「すごいよ、わかっちゃーいたけど、サイズ、全く一緒だね。お母さん」
「そうね。嬉しくもあり、悲しくもあるわね…」
「悲しい?なんで?わたしはお母さんにそっくりなのが自慢なんだけど?」
「うーーんとね、、、お母さんみたいじゃなくて普通くらいになって欲しかったの…
いつまでも小学生みたいで…まわりの、同級生とかどんどん大人になってくのに…なんかね…そんな思いは
こなたにはして欲しくはなかったの…」
「…いやー、わたしも、ある時期までは、少し悩んでたけどね。胸がないとか小さいとかさ…でもね、とあるゲームで
勇気づけられてね…以来、自分は希少価値があるんだって前向きに考えるようになって、なんとも思わなくなったな。
それにさ、写真見るたんびに、そっくりだなぁーって。お母さんそっくりなままでいたいなーとも思ってたし」
「よかった…お母さんみたいに変なコンプレックス持ってたらどうしようかと思ってたんだけど…
要らない心配だったようね。でも、ゲームってなんの?」
「そうそう、心配無用だからさ、まぁ、何のゲームかは別にいいんじゃない?」
「うーーーん、まぁそうね。でも、お母さんに似てて嬉しいだなんて…なんかお母さん複雑です…」
「そおう?わたしは嬉しいよ?だってお母さんだよ?」
「喜んでいいのかしら?」
「もちろんだよ!!」
「ふふふ、ありがと」
「うんん、こちらこそ。そっくりに産んでくれてありがとう。わたしはこんな自分もお母さんも大好きだよ」
「まぁ…こなたったら…ふふ」
「そうね。嬉しくもあり、悲しくもあるわね…」
「悲しい?なんで?わたしはお母さんにそっくりなのが自慢なんだけど?」
「うーーんとね、、、お母さんみたいじゃなくて普通くらいになって欲しかったの…
いつまでも小学生みたいで…まわりの、同級生とかどんどん大人になってくのに…なんかね…そんな思いは
こなたにはして欲しくはなかったの…」
「…いやー、わたしも、ある時期までは、少し悩んでたけどね。胸がないとか小さいとかさ…でもね、とあるゲームで
勇気づけられてね…以来、自分は希少価値があるんだって前向きに考えるようになって、なんとも思わなくなったな。
それにさ、写真見るたんびに、そっくりだなぁーって。お母さんそっくりなままでいたいなーとも思ってたし」
「よかった…お母さんみたいに変なコンプレックス持ってたらどうしようかと思ってたんだけど…
要らない心配だったようね。でも、ゲームってなんの?」
「そうそう、心配無用だからさ、まぁ、何のゲームかは別にいいんじゃない?」
「うーーーん、まぁそうね。でも、お母さんに似てて嬉しいだなんて…なんかお母さん複雑です…」
「そおう?わたしは嬉しいよ?だってお母さんだよ?」
「喜んでいいのかしら?」
「もちろんだよ!!」
「ふふふ、ありがと」
「うんん、こちらこそ。そっくりに産んでくれてありがとう。わたしはこんな自分もお母さんも大好きだよ」
「まぁ…こなたったら…ふふ」
着替えが終わり、
「…うし!!お母さん、どう?ってお母さんが着てるわたしの服みればだいたい察しはついちゃうけどね」
「ほんと(笑…そっくりすぎて鏡みてるみたい」
「んでは…かがみ&つかさーー。いいよー」
「…うし!!お母さん、どう?ってお母さんが着てるわたしの服みればだいたい察しはついちゃうけどね」
「ほんと(笑…そっくりすぎて鏡みてるみたい」
「んでは…かがみ&つかさーー。いいよー」
ドアが開いてかがみ達が入ってくる。
「「うわっ」」
「こりゃ、遠目じゃわからないわね。」
「どうどう?いけるでしょ?」
「…いけるけど、あんたにその服はイメージ合わないわ」
「…むぅ、どうしてそう、ぐさりとくる事を言うかねぇ…」
「えー、こなちゃん、かわいいと思うけど…」
「いや、まぁ、かわいいんだけどさ…なんていうの、普段のイメージっつーのがあるじゃないのよ」
「…んとにもうぅ、素直じゃないんだからかがみったら」
かがみに近寄り、ほっぺに指をぐりぐりするこなた。
「…な、なによ…」
なぜか、赤くなるかがみ。
「かがみんはかわいいなぁ~」
「ああもう、そんなんじゃないってば…」
「「うわっ」」
「こりゃ、遠目じゃわからないわね。」
「どうどう?いけるでしょ?」
「…いけるけど、あんたにその服はイメージ合わないわ」
「…むぅ、どうしてそう、ぐさりとくる事を言うかねぇ…」
「えー、こなちゃん、かわいいと思うけど…」
「いや、まぁ、かわいいんだけどさ…なんていうの、普段のイメージっつーのがあるじゃないのよ」
「…んとにもうぅ、素直じゃないんだからかがみったら」
かがみに近寄り、ほっぺに指をぐりぐりするこなた。
「…な、なによ…」
なぜか、赤くなるかがみ。
「かがみんはかわいいなぁ~」
「ああもう、そんなんじゃないってば…」
「さて、お父さんのとこにでもいってきますかね…お母さん、ちょっと行ってくるよ。まぁ…神降臨!!っ
とか言って原稿書いてたらさすがにあれだけど、多分、居間か自分の部屋で寝てるしね」
「はいはい、いってらっしゃい」
「んじゃね、かがみたちも。気になったら、見に来てもいいけどね。お母さんの相手しばしよろしく」
「…はぁ…行ってらっしゃい…あんたも好きよね、そういういたずら。でもおじさんは騙せないでしょ?」
「へへへ、これで騙そうとかどうとかは思ってないよ。単なるジャブだよジャブ」
「あーはいはい、じゃぁ、私たちは、おばさんと話してるから」
「でわでわ…むふふふ」
