【詳細】
だがナノラミネートアーマーは「特殊塗料」と
エイハブ・リアクターから発せられる
エイハブ粒子が組み合わさってこそ発揮されるもので、射撃を重ねれば塗料は剥げ、効果を失っていく。
それ故に、射撃武器は有効打に「なりにくい」だけで、無意味なわけではない。
接近戦に持ち込んで装甲材ごとパイロットを叩き潰すのが鉄血世界のMS戦のセオリーとはいえ、接近戦には危険がつきまとうため、MSの基本装備に「飛び道具」は欠かせない。
また、装甲が薄いMSならばナノラミネートアーマーであろうとも射撃を集中させることで簡単に破壊できるため、やはり戦闘において射撃武器は必要不可欠な存在である。
以下は劇中に登場した射撃武器のその種類。
マシンガン/サブマシンガン
MS用の装備として安価に出回っているらしく、用意に調達が可能ということもあって主に宇宙海賊が装備している。
速射性が高く、比較的小型なため扱いやすいのが利点。
複数機で集中砲火を行えばナノラミネートアーマーであっても削り取れる。
ちなみに「
マシンガン」と「サブマシンガン」は実は全くの別物であり、違いは使用する弾丸のサイズ。
マシンガンが用いるものは
ライフル弾、サブマシンガンは拳銃の弾丸を使用する。
両方フルオート式のため印象がかぶりやすい。
ライフル
ギャラルホルンのMSが主に装備している。テイワズ製のMSも装備。
マシンガンに比べ口径が大きくなっているため威力が高く、単発式や三点バーストというように発射形式を選択できるなど機能性も高い。
機関砲
電磁投射砲
火薬を炸裂させる方式ではなく、弾丸を電圧によって加速させ撃ち出すタイプの射撃武器。
基本的に火薬を炸裂させ弾丸を押し出すタイプの武器が主流の鉄血世界においては珍しく、装備している機体は限られ、ガンダムタイプの
ASW-G-64 ガンダム・フラウロス(流星号)と、ギャラルホルン最新機のレギンレイズ用の試作品しか存在しない。
この類の武器の極致と言っていいのが、
高硬度レアアロイ製の杭を射出する「
ダインスレイヴ」であり、絶大な弾速と破壊力を有するためギャラルホルンによって使用が禁じられている。
詳細はリンク先を参照していただきたいが、レールガン系の武器がほとんど登場しないのはダインスレイヴが禁止されていることが影響しているのかもしれない。
バズーカ
グレイズ用のオプションの一つ。肩の装甲ごと取り替える形で装備されレールで前後に稼働する。
単発の威力を重視するバズーカタイプの武器はあまり見られないが、威力は高いため牽制の効果はあると思われる。
その他
使っている機体が少ない珍しい装備。
最終更新:2023年10月04日 00:28