エリナ・ジョースター Erina Joester = Erina Pendleton

ああ! う…美しすぎます!


原作登場部分:JC1~3、5~6、12巻
一人称:わたし
種族:人間(イギリス人・女性)
特殊能力:特になし

  • Part1
原作では第1話から登場している。
医者の父親に買ってもらった人形を悪ガキにとられて泣いているところをジョナサン・ジョースターに助けられる。
結果としてジョナサンはその喧嘩に負けるものの、彼の「本当の紳士になろうとする心」に触れる。

のちに、ジョナサンが喧嘩の際に落としたハンカチを届けたことで彼と恋仲になるも、その野心のためにジョナサンに恋人や友人を作らせまいとするディオの策略で唇を奪われてしまう。
そこでは泥水で口をすすぐことで己のプライドをディオに見せつけるも、レディとして教育をされていたエリナはジョナサンとの仲を事実上引き裂かれてしまったのだ。

7年の月日が経った。
彼女は医者である父の仕事でインドに移り住んで(おそらくそこで看護婦としての技術を得て)おり、
最近になって帰国し、勤めていた父の病院にディオと戦ったジョナサンが急患として担ぎ込まれたことで運命的な再会を果たす。
とはいえ、ジョナサンも恋人を戦いの渦中に巻き込むことはしなかった。
彼等がウィル・A・ツェペリと出会い、波紋・そしてディオとの決着を知った時、ジョナサンはエリナに黙って風の騎士たちの町(ウィンドナイツ・ロット)へ向かう。

そして、全てに決着をつけて帰ってきたジョナサンと1889年2月2日に結婚。翌2月3日からのハネムーンでアメリカへ向かう事に。
だがしかし、その大西洋上で悲劇が起こる。生きていたワンチェンを追って船倉へ潜ったジョナサンが再会したのは首だけのディオ。そして撃ち抜かれる喉。
それらを目撃したエリナはそこで初めてジョナサンの戦いを知る事になる。
最後の波紋を使い船を爆破させようとするジョナサンと共に死ぬことを選ぼうとするエリナだったが、ジョナサンの指す指先には見ず知らずの赤ん坊。
あまりにも残酷な勇気であり決断であったが、爆発の際にその赤ん坊の傍に飛ばされたこと、そしてそれがジョナサンの遺言になったことから、エリナはその赤ん坊を抱いて船から脱出。
二日後にカナリア諸島沖で救助される。

※ジョナサンの死亡が2月7日であるので結婚して5日で未亡人(しかも子持ち)という事になってしまった。

  • Part2
彼女はジョナサンを失った後、その生涯を再婚せずに過ごしていた。
Part1で船から脱出した際に身ごもっていた子(ジョージ・ジョースターⅡ世)と助けた赤ん坊(リサリサ)の子、つまりジョナサンの孫であるジョセフ・ジョースターと共にアメリカに引っ越してきた。
この時、スピードワゴンから石仮面について聞いたのであろう、彼女もある程度「50年前の運命」というものを知っており、吸血鬼になったストレイツォとの戦いにジョセフが向かおうとする際に止めようとしていた。

だが、その後にジョセフが巻き込まれる運命までは彼女は知らない。
ワムウエシディシに埋め込まれた毒の指輪のことを「言ったらブン殴るぜ!」と言われたスピードワゴンはエリナに「ジョセフはひと月の間イタリアを観光して回る」と嘘をつく。
(とはいえ、SPW自信も「言える訳がない」と言っているが)
つまり、ジョナサンの時と同様彼女は最後まで愛する者の戦いを知らないまま過ごしていたのだ。

そして(おそらく)全てを知ったのはジョセフの葬式の時。
※この時何食わぬ顔で「もう帰りましょう」などと言えるSPWの図太さと言ったらない
結局ジョセフは生きていたものの、それまで全ての戦いを知らずにいた彼女はどのように思っていたのだろうか……

そして――それからも小学校の英語の教師(あれ、看護婦は?)を続けるが、
1950年、皆に見守られながら81歳の生涯を静かに閉じた。


+ ジョジョロワ3rdでの動向(ネタバレ注意)

ジョジョロワ3rdでの動向


第11話『これはゾンビですか?いいえ、それは孫です。』にて初登場。
ゲーム開催時に死んでしまった夫……なぜ、なぜこんなことに?
そうして絶望するのもつかの間、彼女に突然襲い掛かるは屍生人となったアダムス
しかし彼女は無事だった。アダムスを倒したのは先ほど死んだはずのジョナサン・ジョースターだった!?
そんな状況を飲み込めずエリナは走り出す。
あれはゾンビだったんですか?いいえ、あれは孫です。

次話『嘘つきジョセフと壊れたエリナ』でもいまだに勘違いは続く。
エリナに追いついたのはジョナサンではなくジョセフ・ジョースター
だがしかし彼も、エリナがそうであるように優しい人間だった。
目の前で苦しむ『おばあちゃん』を悲しませないために彼は『ジョナサン』になることを決意。
エリナ・ペンドルトン、いや、エリナ・ジョースターの無知は、はたして罪になりえるのだろうか?

第86話『愛してる ――(I still......)』において彼女たちはある屍生人に襲われる。
それは『母』ゾンビ。もちろん彼女は何も知らない。
いつも頼りになる『夫』。『妻』として、そしていずれ『母』になるであろうエリナは何を思うのか。
隣にいるのが『孫』だとも知らずに――

第107話『fake』で彼女の運命は大きく転がった。
次に一行に襲い掛かるは黒騎士ブラフォード。彼もまたジョセフのことをジョナサンと勘違いしたままであった。
だが、そんなことは彼女は知る由もない。目の前で繰り広げられる戦いを固唾を飲んで見守るばかり……
しかし!己の血統を理解し、そして混乱した『ジョナサン』に一瞬の隙が!
容赦なく振り下ろされるハンマーを目にし、彼女の身体は自然と動いていた――

そして、第115話、死亡遊戯(Game of Death)にて彼女は静かに息を引きとった。
結局のところ、彼女はこの殺し合いに巻き込まれ、死にゆくまで『夫』と連れ添ったのだ。
仮に――仮にだが、この話で『曾孫』にその命を助けられたとして、すべてを知ったとしたら、彼女はどう感じるだろうか。
きっと彼女は自分を責めるだろう。そういう女性だ。
ゆえに……ある意味ではエリナ・ジョースターは助からなくてよかったのかもしれない――

GAME OVER

参戦時期:Patt1 ジョナサンとの新婚旅行の船に乗った瞬間
初期ランダム支給品:不明(第136話『理由』の時点でジョセフ・ジョースターが所持)

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最終更新:2013年07月22日 16:11