「あーあ、ほんとに行っちゃったよ…」
こなたが出て行き、部屋にはかなたとかがみ、つかさの3人になる。
「かがみちゃん、つかさちゃん。いつもこなたがお世話になってるみたいで、ありがとうね」
「あっえっ!?い、いや、そんな…」
「こなちゃんとは、大切な友達なだけで、そんな世話とか…わたしがなってるかも…」
「ふふふ…でもほんとにありがとう…こなたも良い友達に恵まれてよかったわ…」
かなたがふーっとため息をつき、少し遠くを見る。
「…こなたがね、昨夜かがみちゃん達のことを話してくれたんだけど、
あ、えーとね、まだわたしは見えてなかったからこなたにとっては独り言なんだけどね…
すごくね、うれしそうに話してくれたの…きっと大好きなのね…」
「…なんか、照れるなぁ…」
かがみが赤くなりうつむく。
「…へへへ、あたしもこなちゃんのこと大好きだよ」
「こなた、そう君に似てオタクになっちゃったからお母さん少し心配だったんだけど本当に大丈夫そうね」
「こなちゃん、オタクなのかなぁ…お姉ちゃんともよく話が合ってるみたいだけど…」
「ちょっ、あんた何を…そ、そんな言うほどは合ってないわよ?」
「えーでも…たまに良くわからない言葉で話してるよ?お姉ちゃんたち」
「そ、そんなことは…ラノベ関係はそうかもしれないけど…」
「ふふふ…よければ、こなたとのこともう少し聞かせてもらえないかしら?」
「えーーと、それじゃこなちゃんとの出会いから……」
高校1年の時の出会いから、つかさが話し始めていく。
とか言って原稿書いてたらさすがにあれだけど、多分、居間か自分の部屋で寝てるしね」
「はいはい、いってらっしゃい」
「んじゃね、かがみたちも。気になったら、見に来てもいいけどね。お母さんの相手しばしよろしく」
「…はぁ…行ってらっしゃい…あんたも好きよね、そういういたずら。でもおじさんは騙せないでしょ?」
「へへへ、これで騙そうとかどうとかは思ってないよ。単なるジャブだよジャブ」
「あーはいはい、じゃぁ、私たちは、おばさんと話してるから」
「でわでわ…むふふふ」
「あーあ、ほんとに行っちゃったよ…」
こなたが出て行き、部屋にはかなたとかがみ、つかさの3人になる。
「かがみちゃん、つかさちゃん。いつもこなたがお世話になってるみたいで、ありがとうね」
「あっえっ!?い、いや、そんな…」
「こなちゃんとは、大切な友達なだけで、そんな世話とか…わたしがなってるかも…」
「ふふふ…でもほんとにありがとう…こなたも良い友達に恵まれてよかったわ…」
かなたがふーっとため息をつき、少し遠くを見る。
「…こなたがね、昨夜かがみちゃん達のことを話してくれたんだけど、
あ、えーとね、まだわたしは見えてなかったからこなたにとっては独り言なんだけどね…
すごくね、うれしそうに話してくれたの…きっと大好きなのね…」
「…なんか、照れるなぁ…」
かがみが赤くなりうつむく。
「…へへへ、あたしもこなちゃんのこと大好きだよ」
「こなた、そう君に似てオタクになっちゃったからお母さん少し心配だったんだけど本当に大丈夫そうね」
「こなちゃん、オタクなのかなぁ…お姉ちゃんともよく話が合ってるみたいだけど…」
「ちょっ、あんた何を…そ、そんな言うほどは合ってないわよ?」
「えーでも…たまに良くわからない言葉で話してるよ?お姉ちゃんたち」
「そ、そんなことは…ラノベ関係はそうかもしれないけど…」
「ふふふ…よければ、こなたとのこともう少し聞かせてもらえないかしら?」
「えーーと、それじゃこなちゃんとの出会いから……」
高校1年の時の出会いから、つかさが話し始めていく。
「さぁて、お父さん、どんな反応するやら…いやーでも、お母さんとは間違える事はないだろうし…
普通にスルーされそうだから、あんまり期待はできないかなぁ~。まぁ、何事も前振りが必要だしね…」
てくてくと居間に入っていくこなた。
「いきなり、発見!!やはりここでお昼寝でしたか。お父さん」
にやりといたずらっぽく笑みを浮かべるこなた。
「お父さん!!起きて起きて!!」
お昼寝中のそうじろうをゆする。
「……んんん~~なんだ~どうした?」
と言いつつ、むっくり起きるが、まだ目が開いてないそうじろう。
「お父さん、見て見て」
おおきなあくびをしつつ、こなたを見るそうじろう。
視界にこなたが入った瞬間、そうじろうがシャキーーンと音を立てたかのように眠りから覚める。
「おーーーーぅ、そりゃまた……一瞬かなたかと思ったぞ?かわいいかわいい!!よく似合ってるぞ」
「へへへへ…」
割とストレートな反応というかなんというか、少しつまらないなと思いつつも褒められて嬉しさは隠せないこなた。
「こなた、お母さんの服持ってたのか?」
「うん、お母さんの洋服、全部あるよ。前の大掃除の時発見して部屋に移動しといた。わたし、いつか必ず着るから」
「…そうか…」
すこし遠くを見るそうじろう。
普通にスルーされそうだから、あんまり期待はできないかなぁ~。まぁ、何事も前振りが必要だしね…」
てくてくと居間に入っていくこなた。
「いきなり、発見!!やはりここでお昼寝でしたか。お父さん」
にやりといたずらっぽく笑みを浮かべるこなた。
「お父さん!!起きて起きて!!」
お昼寝中のそうじろうをゆする。
「……んんん~~なんだ~どうした?」
と言いつつ、むっくり起きるが、まだ目が開いてないそうじろう。
「お父さん、見て見て」
おおきなあくびをしつつ、こなたを見るそうじろう。
