ロバート・E・O・スピードワゴン Robert E. O. Speedwagon
アミノ酸がある! 細胞がある!
微妙ながら体温がある! 脈拍がある!
生きているんじゃこいつはッ!!
原作登場部分:JC1~12巻
一人称:おれ(1部)、わたし(2部)
種族:人間(イギリス人・男性)
特殊能力:悪い人間といい人間の区別が「におい」でわかる
イギリス・ロンドンの暗黒街に住むチンピラ、といっても単なる小物ではなく、それどころかかなり顔の効く存在。
育ちは貧民街だが世界各国を放浪しておりアジアにアフリカやカリブ海、北極圏の方にも行ったことがあるらしい。
最初悪党として登場したとは思えないほど正義感が強く、また情厚き男である。
後にスピードワゴン財団の創設者となる男。
ロンドンの食屍鬼街(オウガーストリート)にて登場。25歳。
東洋の毒薬とその売人について調べにやってきた
ジョナサン・ジョースターを仲間とともに襲撃するが敗北。
ジョナサンが上辺だけでなく精神的にも貴族であることに惚れ込み協力を申し出る。
その後ジョースター邸まで同行して
ディオ・ブランド―の本性を見抜くが、直後に石仮面の力で吸血鬼となった彼にやられて負傷してから解説に徹する。
ジョナサンの勝利後は彼を病院に担ぎ込み、後日お見舞いに忍び込もうとするが彼を献身的に看病する
エリナ・ペンドルトンの姿を見てクールに去った。
この際ジョナサンの「友人」と名乗っているが、作中でジョナサンにとって家族や恋人、同士とは違う友人というのは実は意外と希少な存在(ディオの影響もあるが)。
普段はジョナサンをジョースターさんと呼ぶが、一度だけジョジョと呼んだこともある。
ディオの復活を知った後は裏の世界に手をまわして彼らがウインドナイツ・ロットにいることを突き止め、ジョナサンと
ウィル・A・ツェペリに同行。
自身が戦闘に関して足手まといなことに歯噛みしながらも、凍らされたツェペリの腕を体を張って溶かすなどできる限りのサポート(と解説)を行う。
ツェペリ亡き後は自分の帽子の代わりに彼のシルクハットを被っていた。
戦いの後、ジョナサンとエリナの新婚旅行の見送りにも訪れていた。
第一部終了後は再び世界を放浪しており、ひとり一文無しでアメリカ・テキサスに渡り砂漠で死にそうになるも油田を発見。
石油王となり1910年にスピードワゴン財団を結成、世界経済を動かすまでの男になる。
75歳にしてそのまなざしと顔のキズは変わっていないが、さすがに年の功というべきかすっかり落ち着いた老人となっている。
両親のいない
ジョセフ・ジョースターにとっては祖母エリナとスピードワゴンが親代わりであり、ガンコじじいと評されながらも大切にされており
またスピードワゴンの方もジョセフのことをよく理解している。
リサリサとジョセフの関係は全て知っているが、
ジョージ・ジョースターⅡ世の悲劇からエリナに頼まれ、ジョセフ本人には両親や祖父の真実について秘密にしていた。
後にジョセフが心臓に死の結婚指輪を埋め込まれ、生き延びるために奮闘しているのをエリナに隠すことにもなった苦労人。
50年来の友人である
ストレイツォと共にメキシコの遺跡へと赴き、そこで「柱の男(
サンタナ)」を見せ、波紋による破壊を依頼する。
しかし心の中がねじまがっていたストレイツォはその場で一行を襲撃し、全員を河に捨てる。
ストレイツォ本人は全員を殺害したつもりだったがスピードワゴンだけは重症ながら生きており、ナチスの手によって生かされサンタナの実験に同伴させられる。
復活したサンタナが殺戮を始める中で潜り込んでいたジョセフと再会、決着後祖父ジョナサンとその宿敵ディオについてはジョセフに話したようである。
そしてシュトロハイムの遺言に従いローマへ飛び
シーザー・アントニオ・ツェペリと合流、コロッセオ地下にて柱の男
カーズ、
エシディシ、
ワムウと対峙する。
その後、ジョセフ達がリサリサの元へ行った後はアメリカに戻り、エリナに自分とジョセフの無事を(前述の秘密を交えながらも)直接伝えていた。
カーズとの決戦の場において疲労のため雑魚吸血鬼に手こずるジョセフの元に
ルドル・フォン・シュトロハイムやスモーキーと共に科学戦闘隊を率いて駆け付ける。
戦いの最中スモーキーにジョセフの両親の真実について問われ、ジョセフには喋らないことを条件に話していた。
そして究極生物と化したカーズに恐怖し、同時に自分が今まで見てきたジョースター家の男の短命さを思い出す。
たまらずリサリサとジョセフの関係を口にしてジョセフを逃がそうとするがその言葉は届かず、ジョセフは決戦に向かってしまう。
全てが終わった後ジョセフの葬式にも出席するが、葬式の最中に本人が帰ってきたときには驚きで開いた口がふさがらなかった。
その後さらにアメリカの経済界、医学界を発展させるが1952年心臓発作で死去。
89歳生涯独身であったがリサリサがジョセフと共にアメリカに移住していたことを考えると、晩年も決して孤独ではなかったのだろう。
スピードワゴン財団
1910年に石油王となったスピードワゴンが結成した組織。通称SPW財団。
本部は最初ワシントンにあったがその後テキサス州ダラスに移っており、その他東京・目黒など世界各地に支部がある。
その目的は表向き人類の福利厚生の助成だが、真の目的は「石仮面」の謎を追うためであり、対吸血鬼用の設備や科学戦闘部隊を有している。
第三部以降も世界有数の研究機関としてスタンドの研究を始め、各地への調査員や監視員の派遣、船や潜水艦など各種乗り物の手配、怪我の治療から仮死状態の人間の延命措置まで行う医療技術など
幅広くジョジョたちのサポートを行ってくれている。
また第七部においてスティール・ボール・ランレースの出資者のひとつとしてスピードワゴン石油会社の名前が出ている。
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ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意) |
ジョジョロワ3rdでの動向
続く第話50 戦う女と泣けない復讐者で再会したのはジョージの妻 リサリサ。
しかし彼女もまた“狂って”しまっていた。力なく救急車に乗り込み逃走するスピードワゴン。
動き出した歯車はもう止められないのか――!?
To Be Continued...
参戦時期:ストレイツォに頭を割られた後、シュトロハイム等に治療され覚醒する直前
初期ランダム支給品:ドノヴァンのマント
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最終更新:2024年10月03日 09:16