虹村 億泰 Okuyasu Nijimura
登場作品 |
ジョジョの奇妙な冒険 第4部「ダイヤモンドは砕けない」 |
種族 |
人間 |
性別 |
男 |
一人称 |
おれ |
特殊能力 |
スタンド「ザ・ハンド」 |
「あの野郎はよォ─────ッ 因縁的によォ─────ッ!! この虹村億泰が仕留めるッ!」
概要
ぶどうヶ丘に通う高校1年生の不良にしてスタンド使い。ASBでのCVは高木渉。
彼の父親は元々
DIOに肉の芽を植えられた部下であったが、
DIOの死によって肉の芽が暴走。
父親は肉の芽の細胞に侵されて不死身の怪物となり、兄の虹村形兆と共に「父親を殺せるスタンド」を見つけ出すべく『弓と矢』を使ってスタンド使いを増やしていた。
そういった経緯故に当初は敵として登場したが、
仗助との闘いや兄の死によって改心。
それ以来
仗助の相棒同然の親友となり、兄を殺したスタンド使いを追っていた。
吉良吉影との最終決戦においてもザ・ハンドを駆使し、猫草の空気弾攻略に貢献する活躍を見せた。
外見
上はまとめた黒髪に横は刈上げみたいな灰色の髪型と顔にバッテンの傷が特徴。
服装は改造学ランでダブル式に弗や億などのマークが付いている。
性格
不良であるが故に少々気性が荒いが、単純で人懐っこく面倒見のいい性格
頭はよくないらしく、考えるのは苦手。本人もそれは自覚していて、結構気にしている。
少々決断力に欠ける節もあるが、義理人情には篤い。
能力
ザ・ハンド
破壊力 - B / スピード - B / 射程距離 - D / 持続力 - C / 精密動作性 - C / 成長性 - C
右手で空間を削り取る能力を持つ近距離パワー型のスタンド。
空間を削り取ることで実質的に防御無視の攻撃を行うことが出来、空間を削って瞬間移動を行ったり遠くのものを引き寄せることも可能。
格闘能力にもそこそこ優れており、作中の登場人物からは「恐ろしいスタンド」と評されていた。
+
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本ロワにおけるネタバレ |
本ロワにおける動向
初登場話 |
011:地獄の番人 |
死亡話 |
100:嘆きの森 |
登場話数 |
4話 |
登場時期 |
吉良の空気爆弾を受けた直後、夢の中で形兆に再会する直前 |
スタンス |
対主催(殺し合い反対) |
詳細
初登場は第11話「 地獄の番人」。
開始早々、彼が目にしたものは さとりをスタンドによって攻撃する ドッピオの姿。
億泰はすぐさまザ・ハンドを使って さとりを助け出し、 ドッピオの追撃から逃れるべく彼女を背負って逃走。
彼が逃げた先は「迷いの竹林」。多くの参加者が集い、魔境と化している竹林に逃げ込んだ彼は果たしてどうなるか。
第48話「 お宇佐さまの素い足」では ドッピオによる追跡を振り切り、幸運にも迷いの竹林を離脱出来た億泰の姿が書かれていた。
さとりを抱える彼が辿り着いたのはレストラン・トラサルディー。
「トニオさんの料理で さとりを治療出来ないか」と考えた億泰は、そのまま店内へと入っていった。
近くから自分達の様子を伺っている ブチャラティの存在に気付かぬまま…
第65話「 Roundabout -Into The Night」では懸命に さとりを助けようとするが、彼女の容態は一向に良くならない。
苦悩する彼の前に現れたのはギャングである ブローノ・ブチャラティ。彼は さとりに対して応急の処置を施した後に、近くにある「香霖堂」へ医療道具を探しに行こうと提案。
しかし、レストランを出た直後に柱の男「 サンタナ」の問答無用の襲撃を受ける。 さとりを抱えた億泰を戦闘に巻き込むワケにはいかない ブチャラティは、 サンタナの相手を一人で買って出たのだ。
彼を心配しながらも億泰は香霖堂に辿り着き、そこで レミリア・スカーレット、 ジョナサン・ジョースターと出会い、事情を説明した。
その後、波紋使いの ジョナサンに さとりの治療を行ってもらい、彼女の命を何とか繋ぎ止める事に成功する。
彼に心からの礼を言った後、 ジョナサンの「ジョースター」という名に疑問を持つが、その時縛り上げていた 霊烏路空が目を覚ます。
自分の主人が寝たきりになっていることに驚く彼女を見て、億泰はおくうの境遇と自身の悲しい家庭環境を重ねた。
大切な家族が罪を犯すことの悲しさを知る億泰は、おくうを仲間に誘おうとロープを解くが、彼の言葉はおくうの心には届かなかった。
億泰と ジョナサンを攻撃し、 さとりを連れ出して逃げたおくう。億泰は責任を感じ、たったひとりでおくうを止めようと外に飛び出していったのだった。
第100話「 嘆きの森」。おくう追跡の最中、知らされた第1回放送内容に絶句する億泰。
ショックと怒りに身を震わせながらも彼は走ることをやめない。
駆ける彼の先に待っていた者はあのサンタナだった。柱の男の繰り出す未知の能力に苦戦、勝負が長引くことはないと思われた。
そこに到着したのは 紅い悪魔と、 真の紳士と、 信義のギャング。頼れる黄金の仲間たちであった。
一気に畳み掛けられる吸血鬼と波紋とスタンドのコンビネーションアタックにより、サンタナを再起不能直前まで追い込む。
しかしその場にはもう一人の「悪魔」がいた。それは億泰がかつて目撃した、古明地さとりを瀕死に追いやった少年ドッピオ。
億泰の心に怒りが湧き上がる。おくうの家族を不幸に堕とした元凶を、許してはならない。
猿芝居により難を逃れようとするドッピオだったが、億泰を騙すことならず。すかさず億泰はドッピオを攻撃した。
だが復活したサンタナがその場に乱入、億泰に致命傷を与え、ドッピオと共に地下空間に逃げ込んでしまう。
あまりの深い傷に己の死は免れないと悟った彼は力を振り絞り、残る三人の仲間に最期の意志を伝える。
「空を……さとりを頼む……大切な家族がいるのに罪を犯そうとしているあのコを……その家族を頼む……
それと……よ……東方仗助って奴と……広瀬康一って奴に…………もし会ったら……言っといて……くれ……『すまねぇ』って……」
無念のままに眠りについた億泰。
その願いは、意志は、残された者へと確かに受け継がれた。
【虹村億泰 死亡】
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最終更新:2016年05月17日 02:35