視界にこなたが入った瞬間、そうじろうがシャキーーンと音を立てたかのように眠りから覚める。
「おーーーーぅ、そりゃまた……一瞬かなたかと思ったぞ?かわいいかわいい!!よく似合ってるぞ」
「へへへへ…」
割とストレートな反応というかなんというか、少しつまらないなと思いつつも褒められて嬉しさは隠せないこなた。
「こなた、お母さんの服持ってたのか?」
「うん、お母さんの洋服、全部あるよ。前の大掃除の時発見して部屋に移動しといた。わたし、いつか必ず着るから」
「…そうか…」
すこし遠くを見るそうじろう。
「よし、写真だ、写真撮ろう。ちょっと待ってろ」
「…お父さんも好きだね…ほんと…」
慌ただしく、カメラをセットするそうじろう。
「さぁて、準備完了。撮るぞこなた」
「あ~はいはいっと」
カメラの前に陣取る二人。
「まぁ~たそうやってひっつく…」
「まぁまぁ、いいじゃないか」
「まったく…」
ーーーなんかいつもより、腕に力入ってない?お父さん。これもお母さんの服の効果?ーーー
「…お父さんも好きだね…ほんと…」
慌ただしく、カメラをセットするそうじろう。
「さぁて、準備完了。撮るぞこなた」
「あ~はいはいっと」
カメラの前に陣取る二人。
「まぁ~たそうやってひっつく…」
「まぁまぁ、いいじゃないか」
「まったく…」
ーーーなんかいつもより、腕に力入ってない?お父さん。これもお母さんの服の効果?ーーー
いったい何枚撮ったのか…
「…ねぇ、お父さん、もういいでしょ?何枚撮りゃ気が…あれ?なに?泣いてる?」
ーーーあああもうーーわたしといいお父さんといいお母さんといいなんで今日はこうも湿めっぽいかなぁーーー
「えぐっえぐっ、あぁーやっぱり、駄目だな。ダメダメだな。昨夜からもう泣きっぱなしだよ…」
普段は見せないその姿に、少し心が痛む。
「お父さん、そうは言っても、いつもダメじゃん」
「そうだな、ははは…でも、違うダメさなんだな…これは」
「ふーーーん、何がどう違うかわからないけどさ…」
「すまんなぁ…こなた…娘に……悲しい涙見せちまうなんて、ほんと駄目人間だな…」
「…何いってんの、だからダメなのは今に始まったことじゃー、無いじゃない」
「…ははは、確かに…ただな、こなただってお母さんいなくて寂しいだろうに、先に俺がってのがな…」
ーーーあーごめん、わたしは先にお母さんに逢ってるよ。なんか、お父さんごめんーーー
「あぁ~スマンスマン…なんか、まだ引きずってるのはお父さんの方みたいだな」
ーーーんん~お父さんもやっぱりつらかった?そうだよね。あんだけ惚れてた人に先立たれちゃ~キツいよね
で、昨日みたいに写真とはいえ来てることがわかれば、色々、思うところがあるだろうしねーーー
「…しょうがないなぁ…今回だけだよ?お父さん」
おもむろに、ぎゅーっとそうじろうに抱きつくこなた。
一瞬、そうじろうが驚いたような表情をする。
「いいってば、そんなの気にしちゃー。泣きたいときは泣かないと」
「…ははは、昔、かなたにも言われたよそれ」
ーーーおおっと、そうなんだ、わたしもさっき言われたってば。しかし本物のお母さんに逢ったらどうなるんだろう?
お母さんの服着たわたしでこれだから、ちょっと想像がつかないかも、なんかわくわくするねーーー
一瞬、力強く、ぎゅっと抱きしめ、
「おし!!」
がばっと、こなたの肩をつかみ離れるそうじろう。
ーーーおや?意外にあっさり?ーーー
「いつまでも抱きしめていたいが、そうも言ってられないしな。かなたにも怒られちまうだろうし。
サンキューな、こなた。なんか、すっきりした。さて、新刊のプロットでも書いとくか…」
「んじゃ、晩ご飯、わたしが作っとくね」
「お?そいじゃーたのむよ」
そうじろうが部屋に戻っていく。
「…ねぇ、お父さん、もういいでしょ?何枚撮りゃ気が…あれ?なに?泣いてる?」
ーーーあああもうーーわたしといいお父さんといいお母さんといいなんで今日はこうも湿めっぽいかなぁーーー
「えぐっえぐっ、あぁーやっぱり、駄目だな。ダメダメだな。昨夜からもう泣きっぱなしだよ…」
普段は見せないその姿に、少し心が痛む。
「お父さん、そうは言っても、いつもダメじゃん」
「そうだな、ははは…でも、違うダメさなんだな…これは」
「ふーーーん、何がどう違うかわからないけどさ…」
「すまんなぁ…こなた…娘に……悲しい涙見せちまうなんて、ほんと駄目人間だな…」
「…何いってんの、だからダメなのは今に始まったことじゃー、無いじゃない」
「…ははは、確かに…ただな、こなただってお母さんいなくて寂しいだろうに、先に俺がってのがな…」
ーーーあーごめん、わたしは先にお母さんに逢ってるよ。なんか、お父さんごめんーーー
「あぁ~スマンスマン…なんか、まだ引きずってるのはお父さんの方みたいだな」
ーーーんん~お父さんもやっぱりつらかった?そうだよね。あんだけ惚れてた人に先立たれちゃ~キツいよね
で、昨日みたいに写真とはいえ来てることがわかれば、色々、思うところがあるだろうしねーーー
「…しょうがないなぁ…今回だけだよ?お父さん」
おもむろに、ぎゅーっとそうじろうに抱きつくこなた。
一瞬、そうじろうが驚いたような表情をする。
「いいってば、そんなの気にしちゃー。泣きたいときは泣かないと」
「…ははは、昔、かなたにも言われたよそれ」
ーーーおおっと、そうなんだ、わたしもさっき言われたってば。しかし本物のお母さんに逢ったらどうなるんだろう?
