行動が多いが、必要に応じて仲間を呼び寄せることもある。

バトルオーザ

別名:サハラ爆拳王のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:爆裂拳撃
異能詳細:拳で殴りつけた対象の内部エネルギーを急激に膨張・爆発させる異能。直接殴られた物体や生物は爆発し破壊される。
食性:肉食
生態と特徴
バトリオアシスの覇者で、巨大かつ筋骨隆々の四足歩行獣。拳は巨大な岩のように硬く、殴打する度に衝撃波が周囲に轟く。縄状の植物を背負い、縄の力を利用して敵を絡め取ることも可能。気性は荒く単独行動を好むが、縄張り争いには圧倒的な強さを誇る。

グルザング

別名: 鉄牙爆獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 憤気強襲
異能詳細:
怒りを燃料に全身の筋肉密度と反応速度を爆発的に上昇させる異能。戦闘中にダメージや挑発を受けるほど、戦闘力が加速度的に強化されていく。極限状態では、地面を踏み砕いて瞬間加速する突進技「獣神爆衝」を放つ。短時間だけ全身が赤熱し、装甲を溶かすほどの熱量を放出する「焔気解放」状態へ移行可能。
食性: 雑食(主に肉・地中の根菜)
生態と特徴
肩幅が広く、前脚が異常に発達した四足獣。豚の巨体に狼の筋肉構造と牙を備える。鼻は鋭く、匂いで怒りの気配を察知できるという特異な感覚を持つ。縄張り意識が非常に強く、テリトリー内での小動物の死や物音にも即座に反応。

植物

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煙毒蘭

サハラ式危険度:★★★★
異能名:毒煙拡散
異能詳細: 花粉や蒸散液に強力な毒性を持つ煙を含み、接触した者に中毒症状を引き起こす。
生態と特徴
煙の濃い森林に隠れて生息。触れることは非常に危険で、伝承では呪いの象徴とされる。里の住民は厳重に管理し、誤って混入しないよう注意が払われる。

リジェナリス

別名: 癒しの蔓花
異能名: 治癒の滴
異能詳細: 蔓の先端から分泌される蜜の一滴には強力な治癒効果があり、触れた生物の傷を瞬時に再生させる。蜜は空気中の微粒子と結合し、周囲に治癒の霧を発生させることも可能。
生態と特徴
バトリオアシスの巨大な植物群の中に絡みつくように生息し、長い蔓と鮮やかな青緑色の花を持つ。蜜は生物の傷を癒す特性があり、周囲の生物にとって重要な回復資源となっている。蔓は非常に丈夫で、オアシスの植物の縄張り形成にも一役買っている。

大砂海とブルマギとヴォル=ドラの連砂環とデラート低窪の動植物

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小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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サロムザール

別名: サハラ群影蛇のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 群体感応閃撃
異能詳細: 群れ全体が一つの意識で繋がっており、どれか一体が標的を発見すれば、群全体が同時に正確に行動する。頭部の角から高圧の電撃を発し、対象を麻痺させることが可能。
食性: 肉食
生態と特徴
サロムザールは、海蛇に酷似した細長い体を持つ一つ目・一角の生物で、海や塩湖、砂海沿岸部などに群れで現れる。最大で数十体が同調し、まるで一匹の巨大な存在であるかのように完璧な連携を見せる。

ザリュギオン

別名: サハラ砂喰鱗迅獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 砂潮突破
異能詳細: 砂地を水のように流体化し、泳ぐように高速移動できる異能。移動時は体表の鱗が逆立ち、推進力と斬撃力を同時に発生させる。突進による一撃は並の防具を貫通する威力を持つ。
食性: 肉食
生態と特徴
ザリュギオンは、流線型の魚のような胴体に、ラプトルの脚と前肢を備えた奇怪な捕食者。鱗は砂を巻き上げる特殊な形状で、砂中を滑るように移動する。視力は低いが、周囲の微細な振動を敏感に察知し、砂の中から跳ね上がるようにして獲物に飛びかかる。咬合力と脚の鉤爪による攻撃を得意とし、奇襲に特化した生態を持つ。主に大砂海の境界部や、風下にたまった砂の堆積域に潜んでおり、移動する隊商や動物の気配を感じると集団で襲いかかる場合もある。

サルフスグライ

別名: サハラ砂飛魚のエネミー
サハラ式危険度: ★
異能名: 砂翔泳
異能詳細: 砂の粒子を磁気のように操作し、水中のような浮力と推進力を生み出して砂中・砂上を高速で跳ねるように移動できる。滑空も可能。
食性: 雑食(主に砂中の昆虫、小動物、ミネラル結晶)
生態と特徴
乾いた砂丘地帯を水のように泳ぎ、滑空して移動することで知られる中型エネミー。体長は約1メートルほどで、鱗は反射光を帯び、砂嵐の中で見失いやすい。群れで行動することが多く、危険を察知すると一斉に跳躍して逃げる。
主に大砂海、ブルマギ周辺で確認されており、地元民には「飛砂の群れ」として知られる。希に背鰭の一部が美しい鉱石化している個体が存在し、装飾品や薬品の素材にされることも。

アドラ=サルフス

別名: サハラ翔帝魚のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 砂界爆翔
異能詳細: 自らを中心に「浮遊砂界」と呼ばれるフィールドを展開。内部では砂の重力を自在に操り、超加速の突撃や砂嵐による目眩ましを可能とする。尾びれの振動で局地的な竜巻を起こす能力も持つ。
食性: 肉食(エネミー・人間問わず襲う)
生態と特徴
体長8メートル超、金属光沢を帯びた巨大トビウオ型エネミー。大砂海の「砂雷谷」と呼ばれる深部で目撃される。背鰭は3枚に分かれ、それぞれが羽ばたくように動くことで滑空距離と方向性を自在に変化させる。
戦闘時は猛烈な速度で飛翔・突進を繰り返し、砂煙と衝撃波で敵を翻弄する。腹部の発光器官は攻撃と連動して明滅し、視覚妨害も兼ねている。
非常に攻撃的であり、群れを率いて襲来することもある。討伐報酬には高価な「サルフス晶殻」や「翔界鱗」が含まれ、ハンターたちにとっては命がけのターゲット。

ザルヴァキス

別名:サハラ砂裂竜魚のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名:砂噛み
異能詳細: 口の硬い顎で砂岩を砕きながら移動し、敵に噛みついた際には小規模の砂嵐を巻き起こす。
食性: 肉食
生態と特徴
砂粒に擬態した鱗を持ち、砂中を高速で泳ぐ。ラプトル大の俊敏な動きで小動物や敵の隙を突く。攻撃的だが単独行動が多い。

ヴァルシェラ

別名:サハラ鋭刃魚竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★
異能名:砂刃
異能詳細: 鋭利な背鰭と尾鰭を高速で振り回し、砂を切り裂き攻撃する。
食性: 雑食
生態と特徴
砂上を滑るように泳ぎ、群れで行動。背中の刃は獲物の捕獲や防御に役立つ。

ドレザルク

別名:サハラ砂漠凶魚のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名:砂噴
異能詳細: 砂を口から強力に噴き出し、敵の視界を遮断しつつ突進攻撃を行う。
食性: 肉食
生態と特徴
屈強な体躯を持ち、縄張り意識が強い。大砂海の浅瀬に多く生息。単独または小群で狩りを行う。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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ドグリネス

別名: サハラ吸襲蛸蛭のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 多口捕縛吸収
異能詳細: 無数の吸盤に備わる微細な口器で対象に取り付き、体液・エネルギーを吸収。対象が動けば動くほど吸収効率が増す構造を持つ。分裂的再生能力もあり、切断されても一定時間内なら再構築可能。
食性: 捕食性(血液・体液・軟組織)
生態と特徴
ドグリネスはヒルのようなぬめり気のある体表と、タコに似た八本以上の長い触腕を持つ奇怪な軟体種。触腕には吸盤がびっしりと並び、それぞれの吸盤は独自の「口」を持つ。水場や湿地帯、地下水脈付近を好み、視覚を使わずに熱や振動を感知することで対象を察知する。単体でも脅威だが、一定の周期で発情・分裂・集団形成するため、複数で出現すると極めて危険。皮膚からは粘液を放出して滑りやすい地形を生み出すこともある。

ドロムアングラ

別名: サハラ深淵灯蛙のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 同位感応頭群
異能詳細: 複数の頭部がそれぞれ異なる方向に感知能力を持ち、視覚・音波・熱感知・フェロモン追跡を同時に行う。群れの中で個体同士が感覚を共有することもあるため、一匹見かけたら群れが背後にいる可能性が高い。
食性: 肉食(小型~中型の生物を捕食。死肉も可)
生態と特徴
ドロムアングラは、大砂海やその地下に点在する湿った地底洞や風の通らぬ谷間に潜む大型両生類型エネミー。最大の特徴は、丸太のような胴体から枝分かれする複数のアンコウ型頭部で、それぞれの頭の先端には発光器がついている。その光は視認用というより獲物の注意を引くための擬似フェロモン光であり、近づいた生物を長い舌で捕らえる。体表はぬめりのある岩状皮膚で、外敵からの物理攻撃にも強い。跳躍力も高く、湿った地面や緩い傾斜から不意に飛び出し奇襲性を持つ。鳴き声は非常に低く、地鳴りのように聞こえる。これを「深鳴き」と呼び、地下の危険信号とされている。高温にもある程度耐性があるが、乾燥が苦手なため基本的には暗所や地中に棲む。繁殖期には100匹以上が一斉に地表に現れることがあり、それを「ドロムの夜」と呼び、地元民は外に出るのを避けるという。

ソル=ナルガ

別名: 砂翔角獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名: 砂針突進
異能詳細:
頭部のらせん状の角を高速回転させながら突進し、硬化した砂や敵の防御を貫通する。
また、背びれ状の翼を滑空用のフィンとして展開し、砂嵐の上を滑るように飛行することができる。角の回転は砂粒との摩擦で静電気を帯び、攻撃時に電撃を発することもある。
食性: 肉食(小型の砂棲生物や昆虫類)
生態と特徴
魚類に近い流線型の体に、イッカクのような長く捻れた一本角を持つ。砂の海を泳ぐ・滑空するハイブリッドな機動力を持ち、砂漠を渡る旅人にとっては予測不能な脅威。背面にはトビウオのような薄く広がる膜翼があり、強風に乗って数百メートルの跳躍滑空が可能。単独で行動するが、発情期には角の音を響かせて交信し、複数体が渦のように飛び交う「砂翔の群れ」が目撃される。

ネレオ=ディグマ

別名: 双脳電獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 電磁震脈
異能詳細:
両頭の神経共鳴を利用し、体内の発電器官から強力な電磁パルスを発生させる異能。
このパルスは精密機械の無力化、神経系への攪乱、水中での広範囲スタンを目的とし、瞬時に戦局を覆す。一時的に磁場を歪ませて電子機器や羅針盤の撹乱も行う。
食性: 肉食(水棲爬虫類・大型魚類・漂流機械の残骸など)
生態と特徴
プレシオサウルスに似た細長い身体に双頭を持つ異形の水棲捕食者。
ヒレには鉤爪が発達しており、短時間であれば砂浜や岩場を這うように移動可能。
この「地を這う水竜」としての異常な姿が伝承や神話に登場し、陸と海の境界を脅かす怪異とされる。二つの頭脳は常に異なる方向を監視しており、非常に高い索敵能力と反応速度を誇る。電磁パルスを撃った直後は頭部が瞬間的に放電光を帯びる。

サンドリオン

別名: 砂水竜のエネミー
サハラ式危険度:
異能名: 毒砂噴射
異能詳細:
熱く灼けた砂を口から噴き出し、数秒後に瞬時に固まって鋭利な毒性ガラスへと変化。これに触れた敵は激しい毒と切創を受ける。
食性: 微生物および砂中の有機物
生態と特徴:
砂の海に生息し、手足は退化し翼のようなヒレで砂を巧みに泳ぐ。膨らんだ腹は体内の砂を蓄え、攻撃時に噴出する砂を熱する特殊器官を持つ。砂漠の過酷な環境に適応し、獲物や敵を巧みに罠にかける。

大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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ゼファログ

別名: サハラ砂幻光竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: ミラージュフィールド
異能詳細: 自身の発光器官と透明な外皮によって周囲に蜃気楼を発生させ、敵や獲物の視覚・熱感知を欺く能力。砂漠地帯ではその能力が強化され、実体すら曖昧に見える。
食性: 肉食
生態と特徴
ゼファログは、大砂海からブルマギにかけて出現する中型のモササウルス型エネミー。シュモクザメのように左右に広がった頭部が特徴で、そこには高感度の感覚器官が備わっており、地中を走る微細な振動や熱源を検知することができる。その身体は水晶のように半透明で、日中は砂と空気の反射によって完全に見失うことすらある。体内に発光器官を複数持ち、夜間は幻想的な光を発しながら移動し、「流砂の星」とも呼ばれる。攻撃性は中程度だが、接近戦では鋭い顎と尾の一撃で獲物を切り裂く。移動は砂中を滑るように進み、泳ぐように砂をかき分ける独特の運動を見せる。デラート低窪では稀に巨大個体が出現することがある。

