あいつらが何者かをオレは知らない。
何者かは知らないが、少なくとも友人でも仲間でもないし、ターゲットでもなければ、まずは"ボス"なわけもない。
ただ、おそらくはこの『攻撃』をしている者はあの中の何れかだろう。であれば、まず今オレがやるべき事は既に決まっている。
あの力が、ここにまで及ぶ前に ――― 始末を付けることだ。
☆ ☆ ☆
何処かから、掠れた歌が聞こえていた。
いや、それは本当に歌なのか。それとも、ただ音が喉から溢れて調子はずれの旋律と化しているだけなのか。
ふわふわと辺りを漂う気配。
数ブロック離れた区画から来る雨の匂いと、いくつかの水たまり。
石造りの、しかし鮮やかな色合いの街並み。二本の広い道路の間に、同じくらいの幅の、街路樹帯と呼ぶには広い木々のある遊歩道。
その路に踊る無数の影。その隙間を、奇妙な旋律が彷徨っている。
それが結局何なのか。判別する術を持たないまま、ただ呆然と狂乱を眺めていた。
男がいる。ナチスの制服を身につけ、乗馬鞭を手によたよたと踊る。
女もだ。一言で言えば、大女。優に常人の二倍はある身長に筋骨隆々の体躯。サイケデリックな衣装に、顔のペイント。文字通りに鶏のトサカを思わせる髪型を振り乱し、狂ったように暴れている。
スコップを手にした痩せたチンピラが、辺り構わずそれを振り回している。その先が大女の太腿に当たり、返す刀で殴り飛ばされ樹木に激突する。
正に狂乱だった。
酒に酔った酩酊状態。或いはもっと興奮作用のある何かだろうか。
見渡す限りそこに居る者達は常軌を逸し、攻撃衝動をむき出しにしているかのようであった。
かくいう彼も、その脳の奥からむずむずと沸き上がろうとしている衝動を感じる。
恍惚。陶酔。忘我の至福をもたらすもの。そう、まるで麻薬の様な。
麻酔から意識を戻したばかりであったこと。それがもしかしたら関係しているのかもしれない。
拘束衣を着せられ、頭部には真新しい包帯が巻かれたこの老人は、この状況を理解できぬままながらも、まだ正気を保っていた。
老人。そうだ。
我々はこの老人を知っている! いや! このまなざしとこの顔のキズを知っている!
彼の名は、ロバート・E・O・スピードワゴン!!
単身アメリカへと渡り、石油を掘り当てて一代で財を築いた男!
かつて、
ジョナサン・ジョースターの友として、石仮面の力で吸血鬼と化したディオ・ブランドーとの戦いに身を投じた男!
我々はこの老人を知っている! このまなざしの鋭さと、魂の勇敢さを知っている!
道を挟んで北側から狂乱の様子を呆然と見ながらも、よろめきつつ記憶を掘り起こす。
朧気な断片。石仮面を手にした
ストレイツォと、"柱の男"。
それから、側頭部に強烈な蹴りを受け、意識を失った…そのハズだ。
しかし、恐らく傷は治っている。身体はまだ思うままにならないが、怪我などは無いように思う。
暗闇。記憶。光。人の声とざわめき。眼鏡の司会者。三人の、どこか見覚えのある男達…。
夢か幻想か、麻酔の醒めつつある中で見た幻覚か、或いはそれこそ地獄の風景なのか。
何も定かならぬ場面が、浮かんでは消える。
呆然と狂乱を見やりつつも、記憶を手繰る。
あの中。あの1人は、よく似ていた。まるで…。
「スピードワゴンさん…!?」
鋭く、低く声がした。
この狂乱の中、その声は驚くほどに冷静で、文字通りに「正気を保っている」ものだった。
そして何より、スピードワゴンはその声に聞き覚えがあったのだ。
「ジョジョ…?」
辺りを見回す。
建物の影に、1人の男が居るのが解った。
月明かりの元、決して見やすくはない。見やすくはないが、そこで手招きをしているのが誰なのかを、スピードワゴンは直ぐに解ってしまった。
よろよろと倒れるかのようにそこへと吸い寄せられる彼に、男は些かの興奮が感じられる声で言葉を続ける。
「…まさかとは思いましたが、やはり貴方でしたか…。以前会ったときよりも…その、やつれているようで、直ぐには分かりませんでした…」
その顔に、見覚えがある。
その声に、聞き覚えもある。
若くして死んだ彼の親友に生き写しであり、そしてまだ年若く、彼が我が孫のように思っている青年ともよく似ている。
「ジョージ…」
イギリス空軍の制服に身を包んだこの男は、ジョージ・ジョースターⅡ世。
ジョナサン・ジョースターの忘れ形見であり、
ジョセフ・ジョースターの父親であり……。
既に死んでいるはずの男なのだ……!!