お母さんの服着たわたしでこれだから、ちょっと想像がつかないかも、なんかわくわくするねーーー
一瞬、力強く、ぎゅっと抱きしめ、
「おし!!」
がばっと、こなたの肩をつかみ離れるそうじろう。
ーーーおや?意外にあっさり?ーーー
「いつまでも抱きしめていたいが、そうも言ってられないしな。かなたにも怒られちまうだろうし。
サンキューな、こなた。なんか、すっきりした。さて、新刊のプロットでも書いとくか…」
「んじゃ、晩ご飯、わたしが作っとくね」
「お?そいじゃーたのむよ」
そうじろうが部屋に戻っていく。
ーーーう~~~ん、そうきましたか。部屋に引きこもられるのはちょいと予想外だったなぁ、
作戦変更だねこりゃー………まぁお父さんもなんだかんだいって寂しかったんだよね……ごめんね、
先にお母さんに逢ってて。でも、お父さんも多分逢えるからさ。楽しみにしててね、お父さん。ーーー
作戦変更だねこりゃー………まぁお父さんもなんだかんだいって寂しかったんだよね……ごめんね、
先にお母さんに逢ってて。でも、お父さんも多分逢えるからさ。楽しみにしててね、お父さん。ーーー
自分の部屋に戻るこなた。
「まぁ第一段階は成功かね」
「第一っておいおい、いくつステップがあるんだよ」
かがみが突っ込む。
「まぁまぁ、気にしない気にしない」
「なんだかなぁ~」
「予想に反してお父さんが原稿執筆の方向に向いたから、ちょいっと作戦変更はあるけどね」
「というか、元の作戦はどんなのよ?」
「まぁ~、この後、わたしの服を着てるお母さんが、ちょいっと居間に忘れ物を取りにいって速攻で戻ってきて、
服を元に戻して、すぐにわたしがまた、居間に行って、多分、お父さん、かなり困惑してるだろうから、
それを、楽しんだ後、お母さん登場の予定だったんだけどね」
「…あんた、身内でも、ホンットに容赦ないな…」
あきれる、かがみ。
「おおっと、そうだ、そうだよ。むふふふふ」
突然こなたが言うとニヤニヤしだす。
「突然なによ、あんたは?」
「むふふ、…お母さんの服、わたしは持ってたのだよ…ちょっとまってて、そこの押し入れの奥に…」
がららっと押し入れを開ける…
「まぁ第一段階は成功かね」
「第一っておいおい、いくつステップがあるんだよ」
かがみが突っ込む。
「まぁまぁ、気にしない気にしない」
「なんだかなぁ~」
「予想に反してお父さんが原稿執筆の方向に向いたから、ちょいっと作戦変更はあるけどね」
「というか、元の作戦はどんなのよ?」
「まぁ~、この後、わたしの服を着てるお母さんが、ちょいっと居間に忘れ物を取りにいって速攻で戻ってきて、
服を元に戻して、すぐにわたしがまた、居間に行って、多分、お父さん、かなり困惑してるだろうから、
それを、楽しんだ後、お母さん登場の予定だったんだけどね」
「…あんた、身内でも、ホンットに容赦ないな…」
あきれる、かがみ。
「おおっと、そうだ、そうだよ。むふふふふ」
突然こなたが言うとニヤニヤしだす。
「突然なによ、あんたは?」
「むふふ、…お母さんの服、わたしは持ってたのだよ…ちょっとまってて、そこの押し入れの奥に…」
がららっと押し入れを開ける…
そこは、きっと見てはいけない禁断の場所だったに違いない…
「ちょっと!!こなた、そ、それらは何?そんなとこまでそう君に似なくても(泣…あなたは女の子なのよ!!」
「うわっ……見られてもかまわないって以前言ってたけど…すごいわね…」
「あはは、こなちゃん、これかわいい」
つかさを除き、お口あんぐりな二人。
「おおぅぅぅぅぅ…かがみ達は置いとくとして、お母さん…そ、そうかなぁ…い、一応、宝物入れなんだけどここ…」
「そう君もそうなんだけど…いまいち、理解できないのよね…そういう、プラモとかフィギュアとかグッズとか…」
「…うーん、やっぱそうだよね…だから、外では、普通にしてるんだけどね。でもま、かがみみたいに理解してる…」
「ちょっ!!!理解してるってなに?あたしも、それは理解できないわよ」
「…へ?いやだなーかがみもある意味仲間じゃん」
「こらこら、誤解を招くようなこと言うんじゃない、オタクと一緒にすな」
「…かがみ、十分オタクじゃん…」
「ど・こ・が・?」
「うううう…そこまで怒んなくても…ラノベ関係で濃ゆい話になったり、わたしの話についてこれたりするじゃん」
「ラノベはそうかもしんないけど、普通の小説も読むし話についていけるようになったのはあんたの影響でしょーに」
「いや、だからそれは、朱に交われば朱に染まる、というやつで、もう、認めなよ、かがみ」
「いやいや、だから、違うと言っておろーに」
「あーはいはい、オタクはわたし一人ですよーだ」
「またそうやって一人で拗ねる…」
「まぁまぁ。それは置いといて…えーと、ここら辺に…あったあった…この箱達だ」
押し入れの奥のほうからプラ製のタンス状に重ねられた箱を引っぱり出すこなた。
「ちょっと!!こなた、そ、それらは何?そんなとこまでそう君に似なくても(泣…あなたは女の子なのよ!!」
「うわっ……見られてもかまわないって以前言ってたけど…すごいわね…」
「あはは、こなちゃん、これかわいい」
つかさを除き、お口あんぐりな二人。
「おおぅぅぅぅぅ…かがみ達は置いとくとして、お母さん…そ、そうかなぁ…い、一応、宝物入れなんだけどここ…」
「そう君もそうなんだけど…いまいち、理解できないのよね…そういう、プラモとかフィギュアとかグッズとか…」
「…うーん、やっぱそうだよね…だから、外では、普通にしてるんだけどね。でもま、かがみみたいに理解してる…」
「ちょっ!!!理解してるってなに?あたしも、それは理解できないわよ」
「…へ?いやだなーかがみもある意味仲間じゃん」
「こらこら、誤解を招くようなこと言うんじゃない、オタクと一緒にすな」
「…かがみ、十分オタクじゃん…」
「ど・こ・が・?」
「うううう…そこまで怒んなくても…ラノベ関係で濃ゆい話になったり、わたしの話についてこれたりするじゃん」
「ラノベはそうかもしんないけど、普通の小説も読むし話についていけるようになったのはあんたの影響でしょーに」
「いや、だからそれは、朱に交われば朱に染まる、というやつで、もう、認めなよ、かがみ」
「いやいや、だから、違うと言っておろーに」
「あーはいはい、オタクはわたし一人ですよーだ」
「またそうやって一人で拗ねる…」
「まぁまぁ。それは置いといて…えーと、ここら辺に…あったあった…この箱達だ」