ギャンザマギル

別名: サハラ砂翼大鮪竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 爆泳突翔
異能詳細: 背ビレ状の推進器官から圧縮空気と熱砂を噴射し、音速近くで砂中を突進。その際、体表の鱗が高熱化して対象を焼き貫く。短距離だが反応速度を超える突撃を可能とする。
食性: 肉食(大型エネミー・死肉・地中生物)
生態と特徴
ギャンザマギルは、大砂海の深部を主な縄張りとする巨大生物で、ドラゴンのような四肢と翼を持ちつつ、全体は大型マグロを思わせる流線型のボディをしている。その巨大な尾びれと特殊筋肉により、他の生物を遥かに凌駕する瞬発力を持つ。その行動は獰猛かつ俊敏で、気配を察知すると一瞬で地表に飛び出し、獲物を粉砕する突進を仕掛ける。翼は砂を切り裂くブレード状で、滑空や回転攻撃も行う。口元にはノコギリ状の鋭い歯が並び、全身が「狩る」ために特化した設計となっている。特にガラスの海との境界部に生息する個体は、鱗がクリスタル化し光を乱反射させるため、視認が困難。サハラのハンターたちの間では「赤き稲妻」として恐れられている。

ヴェル=ファラトス

別名:サハラ翔鰭竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:重力帆走
異能詳細:
巨大な翼膜(マンタ状)に「重力反転膜」を発生させ、重力を自在に操って空中を滑空・急上昇・滞空する。この能力により、砂海や嵐の上空を帆船のように漂うことが可能。
食性:浮遊性プランクトンや小型の生物を吸収
生態と特徴
体長30メートルを超えるマンタ状の超大型竜。優雅に滑空する姿から「空飛ぶ絨毯」や「雲喰いの幻獣」とも呼ばれる。砂嵐や上昇気流を利用して、何日も地面に降りずに生きる。攻撃手段は、口腔内の音響反響器官による超振動波と、尻尾の先端から発生する重力撹乱フィールド。周囲の小型飛行生物を空中で粉砕しながら吸収する。




ネヴィライスの動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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モウリュウ

別名:毛牛竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名:豪鼻鼓動
異能詳細: 肥大した鼻腔を震わせて強力な鼓動波を発生させ、地面を震わせたり敵の感覚を乱すことができる。
食性: 草食
生態と特徴
全身が濃密な毛に覆われた牛のような大型生物。鼻が大きく肥大化しており、巨大な口は物を掴んだり引き裂くことができる。寒冷地や荒野の草原に生息し、ゆったりとした動きで群れを形成する。豪鼻鼓動を使い、群れのコミュニケーションや外敵への威嚇を行う温厚な生態を持つ。


小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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ドリュモグラ

別名:サハラ雪穴ラプトルのエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:凍土掘削
異能詳細: 凍った地面や雪を自在に掘り進み、地下からの寒気や敵を感知する能力。
食性: 肉食
生態と特徴
雪に覆われた極寒地帯に生息する小型のラプトル型掘削生物。強靭な前脚と鋭い爪で雪と氷を掘り進み、地下に巣穴を形成する。寒冷環境に適応し、雪下の小動物や氷結した生物を捕食する。敏捷かつ隠密性に優れ、敵に察知されにくい。

ガラブトイノシシ

別名:牙王猪のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:破岩咆哮
異能詳細: 巨大な牙で地面や岩を砕き、その咆哮は敵の防御を崩す衝撃波を放つ。
食性: 雑食
生態と特徴
強靭な体躯と巨大な牙を持つ猪型エネミー。硬い甲羅のような皮膚を持ち、荒野や森林で群れを成して活動する。牙は敵を突き刺すだけでなく、地面を掘り返し餌を探すのに使う。咆哮で敵を威嚇し、群れでの連携攻撃を得意とする。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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ダクトリクス

別名:サハラ氷原疾風のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名:風切り爪
異能詳細: 強力な前脚の爪を風のような速度で振るい、空気の流れを切り裂くことで鋭い風刃を発生させる。
食性: 草食
生態と特徴
ダチョウに似た体型だが、四足歩行のナックルウォークで移動する。氷雪に覆われたネヴィライスの広大な平原を高速で駆け抜ける。長い首と強靭な脚を持ち、極寒の環境に耐える厚い羽毛に覆われている。群れで生活し、風切り爪を使った防衛行動が特徴的。俊敏かつ力強い動きで、捕食者から逃げ延びる術に長ける。

ブラン=ザイラ

別名: 氷雷咆竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★★
異能名: 凍雷奔晶
異能詳細: 氷と雷を融合させたエレメンタル爆撃を大気中に展開する
食性: 肉食(冷気に耐えうる大型動物を主に捕食)
生態と特徴
雪と砂が混じる極寒地帯に潜み、地表の下で静かに待ち伏せる中型ワイバーン。全長約9メートル。姿はライガー(ライオン+トラ)のように筋肉質で、背中から左右に展開する結晶化した氷翼を持つ。翼は空を飛ぶためではなく、大気中の水分と静電気を集束させるためのエレメンタル機関として機能している。毛皮は雪と砂を模した灰白色に変化し、周囲に完全に溶け込む擬態能力を持つ。地中から一瞬で飛び出し、異能によって周囲に“氷と雷の嵐”を発生させる。氷結によって動きを封じ、雷によって対象の神経系を焼き切る。広範囲攻撃を得意とし、単体というよりは天候兵器のように扱われる。


大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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ザグラ=ドン

別名:サハラ荒咬熊獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:連撃猛掌
異能詳細: 六本の腕を同時に振るい、あらゆる角度から連続攻撃を加える。力を溜めると地面を裂く衝撃波を放つことも可能。
食性: 雑食(特に大型肉食)
生態と特徴
ティラノサウルスに匹敵する巨体を誇る、多腕の熊型エネミー。異常に発達した前肢を3対持ち、筋肉の塊のような姿で山岳地帯や氷原地帯を闊歩する。腕の長さや可動域も異様に広く、真正面からの戦闘は極めて危険。
高い知能と縄張り意識を持ち、自身の領域に入った者には容赦なく襲いかかる。特に交配期の個体は凶暴性が跳ね上がるとされる。
その毛皮は極寒にも耐えうる特性を持ち、一部の遊牧民が高値で取引する。

ギラルグロス

別名:極響竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:零響核
異能詳細:体内で生成した極低温の液体窒素を吐き出し、対象を瞬時に凍結。さらに喉の共鳴器官から発する収束音波で凍結部位を粉砕・共鳴破壊するコンボ性の高い攻撃を行う。
食性:肉食性。主に大型獣や飛行生物を狙うが、金属生命や冷却反応を起こす鉱物にも関心を示す。
生態と特徴漆黒と白銀のまだら模様をもつワイバーン型飛行生物。頭部には水棲獣のような流線型の装甲があり、飛行時は空気抵抗を最小限に抑える。背中には共鳴ヒレが複数対あり、飛行中や戦闘中に振動しながら鳴動する。3体前後の群れで連携狩りを行い、1体が音波で足止め、他が凍結と破砕を担当。狩りのたびに戦術を微調整する高い知性を持つ。

グレルヴァルク

別名:氷葬翼狼のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★★
異能名: 血凍連鎖
異能詳細: 吸収した血液を媒介に、外気と連動した極低温エネルギーを生成・蓄積する。一定量に達すると翼の蛇腹剣から氷波を放出し、周囲の生物と構造物を凍結させる。吸血の際に相手の体温や生体リズムを読み取り、次回の遭遇時にはそれに適応した氷撃を選択して攻撃する。
食性: 吸血・肉食性。血液と脂肪を優先して摂取する。狩りで得た獲物は凍結させ、積雪下に埋めて貯蔵する。
生態と特徴
氷の砂漠に単独で生息し、50km規模の縄張りを形成する。狼のような顔立ちと体型を持ち、白銀の長毛が密集する。寒冷地に特化した心肺構造を有し、極寒環境下でも活動を維持する。翼は蛇腹状の硬質刃となっており、展開時には氷刃として機能し、斬撃と同時に凍結を拡散させる。背中にはスピノサウルスのような大型背鰭を持ち、吸血量に応じて発光や振動を起こす。この器官は威圧効果を伴う視覚的武装でもある。繁殖期になると吸収した血液を凍結させて巣を築く。交信時には遠吠えを発するが、それを聞いた人間や動物は凍死すると言い伝えられている。

植物

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フロズミレア

特徴:
ガラスのように透明な花弁を持つ低木状植物。外気温が-20℃を下回った時にのみ開花するという特性がある。花弁は極度に硬く、風に乗る氷粒すら弾く構造。香りも色もないが、風の音を共鳴させる独特の「響花現象」を起こす。これにより雪嵐の中でも仲間の存在を知らせ合う遊牧民もいる。

カザネイグラ

特徴:
雪の下を這うように生えるツタ状植物。根から強力な冷気を吸い込み、内部に氷結した栄養核を形成する。その核は「極冷団子」とも呼ばれ、極限状態での栄養補給源となる。見た目は骨のように白く硬質な蔦で、風によってたわむと、まるで軋むような音を奏でる。

サリフローナ

特徴:
かつて砂漠に生えていた耐熱性植物が突然の寒冷化に適応進化した種。葉は分厚く、表面は氷を弾く脂膜で覆われている。根は非常に深く、地下のわずかな地熱を吸い上げ、常に微かに発熱しているため、周囲の氷粒をわずかに融かし、自らの成長スペースを確保する。氷砂漠地帯の中で唯一「緑」を持つ植物。


雷鳴山の動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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バルドクス

別名:雷穿鳥のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:震雷ドリル
異能詳細:
嘴の先端が高速で回転し、岩盤・金属・肉体を問わず貫通することが可能。
回転時には振動波を伴い、音波衝撃によって周囲の聴覚と神経を麻痺させる。
飛行中にも回転を維持でき、雷鳴山の岩肌を垂直に穿ち移動する能力を持つ。
食性:雑食(主に鉱石由来のミネラル・小型生物)
生態と特徴
雷鳴山の中腹から上層部に生息する中型鳥類型エネミー。
翼と尾羽が鋭角で、飛行姿はまるでドリルミサイルのよう。
嘴のドリルは金属質で、雷を吸収することで回転速度が強化される。

小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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ライデンブルク

別名:雷剣腕竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★★
異能名:雷刃展開
異能詳細:
両腕が鋭利な雷エネルギーの剣となり、斬撃と同時に電撃を放つことができる。
剣の切っ先からは高電圧の雷光が走り、命中した対象に麻痺と焼損ダメージを与える。
さらに、剣を空中で振るうことで周囲に雷の刃を生み出し、防御や遠距離攻撃が可能。
食性:肉食
生態と特徴
雷鳴山の激しい雷雲の中で進化した生物で、全身は金属質の鱗で覆われている。
体高は約4メートル、筋肉質で俊敏な動きを持つ。両腕は生体エネルギーを変換して雷の剣を形成し、山中の強力な雷撃を吸収して自己強化することができる。戦闘時は腕を振るいながら雷鳴を轟かせ、敵を切り裂く豪快な攻撃スタイルを持つ。

プラグナクス

別名: 空裂咬翼竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 撃裂軌道
異能詳細:
空中を滑空中、翼膜の稼働で大気の圧縮と震動を操り、弾丸のような咆哮圧を放つ。この空震波は岩盤すら削る衝撃を持つ。
食性: 肉食(大型爬虫類・飛行生物・中型獣)
生態と特徴:
全長9m、翼開長は18mに達する。鋭利な嘴とバサルトのように硬質な翼骨を持つ。視覚が発達しており、10km先の動体を追尾可能。プテラノドンに似た体型ながら、胸筋と翼骨が異様に発達しており、短時間のホバリングや急停止も可能。滑空しながら一気に急降下し、獲物を嘴で撃ち砕く戦法を取る。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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ヴォルツィガル

別名:飛雷殻獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:突貫着雷
異能詳細:
自らの殻を高密度の帯電性金属で覆い、雷鳴山の自然放電を吸収・蓄積。
蓄電が最大に達すると高速回転と圧縮放電によって自らをミサイルのように射出**し、突撃した対象に雷撃と爆発を伴う衝撃を与える。
一撃離脱型の戦術を得意とする。
食性:雑食(鉱石、落雷で気絶した小型エネミー、電気を帯びた植物など)
生態と特徴
ヴォルツィガルは全長2.5〜3mの中型飛行獣で、流線型の金属殻と4枚の収納式飛行膜を持つ。飛行時は羽根を格納し、回転しながら空中を突き進む姿から「生きる雷弾」とも称される。殻は高い反射性を持ち、物理攻撃や雷撃の一部を弾くことができるが、逆に強い衝撃で殻に亀裂が入ると暴走状態に突入し、周囲に無差別雷撃を行う。雷鳴山では、集団で雷雲に飛び込む姿が目撃されており、それを「山の爆ぜる予兆」として恐れる者もいる。

