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ボディー換装Q - (2006/12/01 (金) 19:48:59) の編集履歴(バックアップ)


Qステに、ノーマルチョロQのボディーを載せてみよう! 第一弾・・・

「買ってきたばかりなのに、もう分解してるの?」という嫁さんの冷たーい視線に耐えつつ、「人と同じなんてイヤ→→」光線をビカビカ発して、作業を続けます。。。


【 ボディー比較 】
お気に入りの「チョロQ D1 No.7 YUKE'S CUSCO with ADVAN インプレッサ」(アオシマ製)をQステに載せてみようと思います。

分解前の状態で、ホイールベースはほとんど同じであることは分かっていましたが、ノーマルと比べてどこを弄れば良いのでしょうか。違いを探ってみます。


1)フロント部分
ノーマルボディーは、シャシにねじ止めするための、雌ねじ用のポストが立っています。
一方Qステは、シャシの先端部をボディーの溝に刺して固定する方式です。

Qステ・ボディーをノーマルシャシに被せてみると、大きく隙間が開きます。言い換えれば、ノーマルボディーをQステ・シャシに載せる際に、この隙間分だけ干渉するということです。
 


2)リア部分
ノーマルもQステもフック式の固定です。
パッと見、爪の大きさが随分違いましたので、Qステに合わせてサクッと切ってしまおうかとも思いましたが、その必要はありませんでした。 →理由は後記。



3)サイド部分
ホイルアーチ(ホイルベース)に、差はほとんど見られません。
Qステはボディーが薄く、ドア部分にはリブが入っています。(写真左)
ノーマルシャシを収めてみると、スッポリ入ります。(写真右)
この部分は特に加工する必要は無さそうです。→前後方向の位置合わせをすれば、ボディー換装は無理せずに出来るはず・・・。注意するのは、精々ステアリングの切れ角くらいでしょう。これは組み上げた後で、追加工すればOKということで。。。





【 ノーマルボディーを載せてみる・・・ 】

まずは、干渉必至のボディー側雌ねじポストを、根元から切断します。
予想していたとはいえ、あちこち干渉しまくりです。
センターに収まるはずのリアタイヤが、ハウジングの後側に食い込むほど当っていました。

加工1
 
シャシの、リアパネルの裏当てになるリブは、ノーマルの分厚いボディーを取り付ける際には必要ありませんので、ザクッと切り取ってしまいます。
さらにボディーの爪が掛かる穴も、コインホルダーに当るところまで拡大し、ボディーが目一杯後ろに下がる様にします。(おかげでコインを入れる隙間は消失します・・・)
※ここまで穴を拡大すると、ボディー側のフックは無加工のままでも、容易に取り外しが出来るようになります。

加工2

リアウィングのステイを溶着した部分と基板が干渉していたので、リュータで慎重に削ります。
個体差がありますが、基板から出るモータの電源ラインのハンダ付けが、必要以上に盛り上がっていることがあるので、適度に除去すると、干渉度合いが緩和されます。ついでに、この電極の突き出し量を最小になるように切除すれば尚良し。

< tips >
6箇所ある電極のハンダを一度除去すれば、基板がカウンタギアに接触するぎりぎりまで下げられそうなので、そうすれば、2mm近くクリアランスを確保できそうです。

※インプには、この加工は必要ありませんでしたが、ローハイトボディーを載せる場合には必須となるでしょう。


加工3
 
リアの収まりが決まったら、フロント側を加工します。
シャシ側の爪部分を残そうとすると、バンパー下のグリルから「アッカンベー」することになってしまいますので、躊躇せずに削除しました。
シャシがボディー内に収まることを確認した後、干渉部分をマーキングしてリュータでゴリゴリ削ります。仕上げはカッターの刃先を立てて、均すように削り上げます。
収めのイメージは、削り取ったボディーの棚状の部分に、シャシが乗る感じ。勘合具合を見ながら、シャシ先端側も微調整した方が仕事が速いです。

※グリルの裏は、0.5mm弱になるところまで削り込んでいます。これ以上削る必要のあるボディーでは、シャシの先端を切り詰めていくしかありません。



【 組み付け 】
 
取り敢えず、こんな感じになりました。
懸念したフロント・フェンダー裏の干渉も無く、すっぽりいい感じで収まっています。
ホイールやドアミラーなどの、ディテールアップは、また後日。。。


フロントのリップ部分とシャシ下面は、面一にはなりません。
高さ的に、これで良いのです。基準となるのは、前後方向はリアタイヤセンター、高さ方向はシャシ面とボディー下端を揃えることとしています。

ボディーとシャシとの固定は、ゴム系のボンドを極少量用いることとして、メンテ時に容易に取り外せる様にしています。



シャシセンター部分は、幅/高さとも面一に仕上げています。
本当は後方にあと0.5mm程ずらしたかったのですが、コインホルダとボディーの隙間が無くなってしまったので、これ以上下げることが出来ませんでした。
改善の余地がないこともないのですが、まあ取り敢えずこれで良しとしています。




そのせいで、リアタイヤとバンパーとの隙間は、精々1mm程しかありません。走行上は問題ありませんが、ルックス的には少しだけボディーを削り込んだ方が良さそうです。 まあ微調整ということで・・・


<<その他の車両の場合>>
フロントオーバーハングが短い車両(例:チェリークーペなど)の場合、ボディーよりもシャシの方が長く、前に突き出してしまうものについては、ホイールアーチを大きく削って後寄りにずらして取り付けるか、シャシの先端を大きく削り落としてやらないといけないようです。

第二段は、どれを加工してみましょうか・・・




【 おまけ 】
http://www.yukes.co.jp/d1-project/




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