押し入れの奥のほうからプラ製のタンス状に重ねられた箱を引っぱり出すこなた。
「じゃーーーん」
出てくる服たち。
懐かしそうに眺めるかなた。
その中に、今、こなたが着ている服もあった。
「おいおい、それっておんなじ服じゃない?」
「そりゃそうだよ、だってお母さんが以前着てた服なんだから」
「…えーーと、ということは、今こなちゃんが着てるのは…うーーん、えーーと…」
「あ、いや、つかさ、そんなに悩まなくても…今わたしが着てるのは、実体化した産物というかなんというか
たまたまなんだろうし、深く考えちゃいけないと思うよ?」
「え?そ、そーいうものなのかな?」
「そうだって、こういうのはね、深く考えちゃーいけないのだよ」
「…なんだかなー、まぁあんたが言うようにも思うんだけどね、冷静に考えるとなんつーか…」
「かがみはホント、あれだね…夢がないよね」
「…悪かったわね…現実的で」
「べつに、悪くは無いけどね。そっちの方がかがみらしいってもんだし」
「…はぁ、なんだかなぁ…ったく」
なんのかんのと服が出てくる出てくる。
「あらあら…本当にたくさんとっておいてあるのね…」
「まだ、この家のどっかにあるかもしれないけどね、発掘してないだけで」
「別にいいのに、とっといてくれなくても…」
「なにを言うかな、ダメだよ。数少ないお母さんの想い出だよ?捨てるなんてダメダメ。それにさ、
そのうち着るつもり満々だし…これは、わたしの一番の宝物なんだから」
「なんか、そこまで言われると少し恥ずかしわね…」
「さて、お母さん、服を元にもどしますか」
「あ…そうね…それじゃ…」
「んじゃ、かがみ達はまた悪いけど…」
「あーはいはい…いくわよ、つかさ」
「うん」
かがみとつかさが部屋から出て行く。
「さて」
ぱぱぱっと服を脱いでいくこなた。
「ちょっと、こなた、そんなに脱ぎ捨てるようにしないで、もう少しこう、女の子らしく脱ぎましょう」
「…うっ…いつもの癖で…これからは…き、気をつけるよ…」
「やっぱり、男親だとそこら辺が雑になっちゃうものなのかしら…」
「あ、いや…お母さん……そんな切なそうな顔しないで……ごめんなさい…これからは本当に気をつける…」
しゅんとなるこなた。
「ふふ、良い子ね、こなたは」
こなたの頭をなでるかなた。
「…へへへ…」
かなたに頭をなでられ真っ赤になるこなた。
出てくる服たち。
懐かしそうに眺めるかなた。
その中に、今、こなたが着ている服もあった。
「おいおい、それっておんなじ服じゃない?」
「そりゃそうだよ、だってお母さんが以前着てた服なんだから」
「…えーーと、ということは、今こなちゃんが着てるのは…うーーん、えーーと…」
「あ、いや、つかさ、そんなに悩まなくても…今わたしが着てるのは、実体化した産物というかなんというか
たまたまなんだろうし、深く考えちゃいけないと思うよ?」
「え?そ、そーいうものなのかな?」
「そうだって、こういうのはね、深く考えちゃーいけないのだよ」
「…なんだかなー、まぁあんたが言うようにも思うんだけどね、冷静に考えるとなんつーか…」
「かがみはホント、あれだね…夢がないよね」
「…悪かったわね…現実的で」
「べつに、悪くは無いけどね。そっちの方がかがみらしいってもんだし」
「…はぁ、なんだかなぁ…ったく」
なんのかんのと服が出てくる出てくる。
「あらあら…本当にたくさんとっておいてあるのね…」
「まだ、この家のどっかにあるかもしれないけどね、発掘してないだけで」
「別にいいのに、とっといてくれなくても…」
「なにを言うかな、ダメだよ。数少ないお母さんの想い出だよ?捨てるなんてダメダメ。それにさ、
そのうち着るつもり満々だし…これは、わたしの一番の宝物なんだから」
「なんか、そこまで言われると少し恥ずかしわね…」
「さて、お母さん、服を元にもどしますか」
「あ…そうね…それじゃ…」
「んじゃ、かがみ達はまた悪いけど…」
「あーはいはい…いくわよ、つかさ」
「うん」
かがみとつかさが部屋から出て行く。
「さて」
ぱぱぱっと服を脱いでいくこなた。
「ちょっと、こなた、そんなに脱ぎ捨てるようにしないで、もう少しこう、女の子らしく脱ぎましょう」
「…うっ…いつもの癖で…これからは…き、気をつけるよ…」
「やっぱり、男親だとそこら辺が雑になっちゃうものなのかしら…」
「あ、いや…お母さん……そんな切なそうな顔しないで……ごめんなさい…これからは本当に気をつける…」
しゅんとなるこなた。
「ふふ、良い子ね、こなたは」
こなたの頭をなでるかなた。
「…へへへ…」
かなたに頭をなでられ真っ赤になるこなた。
「でね、わたしも、この服を着るのですよ。今お母さんが着てるのと同じ服を」
といって、かなたが着ている服と同じ服に着替えるこなた。
「…なんか、不思議な感じね、鏡でも見てるみたい」
「なんといっても、わたしはお母さんにそっくりだからね!」
「ありがとう、こなた。娘がそっくりってのもいいものね。ふふ…」
「さて、着替えも終わったし…かがみーつかさーいいよー」
かがみ達が部屋に戻ってくる。
「「!!」」
ーーー驚いてる驚いてる、いやーこれは使えますなーーー
「おんなじ服着られると、ホントに双子みたい…」
「遠くからだと、どっちがこなちゃんかわからないよ、きっと」
「…しかし、こなたも、そういう服を着ると少しは歳相応に見えるというか」
「うぐっ…それじゃーいつものわたしが…」
「ま、下手したら小学生に見えるわね」
「むーー…またまた、そういうひどいことを…」
「こなちゃん、やっぱり、気にはしてたんだ」
「…うーーん、少しは…」
「ったく、映画館とかではちゃっかりその体型、利用してるくせに」
「そりゃー使える武器は使わないと、もったいないよ」
ふっとかがみがため息をつき、やれやれといった表情をする。
「…そういう服、結構似合ってかわいいんだから、普段から少しはそう言うの着ればいいじゃない…」
「おおっ、なんですと?良く聞き取れなかったから、もう一度!!」
ずいっと、かがみに近寄るこなた。
「ぐっ…だから、そういうかっこも似合ってて、かわいいんだからタマには着なさいよって…」
ちょっと照れつつ、ぼそぼそっと言うかがみ。
「あーーーん、かがみったら、なんのかんの言って優しいし照れちゃってかわいいなぁ、だから好きだよ、かがみん」
そのままかがみにじゃれつくこなた。
ぼんっ
と音が聞こえたような気がするほどの勢いで顔が赤くなる、かがみ。
