【詳細】
同時期に開発が進めれた
STH-16 獅電は既に量産体制が整っているが、この辟邪は高性能新型量産機として位置づけられており、現代は運用データを収集するテスト運用の段階。
開発コンセプトとして百里の「機動性」と百錬の「高出力」を両立することを目的とし、テイワズ・フレームも300年前の設計図をもとに開発したものではなく、
これまでのMS運用データをベースに細部を調整した新規のものが使われている。
操作性もパイロットの負担を軽減するよう配慮が施されているが、これはヒューマンデブリが増え続ることで増加するであろう
阿頼耶識システムを使ったMSに対抗するためであるとされる。
操縦性を高め動作を高速化することで、
阿頼耶識の反応速度に負けないようにしているのだろう。
肩部と足首に展開式の大型スラスターを備え、それらを露出した突撃形態に簡易変形が可能。
推進方向を自在に変えることで高い加速力と優れた旋回性能を両立させ、一撃離脱から敵機にまとわり続ける超接近戦まで幅広い戦闘スタイルを取ることが可能となった。
これは百里の簡易変形機能を参考にしたと思われる。
ジャスレイへのカチコミの際にはタービンズで使っていた機体を形見分けとして鉄華団が受取、ハッシュが操縦している。
話の流れから、ラフタが使っていたものだろうか。
操縦技量の未成熟さが残るハッシュであっても敵機を撃破できる等操作性の良好さが発揮され、ハッシュ曰く「獅電より反応速度が高い」らしい。
ただ地上戦のデータが少なかったのが災いし、逃走の時間稼ぎのために出撃した際に敵機の攻撃を捌ききれずコクピットに致命傷を負いハッシュは死亡したものの、敵機とも刺し違える形になり相打ちになった。
最終更新:2024年06月01日 19:00