ゼルクラヴァ

別名:サハラ磁蛇甲虫のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:磁軌双駆(じきそうく)
異能詳細:背中に生えたレール状の殻を磁力で加熱・圧縮し、強磁場で体を高速射出できる。頭部にあるクワガタ状の磁角で磁場を操り、地面や岩壁に「軌道」を生成することが可能。射出時は、電磁の余波で広範囲に痺れ効果を与える。
食性:肉食(電気を帯びた生命体を好む)
生態と特徴
クワガタのような大顎と、蛇のように長くしなやかな胴体を持つ。
体長は8m以上、動きは異常に素早く、山肌を滑走・射出して獲物を仕留める。
獲物に噛みついた後、強磁圧で体内の鉄分を瞬時に抽出し、殻の再充電を行うとされる。
雷を帯びた環境下でしか活動しないため、雷鳴山以外ではほとんど見られない。

大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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ゼグランザーク

別名:轟雷双尾竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:雷角形質変容
異能詳細:
頭部にある双角は、気圧・磁場・感情に応じて瞬時に形状・性質を変化させる。
攻撃時は長槍のように鋭利に伸長し、広範囲へ雷撃を放つ「閃槍形態」、防御時は盾のように広がる「雷甲形態」など、用途に応じて自在に変形。
また、放電を蓄えることで空中で加速・ホバリングを可能にする。
食性:肉食(主に山中の中型エネミー、雷光に誘われた飛行獣など)
生態と特徴
ゼグランザークは、雷鳴山の中腹から上層にかけて生息する高等ワイバーン種で、全長は約24mに達する。
最大の特徴は二対の尾であり、一方は雷撃を放つ導電性の鞭尾、もう一方は磁気を操作することで飛翔軌道を操作したり、獲物の金属装備を無力化する。
雷光に包まれたその姿は、しばしば「空の神罰」として畏れられ、山を訪れる者はまずこのワイバーンの怒りに触れぬように行動を制限される。
巣は帯電した鉱石と雷結晶で作られており、雷撃を帯びた卵を温め続けているという。

デンカリウム

別名:電角雷犀のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:雷刃角
異能詳細:
鼻から後頭部へと湾曲する巨大な角を媒体に、空中から雷エネルギーを凝集して“刃状の雷”を生成する能力。
雷刃は物理的な斬撃の他に、切断箇所から内部に放電を流す二次攻撃性能を持ち、鎧や外殻を貫通して内部構造を焼き切る。
怒り状態では両角が展開し、雷の翼のような形状となる。
食性:鉱物食(雷鉱・雷苔・帯電した岩石)
生態と特徴
雷鳴山の稲光の中で生まれ、角そのものが雷を蓄える蓄電器官になっている大型獣。
体長約6メートル。背中には避雷針のような突起と発電器官を持ち、稲妻が落ちるたびにエネルギーを吸収し、角へと蓄積している。
通常時は岩場に身を潜め採食に徹するが、一定以上の電圧を蓄えると角が帯電状態となり、敵に警告するように雷を弾けさせる。
戦闘時には怒涛の突進と雷刃を用いた回転斬撃を行い、雷の結界を張って相手の接近を拒む。

ライトスティール

別名:雷鳴竜鰭のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:電撃鰭閃
異能詳細:
鰭(ひれ)に蓄えた電気を放出し、水中と空中で雷撃波を繰り出す。
高速で突進しながら電撃の波動を放ち、敵を麻痺させるほか、水中では雷の電流で獲物を感電させる。
また、背鰭が発光し雷雲と同調して体表の金属質鱗を帯電・硬化させることができる。
食性:肉食
生態と特徴
雷鳴山の周囲の高高度湖沼や雷雲に形成された水域に棲息する巨大なドラゴン型魚類。
全長約15メートル、流線型の体に金属光沢を放つ鱗を持つ。
頭部はカジキマグロのように尖り、鋭利な嘴を持ち、空中滑翔も可能。
雷鳴山の激しい雷撃を利用し、狩りの際には電撃を放ちながら獲物を仕留める。
水中から雷雲を貫く高速突進は圧巻で、雷鳴山の自然環境に完全適応している。


植物

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白辛草

サハラ式危険度:★★
異能名:辛味強化
異能詳細: 葉や茎に含まれる辛味成分が非常に強く、少量でも舌に刺激を与える。これにより食欲を増進させる効果がある。
生態と特徴
山麓の乾燥地帯に自生する多年草。白い葉が特徴で、焼肉の付け合わせや薬草に利用されるが、過剰摂取は胃腸を刺激しすぎるため注意が必要。

ギンカイダツ

サハラ式危険度:★
異能名:雷誘導繊維
異能詳細:葉と茎に特殊な導電性繊維を持ち、空中の電気を吸収・地面に流すことで、自らを雷撃から守る。
周囲に発生する電圧を察知すると、自動で葉が展開し雷を引きつける。
生態と特徴
雷鳴山の中腹〜山頂付近に自生する丈の低い多葉植物。
雷を吸収することで急速に成長する特性を持ち、まるで生きた避雷針のような役割を果たしている。
この植物の密集地帯は比較的雷が落ちにくく、安全地帯として登山者に重宝されている。
葉は銀白色の鱗状で、雷を受けた直後は青白く発光することもある。


ドヴォロヴーバの動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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メルグナ

別名:苔眠魚のエネミー
サハラ式危険度:★
異能名:息音遮断
異能詳細:水中や空気中の微細な音振動を吸収し、周囲の音を“消す”。群れで行動すると、周囲の音が完全に失われる異常静寂が発生する。
食性:プランクトンや水苔
生態と特徴
メルグナは体長30cmほどの平たい魚で、光沢のある半透明の体を持つ。苔の合間を泳ぐその姿は夢の中のように曖昧で、観察していると眠気を誘われる。

ピロロス

別名:霧舌鳥のエネミー
サハラ式危険度:★
異能名:水気摂取
異能詳細:空気中の水分を羽毛を通じて吸収・蓄積し、湿潤環境下で生存可能。水を帯びた舌で空中の霧を「なめ取る」ように捕食する。
食性:空気中の微生物、霧中の粒子成分
生態と特徴
首が長く、白い濃霧に溶け込むような銀灰色の羽毛を持つ鳥。飛べないが、苔の上を静かに歩く姿が見られる。舌は非常に長く、空中に浮かぶ水気を舐めとって栄養を摂取する。


小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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グラトゥズ

別名:沼歩木のエネミー
サハラ式危険度:★★
異能名:偽根繁殖
異能詳細:地面に触れた足の裏から、木の根のような構造を急速に生やして定着し、長時間静止していると巨大な「倒木」として完全に偽装される。
食性:雑食(昆虫・鳥類・落下した果実など)
生態と特徴
甲殻と繊維質の混じった硬い皮膚を持ち、倒れた木のような外見の巨大四足獣。体長6m。普段は完全に地面と融合するように静止し、動いた瞬間だけ獣の姿が現れる。苔の胞子を撒くように移動しながら休息地を広げる。

ガルパンクト

別名: 装甲奔竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 螺盾転甲
異能詳細:
全身を覆う硬質鱗を高速回転させることで、自身を“螺旋装甲弾”のように変化させる異能。これにより敵への突撃時に装甲を貫通し、同時に攻撃を弾く。鱗は着脱可能で、撒き散らすことで地形に罠を形成する。
食性: 雑食(昆虫、小型獣、果実、鉱物)
生態と特徴
ガルパンクトは体長4~5メートル、四肢に鋭い鉤爪を持ち、俊敏な動きと強靭な防御力を両立した中型捕食獣。体表はセンザンコウのような重厚な鱗に覆われており、敵からの攻撃を跳ね返す盾となるだけでなく、逆に攻撃に転じる武器でもある。群れを作らず単独で行動し、縄張り意識が強い。巣を作る際は体を丸めて自らが障壁となり、卵や幼体を守る姿が確認されている。



中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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モガルンム

別名:夢苔獣のエネミー
サハラ式危険度:★★
異能名:苔命核
異能詳細:全身を覆う苔が独自の代謝系を持ち、生物本体の細胞を急速に再生する役割を果たす。たとえ致命的な損傷を受けても、数分で元に戻ることすらある。苔部分を少し分け与えることで、他生物の傷を癒すことも可能。
食性:草食(主に湿地の微細な植物や浮遊藻類)
生態と特徴
モガルンムは、牛のような温厚な性質を持ちながら、アンキロサウルスに似た重厚な装甲と尾を有する巨体の生物。体長は6〜8mほど。皮膚の上には「ホクシアンモス」と呼ばれる特異な苔が広がり、この苔こそが再生の鍵である。戦うことはほぼないが、群れを脅かす存在には尾を振るって威嚇・防衛を行う。彼らの歩く跡には柔らかく温かな苔が残されるため、「歩く癒し」とも呼ばれている。

ザグラム・ヴェネス

別名:サハラ夢喰い毒節のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:静音捕食
異能詳細:獲物の気配や発する音、さらには心拍のリズムまでも察知し、苔の下から無音で急襲する。
噛みついた瞬間に強烈な幻覚毒を注入し、対象を夢のような意識に閉じ込めたまま捕食を開始する。幻覚下の獲物は自ら逃げようとしないため、「幸せに喰われる」とも言われる。
食性:肉食(主に哺乳類・人間などを好む)
生態と特徴
体長4〜6メートル。多脚の胴体に蠍のような湾曲した毒針尾を持ち、鋏状の前脚で獲物を拘束する。全身は苔の色に擬態しており、地面と一体化して見分けがつかない。
瞼のない十数個の複眼が頭部周辺に並び、わずかな空気の動きすら捉える。
苔と共生関係にあるとされ、その吐息や排泄物が苔を肥やしているという報告もある。

グラギュラン

別名:咬光竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:蒼煌咬
異能詳細: 咬みついた対象に、内部から青白く発光するエネルギーを注ぎ込み、組織を焼き切るように崩壊させる能力。発光は敵を威嚇するほか、一定時間で爆ぜる高熱波を伴い、範囲攻撃にもなる。
食性:大型爬虫類・飛行生物・魚類
生態と特徴
グラギュランは、カミツキガメに酷似した巨大な頭部と鋭い牙を持つワイバーン種。全身は青みがかった金属光沢の鱗に覆われ、特に首や胸部は内部の光源に反応して、薄く脈打つように発光する。大きな翼は飛行のほか、地上での滑空突進にも使われる。主に高地の湖や渓谷付近に生息し、獲物を空中から襲い、咬みつきと同時に「蒼煌咬」で焼き尽くす戦法を取る。強靭な顎と頑丈な甲羅頭を活かした突進は岩をも砕き、正面からの攻撃は通りにくい。

大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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植物

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エアリスプラム

異能名:胞子翼展開
異能詳細: 大型の胞子が羽のように広がり、風を捕らえて空中に浮遊・滑空が可能。風向きに合わせて移動し、拡散範囲を広げることで生存域を拡大する。
生態と特徴
直径30cmほどの大柄なキノコ。傘は薄く透ける淡紫色で、縁には羽状の胞子がびっしりと並ぶ。昼は砂漠の熱風に乗り、夜は冷気に浮かぶ。胞子の拡散は数kmに及び、他の植物の種子散布に貢献するとも言われる。風に乗って移動するため、定住地はなく群生地は流動的。非常に軽いため地面に落ちると砂に埋もれやすいが、次の風でまた飛び立つ。


リナ=メルの鏡池の動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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マルチニクス

別名:冷鮮喰のエネミー
サハラ式危険度:★
異能名:鮮度維持
異能詳細:
体内に微弱な時間凍結膜を持ち、自身および触れた対象の鮮度・状態を保持する異能。
死後も細胞の腐敗や熱変化を極端に遅らせるため、「いつまでもとれたての味」が保たれる。この異能は、対象に「鮮度の印」を一時的に付与することも可能。
食性:雑食(水生昆虫、小魚、水草など)
生態と特徴
マルチニクスは、全長1メートル前後の半水棲性生物で、魚のような滑らかな鱗とカエル型の体躯を持つ。肌はほのかに冷たく、常に体表から微量の冷気を発しており、水を腐らせず清浄に保つ作用もある。この生物は非常に美味とされ、生でも安全に食べられることから「奇跡の食材」として高級料理や医療用途で取引される。
特に「活き締め直後の刺身」は強烈な冷旨味とねっとりとした舌触りを持ち、“生ける宝”とも評される。

小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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フレアグンド

