【詳細】
ガンダムシリーズではビームライフルやビームサーベルなどガンダムという作品を代表する知名度の高い武器であるが、
オルフェンズの世界では二期にならないと登場しない。
というのも、作品監督がビーム兵器による一撃必殺の描写を好まず、実体弾とそれを防ぐための硬い装甲として
ナノラミネートアーマーを登場させた。
ガンダムからモブ量産機に至るまで
射撃武器に対する非常に高い防御力を備えるよう設定されたためである。
さらにビーム兵器の存在自体1期では語られず厄祭戦に関する情報もごくわずかしか無かったため過去にあったのかどうかすらもわからなかった。
そして二期、
モビルアーマー ハシュマルが再起動していきなりぶっ放したビーム兵器が視聴者の度肝を抜いた。
地中を数百メートルを貫通する威力と、何より初めて明確に登場したビーム。
このビーム兵器、上述の通り
ナノラミネートアーマーにはほぼ効かないため対MAや対MS戦では使われない。
ではドコで使うのかと言えば、なんと「
対人用」である。
ビーム兵器は言ってしまえば指向性の高熱であり、人間なんかは直撃せずともひとたまりもない。
更に言えば、その高熱で残った建造物の残骸なども発火させてしまうため、市街地で使えば火災による二次被害も激甚なものとなるだろう。
ただ、人間を効率よく殺戮するためだけに搭載されるという、
モビルアーマーの異常性を際立たせる武器であるのは間違いない。
現在アプリ版のオルフェンズG配信に伴い、レイドボスとして新たな
モビルアーマーが数機登場している。
それら全てがビーム兵器を所持し、それ以外のミサイルやクローを装備しているが、
ハラエルのように複数備えたマニピュレーターに付属するクローから無数に発射する個体がいるなど、
モビルアーマーの進化に応じて様々な発射形態を持つようだ。
現時点で「ビームサーベル」に該当するタイプのビーム兵器を所持している個体は確認できない。
エイハブ粒子は生成されるとごく短時間で飛散してしまうという設定があるが、それをとどめておくような技術は見られない(何らかの用途に使おうとするものはわずかに確認できる)ため、ビームを固定するような技術は存在しないのかもしれない。
また、ウルズハント劇中でビーム兵器を見た人物が「光学兵器」と発言するシーンがあり、これが事実であるのならビーム兵器は粒子ビームなどではなくレーザー砲に近い存在であるとも考えられる。
最終更新:2024年03月17日 23:29