「ちょっ、だか…そんなんじゃ…ああもう…」
といって、かなたが着ている服と同じ服に着替えるこなた。
「…なんか、不思議な感じね、鏡でも見てるみたい」
「なんといっても、わたしはお母さんにそっくりだからね!」
「ありがとう、こなた。娘がそっくりってのもいいものね。ふふ…」
「さて、着替えも終わったし…かがみーつかさーいいよー」
かがみ達が部屋に戻ってくる。
「「!!」」
ーーー驚いてる驚いてる、いやーこれは使えますなーーー
「おんなじ服着られると、ホントに双子みたい…」
「遠くからだと、どっちがこなちゃんかわからないよ、きっと」
「…しかし、こなたも、そういう服を着ると少しは歳相応に見えるというか」
「うぐっ…それじゃーいつものわたしが…」
「ま、下手したら小学生に見えるわね」
「むーー…またまた、そういうひどいことを…」
「こなちゃん、やっぱり、気にはしてたんだ」
「…うーーん、少しは…」
「ったく、映画館とかではちゃっかりその体型、利用してるくせに」
「そりゃー使える武器は使わないと、もったいないよ」
ふっとかがみがため息をつき、やれやれといった表情をする。
「…そういう服、結構似合ってかわいいんだから、普段から少しはそう言うの着ればいいじゃない…」
「おおっ、なんですと?良く聞き取れなかったから、もう一度!!」
ずいっと、かがみに近寄るこなた。
「ぐっ…だから、そういうかっこも似合ってて、かわいいんだからタマには着なさいよって…」
ちょっと照れつつ、ぼそぼそっと言うかがみ。
「あーーーん、かがみったら、なんのかんの言って優しいし照れちゃってかわいいなぁ、だから好きだよ、かがみん」
そのままかがみにじゃれつくこなた。
ぼんっ
と音が聞こえたような気がするほどの勢いで顔が赤くなる、かがみ。
「ちょっ、だか…そんなんじゃ…ああもう…」
「ったく…で?どうすんの?っつーかさ、素直におじさん呼ぶなり、なんなりすればいいじゃない
なんで、そう、ひとひねりしたがるのよ、あんたは、素直じゃないわね…」
「へーへー、どうせ素直じゃありませんよーだ。せっかくなんだし、いろいろ楽しまないと、もったいないじゃん」
「もったいないってあんた……なんか違くないか?」
「あーーうーーまぁ、そう言われると…でも、楽しまないとね。損じゃん、なんか」
「……損って…そういうものなのか?……で?これからどうすんの?」
「うーーん…お父さんの邪魔してもわるいしさ。あの感じじゃ、しばらくは部屋に閉じこもりだろうし。
晩ご飯作るまで、まだ時間あるからしばらくはここでゲームでもして時間つぶしかな…」
「そっか…、なら、おばさんも居ることだし、4人で対戦でもやりますか」
「へぇ?お姉ちゃん、わたしも?わたしは、どうも苦手だし…見てるだけでいいよ…」
「おばさんも居るんだし、簡単なゲームしかやらないわよ?」
「それなら、大丈夫かなぁ…」
「いやいや、かがみ、お母さん意外と上手かったりして」
「ゲームねぇ…わたしは、ファミコンしかやった事ないし、当時、パソコンもあったけど、そう君が小説書いたり、
エッチなゲームやってたりで、わたしはあまり使わなかったから…」
「おじさん、おばさんがいたのに、堂々とその手のゲームやってたんですか?」
「そう君、全然そういうの隠さないから…全部包み隠さずに…ね、こう…そこが良いところでもあるんだけど」
「前に、お父さんが、『お前が振り向いてくれないから、俺はこんなギャルゲー好きになったんだー』って
いったら、割とすんなりと付き合ってくれたって言ってたけど、本当なの?お母さん」
「…プッ…ふふっ…確かに、そんなこともあったわね…ちょっと違うんだけど、まぁ、大筋はそうね」
「ちょっと違う?具体的には?」
「えーとね…ギャルゲーっていうの?エッチなゲームとかじゃなくて、アニメとかプラモとかそんなのが好きに
なったんだーって。でもね、生まれてからずっと一緒だったし、そういうの隠さないから全部知ってたし、
そんな訳ないでしょ?って。多分、そう君なりの照れ隠しだったんでしょ。そういう所は普通の男の子だったのよね」
苦笑いをしながらも嬉しそうにかつての話をする。
「へぇー、お父さんもそういう所あったんだ」
「ふふ、それまでも、半ば付き合っているようなものだったんだけど、改めて言うのが恥ずかしかったみたいね。
同じ、大学に行く事になって、下宿先も近所で、東京に出てきてからすぐに話があるんだって…呼び出されて…で、
何を言うかと思えば、突然そんな風に言い出して…」
と、こなた達の視線に気づく。
3人とも、目が爛々と輝いている。
なんで、そう、ひとひねりしたがるのよ、あんたは、素直じゃないわね…」
「へーへー、どうせ素直じゃありませんよーだ。せっかくなんだし、いろいろ楽しまないと、もったいないじゃん」
「もったいないってあんた……なんか違くないか?」
「あーーうーーまぁ、そう言われると…でも、楽しまないとね。損じゃん、なんか」
「……損って…そういうものなのか?……で?これからどうすんの?」
「うーーん…お父さんの邪魔してもわるいしさ。あの感じじゃ、しばらくは部屋に閉じこもりだろうし。
晩ご飯作るまで、まだ時間あるからしばらくはここでゲームでもして時間つぶしかな…」
「そっか…、なら、おばさんも居ることだし、4人で対戦でもやりますか」
「へぇ?お姉ちゃん、わたしも?わたしは、どうも苦手だし…見てるだけでいいよ…」
「おばさんも居るんだし、簡単なゲームしかやらないわよ?」
「それなら、大丈夫かなぁ…」
「いやいや、かがみ、お母さん意外と上手かったりして」
「ゲームねぇ…わたしは、ファミコンしかやった事ないし、当時、パソコンもあったけど、そう君が小説書いたり、
エッチなゲームやってたりで、わたしはあまり使わなかったから…」
「おじさん、おばさんがいたのに、堂々とその手のゲームやってたんですか?」
「そう君、全然そういうの隠さないから…全部包み隠さずに…ね、こう…そこが良いところでもあるんだけど」
「前に、お父さんが、『お前が振り向いてくれないから、俺はこんなギャルゲー好きになったんだー』って
いったら、割とすんなりと付き合ってくれたって言ってたけど、本当なの?お母さん」
「…プッ…ふふっ…確かに、そんなこともあったわね…ちょっと違うんだけど、まぁ、大筋はそうね」
「ちょっと違う?具体的には?」
「えーとね…ギャルゲーっていうの?エッチなゲームとかじゃなくて、アニメとかプラモとかそんなのが好きに