別名:燐光顎魚のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:燐環照射
異能詳細:襟巻き状の発光膜を展開し、周囲の光や熱を収束・増幅し、レーザー状の熱線として放つ。また、発光のパターンは群れ間の通信手段にもなっており、暗闇でも隊列を乱さずに狩りを行える。
食性:肉食(中型~大型の獣や水棲生物)
生態と特徴
フレアグンドは、ラプトルの俊敏性とアリゲーターガーの強靭な顎と鱗を併せ持つ、全長約4~6メートルの細長いハンター。最大の特徴は、首元にある巨大な襟巻き状の発光器官で、これを使って威嚇、意思伝達、狙撃の三役をこなす。襟巻きは発光時に「花」のように広がり、敵に心理的な威圧をかけると同時に、収束したレーザーを一気に照射する。レーザーは一体ずつでも十分な威力を持つが、群れでタイミングを合わせて斉射することで、鉄すら貫通する熱線網を展開する。生息域では群れによる音のない集団狩りが確認されており、静かに囲い込み、襟巻きが一斉に発光した瞬間に標的が焼き落ちる。

ヴェリガナス

別名:滑空針尾竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:尾針毒撃
異能詳細:空中滑空中に、尾の毒針から対象の神経を麻痺させる毒液を射出することが可能。毒は接触すると皮膚からも吸収され、視覚と聴覚に強烈な混乱をもたらす。
食性:雑食(果実、小型動物、鉱石苔など)
生態と特徴
ヴェリガナスは、体長約6m、翼幅10m以上の滑空型両生爬虫類。頭部と前半身はマンタに似た翼状のひれを持ち、背中には厚いうろこ、腹部には柔らかい皮膜が広がる。後半身はオオイグアナのように筋肉質で鱗が固く、尾の先には鋭利な毒針を備えている。主に高所の断崖や浮遊岩地帯、湿った樹海の上空に生息し、滑空しながら食料を探す。毒針は滑空中に素早く振り下ろすか、空中で放射する散弾状の毒液として使用する。この毒液には幻覚作用があり、ヴェリガナスが群れで獲物を翻弄するのに適している。性格は警戒心が強いが、縄張り意識も強く、侵入者には即座に毒針で迎撃してくる。

オルピネグロス

別名:深渦獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:流転視界
異能詳細:五つの眼球がそれぞれ異なる波長と位相の視界を捉えることで、物質の内部構造や熱、空気の流れまでも認識可能。これにより完全な死角の排除と、獲物の行動予測が可能になる。
食性:雑食性(主に甲殻類、小型哺乳類、地中根)
生態と特徴オパビニア由来の五眼と吻腕(ふんわん)を持つ異形の獣。身体は流線型で、滑らかな鱗に覆われており、狼に似た四足の俊敏な脚を備える。吻腕は高い柔軟性と吸着力を持ち、木の実を採取したり小動物を引き寄せたりと器用。夜行性で、群れは作らず単独行動。洞穴や崖下を好む。嗅覚と視覚の融合による探索能力は非常に高く、探索獣や斥候的ポジションでの使役も想定される。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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ザグラニエール

別名:奈落喰らいのエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:咀魂連鎖
異能詳細:
多数の頭部が独立した意思と視覚を持ち、対象の記憶や感情を食らうように吸収する異能。
咀嚼中の頭が他の頭に記憶の断片を流し込み、「学習型連携捕食」を成立させる。
食性:雑食(特に精神波の強い個体を好む)
生態と特徴
ザグラニエールは、体長15m前後、体幅は1m以上に及ぶ異形の巨大鰻。最大の特徴は、常に5~9本存在する首と頭部。これらの頭はすべて独立して動き、主脳(本体奥部)とは神経光で結ばれているとされる。それぞれの頭部は獲物に噛みつくだけでなく、感情、記憶、意識の残滓を吸収して他の頭と共有。そのため、次第に標的の行動パターンを模倣・先読みするようになり、逃走・反撃はほぼ不可能。体表はぬめりを帯びた黒灰色で、雷光や音波を吸収する性質を持ち、探知も困難。地底の深水域や、光も音も届かぬ忘却湖や冥海に生息するという。

大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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デュオレグラス

別名:鏡雷獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:反射共鳴
異能詳細:
水面の鏡像を媒介に電気を「反響」させる異能。自身の放電をリナ=メルの鏡面で反射・増幅・方向転換させることで、見えていない角度からでも放電攻撃を可能にする。反射の角度は自在。
食性:肉食(魚類・水鳥・大型両生類など)
生態と特徴首が異様に長く、発光する背鰭が一直線に水面から突き出ている大型両生類のような姿をした「雷の鰐獣」。常に湖底に潜み、発光器官で誘導した獲物を水面へと引き寄せたのち、鏡面を媒介にした放電で仕留める。その放電は視認しづらく、まるで「空から雷が落ちてきた」ように錯覚させるため、旅人の間では“池の神罰”とも言われる。長い首を鞭のように使って水面に「撥条状の電場」を生み出し、同時に鏡面反射を利用して二重三重に電撃が襲うという変則的な戦法をとる。

グラザンビオ

別名:音渦魚帝のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:残響操声
異能詳細:声帯と鰓の間にある特殊な共鳴膜を振動させて、音波を鏡面や水面で多重反射・圧縮させる異能。その残響は実体化するほどの破壊力を持ち、精神や聴覚にも深刻なダメージを与える。
食性:肉食(電気生物・両生類・水棲哺乳類)
生態と特徴
グラザンビオは、半透明のクラゲと古代魚が融合したような体躯を持つ大型水棲獣。巨大な尾ヒレと、水面に浮かぶ鐘状の頭部が特徴。常に低音を震わせながら泳ぎ、湖全体を共鳴空間へと変質させる。この「音のドーム」に入った獲物は逃げ場を失い、反響の渦に巻き込まれながら感覚と方向感覚を奪われる。グラザンビオとデュオレグラスは、湖の領域を分けており、交差する瞬間は互いの異能が激突する雷音の嵐が起きるという。このとき発生する共鳴放電嵐は、リナ=メルの鏡池の水面を一時的に「割る」こともあり、地元では“鏡の怒り”と恐れられている。

植物

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ヴァリルの裂け目の動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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ユラ=ルフェリオ

別名:サハラ浮き霊のエネミー
サハラ式危険度:★
異能名:恒浮胞
異能詳細:
体内に保持する特殊な浮遊核によって、重力の影響をほとんど受けず、一切の浮力変化なしに常時宙に浮かび続ける。風の影響も受けにくく、空中を滑るように移動する。
食性:微生物・空中浮遊粒子
生態と特徴
半透明で直径2メートルほどのクラゲ型生物。ヴァリルの裂け目の上空を終日漂い続ける。色彩は淡い乳白と青を帯び、夕方や明け方にはその群れが空に浮かぶ幻想的な景色が見られる。刺胞は持たず、攻撃性もほぼ皆無。
ただし、浮遊中の触手が稀に静電気反応を引き起こすことがあり、電子機器や磁器生命体には微弱な干渉を起こすことがある。その儚さと安定した浮遊力から、古来「天の眠り子」とも呼ばれ、夢の使いとして信仰の対象になることもある。

ヴルザーク

別名:屍風鷲のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名: 腐肉導風
異能詳細: 腐敗毒素を含んだ風を操り、広範囲に死臭と感染性微粒子を拡散。神経を鈍らせ、腐食作用を持つ風で獲物を弱らせる。
食性: 腐肉食
生態と特徴 全長2.5m、翼を広げると5m以上の猛禽型生物。羽毛のない頭部と鋭利な嘴を持ち、砂漠や荒野の上空を旋回して死の気配を探る。死肉に群がるだけでなく、異能で生きた獲物を無力化して屠る。羽ばたきにより腐臭の風を起こすことから「死を運ぶ鷲」として知られる。

小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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バルザンクリル

別名:サハラ裂け目砲手のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:爆殻砲撃
異能詳細:
右腕の甲殻を高密度ブラスターへ変形させ、砂と水分を圧縮した爆裂弾を発射。着弾時に衝撃波と高温蒸気を放ち、装甲や外殻を内部から破壊する。水場では威力が増す。
食性:雑食
生態と特徴
全長2.3メートルのヒト型海老生物。片腕のブラスターを主武器とし、ヴァリルの裂け目の湿潤な地形を拠点とする。硬質な甲殻と機動力を活かし、岸壁や地下トンネルから奇襲を仕掛ける。環境に応じて砲撃の性質が変化し、水分の多い場所では射程・威力が増し、乾燥地では破片弾として拡散。背中の吸湿器官で水分を取り込み、体内の圧力変換器に供給する。戦闘では爆煙で視界を遮り撤退するなど、知性と戦術性も高い。

バクレンヴァルム

別名:爆鱗翼蛇のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:裂鱗爆
異能詳細:
飛行中、体表の鱗を高熱圧縮させて爆裂物化し、自由落下させる異能。鱗は一定時間後に自然再生し、連続して“空中爆撃”を行うことが可能。爆発規模は小規模だが広範囲かつ連発性が高い。
食性:肉食
生態と特徴
バクレンヴァルムは、ガラガラヘビの胴体とコブラの首元のフード状構造を持ち、大きなコウモリの翼で飛行する異形の飛行爬獣。体長は約3メートル。高空を滑空しながら、獲物の上空から爆裂性の鱗を雨のようにまき散らす戦法を用いる。翼は夜光反射性の膜を持ち、月光下ではほとんど視認できない。また、尾にはガラガラヘビのような警告音発生器官があり、飛翔時は金属音のような音を発する。巣は断崖や岩穴の高所に作られ、複数個体が同居する習性を持つ。火薬成分に似た物質を分泌するため、巣周辺の空気は常に乾いている。

セリグナス

別名:裂け目跳蟷のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:絲跳機構
異能詳細:
胸部から生えた第三の細腕で糸状の分泌物を射出し、周囲の岩壁や木々に瞬時に絡めて高速移動する。跳躍と引き寄せを組み合わせ、立体的な戦術機動(立体軌道)を可能とする。糸は数秒で硬化し、ワイヤーのように扱える。
食性:肉食
生態と特徴
カマキリに似たヒト型の生物。細長い鎌状の前肢と、背面に畳まれた糸腺付きの第三腕を持つ。ヴァリルの裂け目の高低差ある地形に完全適応しており、糸を駆使して獲物を撹乱、急襲する戦法を取る。糸は乾湿で性質が変化し、湿地帯では粘着性が増し、乾燥時は切断力を持つ。視覚と振動感知に優れ、狭所でも正確に飛び移る。生存本能が強く、無闇に戦闘はせず、優位と見れば即座に奇襲する。

中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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ガルヴァルド

別名:殻騎士のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:重殻変成
異能詳細:
通常時は巨大なカブトガニの姿をしているが、戦闘時には全身の外殻を高速変形させ、中世の騎士のような二足直立の重装甲形態へと変身する。この形態では前脚が大盾と剣に似た形状に変わり、俊敏さと防御力を兼ね備える。外殻は一度壊れても自動再生する特性を持つ。
食性:雑食
生態と特徴
ガルヴァルドは、体長約3メートル、通常時は扁平で地面を這うように移動する。乾湿問わず海辺や地下湖のような場所を好み、周囲の岩場に同化して休眠することが多い。危険を察知すると異能で変形し、二足で立ち上がり戦闘体勢に移行。騎士姿では知性が高まり、連携や威嚇行動を見せるようになる。硬質な外殻は衝撃にも熱にも強く、“動く要塞”とも呼ばれる。


グラヴァクス

別名: 刃節竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★★
異能名: 衝裂核鎚
異能詳細: 打撃と同時に対象の内部から爆裂させる
食性: 肉食(骨や甲殻を含む生物全般)
生態と特徴谷に棲む、地表・半地中両棲の捕食竜。全長約11メートル。
外見は黒紫色の外骨格に覆われ、節ごとに鋭い棘が並ぶ。頭部はシャコの複眼構造に近く、顔面中央から湾曲した刺顎が伸びる。翼は退化しており、背から伸びる4枚の硬質板が振動の方向を操るための共鳴板になっている。腕と脚は兼用の多関節構造で、両前肢には巨大な鎚節が備わっている。これを折り畳んで力をため、一撃で対象に衝撃と破裂を与える。尾は細長く、毒棘と鉤爪が複合した斬撃器官として機能。主に地面を這い、気配を消して近づき、跳躍と同時に鎚節で打ち砕く戦法をとる。獲物は接触と同時に破裂するため、抵抗する間もなく絶命する。乾いた土地を中心に縄張りを作り、鳴き声や足音を一切発しない。地面の凹みやひび割れが“予兆”とされるが、出会った時点で逃れる手段はない。

大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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ゼルファティクス

