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【異世界の武器類】

異世界の 【 武器 】 について


ブリングダガー

 ゲート解放前の時代までは、ゴブリン族の間では一人一本とまで言われていた短剣類。
 腕力では他の種に劣ることが多いゴブリンが武器に求めたのは“隙を作る”“威嚇”である。
 刀身は所持を隠せる様に短く小さいが、刃は鋭く、刺すのに特化した角度と太さは
 ゴブリンの力でも対象に無理なく刺し当てることで刀身全てを刺し立てる業物。
 肉体的なダメージではなく、傷口から刀身に仕込んだ毒などで相手を怯ませ、その隙に逃亡ないし
 他の者に攻撃させる戦法は、戦場で間接的にゴブリンの存在を確立させた。
 現在では商人などがペーパーカッターなどに、婦女子の護衛武器として世に出回っている。
 ゲート解放以降の歴史研究において、古代ローマ遺跡や中世城跡などで発見された歴史陰謀に関わる短剣類が
 ブリングダガーに酷似しているのが話題になっている。
武器属:短剣 / 価格:○ / 使用難度:◎ / 射程:×

ポテト

 クルスベルグにて“ポテト”と言えばゲート解放後に広まったじゃが芋料理よりも
 古来より伝わる緊急避難用具の短鎚を差す言葉であった。
 山と共にありて鉱山発掘を生業としていたドワーフ族は、崩落や崩壊事故と常に隣り合わせであり
 その脅威をどう取り払うかに苦心していたのである。
 国の荒事で人夫が不足していた時期に、そんな事故に多く見舞われたのが若年層の鉱夫達である。
 崩落事故で生き埋めになった若い鉱夫が、柄が折れて先端が割れて半分になった鎚を駆使して岩盤を破り助かった。
 その事案から、“小さく少ない振り幅でも打撃力を生み出せる鎚”が開発された。
 結果生まれたのが硬質鋼をコンパクトに先端として使い重心を工夫した柄の短い掌大の小鎚であり“ポテト”と呼ばれた。
 単品のコストは高いが、極閉所でも腕が小さく振れるだけで威力を発揮でき、携帯も易いため
 肌身離さず持つ緊急用具として鉱夫達に配られるに至る。
 軽さと小ささから、小人種の狭所格闘術に使われる武器としてアングラで広まったりもした。
 現在地球では自動車用具メーカーが車載用具として、異世界ブランド品の一環と着目している。
武器属:小鎚 / 価格:△ / 使用難度:○ / 射程:×

戦闘帆柱(ドーガ)

 ドニー・ドニー(以下、ドニー)の海賊船でも戦闘を目的とする艦に備え付けられている“奥の手”。
 発祥は、かの大船長ガルガドが策略にて艦の武器を封じられた際に自艦の帆柱を抜き折って振るったのが始まりである。
 その後、艦の持つ“力の象徴”として明らかに武器として見て取れる外観と大きさの帆柱を備え付けるのが
 海賊の間で広く流行ることになる。
 が、一度備え付けたドーガを船員の誰もが振るえなかったり外よりの傭員に任せるなどは
 その海賊団の“恥”に直結することになり、ドーガ員の衰えに合わせドーガの規模を小さくすれば、
 艦の構造までも造り直すことになるのでコストもひどくかかることになる。
 結局、振るうに難しく備えるに覚悟のいるドーガを有する海賊団は一握りとなった。
 ドニー北海にガルガドの遺灰と共に沈められたドニー杉一本作りの“力そのもの(バガン)”や
 白い船喰を撃退したラウダフルの鋼装杉芯の“轟氷山(ドゥチェリ)”などドニー史の中でもドーガの数は少ない。
 ドーガ員の日々の鍛錬は厳しくストイックなものである。
武器属:巨大棍棒 / 価格:× / 使用難度:× / 射程:◎


異世界の一風変わった武器を想像してみました

  • ネーミングとか地球の物とかと重ねたりとかは面白い -- (名無しさん) 2013-09-02 20:43:11
  • 意味と目的がはっきりしている道具っていいな -- (としあき) 2013-09-06 00:33:00
  • ネーミングがそれっぽくて面白い。地球の歴史に異世界の姿ありってのはイレゲ世界観にあってていいな -- (とっしー) 2013-09-14 21:27:07
  • 成り立ちが武器として生み出されたのではなく生活道具の一環から道が分かれ発展したかのような雰囲気は面白いですね -- (名無しさん) 2017-03-22 07:31:37
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最終更新:2013年08月31日 21:33