ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち
上演概要
- ブロードウェイミュージカル
あらすじ(公式サイトより)
こんな時代だからこそ、手に手をとって繋がる人と人との絆!
南仏サントロペのゲイクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」のオーナーのジョルジュと、看板スターの“ザザ”ことアルバンは20年間同棲し、事実上の夫婦として生活してきた。アルバンはこのところふさぎこんでいて、ショーの出番に遅れることもしばしば。愚痴をこぼすアルバンとそのご機嫌をとるジョルジュ―いわばふたりは倦怠期なのだ。ジョルジュには、24年前の過ち(?)から生まれた最愛の息子ジャン・ミッシェルがいるが、アルバンが母親代わりとなって手塩にかけて育ててきた。そんなある日、ジャン・ミッシェルが突然結婚を宣言。その結婚相手が、よりにもよってゲイクラブを厳しく取り締まるべきだと主張する政治家ダンドン議員夫妻の娘アンヌで、家族揃って挨拶に来ることになったので、さあ一大事! ジャン・ミッシェルはジョルジュに、一晩だけ普通の家族に見えるよう取り繕ってくれるよう懇願し、そのうえ、ずっと会っていない実の母親を呼んで欲しいと頼みこむ。それを聞いたアルバンは深く傷つくが、ジョルジュの説得によりジャン・ミッシェルの頼みを受け入れ、叔父として同席するために慣れない“男装”の訓練をするハメに。ところが、実の母親が急きょ来られなくなってしまい自体はさらに複雑に! アルバンはついに、女装して母親としてダンドン一家と対面することを決意、馴染みのジャクリーヌの店での食事会はひとまず大成功に終わるはずだったのだが…。
南仏サントロペのゲイクラブ「ラ・カージュ・オ・フォール」のオーナーのジョルジュと、看板スターの“ザザ”ことアルバンは20年間同棲し、事実上の夫婦として生活してきた。アルバンはこのところふさぎこんでいて、ショーの出番に遅れることもしばしば。愚痴をこぼすアルバンとそのご機嫌をとるジョルジュ―いわばふたりは倦怠期なのだ。ジョルジュには、24年前の過ち(?)から生まれた最愛の息子ジャン・ミッシェルがいるが、アルバンが母親代わりとなって手塩にかけて育ててきた。そんなある日、ジャン・ミッシェルが突然結婚を宣言。その結婚相手が、よりにもよってゲイクラブを厳しく取り締まるべきだと主張する政治家ダンドン議員夫妻の娘アンヌで、家族揃って挨拶に来ることになったので、さあ一大事! ジャン・ミッシェルはジョルジュに、一晩だけ普通の家族に見えるよう取り繕ってくれるよう懇願し、そのうえ、ずっと会っていない実の母親を呼んで欲しいと頼みこむ。それを聞いたアルバンは深く傷つくが、ジョルジュの説得によりジャン・ミッシェルの頼みを受け入れ、叔父として同席するために慣れない“男装”の訓練をするハメに。ところが、実の母親が急きょ来られなくなってしまい自体はさらに複雑に! アルバンはついに、女装して母親としてダンドン一家と対面することを決意、馴染みのジャクリーヌの店での食事会はひとまず大成功に終わるはずだったのだが…。
上演情報
世界初演:1983年
日本初演:1985年
【初演】1985年
【再演】1986年
【再々演】1987年
1993〜1994年
1997年
1999年
2008〜2009年
2012年
2015年
2018年
2022年
- 3月8日(火)~3月30日(水):日生劇場
- 4月9日(土)・10日(日):愛知県芸術劇場 大ホール
- 4月16日(土)・17日(日):富山・オーバード・ホール
- 4月22日(金)~25日(月):博多座
- 4月29日(金)~5月1日(日):大阪・梅田芸術劇場メインホール
- 5月7日(土)・8日(日):ウエスタ川越 大ホール
登場人物
ジョルジュ