別名:毒針竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:針葬
異能詳細:
尾部と前肢の蹼(みずかき)に備わる無数の中空毒針を、瞬時に発射・再生できる異能。
毒は神経を強制的に遮断する特殊なもので、一瞬で対象の運動機能を奪う。生体によっては極めて危険。毒の性質は環境によって変化し、空気中に噴霧すれば麻痺霧、地面に打ち込めば毒脈拡散といった応用も可能。
食性:雑食
生態と特徴
嘴のような口、うねる胴体、厚い鱗に覆われている。
水辺や湿地帯を好み、沼地や地熱湖などに生息。移動は這行・泳ぎ・滑空など多様。戦闘時には尾の付け根や蹼の縁から数十本の毒針を一斉に射出し、敵を制圧する。性質上、複数体が巣を作って縄張りを形成することもあり、その区域は“死の水辺”と称される。普段は温厚で群れ意識が強く、侵入者にだけ徹底して牙をむく。

ヴァスグロア

別名:幽牙竜の柄ね
サハラ式危険度:★★★★★★
異能名:虚穿航路
異能詳細:空間の歪みを利用し、自身の身体ごと一時的に「亜空間」へと潜航・移動する能力。地形や障害を無視して接近・離脱でき、奇襲性能は極めて高い。再出現時は空間の乱れを伴い、局地的な重力崩壊を引き起こす。
食性:肉食。大型生物の心臓や脳を好む。狩りはもっぱら亜空間からの急襲による。
生態と特徴巨大な下顎牙が両前脚よりも長く伸び、着地時には地面に突き刺さるほど。牙は亜空間突入時に振動して波長を調律する“鍵”の役割を持ち、損壊すると異能が不安定化する。体表は暗紫色で、ところどころ星のような光点が浮かぶ。普段は地中や深い洞窟に潜み、獲物を探知すると異次元から現れる。



植物

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ガバノクラ

異能名:極苦液分泌
異能詳細: 葉と果実に極端な苦味成分と軽度の毒性を持つ汁を含んでおり、摂取すると胃痙攣と嘔吐を引き起こす。動物も近寄らない。
生態と特徴
湿った砂の中にひっそりと生える地味な低草。小さな実をつけるが、味見した者は必ず後悔するという。生き物にとって「毒入りの罠果実」として知られる。




硫涙山の動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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ドロマンダ

別名: 泥曳蛇鼻のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 嘗汚鼻
異能詳細: 鼻のように長く伸びた「第二の頭部」は、実際には蛇に酷似した独立行動可能な器官であり、腐敗泥や重金属を含む土壌を選別・吸収し、毒素や放射性物質のみを内部で濾し取って体外へ霧状に排出する。これにより、自身とその周囲の土地を“毒の沼地”へ変える。
食性: 特殊泥食(重金属・有機汚染物質含有の泥を摂取)
生態と特徴:全長15mに達する漠獣。乾いた外殻にひび割れた泥が固着しており、歩くだけでぬかるみが生まれる。性質は温和だが、鼻蛇が勝手に動いて敵を威嚇・攻撃することがある。群れをなすことはなく、硫涙山の腐敗地帯をゆっくり徘徊し続ける。

バクレント

別名: サハラ硫跳毒蝗のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名: 噴翅線のエネミー
異能詳細: 後脚の付け根と翅の内側に特殊な腺体を持ち、飛翔直前・着地時に猛毒性の揮発液を広範囲に噴射する。この毒霧は肺と皮膚を同時に侵すうえ、金属腐食作用もあるため防具を貫通する。繁殖期には特に毒性が増す。
食性: 草食(ただし、毒に耐性のある特殊植物のみを摂取)
生態と特徴:体長は5mを超え、翅を広げると牛近くに達する。飛翔力に優れ、跳躍時には地面に火薬のような衝撃を残す。集団性は薄いが、霧が濃くなる季節に数体が一斉に飛び立つ現象が報告されている。外骨格は黄緑~錆赤色で、部分的に結晶化しており、毒素を蓄える。


グランムルム

別名: 剥咬の戦蟲のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名: 咬晶再構
異能詳細: 巨大な鋏角(クワガタに似た大顎)であらゆる物質を“咬み砕き”、それを自らの甲殻に再構築する能力を持つ。硬度や毒性、熱耐性などを取り込んだ外骨格が即座に再生成されるため、戦闘中に性質が変化し続ける。
食性: 腐植食(有機腐敗物・鉱物成分含む)
生態と特徴:全長は3m前後で、前脚2対は鋏状に変形している。頭部はクワガタ型、腹部と機動性はアリに近く、高速で縦横無尽に移動可能。女王的個体を中心とした小規模な巣を形成し、腐敗地帯に無数の蟻道を張り巡らせる。特に金属鎧を装備した獲物に執着する傾向があり、打撃や斬撃を学習して甲殻の構成を即応させる知能を持つとされる。

ケスリマエビル

別名: サハラ沈渣喰いのエネミー
サハラ式危険度: ★
異能名: 微浄腸
異能詳細: 地表の薄い汚染層や腐食粉末を摂取・分解し、自身の体内で重金属・毒素・放射性粒子を不活性化した状態で排出する。直接的な戦闘能力はないが、群れで行動することで土地の毒素濃度を大幅に下げる。
食性: 完全腐毒食(泥・金属・死骸の汚染層)
生態と特徴:体長は40〜50cm程度で、足は太く短い。甲殻はやや透けた緑褐色で、泥の中に溶け込むように移動する。1群は数百匹単位。群れで静かに地面を這い、毒を食い尽くす姿は“沈黙の清掃団”と呼ばれる。

ドラシュレム

別名: 泥酵甲のエネミー
サハラ式危険度: ★★
異能名: 毒化腔
異能詳細: 腹部に巨大な毒素発酵腔を持ち、摂取した有機汚染物質を“毒性の低い液肥”へ変換して吐き出す。これにより、一部の腐地植物が育成可能な環境に変化する。
食性: 腐毒限定(腐食物・死体汚染部位・有機廃泥)
生態と特徴:体長1.5〜2m。硬質の青黒い甲殻を持ち、腹部が大きく膨らんでいる。動きは鈍重で、頭部を地面に押し当てながら歩く。複数匹で集団的に腐地を“耕す”習性がある。周囲には独特の甘酸っぱい臭気が漂う。

エビグロス・マージ

別名: サハラ泥喰王のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★(通常時)/★★★★★★★(過飽和時)
異能名: 毒胎溜(どくたいりゅう)
異能詳細: 巨大な腹部に蓄積した毒素を長期間保存可能。限界を超えると内部圧が異常上昇し、自壊的爆発によって周囲の毒素と共鳴・霧化させる。この現象は“毒胎崩壊”と呼ばれ、局地的な瘴気嵐を引き起こす。
食性: 重腐毒食(高濃度汚染泥・放射性沈殿物)
生態と特徴:全長3〜4m、体高2.5m以上。全身は岩のような甲殻に覆われており、眼は退化し感覚器官が触覚中心。1〜3匹で緩やかに移動し、腐地の深部を這いながら毒を集める。定住地周辺は一時的に浄化されるが、限界を迎えると“死に場所”を求めて動き出すとされる。

グリザク

別名: 酸拳獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 酸撃掌
異能詳細:
前肢の拳部に強力な腐食性酸を分泌し、打撃と同時に対象を溶かす異能。酸は打撃の衝撃で拡散し、装甲や肉体を内部から腐蝕させる。地形に酸を散布して移動阻害や煙幕のように使う戦術も確認されている。
食性: 雑食(生物・鉱物・腐敗物)
生態と特徴
体高2.5メートル、全長5メートルの屈強な爬虫類型。四足歩行ながら前脚の力が極端に発達しており、ナックルウォークでの移動と攻撃を兼ねる。緑黒色の厚い鱗に覆われ、耐酸性・耐衝撃性ともに高い。通常時は温厚だが、テリトリーに侵入すると酸を纏った連撃で徹底的に排除する。繁殖期には地中に酸性の巣穴を掘って暮らすため、その地域の地質汚染が進行することもある。知性は高く、単体でも罠を警戒・回避する学習能力を持つ。


小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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アングモルク

別名: サハラ硫霧の歩獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 腐咆(ふほう)
異能詳細: 咆哮とともに肺内の腐蝕性霧を放出する。この霧は強酸性で、金属や有機体を問わず分解する性質を持つ。生物は数秒で粘膜が侵され、呼吸困難・視力喪失を起こす。
食性: 雑食(特に腐肉・鉱物を好む)
生態と特徴:硫涙山において最も恐れられる巨獣の一つ。背中には腐食した甲殻のような外皮が層状に重なっており、霧に含まれる毒素を蓄積し、それを武器に転化する。視覚は退化しているが、振動と腐敗臭に極めて敏感。縄張り意識が強く、他の大型生物すら襲う。かつて捕獲しようとした部隊は全滅した記録がある。

クルオザルク

別名:サハラ墨尾竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:凝墨吐息
異能詳細:
口から高濃度の黒墨状物質を噴出する異能。この墨は空気に触れて2〜3秒で急激に硬化し、コンクリートに近い硬度を持つ。
食性:雑食(鉱物苔、腐植、有機物残滓、小動物など)
生態と特徴
クルオザルクは全長8m前後、体高は肩で約3mに達する恐竜型の大型生物。四肢は太く頑丈で、傾斜の多い汚染山地でも安定して移動できる。特徴的なのは剃刀のように鋭く湾曲した尾で、これはナノ粒子を含む金属質に近く、しばしば尾で岩肌や敵を切り裂く戦法を用いる。その体表は灰黒色の厚い皮膚で、表面には煤汚れや重金属粒子の蓄積が見られる。また硬化する墨を用いて、縄張りの出入口や寝床の補強など、半ば建築的な行動も観察されている。

グリザク・ラディエル

別名: 焼穿拳鬼のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 煉酸暴掌
異能詳細:
通常個体の酸撃掌を進化させ、高温・高密度の超腐食性液体を圧縮した拳を叩き込むことで、対象を一撃で溶断する。打撃と同時に爆散する“煉酸爆霧”は、半径10mにわたって鎧すら蒸発させる猛毒雲を形成し、数秒間で戦場の支配権を奪う。さらに、酸の熱反応で地表を加熱し、周囲の機動性を奪う「酸域支配」を行う。
食性: 完全肉食(骨・金属・内臓を優先して捕食)
生態と特徴
全長6.8メートル・体高3メートルを超える巨躯。かつて幾度も捕獲・討伐を試みられながら生還した“殺しを学んだ個体”**で、過去の戦闘経験により極めて狡猾。周囲の地形をあらかじめ崩壊させる、死角へ回り込むなど、戦術的に動く。全身の鱗には酸を吸収・再圧縮する微細な管が張り巡らされ、受けた攻撃のエネルギーを反応増幅に転用する自己強化型生態兵器と化している。遭遇時、複数個体が消失するか重傷を負う報告多数。


中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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グランバルム

別名:サハラ剛腕蛙猿のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:輝石生成
異能詳細:身体からサハラダイヤモンドを生成する
食性:肉食
生態と特徴
荒地に生息するカエルとゴリラを合わせたようなエネミー。
一匹で暮らしており、各地を放浪して広くて薄い縄張りを作る。
パンチ力に優れており、並の相手だったら一撃ノックアウトする。

ヴァイラドレイク

別名: 病腕大蛇のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:病疫操縦
異能詳細:
体内に潜むウイルス群を自在に操り、敵に感染させるほか、空間に放出して拡散・制御できる。ウイルスは対象の動きを鈍らせ、免疫を破壊し、強力な瘴気として周囲を覆うことも可能。
食性: 肉食(主に大型獣や生物群集)
生態と特徴:
全長約15メートル、2本の太くたくましいゴンブトの腕が体側から生えた巨大な蛇形生物。
腕は捕獲や攻撃に使い、鋭い爪と強靭な握力を誇る。胴体は鱗で覆われており、ウイルス媒介の粘液を分泌し体表に広げる。主に湿潤かつ暗い場所を好み、ウイルスの繁殖に最適な環境で活動。襲撃時は腕で敵を掴み、体から放出するウイルスで戦闘を優位に進める。

サンジューガン

別名: 千劫這虫のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名:集厄顕現
異能詳細:
過去にこの地で命を落とした者たちの「未練」や「痛み」を腕という形で顕現させ、それを増殖・伸長・拘束・打撃・再構成など自在に操る。這い回るたびに地面から追加の腕が生えて融合し、その数は常に変動する。触れた者に「他者の死に際の感覚」を錯覚させる副次効果を持つ。
食性: 雑食(主に有機体・骨・霊的残滓まで吸収)
生態と特徴:
全長15メートル以上の巨体ムカデ。身体中に人間の腕が数百本以上生えている異形の存在。これらの腕は個別に動き、「歩く地獄の絵図」と称される。知性を持ち、ゆっくりと執拗に獲物を追い、腕で囲んで捕らえた後にねじる、裂く、吸い取るといった行為で仕留める。また、その腕一本一本にはかつての生者の“声なき記憶”が宿っており、夜な夜な呻き声が響くとされる。