「ばかな…き、君は…」
目の前の狂乱より、気がついたらこの場所に居たことよりも信じられぬ出来事。
「ええ…。僕はイギリス空軍基地にいたはずです…。何故こんな場所に居るのかは、さっぱり分かりません。
それにこの有様……。誰もが狂ってしまっているような……」
影に潜むようにふたり。小声で、相応に緊張した声で囁き合う。
話は噛み合っているようで噛み合っていない。
スピードワゴンの知るジョージⅡ世は、既に10年以上前に死んでいる。
彼が所属しているイギリス空軍の指令官が、かつて吸血鬼ディオによって屍生人と化した化け物であった事を知ってしまったため、勇敢にも戦いを挑むが返り討ちに遭い、殺されてしまったのだ。
ならば……このジョージⅡ世も屍生人か?
一瞬浮かんだ考えだが、即座にスピードワゴンは否定する。
違う。彼は、屍生人なんかではない。
表情は硬いが、生気に溢れ、目の輝きも失せていない。
彼は生きている。生きて、10年以上前のあの頃と変わらぬ姿、変わらぬ面差し、変わらぬ声で、今、ここにいる。
若くして死んだ親友の息子が、その当時の姿のまま目の前にいる。
これが、夢や幻でなければ、どれほど嬉しいことであろうか………!!
「とにかく、何が起きているのか分かりませんが、ここに居ては危険です。
誰かが異常な興奮作用のある薬をまき散らしているのかもしれませんし、僕たちもいつまで正気を保っていられるか分かりません。
まずは、その拘束衣を切ります。それから……」
ジョージはそう言うと、手にしたナイフでスピードワゴンの拘束衣の袖を切り、両手を自由にした。
それから、用心深く周りを見回し、半腰になって一方を示す。
「彼らに気付かれないように、素早く移動しましょう。もしかしたらこれも…いや」
そこで、彼の喉が爆ぜた。
「な…!? ジョージ……!!??」
血しぶきの中、魚に似た何かが見える。
見えたのは一瞬。しかしそれを気にするよりも、とにかく自由になったばかりの両手でその傷口を押さえようとする。
力が入らない。拘束されていたこと。つい先程麻酔から覚醒したばかりだということ。この二つが、スピードワゴンの両腕を緩慢にしている。
血を。血を止めなければ。
再び…再び親友の息子が死んでしまう事など……自分の目の前で死んでしまう事など……あってはならない……ッッ!!
瞬間、スピードワゴンの目に映る二つの影。
尻尾を跳ね上げる小さな鮫と……そして勢いよく飛来してくるものは ―――。
☆ ☆ ☆
吹き飛ばされた。
衝撃。浮遊感。まるで空中で時間が止まったかのような瞬間から、一気に重力の枷が身体を地へと引き寄せる。
身体を丸め、とっさに両腕で頭を庇う。
背中から落ちた先は、幸運にも茂み。
細かい傷は受けたが、致命傷に至るものはないように感じる。
「うぅ…ぐぐ……」
しかし、痛い。
茂みに落ちたときよりも、最初の攻撃、打撃を受けた脇腹が、明らかに腫れているようだ。或いは、あばらにひびでも入っているかも知れない。
嗚咽が漏れ出る。肺腑から空気が無くなり、荒く息をする。
あいつらでは無かった……!
黒を基調としたタイトな服装の男、"ボス"の親衛隊の1人である
スクアーロは、襲撃者の姿を見定めようと視線を闇に懲らす。
この場にいる者達の狂乱ぶりは間違いなく何者かによる「スタンド攻撃」で、それを仕掛けている敵スタンド使いは、「この場で正気でいるヤツ」。
勿論そいつは、ヴェネチアでボスの緊急指令を受けたばかりの自分を、ローマくんだりにまで飛ばした奴とは別だろう。別だが、今はそいつを処理しないことにはどうにもならない。
そう踏んで周囲を探っていたときに見つけたのが、時代がかった古い軍服姿の男と、老人のふたり。
拘束衣姿のジジイは戦力が低いものと見なし後回しにし、軍服男が敵スタンド使いかも知れないと、水の中をテレポートして移動する自らのスタンド、〈クラッシュ〉を、水たまり経由で近づけ、のど笛に食らいつかせる。
が…その直後に何者かの攻撃を受けた。
狂乱から少し離れ、小路の陰に潜んでいたスクアーロは、完全に不意を突かれる。
敵はあいつ等じゃない。しかも複数か……?