主人公。『ラ・カージュ』の経営者であり、ショーの司会者。私生活ではアルバンのパートナー。
アルバン(ザザ)
もう一人の主人公。『ラ・カージュ』の看板スター「ザザ」。私生活ではジョルジュのパートナーではあるが、二人の仲は倦怠期。
ジャン・ミッシェル
ジョルジュの息子。二十数年前の一夜の出来事で生まれた。ザザが愛情を込めて育てているが、彼は自分の家族がゲイ夫婦であることをアンヌに言えずに苦しむ。[ローラン → ジャン・ミッシェル]
アンヌ
ジャン・ミッシェルの婚約者。[ミュリエル → アンヌ]
ジャクリーヌ
ジョルジュとアルバンの親友で、馴染みのレストラン『シェ・ジャクリーヌ』の経営者。
ダンドン議員
アンヌの父。 伝統的な家族と道徳を守る、保守政党の政治家。頭が硬く、ゲイが嫌い。
ダンドン夫人
アンヌの母。夫同様、ゲイが嫌い。[デューラフォア夫妻 →ダンドン夫妻]
ジャコブ
ジョルジュの家の執事(自称メイド)であり、ザザの侍女。『ラ・カージュ』のショーに出る事を夢見ている。
ルノー夫婦
プロムナードでカフェを営む。
フランシス
『ラ・カージュ』の舞台監督。
シビル
ジャン・ミッシェルの生みの母。(劇中には登場しない)[シモーヌ →シビル]
ハンナ
『ラ・カージュ』のカジェル。”ハンブルクのハンナ”と呼ばれる。ショーでは華麗に鞭を振り回す。
シャンタル
『ラ・カージュ』のカジェル。”金の喉仏”の持ち主。
メルセデス
『ラ・カージュ』のカジェル。妻子を養っている。
『ラ・カージュ』のカジェルたち
「デルマ」、「フェードラ」、「オデット」、「モニク」、「ロ・シン」、「ニコル」、「クロクロ」、「ビテル」、「アンジェリック」
配役
役名 | 1985 | 1986 | 1987 | 1988 | 1993-1994 | 1997 | 1999 | 2008-2009 | 2012 | 2015 | 2018 | 2022 |
ジョルジュ | 岡田真澄[未] | 細川俊之[未]※ 岡田真澄 |
岡田真澄 | 鹿賀丈史[未] | ||||||||
アルバン(ザザ) | 近藤正臣[未] | 市村正親 | ||||||||||
ジャン・ミッシェル | 金田賢一[未] | 川崎麻世[未] | 金田賢一 | 西川忠志 | 吉野圭吾 | 山崎育三郎[未] | 原田優一[未] | 相葉裕樹 | 木村達成[未] | 内海啓貴[未] | ||
アンヌ | 遥くらら[未] | 毬谷友子[未] | 床嶋佳子[未] | 風花舞[未] 森奈みはる[未] |
島谷ひとみ[未] | 愛原実花[未] | 小南満佑子[未] | |||||
ジャクリーヌ | 秋川リサ[未] | 上月晃[未] | 草笛光子[未] | 沢たまき[未] | 日向薫[未] | 香寿たつき[未] | ||||||
ダンドン議員 | 上條恒彦[未] | ハナ肇[未] | 加藤武[未] | 瑳川哲朗[未] | 今井清隆[未] | |||||||
ダンドン夫人 | 森公美子[未] | |||||||||||
ジャコブ | 蟇目亮[未] | 立川三貴[未] | 真矢武 | 福田よしはる | 真矢武 | 花井貴佑介[未] | ||||||
ムッシュ・ルノー | 友竹正則[未] | 安西正弘 | 前沢ゼン一 | ジェームス小野田[未] | 林アキラ[未] | |||||||
フランシス | 水木誠一 | 野垣真実生 | 日比野啓一[未] | |||||||||
ルノー夫人 | 山吹まゆみ[未] | 冨田恵子[未] | 相澤令子 | 園山晴子[未] | ||||||||
ハンナ | 真島茂樹[未] | |||||||||||
シャンタル | 野口あきら | 松澤重雄[未] | 松澤重雄※ NIRO[未] |
新納慎也[未] | 松谷嵐 | |||||||
演出 | 青井陽治[未] | 垣ヶ原美枝 | 山田和也[未] |
※途中降板
????年アンサンブル
