モビルアーマー ハシュマル

【形式番号】 不明
【機体名】 ハシュマル
【所属陣営】 不明
【分類】 モビルアーマー
【動力】 エイハブ・リアクター
【武装】 ビーム兵器
運動エネルギー弾発射装置
超硬ワイヤーブレード
プルーマ

【詳細】

火星のレアメタル採掘現場の地下にてASW-G-64 ガンダム・フラウロス(流星号)の近くに埋まっていたモビルアーマーの一機。
主天使を率いる位階4位の天使の名を持つ、かつて厄祭戦の元凶とされるモビルアーマーに分類される鳥とも羽虫にも見える異形の殺戮機械。

人間を効率的に殺戮するためのビーム兵器を持ち、子機端末と言えるプルーマを駆使する戦闘力は天使どころか悪魔、いや悪夢の一言。
厄祭戦とは人間とモビルアーマーが争った。
元々モビルアーマーとは戦争の自動化を推し進めた厄祭戦当時の技術者達が作り出した殺戮兵器。

装甲はナノラミネートアーマーが施され動力源はエイハブ・リアクターとモビルスーツと同じ装甲、動力源を持つが、AIで物事を判断するためパイロットが存在しない。
各部を潤滑に動かすためのオイルとスラスターの燃料は有限であり、そこにつけ入るスキがありそうではあるが子機であるプルーマに探させることで補給することが可能。

当初「大型機動兵器」と銘打たれHGの予約が始まったときは、同時期の去年の年末にクタン参型が発売されたことからバルバトスと合体する支援機ではないか?とも言われていた。
だが実際に蓋を開けてみれば大型機動兵器という肩書に偽り無く、まさに「厄災」そのものが300年の時を経て現代に蘇ったのである。

口部発射口から射出されるビームは地中、数百メートルを貫通する威力を持つが、ナノラミネートアーマーには無力なため基本的に対人用に用いられる。
体内でプルーマを無尽蔵に生み出しつつ、あらゆる方向に稼働する超硬ワイヤーブレードを振り回し、脚部のクローはMSを踏み潰す威力に加え推進装置を内蔵したダインスレイヴに似た原理の弾丸を発射する。
単騎で量産機とは言えエースパイロット用に調整されたMS複数機を相手取って尚も圧倒していることから、MAの驚異がよく分かる。

なお、明らかに飛行できそうな翼を持っているが、移動はホバーで滑るように行う。飛行能力の有無は不明。
火星で復活したハシュマルは地球で作られ火星に移動した個体とされているため、未確定だが宇宙空間を移動したりする手段はあるのだろう。
ちなみに、後にハシュマルは「地上型」であることが判明した。
翼のような部分は結局用途が謎だが、腕部を格納するギミックがあるようで、空気抵抗を減らす高速移動形態に簡易変形するのかもしれない。

AIの判断基準は、自分を妨害しそうなMSが付近にいたとしても構わず、大勢の人間がいる場所を狙って攻撃を行う。
ただ、敵対行動を取る相手は放置しないため、それを利用してチャドはハシュマルの移動ルートを変更することに成功した。
また、ガンダム・フレームタイプのMSを感知した場合、それに対してはさらに苛烈な攻撃を行うのが確認できる。
ガンダム側もMAの存在を感知すると機体のリミッターが解除されフルパワーを発揮するよう組み込まれていることから、厄祭戦時からお互いがお互いを「滅ぼすべきもの」として認識しているのだろう。

作中では上述の通りフラウロスと共に、なにかに押しつぶされたかのような地下深くに埋まり機能を停止していただが、マクギリスの思惑を深読みしたイオク・クジャンがよりにもよってMSで接近。
その存在を感知し、現代において再起動を果たした。
イオクとその取り巻きを瞬殺(なおイオクは取り巻きを全滅させMSを半壊させつつなんとか逃走した)し、オイルや燃料をプルーマに探させ補給しつつ、火星において最も人口が密集しているクリュセ自治区へと侵攻を開始。

鉄華団はそれを阻止する作戦を遂行しようとするも、部下たちが命をかけて逃したはずのイオクがのこのこと戻ってきた挙げ句、一矢報いるつもりで最大出力のレールガンで攻撃を加えたため侵攻ルートが変化。
それにより農業プラントが壊滅し、チャドの決死の行動によりルートを戻しつつ、フラウロスの砲撃でプルーマ達と分断されるが、
EB-08s レギンレイズ(ジュリエッタ機)V08Re-0526 ヘルムヴィーゲ・リンカーEB-06r グレイズリッター(マクギリス機)の作中でもトップクラスの技量を持つであろう手練を相手に、
なおも圧倒しその脅威を存分に知らしめた。

阿頼耶識でバルバトスと繋がり、モビルアーマーを前にして最大の力を発揮するバルバトスルプスとの一騎打ちではお互いに削り合い、
ぼろぼろになりながらの壮絶な戦いの末V08Re-0526 ヘルムヴィーゲ・リンカーから「借りた」ヴァルキュリアバスターソードに貫かれてついに沈黙した。

【余談】

機体名である「ハシュマル」とはザドキエルと共に主天使を率いる天使のこと。
ウィキペディアの項目にもあまり詳しいことが書いておらず、どのような天使なのか情報が少ない。

天使の階位的には中堅どころであり、さらなる高位の天使の名を持つモビルアーマーが登場する可能性が高いと思われていたが本編中登場したMAはこのハシュマルのみとなった。
グレートメカニックではこのハシュマルが地球で作られ火星にやってきた個体であることが語られた上、
「ハシュマル」というモビルアーマーは1機ではなく、同じタイプの機体が複数あるとされ、MAの中での強さは天使の階級通り中の上といったところらしい。
上にも書いたが、このハシュマルはMAとしては地上型である。

最終更新:2021年03月13日 19:08