無差別範囲攻撃を仕掛ける者と、近距離パワー型の2人組だとしたら、それはかなりの脅威だ。
スクアーロは実際にその組み合わせてチームを組んでいる者達を知っているが、正直敵に回したくはない。
しかし……。
咆吼ッ!
人ならぬ野獣の咆吼ッ!!
襲撃者は、人ではなかった。
巨大な猿……人間の二倍は超える体躯をした、巨大な猿。
スクアーロは知らない。それは、組織『ドレス』によって創り出された殺人生物。
過酷な環境下を生き延び、改良され、さらには殺人のための訓練を受けたマンドリル!
強じんな四肢と高度な知能に加え! 残忍な性格を身につけているッ! 名付けられた名は、
マーチン!
「おい…まてよ、何なんだこいつはッ……!?
一体何だってんだ……!!??」
スタンド使いであり、"ボス"の密命で暗殺を含めた多くの汚れ仕事をしてきた親衛隊のスクアーロにとっても、これは全く想定外の敵であった。
動物がスタンド使いとして覚醒するケースは稀にあるとは聞いていた。
しかしこれは、スタンド使いとかそういう問題ではない。
存在そのものが化け物である。
「こ…こんなやつが……!?」
こいつが、辺りに幻惑作用のあるスタンド攻撃をして、挙げ句素手で仕留めて回るというのなら、正に無敵。
なまなかなスタンド使いでは歯が立つわけもないッ……!!
巨大猿は再び咆吼をあげる。興奮か、歓喜か。
近くには水たまりがない。もともと雨が降っているのは少し西に離れた区画で、ここに残っていた水は僅か。
〈クラッシュ〉を防御のために戻すことも出来ず、また不運にも巨大猿マーチンに殴り飛ばされた際、支給品の入ったバッグを手放してしまっている。
丸太の如き両腕を振り上げ、巨大猿が足を踏みならす。まるで勝利を確信し舞い踊るが如く。
身体が痛む。痛む、と思っていたが、次第にその感覚が消えてゆく。
恐怖と興奮で麻痺したのか、とも思ったが、それは違うと分かった。
例のスタンド攻撃だ。
次第に、スクアーロの頭の奥から、奇妙な多幸感が沸き上がりつつある。
尻を着いたままの姿勢で、腕を使い後ろへと這い逃げようとするが、既にその行為すら億劫になりつつある。
その背に、何者かが当たる。バランスを狂わせたそいつが、スクアーロの身体に覆い被さるように倒れ込んできた。
「くそ…、ヤバイぞ……ッ。
オレの頭も本格的にイカレはじめてきやがったのか……!?」
そうだ、こいつはたしか、"
涙目のルカ" とかいう組織のチンピラだ。
そしてこいつはとっくに死んでいるハズの男だ……!
次の咆吼は、悲鳴だった。
☆ ☆ ☆
「じいさん、そいつに掴まれ!」
鋭い叫びがスピードワゴンの背後から聞こえる。
背後、それも路地の奥の方からの声だ。位置も離れていて、姿は暗くてよく見えないが、その存在ははっきり分かる。
「そいつ」が、先程飛来して地面に突き刺さった銛を指しているであろう事はすぐに分かった。
しかし捕まったからといってどうなるものか。これを武器にして、先程見えた鮫のような影と戦えと言うのか?
「いいから、もたもたしてねーでその大男を抱えてしっかり銛に捕まるんだよッ!! 離すんじゃねーぞ!」
再びの声に、スピードワゴンは慌ててジョージを背後から抱えるように腕を回しつつ、さらに両手で銛を握る。
バチン!