大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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ギガヴェノスカー

別名: サハラ爆咬甲帝のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★★★★
異能名: 裂怒躯芯
異能詳細: 極限まで発達した筋肉層を瞬間的に収縮させ、“破裂”に近い推進力で跳躍・突進・毒尾打撃を行う。さらに3つある頭部のうち1つが破壊されるたび、残る頭部が異常な速度で肥大化・強化される「激昂再生」が発動。最終的には全身が毒腺と筋繊維の塊と化し、周囲を毒霧と振動波で壊滅させる。
食性: 超肉食(主に大型腐敗獣・同種の死体も捕食)
生態と特徴:全長20mを超える硫涙山最強格の異獣。ティラノサウルスに酷似した上半身とサソリの下半身・尾を併せ持ち、3つの首にはそれぞれ独立した顎を持つ。外殻は黒鉄色に輝き、筋肉が外骨格を押し上げて“常に脈動している”ような異様な姿を成す。知性はないが執念深く、かつて生き残った者を執拗に追い回した記録がある。

ネクロヴァルド

別名:骸翔幽翼竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★☆
異能名:霊肉体
異能詳細:実体の無い霊的肉体を形成し、骨格に纏わせることで自由に動くことを可能にする異能。斬撃・衝撃などの物理攻撃は通りにくく、霊体の一部は空間をすり抜けるように攻撃へ転じる。破損した骨も霊肉体によって再構成され、実質的に不死身に近い。
食性:死肉食。戦場跡や死骸の多い地に惹かれるが、戦闘の匂いにも敏感で、生きた生物に襲いかかることもある。
生態と特徴全身が白く乾いた骨格のみで構成された、かつて飛竜だった存在。翼膜は無く、霊肉体によって滑空・浮遊する。目は空洞だが霊的光が揺らめいている。風を裂くような叫びとともに夜空を舞い、獲物に死を刻む幽霊のようなワイバーン。墓地や遺跡、瘴気の地に現れる。



植物

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ゾルバネッタ

サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 酸霧解放
異能詳細:
外的刺激を受けると、体内に蓄積した高濃度の揮発性塩酸を一斉に放出する異能。液体は瞬時に霧状化し、半径5メートル以内の有機物・金属を溶かす。
生態と特徴
汚染地域の断層付近や酸性雨の多い谷に根を下ろす中型植物。体高は約1メートル。半透明の袋状器官が複数あり、そこに塩酸を貯めている。見た目は紫色のクラゲのようで、風にゆらゆら揺れる。袋の一部に触れると爆ぜるように酸を噴出するため、不用意な接触は危険。

ビラゴーネ

サハラ式危険度:★
異能名: 苦芽分泌
異能詳細:
果実の内部に特有の苦味成分「キュリドニン」を蓄積する異能。この成分は摂取者の神経伝達を一時的に活性化し、集中力や五感を鋭敏にする副次効果がある。ただし大量摂取や空腹時の摂取で胃に負担をかけることがあり、個体差によっては軽い幻覚症状を引き起こす。
生態と特徴
乾燥汚染地帯の岩陰や崩れた建造物の隙間に群生する低木。果実は小ぶりな楕円形で、表面にざらついた茶紫色の斑点がある。熟すとやや柔らかくなり、内部は薄黄緑の繊維質。口に含むと強烈な苦味が広がるが、しばらく噛んでいるとほんのりと甘みが現れる。現地では「目覚めの実」として重宝されることもあり、狩猟民族や傭兵が好んで携行する。加熱や乾燥で苦味を軽減可能。


カルカノスの樹海砂漠の動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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ザルギラス

別名:サハラ切裂尾翼鳥のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:響刃衝律
異能詳細:
ノコギリ状の嘴と頭部による空中ノコギリ斬撃に加え、尻尾のガラガラ音で空気振動をコントロールし、刃音を衝撃波として増幅・伝達する能力。
敵の周囲に残響を留め、遅れて「見えない斬撃」が襲うこともある。
食性:肉食
生態と特徴
体長約2.5m、翼を広げると5mに達する猛禽類。頭部はノコギリザメのようなギザギザの歯を持った鋭利な口器で、獲物に突進しながら肉を裂く。尾部はガラガラヘビのような構造になっており、風を切るときに発する振動が共鳴し、空気を切り裂くような音波攻撃を発生させる。高高度から滑空し、獲物の頭上を音もなく通過した後、時間差で切断痕を残す戦法を得意とする。「空の音殺し」とも呼ばれ、上空を飛ぶだけで地上の動物たちが静まり返るとされる。


小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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ゴル=イグマロス

別名:サハラ亡骸蜥蜴のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:霊炎骨殻
異能詳細:
死体や骸骨を「骨装」として取り込み、装甲のようにまとえる能力を持つ。
さらにその骨格に“青白い鬼火”を宿し、熱を持たずに対象の精神・神経系を焼く。
霊炎は生命反応に反応し、動きに合わせて軌道を曲げることも可能。
食性:雑食(死肉・菌類・生物・火の中の微生物まで)
生態と特徴
巨大なイグアナ型のクリーチャーで、骨格を外殻のように纏った異様な姿をしている。
骨は自身のものだけでなく、倒した獲物の骨を取り込み、自身の外装として再構成する。
その体の隙間や眼窩からは、燃え盛る青白い鬼火が絶えず漏れており、暗闇の中ではまるで幽霊船のような存在感を放つ。


中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

+ ...

バギガ•ファルク

別名:閃鷹のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:閃光爆発
異能詳細:強烈な光を発生させる能力。
食性:肉食
生態と特徴
化石樹海に生息する捕食者。鷹型のエネミー。
鋼の羽毛を纏い、砂嵐に逃げ惑う者達を食らう。
強い縄張り意識を持ち、3体程度のチームを作って狩りをする。
社交性と知能は高い方であり、友好的なチームであればきちんと会話(ファルク科に見られる踊りによるコミュニケーション)が出来れば襲われることもない。
チームの中で、一体でも倒されれば残りもその土地から逃げ出していく。


大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

+ ...

ソルヴァクス

別名:砂影鴉翼のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:砂塵幽影
異能詳細:
体表の鱗粉と翼から放たれる微細な砂塵を操り、自身を透明に近い砂の幻影に変える。これにより敵の視覚や感覚を撹乱し、砂嵐の中でも完全に姿を隠しつつ高速飛行が可能。さらに砂塵を圧縮して刃のように硬化させて攻撃にも転用する。
食性:小型獣・砂漠の爬虫類
生態と特徴
フクロウのような鋭い顔立ちにワイバーンの逞しい四肢と長尾を持つ。翼は大きく幅広く、夜間の飛行に優れる。砂漠の夜にはその砂塵幽影の異能で姿を消し、獲物を静かに狙う。縄張り意識が強く、外敵には容赦ない攻撃を仕掛ける。

ダイロクサーグ

別名: 刃腕竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 粒断輪
異能詳細:
前腕の周囲に存在する微細粒子を、自身の体内磁場で高速回転させ刃状に凝集・展開する能力。ブレードは形状を変化させられ、曲線状・鋸状・一点集中型など状況に応じて制御できる。斬撃と同時に粒子が摩擦熱を発し、焼き切るような効果もある。
食性: 肉食性(中〜大型の獣や爬虫類を狩る)
生態と特徴:
大型二足歩行獣脚類。腕は太く、筋肉質で、回転粒子による刃を形成した状態では、見た目にも鮮烈な光の渦を帯びる。尻尾は硬質な鱗で覆われた大きなダイヤ型で、機動時や跳躍時の安定装置として機能するだけでなく、威嚇や攻撃にも使用される。戦闘開始時には「粒断輪」の形成に伴う風切り音が響くため、地元の人間は「風を裂く影」とも呼ぶ。

バルグロス

別名:黒耀咆竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★★
異能名: 黒炎雷鱗
異能詳細: 全身の金色の鱗に高濃度の静電エネルギーを帯びており、飛翔中に大気との摩擦で黒い雷火(黒炎)を発生させる。この黒炎は物質と接触した瞬間、対象の“熱伝導性”を逆転させて内部から焼き尽くす。飛びながら放たれる咆哮はこの黒炎を空中に拡散させ、樹海全域を一瞬で灼熱地獄に変える。
食性: 肉食(特に大型獣や他の飛竜を捕食)
生態と特徴
骨の樹海最上空を縄張りとする孤高の飛竜。全長15メートルを超える黒金のワイバーンで、骨の柱を伝って昇降し、空を支配する。視力が極めて高く、数十キロ先の獲物を空中から狙い撃つ。狩りの際は翼膜から黒炎雷鱗を散布し、下方の獲物を焼き払い、焦げた骨のみを樹海に撒き捨てる。骨の樹海の焼け焦げた塔骨は、すべてバルグロスが残した痕とされる。地上に降りることはほとんどないが、発情期には雌のために骨の塔を作り上げる習性がある。




植物

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ゴロード峰の動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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ファルネズミル

別名: 翼耳獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名: 風脈跳躍
異能詳細:
巨大な耳を羽ばたかせて滑空・飛翔する異能。耳の内側には風を捉える筋繊維と気嚢が備わり、上昇気流をつかんで急上昇や高速旋回が可能。さらに、空中で耳を「叩く」ことで圧縮された風塊を飛ばす衝撃波攻撃も行える。
食性: 雑食(果実・昆虫・小型動物)
生態と特徴
ディノニクスほどの体格を持つ二足歩行型の大型ネズミ獣。
耳の長さは体長の半分以上あり、広げると両翼のように展開する。尾は長く、飛行時のバランスを補助。崖や峡谷などの断崖地帯に多く生息し、音による位置感知能力も発達している。集団行動を好み、仲間と「風音」で連携を取る習性がある。

小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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アガガ・ビトルズ

別名:粉爆蟲のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:粉塵爆破
異能詳細:羽根を動かすと、可燃性の粉塵が枚散る。そして顎をかち鳴らすと火花が生じて爆発が起こる。
食性:肉食
生態と特徴
クワガタ型のエネミー。
岩山に生息し、夕方と夜に活発になる。強い縄張り意識を持ち、同族の雌であるアブブ・ビトルズ以外にとてつもない殺意と共に襲い掛かる。
その反面、子供は成長しきるまで見守る習性がある。

アブブ・ビトルズ

別名:対爆小金蟲のエネミー
サハラ式危険度:★★
異能名:爆発無効
異能詳細:特性のサハラパワーを纏った甲殻で爆発を無効化する。美しく丈夫なそれは防具として重宝される。
食性:雑食。
生態と特徴
コガネムシ型のエネミー。
岩山に生息し、昼と夕方に活発になる。アガガ・ビトルズに付き従う習性を持っており、アガガの縄張りで彷徨いている。
子供を成長しきるまで育てる性質があり、アガガが取ってきた肉と草を混ぜた特性肉団子を子供に分け与える。

ヴァルスパイア

別名: 鎧蹄駆獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 刃輪駆動
異能詳細:
脚部の関節から回転刃のような剣山車輪を展開し、地面を削りながら超高速で滑走できる異能。高速走行中は、巻き上げた砂や岩を刃で乱反射させ、敵の視界と体を切り裂く。さらに、踏みつけによる刺突衝撃を自在に操る。
食性: 雑食(草・低木の根・小動物)
生態と特徴
背は比較的低く幅広い。馬に似たフォルムだが、全身が鋼鉄のような黒銀色の外殻で覆われ、四肢の蹄には回転式の刃輪機構を内蔵。爆音と火花を撒き散らしながら走る様子は稲妻と称される。高い戦闘性を持ち、敵の群れに突撃しながら削り切る戦法を好む。速度と破壊力に特化した存在で、気性は非常に荒い。

バルサキュル

別名:針羽猛鳥のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:毒羽散葬
異能詳細: 尻尾や翼から伸びる針状の羽毛に猛毒を蓄え、空中で弾丸のように飛ばして攻撃する。羽は空気中で細かく分裂し、小さな毒塵となって周囲に拡散するため、防御が困難。毒は神経麻痺を伴い、数分で呼吸困難を引き起こす。
食性:小型哺乳類・爬虫類・腐肉
生態と特徴
ケレンケンをベースに進化した大型の猛禽型エネミー。全長約3.5m、尻尾だけで2m近くある。尾羽と翼の一部が硬質な毒針羽毛に変化しており、飛行中に精密な角度でそれらを射出できる。地上では尾を振り回して周囲を威嚇する姿も見られる。樹上や断崖に巣を作り、狩りは高所からの急降下による奇襲と毒羽の遠距離攻撃が主。特に森林や崖地帯での脅威度が高く、「空からの病」として恐れられている。巣に近づくと執拗に追跡してくる習性があるため、発見された場合は即時退避が推奨される。