なったんだーって。でもね、生まれてからずっと一緒だったし、そういうの隠さないから全部知ってたし、
そんな訳ないでしょ?って。多分、そう君なりの照れ隠しだったんでしょ。そういう所は普通の男の子だったのよね」
苦笑いをしながらも嬉しそうにかつての話をする。
「へぇー、お父さんもそういう所あったんだ」
「ふふ、それまでも、半ば付き合っているようなものだったんだけど、改めて言うのが恥ずかしかったみたいね。
同じ、大学に行く事になって、下宿先も近所で、東京に出てきてからすぐに話があるんだって…呼び出されて…で、
何を言うかと思えば、突然そんな風に言い出して…」
と、こなた達の視線に気づく。
3人とも、目が爛々と輝いている。
「…あ、あら?みんなして、そんなに目を輝かせて…こんな話聞いてて面白い?」
「うん!!すんごく。いやー私たちにはそういう浮いた話が全く無くてね…で、お母さんはなんて答えたの?」
「え、あっと、そ、そーなの?そういうもの?」
「おばさん、おじさんのそういう話とか…いろいろ聞きたいなぁ…とか…ね、お姉ちゃん」
「わたしは、まぁ~興味はあるかな?」
「かがみん、そんなに目が輝かせておきながら素直じゃないねぇ~」
肘でクイックイッとかがみを突っつく。
「ちょっ、あんたは~」
真っ赤になりつつこなたを押し返す。
「えーと、そういうことなら…うんと、そのときの返事ね…さっきも言ったけど…『別にそれは今にはじまったこと
じゃないし、そんな訳ないでしょ?それにわたしは、ずーーっとそう君の方を見てたわよ?振り向いてくれないって
気づいてくれてなかったの?わたしはそう君しか見てなかったのよ?』ってね……なんか言ってて恥ずかしくなって
きたわね…わたしも、若かったのかしらね」
「おーーー、それでそれで?お父さんはどう反応したの?」
「クスッ…わたしが少しムッとした感じでそう答えたものだから、そう君、真っ青になりながらおろおろしちゃって、
今思い出しても、なんか、かわいいんだけど、『あ、いや、その、ごんめん、そんなつもりじゃなくて…』って、
座り込んで頭下げて謝りだしちゃって…ふふっ…そのあと『今更言うのもなんだけど、俺の恋人になってくれ』って」
という、かなたもほんのり赤くなっている。
「で、で、お母さんはなんてこたえたの?」
「えーーーとね…」
少しバツが悪そうに
「『はじめから、素直にそう言いなさい』って、怒って答えちゃったの」
にやにやが止まらないこなたが
「あーあ、お父さん馬鹿だねぇ~、お母さん怒らせちゃったんだ。で?で?」
「……言わなきゃダメ?」
かなたも、気がつけば真っ赤になっている。
「お母さん、そこまで引っぱっておいてそれはないよ」
「…………どうしても?」
「うんうん!!そうやって隠されるとなおさら聞きたくなるというもの」
とうとう観念したのか、かなたがふぅっとため息を付き、
「……そのね…そう君ってばシュンとしちゃってうなだれちゃったから…ちょっとかわいそうな事したかなって思って
そう君の後ろに回り込んで、背中から、こう…キュッて抱きしめてあげて…『ばーーか』ってほっぺにちゅーを…」
そのままうつむくかなた。顔はもはやゆでだこのように赤く、プシューっと沸騰してるかのようだ。
「うぉぉぉーーお母さん、やっぱかわいいね。萌えるねぇ~。ギャルゲーの主人公並みだよ」
かなたはそのまま石化してしまいそうな勢いである。
「うん!!すんごく。いやー私たちにはそういう浮いた話が全く無くてね…で、お母さんはなんて答えたの?」
「え、あっと、そ、そーなの?そういうもの?」
「おばさん、おじさんのそういう話とか…いろいろ聞きたいなぁ…とか…ね、お姉ちゃん」
「わたしは、まぁ~興味はあるかな?」
「かがみん、そんなに目が輝かせておきながら素直じゃないねぇ~」
肘でクイックイッとかがみを突っつく。
「ちょっ、あんたは~」
真っ赤になりつつこなたを押し返す。
「えーと、そういうことなら…うんと、そのときの返事ね…さっきも言ったけど…『別にそれは今にはじまったこと
じゃないし、そんな訳ないでしょ?それにわたしは、ずーーっとそう君の方を見てたわよ?振り向いてくれないって
気づいてくれてなかったの?わたしはそう君しか見てなかったのよ?』ってね……なんか言ってて恥ずかしくなって
きたわね…わたしも、若かったのかしらね」
「おーーー、それでそれで?お父さんはどう反応したの?」
「クスッ…わたしが少しムッとした感じでそう答えたものだから、そう君、真っ青になりながらおろおろしちゃって、
今思い出しても、なんか、かわいいんだけど、『あ、いや、その、ごんめん、そんなつもりじゃなくて…』って、
座り込んで頭下げて謝りだしちゃって…ふふっ…そのあと『今更言うのもなんだけど、俺の恋人になってくれ』って」
という、かなたもほんのり赤くなっている。
「で、で、お母さんはなんてこたえたの?」
「えーーーとね…」
少しバツが悪そうに
「『はじめから、素直にそう言いなさい』って、怒って答えちゃったの」
にやにやが止まらないこなたが
「あーあ、お父さん馬鹿だねぇ~、お母さん怒らせちゃったんだ。で?で?」
「……言わなきゃダメ?」
かなたも、気がつけば真っ赤になっている。
「お母さん、そこまで引っぱっておいてそれはないよ」
「…………どうしても?」
「うんうん!!そうやって隠されるとなおさら聞きたくなるというもの」
とうとう観念したのか、かなたがふぅっとため息を付き、
「……そのね…そう君ってばシュンとしちゃってうなだれちゃったから…ちょっとかわいそうな事したかなって思って
そう君の後ろに回り込んで、背中から、こう…キュッて抱きしめてあげて…『ばーーか』ってほっぺにちゅーを…」
そのままうつむくかなた。顔はもはやゆでだこのように赤く、プシューっと沸騰してるかのようだ。
「うぉぉぉーーお母さん、やっぱかわいいね。萌えるねぇ~。ギャルゲーの主人公並みだよ」
かなたはそのまま石化してしまいそうな勢いである。
「お母さん?」
下から覗き込むようにこなたがかなたに声をかける。
「はっ!!あ、あら…な、なあに?」
「そんなに赤くなって固まっちゃって、もう、ほんとかわいいなぁ。聞いてるこっちまでこそばゆくなってくるよ、
それで、お父さん、どうしたの?」
「……『ありがとうかなた~』って、いきなり泣き出しちゃって…振り返ったそう君にそのまま押し倒されて…」
「お、お、押し倒したですと~」
