「氷の華を咲かせるのは当分先だぜ!」
【詳細】
頭部に大型のブレードアンテナを増設、破損した肩装甲を百錬のものと同型のものに置き換え、さらに百錬のリアスカートアーマーを移植するなど、テイワズの技術が導入されている。
装甲が大型化したため機体重量が増加したが、鉄華団の資金状況から最低強度の
ナノラミネートアーマー塗料しか使えなかった改に比べ、全面的にアーマー用塗料を塗り直したことで装甲強度が向上しており、
さらにブルワーズから鹵獲したマン・ロディの
阿頼耶識システムを移植したことで無重力下での運動性能は向上した。
だがグレイズの完成された最新式操縦系統に阿頼耶識による交感システムを無理やり組み込んだため扱いにくい機体となったが、阿頼耶識システムに慣れ親しんだ鉄華団のメンバーにとってはむしろ乗りこなしやすいMSとなった。
グレイズから引き継いだ整備性と拡張性、運用領域を問わない汎用性は健在であり、宇宙空間をはじめとして重力圏でも安定して性能を発揮できる。
装甲が奇抜な赤色に変化しているが、これはブルワーズで発見された赤系塗料を採用した結果。
頭部アーマーに目と牙のノーズアートが施されているが、機体カラーリングも合わせてシノの趣味であり、彼はこれによって戦意が格段に向上すると主張しているものの賛同者は少ないという。
ちなみに流星号という名称もシノの自称であり、鉄華団への浸透はあまりしていない。
また改修の歳、クタン参型の小型アーム装甲部を脚部に接続することが可能となり、惑星重力の影響を受ける軌道上戦闘においてその真価を発揮。
推進出力が格段に向上した。
このアーム装甲を脚部に接続するのはもともとプラモデルオリジナルであったが、流星号が設定されるにあたって制式採用された模様。
武装はグレイズ改と同様だが、
ライフルのバレルを外したショートライフルを場合によっては装備する。
片腕でも扱いやすいため、バトルアックスと併用されることが多い。
流星、というある意味不吉な名前を持つことから、「シノが流星のごとく死ぬフラグではないか」とされることも。
第24話ではギャラルホルンとの連日連戦により装甲にも疲労が見えるものの奮戦していたが、突如襲来した
EB-AX2 グレイズ・アインのバトルアックスによって左腕を両断された挙句、
頭部を
パイルバンカーで撃ちぬかれて大破。
パイロットであるシノは辛くも生き延びたが、機体自体は甚大なダメージを追っており、鉄華団で修理ができるかは不明。
とりあえず死亡フラグは折れたようだ。
2期に登場するMSの発表に伴い、シノの新たな専用機として
STH-16/tc 獅電改シノ機(流星号)が登場。
流星号からシステム関係を移植したようで、この機体は役目を終えたものと思われる。
というかやはり修理できなかった可能性が高い。
最終更新:2025年01月09日 14:12