【詳細】
アプリ版「鉄血のオルフェンズG」のウルズハントパートに登場する新たなるモビルアーマー。
有線接続されたクロー付きマニピュレーターを無数に所持し、カラーリングからも昆虫を思わせる二足歩行型。
このクローがハラエルの最大の武器であり、
モビルアーマー ハシュマルが持つ
超硬ワイヤーブレードと同じ技術と思われるそれは本体から射出されることであらゆる方向から敵を囲い込むかのように攻撃を行う。
装備左右3対、展開式のクローと中央部に備えたカメラアイを持ち、マニピュレーター一つ一つから高出力のビームを発射する。
本体そのものには
ビーム兵器等を持たないのか、マニピュレーターが沈黙すると攻撃手段が激減し本体が無防備になるという弱点を持つ。
しかしワイヤーはまるで生き物であるかのような兵器らしからぬ動きで相手に突撃し、それぞれから発射するビーム兵器は十分に驚異的。
回避が難しくさらにはMSをクロー単体のみで弾き飛ばし圧倒しかねないパワーを持つため、多数を相手取る戦闘では最もその威力を発揮できる。
「より多くの人間を殺す」というMAの間違ったAIの進化をある意味で最も体現している存在かもしれない。
万が一市街地にでも出現し四方八方にビームを乱射された場合、人口密度の高い地域では大きな脅威となるだろう。
厄祭戦では
ASW-G-35 ガンダム・マルコシアスと戦ったようで、その戦闘データは切り落とされたクローの一つに映像として記録されていた。
この映像データはクローの記憶のように再生され、それを元にすることで厄祭戦におけるMAと
ガンダム・フレームとの戦闘がついに初めて視聴者側に開示されたことになり、大きな話題を呼んでいる。
この戦闘シーンではマルコシアスに対して同型機2機がかりで戦ったようだが、1機目は防御をあっさり抜かれて一撃くらい転倒。2機目もあらゆる攻撃がかわされクローも潰され、こちらも一撃受けて破壊されてしまう。
1機目が立ち上がるもサブアームを含めて全ての武装を展開したマルコシアスが迫っており、最終的に敗北した模様。
その後1機目の残骸が回収されたようでピラミッドのような形状の倉庫に隔離封印されていたが、マニピュレーターのみが動き出し
プルーマを放ちつつ保管場所に入り込んでいた598やウィスタリオ達に襲いかかる。
その際、
ガンダム・端白星に過剰な反応を見せ、端白星もまた制御が難しくなるというオルフェンズ本編におけるハシュマルとバルバトスルプスのような場面が有るがこれによりガンダム・端白星がかつてのガンダム・マルコシアスであったことが明らかになった(これは視聴者目線で確定した情報であり、ウィスタリオ達は知り得ない)。
端白星、アスモデウス、モンキー・ロディ等の総力戦によって全てのマニピュレーターが沈黙。
ウィスタリオ達はガンダムやMA、厄祭戦、ウルズハント等自分達が関わってきた事柄について疑問を深めるのだった。
【余談】
ハラエル、という天使は確認できないが、「シェム・ハ=メフォラシュ」にて59番目に「ハラヘル」という名称が確認できるためモデルは恐らくそれと思われる。
シェム・ハ=メフォラシュに記載されている天使はゴエティアに記録される悪魔に対応しているともされる。
序列59位の悪魔は「オリアス」とされるが、ガンダム・オリアスは未登場。
ウルズハントパートではマニピュレーター部分のみだったが、後にレイドボスとして本体が登場し戦うことができる。
つまり劇中マニピュレーター部分が活動していたのは何らかの原因でそれだけしか動けない現状だったためで、本体そのものもあの場にあった可能性が高まった。
本体も復活していたらあの場に居た戦力で対処できたかどうか…
最終更新:2024年03月06日 03:28