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【異世界の皮革材】

異世界の皮革素材 について


(東・西)星流し革

 イストモスにて草原獣の皮から作られるなめし革。
 イストモスの東側と西側で若干製法が変わり、特徴も違うことから、
 販売や使用の際には頭に東西を付けて区別している
 温期の間に採取できる背低木の実の絞り汁と、東側では夜咲草の花、西側では月伸びの樹の葉を
 樹皮や獣皮の煮汁と一緒に合わせてなめし剤とする。
 日中に加工作業を進め、晴れた夜間に干すという工程を繰り返す。
 過程にて皮の毛を処理するかどうかはどの様ななめし革を求めるかによって変わる。
 そうして完成したなめし革は、東側では硬さを重視した防具などに向いたものになり
 西側では柔らかさを重視した生活用品などに向いたものになる。
 永遠の星の下にさらした効果かどうかは不明ではあるが、経年劣化が少なく
 これで作った革製品を永遠の幸福への願いを込めて婚姻の際贈る、持たせる慣わしもある。 
価格:△ / 扱い易さ:○ / (東)耐久性:◎ / (西)柔軟性:◎

砂鱗なめし

 ラ・ムールの広範な砂漠に生息する様々な砂漠棲の蜥蜴類の皮から作られる鱗付きのなめし革。
 主に選ばれるのは、体表面積と剥ぎ取りのし易さや質の都合から、大きさ2メトル前後の砂蜥蜴が選ばれる。
 鱗付きとは言うものの、実態は砂漠に棲むことで表皮に同化しているために皮から取り除けないだけであり
 そのまま加工することによって、砂蜥蜴の耐熱耐乾耐衝撃性を兼ね備えるに至る。
 砂漠でも育つ植物群の根と、砂漠の限られた地域で採取できる“冷え砂”を一緒に煮て作る汁を加工に使う。
 汁処理が終った後は一ヶ月から三ヶ月をかけて熱砂の中に埋められる。
 この埋砂工程の中で雨などにさらされると質が悪くなるために、加工業者は常に天候の変化を意識するという。
 灼熱帯での装具や、きつい陽射しを遮る道具などに幅広く使われる。
 臭い消しのためにラ・ムール産の香草が使われているのは価格も上がるが人気は高い。
価格(香草仕上げ):◎(○) / 扱い易さ:○ / 耐熱・乾性:◎ / 耐衝撃性:○

海獣皮の氷漬け

 ミズハミシマドニー・ドニー周辺の海域に棲息する海獣種から剥ぎ取った皮から作られるなめし革。
 常に魚群を追いかけて回遊している海獣種は、原料の確保に時期的なムラが起こり易い。
 大型のものが多い海獣種なので、一匹でも捕獲できればかなり多くの原料を得ることができる。
 が、肉体的ピークを過ぎたものから採れた皮や絶命してから長く経ったものの皮は質が下がるため
 海獣の捕獲漁法や剥ぎ取った後処理には技量を要する。
 ミズハミシマでは深海や暗海などで水精霊と闇精霊と共に氷結加工を行うが、
 ドニー・ドニーでは豪快に氷海や氷山に叩き込むなどする。
 皮に含まれる栄養素や細胞が氷結することで極低温活性を促進されて定着する。
 皮が大きくなればなるほど長い期間を要する加工が終った後は常温や、ある程度の高温でも状態悪化は起こらなくなる。
 だが、加工にて硬質化したなめし革は柔軟性を兼ね備えており、切り分けるのが困難になる。
 これを裁断する際には、氷結し低温にした刃器にて品質を落とさず刃が入り易くするという。
価格:△ / 扱い易さ:× / 耐寒・衝撃性:◎ / 耐熱性:△


異世界で取引されていそうな皮革材は…と想像してみました

  • 東西で質が変わるのは面白い。防具以外にも活用されているってのがいいな -- (とっしー) 2013-06-02 18:46:53
  • 素材シリーズいいね。ssのネタに出来そう -- (名無しさん) 2013-06-02 20:18:43
  • おもむろに倒した獲物に近づき○ボタンを押して剥ぎ取りをするケンタウロスさん… -- (名無しさん) 2013-07-08 22:26:40
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最終更新:2013年07月08日 22:12