身体が宙に浮いて、まるで吸い寄せられるかの如く飛んで行く。
いや、引き寄せられているのは自分の身体ではない。この銛だ。銛が引っ張られて、そこにしがみついている自分とジョージも一緒に浮かんでいるのだ。
両手両足で、必死に銛とジョージの身体を離さないようにする。切った拘束衣の長い袖を丁度ロープ代わりに使えたのが幸いした。
数十メートル移動して、柔らかい身体に抱き留められる。
「うおっ、結構重いな…あんたら、ガタイ良すぎだろ!」
悪態を付くのは、すらりとしたシャープな顔立ちのヒスパニックらしき女性。細かく編み込んだ長いドレッドヘアーと、額と顎にある三角形の入れ墨が特徴的だった。
「す、すまない、お嬢さん。だが、ジョージは…ジョージはこのままでは……」
押さえても、押さえても、スピードワゴンが抱えたままのジョージ・ジョースターの喉からは、血があふれ出し続けている。
「じいさん、酷なことを言うようだが、ここに留まってちゃマズイ。敵は2人組だし、能力の相性がバツグンに良すぎだぜ。
範囲攻撃で無差別に周りの人間をイカレさせ、もう1人が遠隔攻撃で直接仕留めて回る…。
はっきり言って今は、逃げの一手しか浮かばねー」
そう言って女が示す先は、見たこともない外観だが、どうやら車らしい物体。白地の車体に赤いランプ。後部を大きく開いて、中には広い空間。
2人がかりで中にジョージを運び込む。
「じいさん、アンタ後ろだ。
そこらに応急処置の道具があると思うから、ここはそれでなんとかしてくれ」
言いながら、女は運転席へと周り素早くエンジンを掛け発進する。
車体の壁に掛けてある透明のバッグに、赤十字の赤いマーク。透けて見える中に包帯やガーゼ、消毒液らしきものがある。
が、それでなんとか出来るとしは思えない。思えないが、それでもなんとか引っ張り出す。
「スピードワゴ…さん…」
些か乱暴に走り出す車の中、息が漏れているのか、言葉を発しているのか、その曖昧な境界をなんとか繋ぎ止めるように、ジョージが口を開く。
「母…と……エリザベ……スと………ジョセ…を…」
切れ切れの言葉。途切れがちな呼吸。
「いい、しゃべるな。血を…血を止めなければ……」
既にスピードワゴンの両手は、ぬらりとした血に塗れて滑り、傷口を押さえようもない。
ガーゼは溢れる血を吸いすぐさま真っ赤に染まる。拭いても拭いても留まる事を知らない。
急激に、身体が冷たくなっていく。
「だめだ…ッ駄目だ駄目だ駄目だ駄目だッ………! ジョージ、まだ行くなッ……!!
二度もッ……、二度もわしより先に死ぬんじゃあ無いッッッ!!!」
「……頼み……ま……」
抱える腕の中で、ぷつりと、何かが切れたのが分かった。
決定的で、掛け替えのない何かが、今失われたのが分かった。
☆ ☆ ☆
「こいつでも…無かった……」
ゆらりと、さながら幽鬼のように揺れる影。
全身が血に塗れ、顔の判別もつかない。
「スタンド使いは……この狂乱の中冷静な奴…………。
その考えが……既に……間違っていた……か………」
咽せるように数度咳き込む。
口から血の混じった唾を吐き出し、それから地面に散乱した荷物から、ボトルを1本手にして中の水を一口。口をすすいで再び吐き出す。
辺りは惨憺たる有様だった。
大女も、ナチスの服を着た東洋人の男も、涙目のルカも、そして、巨大な殺人猿に……1人の貧弱な体つきの少女も、全てが地に伏せ、倒れている。
静寂と月明かりの中、1人スクアーロのみが、街路樹のある広い遊歩道に立ちつくしていた。
涙目のルカ。スタンド攻撃で酩酊していたその男が近くに来たことで、スクアーロに反撃の機会が与えられた。
以前喧嘩で顔に傷を負って以来、涙腺が壊れ、ずっと涙が流れたまま止まらなくなっていたこのチンピラの、その涙の筋に、〈クラッシュ〉を呼び戻したのだ。
しかし、そのままではまだ足りない。だからまず、ルカののど笛を食いちぎり、辺り一面に血をぶちまけた。
殺人猿マーチンにも降りかかった血から、今度は猿へと〈クラッシュ〉の攻撃を加える。
不意の攻撃に恐慌状態になった猿は、それがスクアーロのスタンドによるものだと理解できず悶え暴れ回る。
大女にナチス服の男らをなぎ倒し、その隙間をスクアーロは〈クラッシュ〉で次々の攻撃を重ねる。