中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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ヴァルクルゼイル

別名: 鷲王翼竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 四翼裂風
異能詳細:
二対四枚の翼を別々に操作することで、飛行速度と空中制動に異常な自在性を誇る。羽ばたきの波動で空気刃(かくうじん)を生み出す攻撃を行い、上昇気流やダウンバーストの発生も任意で操れる。
食性: 肉食(大型爬虫類、死肉、飛行生物など)
生態と特徴
全長12メートルを超える瘦身かつ骨ばった姿のワイバーン種。頭部はハゲタカのように禿げあがっており、強靭なクチバシと熱探知視覚を持つ複眼を備える。空中滞空性能に特化しており、上空から滑空→旋回→急降下→急上昇を繰り返し、低空に潜む獲物を突如かっさらう。死肉も好み、戦場の残骸や古戦場跡を回遊する姿が多く報告されている。

ガラントレイヴ

別名:爆駆騎獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:機走魂
異能詳細:蹄と脊椎の一部が金属化し、筋肉の動きに合わせて爆発的な推進力を発生させる異能。背部の硬質な毛並みは空気を整流し、風切り音すら残さず猛スピードで駆け抜ける。跳躍中に方向転換すら可能で、突進攻撃は岩をも砕く。
食性:雑食。地表の根や鉱物、時に小動物を捕食する。
生態と特徴馬に似た姿を持つが、後肢は異様に発達しており、腰骨はまるでサスペンションのように稼働する。鬣(たてがみ)は排気煙のように揺れ、走行中はまるでエンジンのような咆哮を上げる。荒野を巡る放浪生物で、地鳴りを聞いた者はすぐに道を譲るという。

ブリンプォッサ

別名:騎猿獣のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:知熱嚢
異能詳細:体内の気嚢で熱エネルギーを圧縮・制御し、瞬間的に道具や乗騎に熱力を伝える。ガラントレイヴに指示を送る際にもこの微細な熱信号を利用することで、騎乗操作を直感的に行う。
食性:果実や根、腐肉、昆虫を食べる雑食性。熱を溜めやすい高エネルギーのものを好む。
生態と特徴ブタのような丸い胴と鼻を持ち、サルのような長い腕と器用な指を持つ。ガラントレイヴの背にまたがり、高速移動を活かして狩りや探索を行う知能の高い種。人間の言語をまねる個体も存在する。重力感覚に優れ、ブレーキやターン操作もお手のもの。背中の「熱嚢ヒレ」が開いているときは興奮・加速状態にある。

大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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ダルガンホルン

別名:砕嶺闘角竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:闘気脈動
異能詳細:体内から噴き上がる闘気を肉体表面に纏うことで、一時的に筋力・耐久・速度を飛躍的に強化。闘気は角や背甲から蒸気のように放出され、赤熱するような圧力を発する。連戦可能な持久力も備える。
食性:雑食性だが、主に岩地に生える特定の硬質植物や鉱石を好む。
生態と特徴厚く重い鱗を持ち、前脚に比べて短い後脚と低重心の体型が特徴。額に生えた巨大な一本角は、闘気を収束して強化され、突進時には山肌ごと貫通する。通常は静かで悠然と歩くが、敵対時には闘気を纏って荒々しい猛進を見せる。縄張り意識が非常に強く、他の大型生物とも正面からぶつかり合う。

ミラハッサ

別名:死音蛇のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:声喰
異能詳細:発声と同時に空気振動を利用した特殊な音波を放ち、それを聞いた生物の神経伝達系を強制的に遮断、一時的な麻痺・昏倒、最悪の場合は心肺停止に陥る。音は低く囁くようで、知覚しづらい。
食性:肉食(主に中型哺乳類や地中生物)
生態と特徴全長は平均6メートルに及ぶ白い蛇体に、コウモリのような半透明の細長い翼を備える。飛行よりも滑空に特化し、主に地中での活動を得意とする。鋭い爪で地中に穴を掘り、50体近い群れで網状の巣を形成。鳴き声は獲物の撹乱および捕獲のために用いられ、群れで周囲を包囲しながら低音でハミングのような鳴き声を響かせる。


植物

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山椒葉

サハラ式危険度:★
異能名:芳香増幅
異能詳細: 葉から放たれる芳香成分が周囲の香気を増幅し、周囲の植物や動物の行動に影響を与える。
生態と特徴
香煙林の低木に多く生育し、葉は独特の辛味と爽やかな香気を持つ。料理の香味付けや薬草として用いられ、里の香草焼肉の隠し味として重宝される。成分は害虫忌避効果も持つ。

ヴァルガス

サハラ式危険度:★★★★
異能名:毒液消化
異能詳細: 葉の表面から強力な毒液を分泌し、触れた昆虫を即座に溶解。消化液も高毒性で他の捕獲者の侵入を防ぐ。
生態と特徴
乾燥地帯の岩場に生息。葉は厚く多肉質で暗紫色。毒性が強く、近づく動物も少ない。伝承では魔除けの象徴。


カルディナ

異能名:種子油蓄積
異能詳細: 種子に高濃度の油脂を蓄え、栄養価が非常に高い。油は食用だけでなく燃料としても利用可能。
生態と特徴
乾燥地帯の丘陵に自生する低木。種子は茶色で硬い殻に包まれ、ローストすると香ばしいナッツのような風味がある。地元の伝統料理に欠かせない食材。

クランゾリス

異能名:神経撹乱胞子
異能詳細: 花の中から放たれる細かい胞子を吸い込むと、数分以内に方向感覚と時間感覚が混乱。中毒性はないが一時的な幻覚を引き起こす。
生態と特徴
乾燥した峡谷の崖沿いに生える低木。紫がかった花弁を持ち、甘い香りで旅人を引き寄せる。見た目は美しく、誤って煎じて飲んだ者が笑いながら崖から落ちたという伝承もある。

ミソラカ

異能名:発酵液体分泌
異能詳細: 樹皮や幹の内部から、独特の発酵臭と旨味を持つ液体を分泌する。液体は味噌汁のような茶褐色で、塩分と発酵菌を含み、飲料や調味料として利用可能。
生態と特徴
サハラの砂漠地帯の岩陰や乾燥した谷間に生育。幹は太くざらついた表皮で覆われ、液体は樹皮の割れ目や傷口からにじみ出る。液体は少量ずつ常に分泌され、砂漠の乾燥した気候で自然に発酵を続けている。現地の遊牧民はこの液体を「砂漠の味噌」と呼び、疲労回復や食事の味付けに重宝する。特殊な発酵菌が含まれ、免疫向上効果も期待されている。



セレスタ号の墜ちた丘とレメラダガラと星屑の蟻塚群の動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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ネザロット

別名: 星核獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★
異能名: 磁晶浮遊
異能詳細:
体内で生成される微細な磁晶体を周囲に漂わせ、砂鉄や金属粉を集めて防御膜を形成。攻撃手段ではないが、粒子に反応して敵の接近を早期に察知できる。
食性: 鉱石性地衣、砂中微生物、金属腐食菌
生態と特徴
体高1.5mほどのゆるやかな四足歩行生物。丸みを帯びた装甲の表面に金属を帯びた鱗が点在しており、砂に紛れると判別困難。星屑の蟻塚群の鉱塚内部やセレスタ号の錆結晶の谷間などに生息し、地中から湧く金属成分を主な栄養源とする。捕食者に狙われると磁晶を拡散して姿を撹乱し、地中に潜って逃げる。


小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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ザヴァ=スキル

別名: 銃鱗蛇のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 鱗弾装甲のエネミー
異能詳細:
鱗一枚一枚が弾丸として射出可能な発射機構を備えており、敵を囲むように湾曲軌道で飛翔する弾道操作能力を持つ。射出した鱗弾は自己修復金属鱗で構成され、短時間で再生・再装填されるため、持続的な弾幕を形成できる。また、鱗同士の摩擦によって起爆性の連鎖波を生むことができ、身体を巻き付けたまま敵を爆撃する戦法も取る。
食性: 小型哺乳類・鳥類・他爬虫類
生態と特徴
全長およそ7~9mの大型蛇。全身が金属質で鋭角な鱗に覆われており、鱗はそれぞれ弾丸のような形状をしている。獲物を発見すると、静かに接近したのち、半自動的に鱗を射出し、急所を正確に狙い撃つ。跳弾による角度殺法や地形反射を用いた死角攻撃も得意とする。獲物を狙う際、体表の鱗がわずかにパチパチと電磁ノイズ音を発することから、「砂の機関銃」とも呼ばれる。

ゴル=バラル

別名: 弾殻獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 弾界投射
異能詳細:
球体の身体全体に無数の「可動式銃口」を備えており、全方向からの弾幕投射を可能とする異能。銃口は自由に開閉・角度調整が可能で、着弾ごとに爆風や破砕波を伴う特殊弾を生成・発射。自身の内部構造を回転・収縮させることで、自律的な弾丸補填と戦闘中の弾薬再構築を行う。
食性: 無機鉱物吸収型(地中の鉱石・金属成分を分解吸収)
生態と特徴
外見は直径8〜10m前後の黒光りする球体。全身が分厚い装甲と可動砲門で覆われており、歩行器官すら武装に隠れている。「静止=攻撃開始」の構造を持ち、戦闘時はその場に停止して球状の砲塔となり、360度全方位に向けた射撃を行う破壊型兵器のような生物。弾丸は熱、衝撃波、貫通、炸裂など複数の属性が混ざった弾種を状況に応じて切り替えることが可能。まれに“爆裂殻脱皮”と呼ばれる現象が起き、外殻を爆破して脱皮・進化する。通常は地中に半ば埋もれており、接近を感知すると地面から浮上し即座に全方位砲撃体制へ移行する。射撃に特化しているが、内部の回転機構による移動や体当たりも強力。

ゼクルダ

別名: 鉄刃頭獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 刃廻旋律
異能詳細:
頭部の斧状構造体から生える手裏剣状の鱗片を高速射出。これらの刃は磁力で空中制御可能で、軌道を自在に変化させることができる。放たれた鱗は一定時間後、腰骨から伸びた神経繊維によって磁気接続され、再装着される。射出・制御・回収という刃の「リズム」を構築し、戦場で連続斬撃の渦を生む。
食性: 雑食(特に骨を好む)
生態と特徴
ゼクルダは全長およそ6メートル、両腕は異様に細長く、指先には鉤爪のような刃がついている。頭部は巨大な両刃の斧のような形状をしており、視界を覆っているようにも見えるが、実際は側頭部の感覚器で空間を把握。最大の特徴は腰骨が外骨格的に発達しており、まるで尾のように自在に可動する点。この骨格は鱗の再装着や近距離の敵への一撃に使われ、磁気的にも刃を引き寄せるアンカーの役割を果たしている。獲物との間合いを維持しながら空中に鱗を滞空・回転させる様子は、まるで刃の舞を演じているかのように映る。砂嵐の中では特に強く、飛び交う鱗が風に混ざって敵を切り刻む。


中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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バブルフォス

別名: 泡槍竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 光泡撹乱
異能詳細:
口先から反射性の高い特殊な泡を生成・放出し、光を乱反射させて敵の視覚と方向感覚を狂わせる異能。泡はわずかに浮遊し、風に乗って周囲に“幻影の揺らめき”を展開する。接触すれば視界を奪い、泡は時間経過で硬化・破裂する。
食性: 肉食(鳥類、爬虫類、漂砂昆虫)
生態と特徴
カジキマグロのような長い吻と、ドラゴンのような強靭な胴体・翼を併せ持つ。飛翔能力は控えめだが、地表滑空と跳躍に長ける。バブルフォスの泡は、太陽光を受けて七色に煌めくため、観測者の多くは「蜃気楼の化け物」と呼ぶ。複数体で緩やかな群れを形成し、光泡で敵を混乱させた後、槍のような吻で突き刺す連携を見せる。

グラレオルム

別名: 打雷翼竜のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 共振衝雷
異能詳細:
ハンマーヘッド状の広い頭部を音響板として利用し、翼を震わせて生み出した超低周波を地面に共鳴させ、局所的な衝雷を誘発する異能。
この共振により、金属鉱物を帯びた砂が雷を引き寄せる媒体となる。雷撃は予測不能で広範囲。
食性: 雑食(地中の小型生物、鉱物性の塩分を好む)
生態と特徴
中型のワイバーン。横に広がった頭部はハンマーサメのように平たく、感覚器官が集中している。鉱砂を帯びた空気を読み、気流の変化と磁場の歪みを視覚化できるため、嵐や磁気乱れにも適応。滑空性能に優れ、雷光の閃く方向へと突進するような飛行スタイルを持つ。砂地に踏み入った敵に雷を落とし、焼けた残骸を喰らう。