2022年アンサンブル
花井貴佑介、林アキラ、日比野啓一、園山晴子
附田政信、佐々木誠、高木裕和、松谷嵐、渡辺崇人、榎本成志、丸山泰右、鯨井未呼斗、澤村亮、出口栄一、中川賢、齋藤信吾、佐野隼平、島田連矢、瀬沼真幸、山科諒馬、りんたろう、岡久直哉、中島祐太、髙橋桂、多岐川装子、浅野実奈子、篠崎未伶雅
附田政信、佐々木誠、高木裕和、松谷嵐、渡辺崇人、榎本成志、丸山泰右、鯨井未呼斗、澤村亮、出口栄一、中川賢、齋藤信吾、佐野隼平、島田連矢、瀬沼真幸、山科諒馬、りんたろう、岡久直哉、中島祐太、髙橋桂、多岐川装子、浅野実奈子、篠崎未伶雅
スタッフ
- 作詞・作曲:ジェリー・ハーマン[未]
- 脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
- 原作:ジャン・ポワレ
- 翻訳:丹野郁弓
- 訳詞:岩谷時子・滝弘太郎・青井陽治
- オリジナル振付:スコット・サーモン
2022年スタッフ
- 演出:山田和也
- 演出補:落石明憲
- 振付:真島茂樹
- 音楽監督・編曲:八幡 茂
- 音楽監督・指揮:塩田明弘
- 歌唱指導:林 アキラ
- 装置:田中直樹
- 衣裳:セオニイ・アルドリッチ
- 衣裳:小峰リリー
- 照明:沢田祐二
- 音響:山本浩一
- ヘアメイク:宮内宏明
- ウィッグデザイン:石渡英男
- 振付助手:萩原季里・富山 忠
- 衣裳助手:沼田和子
- 舞台監督:二瓶剛雄
- プロデューサー:宮崎紀夫・増永多麻恵(東宝)梅津美樹(ホリプロ)
- 宣伝美術:山下浩介
- 宣伝写真:田内峻平
- 企画・製作:東宝・ホリプロ
ナンバー
2008年版
第1幕
- ありのままの私たち We Are What We Are
- ありのまま(その2) We Are (II)
- ありのまま We Are Play Off
- マスカラ Mascara
- マスカラ・アンコール Mascara Encore
- アンヌと腕を With Anne on My Arm
- 君と腕を With You on My Arm
- プロムナード(第1幕) Promenade-Act(I)
- プロムナード(パート2) Promenade-Act(II)
- 砂に刻む歌 Song on the Sand
- ラ・カージュ・オ・フォール La Cage aux Folles
- ありのままの私 I Am What I Am
第2幕
- プロムナード(第2幕) Promenade-Act(2)
- 砂に刻む歌(リプライズ) Song on the Sand (Reprise)
- 男のレッスン パートI Masculinity Lesson Part I
- 男のレッスン パートII Masculinity Lesson Part II
- 見てごらん Look Over There
- お皿の絵 Dishes
- 今この時 The Best of Times
- 見てごらん(リプライズ) Look Over There (Reprise)
- フィナーレ The Finale
- カーテン・コール Curtain Call
ソフト化
- CD:「ラ・カージュ・オ・フォール」ハイライト・ライヴ録音盤CD(2009年5月5日発売/TOHO_M_0905)
- 1.プレリュード
- 2.First Speech
- 3.ありのままの私たち
- 4.ありのまま(Part2)
- 5.マスカラ
- 6.アンヌと腕を
- 7.君と腕を
- 8.砂に刻む歌
- 9.ラ・カージュ・オ・フォール
- 10.ラ・カージュ(カンカンの後)
- 11.ありのままの私
- 12.男のレッスン
- 13.見てごらん
- 14.お皿の絵
- 15.今この時
- 16.見てごらん(リプライズ)
- 17.Final speech
- 18.フィナーレ