【詳細】
ギャラルホルン地球外縁軌道統制統合艦隊に配備されている
EB-06 グレイズのバリエーション機。
「リッター」とはドイツ語で「騎士」を意味する。
衛星軌道上で活動するために改修を受けたグレイズの姉妹機であり、主に上半身が改修されており、その名の通り西洋の騎士めいた外見が特徴。
主に機動性を高めるための調整が加えられており、両肩の大型装甲は各パーツがフレキシブルに可動、また装甲裏にスラスターを内蔵しており、グレイズ本来の装備であるスラスターと併用することで高い機動力を発揮する。
また高い負荷のかかる衛星軌道上での戦闘を主眼としているため、装甲の強度は一般のグレイズよりも高い。
なお本機は式典参加用としても考えられており、その騎士風の見た目はギャラルホルンの理念を体現するものとして考えられている。
だがカルタ率いる地球外縁軌道統制統合艦隊は出撃経験が皆無に近く、近くにあるアリアンロッドの部隊が問題を解決してきたためお飾りと揶揄されることもあったという。
しかしカルタを始めとする部隊の隊員たちはそれでもたゆまぬ訓練を積み、式典においては華麗な飛行を見せたという。
武装はグレイズ標準装備となる120mm口径の
ライフルと、西洋の長剣を元にしたナイトブレードを装備している。
GR-H02 バトルブレード同様、制御システムに付加をあまりかけない武器であるが、グレイズリッターが式典用でもあることを考え、バトルブレードに比べ装飾が多めに施されている。
地上用では大腿部に追加スラスターを装着し、重力下での運動性を向上させ、内部メカも地上用に調整を施している。
なお地球外縁以下略は独自に地球への降下権限を持ち、大気圏を突破するための専用装備も備わっている。
指揮官機である
カルタ機も存在し、両肩の装甲の形状や頭部のトサカ状ブレードアンテナの形状が異なっている。
2期ではより実践的な部隊に編成が行われ、マクギリスがトップとなり、グレイズリッターも性能の見直しが図られたという。
マクギリス機は重力下における機動性を見直した設計になっているとのことで、部下たちが乗り込んでいたグレイズリッターも同様の改修が行われていると思われる。
最終更新:2023年06月15日 00:24