グランバリクス

別名: 斬鋼獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 断鉄回刃
異能詳細:
全身に生えた斧状の鱗は、極めて高密度の鉱質構造を持ち、運動とともに刃のように回転・発熱する。衝突時にはそれ自体が破砕力を持つ武器となり、敵の装甲や岩盤を切り裂く。
さらに、特定の部位の鱗は遠心力で射出可能で、風圧によって軌道を変える「斬撃嵐」を形成。射出後は再生に時間がかかる。
食性: 肉食(大型獣を主に捕食)
生態と特徴
体長約18メートル、全身は黒鉄のような質感を持ち、肩・背・尾にかけて斧の刃のような鱗片が突出している。四肢は太く頑強で、前脚は斧を振り下ろすかのような動作が可能な特殊関節を持つ。尾は特に発達しており、巨大な半月状の斧刃が生え、振るうだけで周囲の地形を削る。行動は寡黙かつ冷徹。単独行動が多く、縄張り意識が非常に強い。砂嵐の中や金属鉱脈の多い地帯を好んで棲息し、自身の鱗の補修に必要な金属成分を摂取する習性がある。


大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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メタルヴァイム

別名: 鉄葬機のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★
異能名: 構成分裂
異能詳細:
本体から小型の自律ドローンを分離・操作する能力。ドローンは索敵、爆撃、電磁妨害など多目的に使える。分離したドローン同士が連携して高精度の戦術行動を行うことも可能。損傷したドローンは本体の金属組織で即時再構築される。
食性: 鉱食性(金属成分を摂取/吸収)
生態と特徴
メタルヴァイムは、全長約8メートルの鋼鉄生命体で、球形の本体から無数の金属アームを伸ばして移動・攻撃を行う。表面は常に微細振動し、砂塵や粒子を吸着して体表装甲を強化する。知性は高く、戦術判断を瞬時に下す。他の金属生命体や人工遺構を分解・吸収して自らを強化する。発見時は常に複数のドローンを展開しており、まるで群体のように振る舞う。

ネグルマゼル

別名:星骸銀葬獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 水銀化構成
異能詳細:
触れた金属や鉱物を液状金属へ変換・操作。武器、防壁、触手など即時生成し戦闘に応用。地形ごと戦場に作り変える。
食性: 鉱石/金属/金属上の微生物
生態と特徴
黒鉱質の外殻と水銀状の体液を持つ。星屑の蟻塚群では鉱石を、セレスタ号の丘では金属遺構を吸収し補修・成長。液化能力により地下や金属空洞へ自在に潜む。戦闘時は地中や壁から水銀刃を生成・奇襲し、装備や肉体を侵食するため非常に危険。

植物

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鉄鉱草(てっこうそう)

別名: サハラ鉱脈沿いの鉄分草
サハラ式危険度:★★
異能名:金属吸収蓄積
異能詳細: 土壌中の鉄分を効率よく吸収し、葉や茎に鉄分を蓄積。乾燥後は鉄の匂いを放ち、特有の硬さを帯びる。
生態と特徴
鉱脈近くの土地に生息。採取した葉は焼肉の鉄分強化調味料として珍重されるが過剰摂取は毒性あり。



ザル=エルの泉とガガラの動植物

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超小型エネミー(想定サイズ:通常生物サイズ)

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ソルクラブ

別名:白甲幼鎧のエネミー
サハラ式危険度:★★★
異能名:塩装甲形成
異能詳細:周囲の塩分を吸収・濃縮し、自身の体表に岩塩のような装甲を形成する。塩は自在に成形でき、トゲや盾状に変化させて攻防に使えるが、幼体では硬度・量ともに制限がある。
食性:雑食(腐肉、水生昆虫、塩分を含む藻類)
生態と特徴
牛ほどのサイズを持つ幼体。冬季には湖底で塩藻を食み、乾季になると砂地に潜んで外敵を避ける。大きなハサミはまだ未発達だが、塩装甲で自らを防御できるため、防衛力は高い。幼体同士で模擬戦のようなぶつかり合いを繰り返し、成長していく。

シオルリカ

別名:塩紋鼠のエネミー
サハラ式危険度:★★
異能名:結界回廊
異能詳細:
足元に触れた塩を媒介に、「通路型の結界領域」を一時的に形成する異能。これにより自身や仲間の移動経路を瞬間的に確保し、追跡者から逃れる。結界の内側は音を遮断し、塩粒が静電的に浮遊する“無風のトンネル”となる。結界は10秒ほどで崩壊するが、連続で張ることが可能。
食性:塩苔・微細鉱塩・枯草の根など
生態と特徴
体長約80cm、塩の大地に特化したネズミ型の哺乳類。滑空膜のように広がった前肢には塩を受け止める細かい感覚毛が密集しており、風の変化や地中の微細な震動を敏感に察知できる。塩分濃度の高い環境下でも水分を奪われず、地中の塩苔を主食とする。視覚よりも振動・磁気感知に優れ、主に夜行性。


小型エネミー(想定サイズ:ラプトル〜イグアノドン)

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ヴァルソルト

別名:白嵐迅竜のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:塩翔陣
異能詳細:
足の動きと連動して、地面の塩粒を一気に撥ね上げ、数秒間の視界妨害と加速を同時に行う異能撥ね上がった塩粒は空中で静電気を帯び、微細な閃光を生じさせる。これにより追跡対象の目を眩ませながら、自身は足裏の“塩膜感覚器”によって高精度の機動を維持できる。
食性:小型~中型哺乳類・爬虫類・塩苔食の草食獣
生態と特徴
全長約3.5m、砂白と淡灰の縞模様を持つ二足歩行の肉食獣。流線型の頭部と長い尾、前傾姿勢の身体構造は高速移動に特化しており、乾いた塩の大地を滑るように走る。足裏の鱗は塩粒を読み取る感覚器となっており、視界を奪われても空間把握能力を失わない。群れではなく、単独もしくはペアで狩りを行う。獲物を追い詰める際は塩粒を弾き飛ばしながら曲線的な軌道で接近、爪で喉や後脚の腱を正確に狙う。


中型エネミー(想定サイズ:カルノタウロス)

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シュヴァルツグリム

別名:塩喰黒角のエネミー
サハラ式危険度:★★★★
異能名:崩壊境界
異能詳細:
対象の物質構造を“応力限界”まで導く能力。吐き出す咆哮は見えない震動波となって命中点に「疲労亀裂」を生み出し、蓄積により一瞬で対象を内部から粉砕・崩壊させる。岩塩や金属のような剛体ほど効果が大きい。自身の角にも能力を纏わせ、貫通力を極限まで高める「境界突進」を繰り出す。
食性:鉱物食(塩・石英・金属片)
生態と特徴
ねじれた二本の黒角と、山羊のような筋張った体躯を持つ異形のワイバーン。翼は退化せず発達しており、長距離の滑空と断続的な飛行が可能。乾季の「塩の地層」を好み、そこを削っては主食とする。好戦的かつ縄張り意識が強く、他の塩性モンスターと交戦する姿もよく見られる。咆哮によって硬質物を一瞬で砕くその姿は、“山脈の終焉”とも称される。口の奥や角の根元に鉱物が結晶化しており、年を経るほど黒く濃くなっていく。

大型エネミー(想定サイズ:ティラノサウルス)

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ヴォルグラッド

別名: 轟裂獣のエネミー
サハラ式危険度: ★★★★★
異能名: 連撃変形
異能詳細:
ハンマー型の頭部での打撃、ノコギリ状の腕による切断、電鋸の尻尾による連続削裂攻撃を同時に組み合わせることで、3方向からの立体的な暴力的連撃を繰り出す。戦闘中は各部が熱振動し、斬撃と衝撃を強化。特に尻尾の電鋸は回転時に電磁場を発生させるため、金属製の武器や装甲を磁化させ、次の攻撃に巻き込むことができる。
食性: 雑食(岩礫に含まれる鉱物、有機物を主に摂取)
生態と特徴
体長30m前後。頭部は巨大なハンマー状の骨格構造で形成されており、地面や敵の甲殻を粉砕する打撃を得意とする。両腕は鋸歯状の刃を展開するノコギリ状の骨板に置き換わっており、回転運動で装甲を裂く。尾部には振動式の電鋸骨が備わっており、高速回転と同時に高周波を放つことで「切れぬものなし」とされる。この三種の武装を連続的かつ自在に切り替えながら襲いかかる様は、「生きる兵器」と称される。

グラソルクラブ

別名:白鎧巨鋏のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:白鎧演鋼のエネミー
異能詳細:乾季に空気中や地表から塩分を吸収し、超硬質な岩塩鎧を形成する。戦闘中は塩の槍や壁、爆裂する塩針などに瞬時に再構成可能で、環境と一体化する“塩の要塞”と化す。体表の鎧は灼熱の太陽にも反射性を持ち、熱線攻撃にもある程度耐える。
食性:肉食傾向の雑食(小動物、渡り鳥、同族の幼体すら捕食対象になる)
生態と特徴
モンスタートラックほどの巨体を誇る完全成長体。湖が干上がる夏に姿を現し、塩の煙に紛れて獲物を狩る。巨大な両腕の大槌で岩盤すら砕き、地形を変えながら塩の砦を築く。かつては「塩砂の覇王」として語られ、狩人すら近寄らぬ伝説級の存在。

ダガナ=ロズ

別名:塩陸渡鯨のエネミー
サハラ式危険度:★★★★★
異能名:鳴動創界
異能詳細:
咆哮によって周囲の地形構造と共鳴し、任意の形状へと再構築する異能。塩の大地では特に威力を発揮し、地中の鉱塩や結晶層を振動波で削り、突起・壁・刃状の構造物を瞬時に発生させる。自身の足元に防壁を、敵の下に槍を、遠方には塩の巨腕を。大地そのものを兵器と化す巨獣の魔音。
食性:鉱物・微生物・地熱性藻類
生態と特徴
体長60メートルを超える超大型の四足生物。クジラのように膨大な胴体と、トカゲのようにしなやかに動く長い尾と四肢を持つ。背中は塩と鉱石の殻に覆われており、陽光を受けて微かに輝く。ラサリーナ黄金砂地帯やガガラ周辺の塩湖跡などを回遊し、足下の塩層を崩しながら大地を“再設計”して進む様から「地図を書き換える獣」と呼ばれることもある。


植物

+ ...

ソルバテラ

サハラ式危険度:★
異能名:塩析生成
異能詳細:
周囲の塩分を吸収し、細胞内に高濃度の塩結晶を生成することで自身の組織を強化・硬化させる。塩害環境下でも急速に成長し、耐久性と浸透圧調整を可能にしている。
食性:光合成を主とする根菜類
生態と特徴
塩の大地に適応した多年生の地下茎植物。外見は一般的なジャガイモに似ているが、表皮は塩結晶で覆われて白く輝く。地中深く広がる根は塩分の多い土壌から養分を効率よく抽出し、過酷な環境でも生き延びる。周囲の塩分を集めて体表に硬い結晶層を形成するため、食用としては非常に珍重されるが、その強い塩味が特徴。乾燥した塩の大地における生態系の重要な基盤の一つとなっている。

ソルトポクノキ

サハラ式危険度: ★★
異能名: 塩養変換
異能詳細:
周囲の塩分を吸収・再構成し、極めて高効率な生命維持栄養素を生み出す異能。この栄養素を含む果実を摂取した生物は、1粒あたりで最大7日間、水分・食料を必要とせず活動可能になる。代謝を抑えるのではなく、必要なエネルギーと水分を内包して供給するため、空腹も渇きも感じない。ただし、3週間以上連続で摂取すると味覚が一時的に鈍る副作用がある。
生態と特徴
「塩の大地」や強塩性の砂原に点在して生える奇妙な大樹。樹高は15〜20メートルに及び、幹は白くざらついた塩結晶のような硬い皮膚に覆われている。果実は空気中の湿度で爆ぜると巨大な白いポップコーン状に膨らみ、弾けた状態で枝からぶら下がる。見た目と食感はまさにポップコーンそのもので、ほんのり塩味と香ばしさがある。現地では「巡礼の糧」と呼ばれ、長旅の必需品とされる。動物たちも好んで食べるが、爆ぜる音に驚いて逃げることもしばしば。塩害地帯における数少ない「希望の木」。



外伝

サハラのエネミー部族まとめ

ここやでー

汚染獣 〖ダイドベーダー〗

機人

概要

『機神』が古代のサハラ砂漠に衝突した時に砂漠中に降り注いだ。それは機神の力を吸い取り、人の形を得た。
『機人(きじん)』とは、『機神サハラ』の力の断片を持ったエネミーの一種である

外見

外見は人型に近いが、無数の可変装甲、ゴム以上に強靭で伸び縮みする靱帯の関節、合成半流体金属の筋肉を備え、状況に応じて形を変える。

特性

戦闘データや環境データなどを吸い取り、更には武器を取り込んでその特性を最大限活かす存在へと進化を遂げる。
機人は、生命体であると同時に永遠に戦う兵器でもあるのだ。

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