暴れ回るマーチンの丸太のような腕は、その近くでふらふらとしていた貧相な小娘まで、まとめて打ちのめし引き裂いた。
そこで、このスタンド攻撃が、初めて弱まったのを感じる。
小さな、やつれた小鳥のような姿のヴィジョンが舞い降り、女の側に落ちる。
乾いて荒れた肌は、しかし蝋のように真っ白で蒼白だ。もとより虚弱な体質であったろう事は一目で知れる。
その蒼白のカンバスに、赤く飛沫が飛び散って、夜目にも鮮やかなコントラストを形作っている。
「麻薬チームに……」
再び血の混じった唾を吐きつつ、呟いた。
「イカレたヤク中女が居る…って話は聞いた覚えがあるが……。
まさかお前じゃあないよな……?」
脚のつま先で顔を小突き、こちらへと向けさせる。
小さく、口が動いていた。
蒼白な顔を赤く染め、唇の端から泡が零れる。
マーチンにやられた際に、内臓から骨から、やられたのだろうと思う。
小刻みに震えるような唇が、陸に揚げられた魚のようにぱくぱくと動き、何事かを囁いているようだった。
「………マッ…は……」
僅かに顔を傾け、耳をそばだてる。
「……そうやって……笑うと………可愛い……うん、ほんとう………に……」
意味をなさないその言葉の羅列を、スクアーロは〈クラッシュ〉で止めた。
「……完全に、イカレちまってたみたいだな……。
ま、どーでもいいか………」
濃密な血の匂い立ちこめる遊歩道で、スクアーロはゆるゆると辺りを見回す。
ただこの惨状にさしたる興味も示さずに、水のボトルを拾い上げながら、自らの相棒、
ティッツァーノの事を考えていた。
【ジョージ・ジョースターⅡ世 死亡】
【大女ローパー 死亡】
【おじさんX 死亡】
【涙目のルカ 死亡】
【マーチン 死亡】
【アンジェリカ・アッタナシオ 死亡】
【残り 114人】
【ローマ市街地(A-2の何処か)・1日目 深夜】
【
ロバート・E・O・スピードワゴン】
[スタンド]:なし
[時間軸]:第2部、ストレイツォに頭を割られた後、シュトロハイム等に治療され覚醒する直前
[状態]:健康
[装備]:袖を切った拘束衣、頭部の包帯
[道具]:
基本支給品、不明支給品1~2
[思考・状況]
基本行動方針:不明
1:何故ジョージが…? そして最初の場所で殺されたのは…?
【
エルメェス・コステロ】
[スタンド]:『キッス』
[時間軸]:少なくともスタンド能力に目覚めてから後
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、救急車@Part4
ダイヤモンドは砕けない
[思考・状況]
基本行動方針:不明
1:くそ、成り行きで変なじいさん助けちまったけど、どーなってンだこりゃ?
※救急車@第四部
連続殺人鬼
吉良吉影に止めを刺した武器。緊急蘇生、応急措置の道具類などが内部に残されている。
※救急車内に、ジョージ・ジョースターⅡ世の死体及び支給品類アリ。ジョージⅡ世の支給品の一つは、ナランチャの飛び出しナイフ@Parte5 黄金の風。
※エルメェス・コステロのもう一つの支給品、銛は、〈キッス〉のシール使用により破壊されました。
【ローマ市街地、ジュゼッペ・マッジーニ通りの遊歩道(A-2)・1日目 深夜】
【スクアーロ】
[スタンド]:『クラッシュ』
[時間軸]:ブチャラティチーム襲撃前
[状態]:打撲、疲労、かすり傷
[装備]:
[道具]:基本支給品一式、不明支給品1~2、
[思考・状況]
基本行動方針:不明
1:まずはティッツァーノと合流。
※
おじさんXの支給品は、乗馬鞭@魔少年ビーティー、涙目のルカの支給品は、スコップ@Parte5 黄金の風。どちらも本人所有品の支給。
※A-2、ジュゼッペ・マッジーニ通りの遊歩道付近に、合計5人分の首輪と基本支給品、3~6の不明支給品、スコップ、乗馬鞭が散乱、或いは破壊され放置されています。
※スクアーロによる殺害は、ジョージ・ジョースターⅡ世、涙目のルカ、マーチン、
アンジェリカ・アッタナシオの4名。(死因は〈クラッシユ〉による咬殺)
※マーチンによる殺害は、おじさんX、
大女ローパーの2名。(死因は撲殺)
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最終更新:2012年12月09日 02:15