世界について
- 平面世界…いわゆる『天動説』が罷り通っている世界。
- 今の研究では、気候変動は『高来期(暑) → 途低来(イマココ) → 低来期(寒) → 途高期』というように、一定のサイクルで繰り返されている…と言われている。
人種について
- 基本的には東西南北の末端に住む人ほど差別や迫害を受けやすく(=その土地の外見や性質を色濃く受け継いでいる)、中心にいくにつれ血が混ざり合い垣根が失われてくイメージ。
- 東(エンゼン)はアジア系、北(ノルディコ)は北欧・露、西(ワグベル)は欧米系(アガルタ島は西寄り)、南(ザカンダ)は南国。
- 東端は黒髪+赤目が悪魔や魔女を彷彿させるとして恐れられ(マリエやナツメが該当)、北端は真っ白な肌+青髪が病を齎す者として恐れられ(ベリアルが該当)、南端は髪も目も肌も黒く魔獣の化身として恐れられ(ヤイロやハリムが該当)、西端は白髪+透明に近い灰目(ノーラが該当)が神の遣いを彷彿させ恐れられる…らしい。
アガルタ島
- アガルタ島やリトルエルシオンは、ちょうど世界のおへそにあたる部分にある。
- その割に世界的な知名度が低いのは、資産的価値が低いとみなされているため。
アガルタ島の誕生
- 元々は神々しか存在しない未開の島だったところに、世界各地から集まった探検家たちが上陸。大女神アガルタと邂逅する。
- 探検家たちは自然(資源)溢れるアガルタ島で生活したい!と望むようになる。アガルタは神々と人々の共存を条件にそれを許可した。(探検家の男の一人に恋をしていたためでもある)
- アガルタは七人の探検家に神と人に尽くすよう言いつけ、加護を授けた…が、欲に目が眩んだ探検家達はアガルタ島を売り付け貴族の称号を手に入れた。
- ちなみにアガルタが消えた直接の原因は、グラム(タイガの曾祖父)が死亡した事と、そのグラムの孫娘マヤに不幸(夫の死)を齎してしまった事。
旧家
- アガルタ島やリトル・エルシオンでかつて栄えていた、七大貴族。前述の通り、大女神が加護を与えた有力者(のちの貴族)が起源。
- 殆どが散り散りとなり、現在島周辺にはメイザース侯爵家(オーレリウス家)と、ゼブロン伯爵家(アルジェント家)しか残っていない。
- 太陽神の加護を受けたオーレリウス家、月神の加護を受けたアルジェント家、炎神の加護を受けたロッソ家、水神の加護を受けたセレスティア家、森神の加護を受けたヴェルデ家、大地神の加護を受けたランベルト家、運命神の加護を受けたブランシェ家で構成。
- 侯爵家と町長家を除くと、マリエはロッソ家の末裔、バルトロはランベルト家の分家、エースはヴェルデ家の分家、タイガとミハルとマヤはブランシェ家の末裔。バルトロがマリエを狙うのは、ロッソ家の血を継いでいるため。
宗教
- アガルタ教という島周辺固有の宗教が存在する。
- 大女神アガルタと、それに与する12柱の神を信仰するものであり、特に宗派などはない。
- 現在は殆ど形骸化しており、学校で知識・一般教養として教えられる他は、毎月行われる祭事が残っているくらい。祭事も神々への感謝というよりは、単に慣習化されたイベントのような存在になっている。
- 旧家の小競り合いや権力争いを抑え、まとめていたのがアガルタ教だったが、その諍いで神の名や信仰心を利用する人間が多く、大女神アガルタはその事をひどく気に病んでいた模様。
- 旧家の人間のこうした醜い争いは子孫へ語り継ぐ事を禁じたため、今アガルタ島に住む人達はその事を知らない。(それがまた神々の絶望や怒りに触れている)
リトルエルシオン(港)
- アガルタ島には船で片道約10分程度。
- リトルエルシオン駅を隔てた向こう側(ゲーム内では行けない)は栄えており、徒歩5~10分ほどの距離は昔のロンドン風の街が広がっている。(グラートの住まいもこの辺)
港町の変遷
- 昔は都会や他所から流れてきた荒くれ者が蔓延り、あくどい商売をする店や娼館等が立ち並ぶ治安の悪い街だった。
- 当時の代官は政治的手腕に大いに欠けており、治安は悪くなる一方だった。
- メイザースが居住地をリトルエルシオンに移してから(約20年前)、見違えるほど美しい街になった。
最終更新:2023年04月27日 12:09