ハフンッハフンッとでも荒い鼻息が聞こえてきそうな勢いなこなた達。
「…その時に授かったのが…こなたなのよ」
「な、な、な、な、なんですとぉぉぉぉぉぉぉ!!」
こなたが叫ぶ。
「い、いやー…私たちには、なんてーの…ちょっと生々しいっていうか…」
かがみも赤くなりつつこなたの方をちらっと見る。
「………あわわわ………」
つかさに至っては、ゆでだこさんで、言葉がでないらしい。
ちょっとしたパニック状態に陥る3人。
下から覗き込むようにこなたがかなたに声をかける。
「はっ!!あ、あら…な、なあに?」
「そんなに赤くなって固まっちゃって、もう、ほんとかわいいなぁ。聞いてるこっちまでこそばゆくなってくるよ、
それで、お父さん、どうしたの?」
「……『ありがとうかなた~』って、いきなり泣き出しちゃって…振り返ったそう君にそのまま押し倒されて…」
「お、お、押し倒したですと~」
ハフンッハフンッとでも荒い鼻息が聞こえてきそうな勢いなこなた達。
「…その時に授かったのが…こなたなのよ」
「な、な、な、な、なんですとぉぉぉぉぉぉぉ!!」
こなたが叫ぶ。
「い、いやー…私たちには、なんてーの…ちょっと生々しいっていうか…」
かがみも赤くなりつつこなたの方をちらっと見る。
「………あわわわ………」
つかさに至っては、ゆでだこさんで、言葉がでないらしい。
ちょっとしたパニック状態に陥る3人。
3人の反応を見守ってから、
「なーんてね、嘘よ、う・そ・!こなたが生まれたのはもっとずっと後。ちょっといたずらしてみたくなったの」
「なーんてね、嘘よ、う・そ・!こなたが生まれたのはもっとずっと後。ちょっといたずらしてみたくなったの」
ぷしゅるーーーーーと言う感じでクールダウンしていく3人。
「な、なぁーんだ…」
つかさがほっとしたようにつぶやく。
「あんたのいたずら好きはおばさんの遺伝だったのか…」
ニヤニヤしつつ、かがみがこなたの頭を突っつく。
「うぐ…かもしんない…で、本当は?お母さん」
「え…そのまま、泣きながらでおしまいよ?なかなか泣き止んでくれないからフォローが大変だったのよ」
「ちょ…お父さん…なんか、情けないね…やはりそう言う場面では押し倒して少し強引に…」
「あんたはエロゲーのやり過ぎだ」
かがみの突っ込みが入る。
「そう君、あんなだけど、私に対しては奥手というか、その手のことはなかなか進まなかったのよ?」
「ゲームとリアルは違うということですな?」
「いやいや、この場合、そうじゃないだろ。おじさんはおばさんのこと、本当に大切に思ってて、それで
なかなか手が出せなかっただけでしょ?」
「おろっ?かがみ、やけに詳しいじゃない?さては、やはり男が…」
「ち、ちがうっつーの。んなもんいないわよ。小説なんかだとそういう描写とかもよくあるし…」
「な、なぁーんだ…」
つかさがほっとしたようにつぶやく。
「あんたのいたずら好きはおばさんの遺伝だったのか…」
ニヤニヤしつつ、かがみがこなたの頭を突っつく。
「うぐ…かもしんない…で、本当は?お母さん」
「え…そのまま、泣きながらでおしまいよ?なかなか泣き止んでくれないからフォローが大変だったのよ」
「ちょ…お父さん…なんか、情けないね…やはりそう言う場面では押し倒して少し強引に…」
「あんたはエロゲーのやり過ぎだ」
かがみの突っ込みが入る。
「そう君、あんなだけど、私に対しては奥手というか、その手のことはなかなか進まなかったのよ?」
「ゲームとリアルは違うということですな?」
「いやいや、この場合、そうじゃないだろ。おじさんはおばさんのこと、本当に大切に思ってて、それで
なかなか手が出せなかっただけでしょ?」
「おろっ?かがみ、やけに詳しいじゃない?さては、やはり男が…」
「ち、ちがうっつーの。んなもんいないわよ。小説なんかだとそういう描写とかもよくあるし…」
かなたが立ち上がり、テーブルのコップをとり、ジュースを人数分入れていく。
「のど渇いちゃったわね。すこし、いただくわ」
「そうだね、せっかく、お菓子やらもあるんだし、こいつらでもつまみながら話でもしますか」
「そういや、ゲームやろうと言いつつもおばさんとおじさんの話だけで随分と盛り上がったわね」
お菓子をつまみながら、その他、いろいろと話が続いていく。
「のど渇いちゃったわね。すこし、いただくわ」
「そうだね、せっかく、お菓子やらもあるんだし、こいつらでもつまみながら話でもしますか」
「そういや、ゲームやろうと言いつつもおばさんとおじさんの話だけで随分と盛り上がったわね」
お菓子をつまみながら、その他、いろいろと話が続いていく。
「そういや、お母さん、お父さんのこと、いつぐらいから男の子として意識しだしたの?」
「唐突だなぁ、あんたは」
「ん~いや~、急になんかよぎったというか、気になってね」
「うーん、そーね、小さなの頃とか、将来はそう君のお嫁さんとか本気で思ってた時期もあったからそう言う意味では
小学校入るころには、もう…なのかな?」
「幼馴染み効果ですか」
「…かなぁ?…中学に上がったころには、ああ、やっぱりこの人が好きなんだな。とは思ってたかな?」
「でもさ、結婚となるとまた違うんじゃない?なんでお母さんはお父さんを選んだの?どこに惚れたの?
オタクでロリコンなダメ人間だよ?」
「おいおい、そこまで言うのか、自分の父親のことを。相変わらず容赦ないな」
かがみが思わず突っ込む。
「そ、そこまで、言いますか…まぁ…その通りなんだけど…」
苦笑いを通りこし、ほおが若干引き攣るかなた。
「お父さんは『俺が世界中で一番かなたを愛してるってことを見抜いてたからだ』とかなんとか言ってたけどさ」
「それは見抜くもなにも、プロポーズの言葉ね。『世界中で一番かなたを愛しています。結婚してください』って
その後、指輪をはめてくれようとしたんだけど、私に内緒で買ったものだからサイズが違ってて入らなかったという
オチがついてるところが、なんともそう君らしいんだけどね」
「へーー、オチがつくなんて、ほんとお父さんらしいやね…つーか、お父さん選んだ理由ってそれなの?なんか
いまいち、説得力がないというか、納得いかないというか…」
「ほほう、あんたはおばさんにおじさんを選んで欲しくなかったみたいに聞こえるけど?」
「そんなことはないんだけど、だって、気にならない?普通は選ばないよ?」
「あ~いや、なんだ……ホ ン ト 容赦ねぇ~なぁ~あんたは」
「ぷっ…ほんとにね…でも、私もよく忘れかけてしまってたのよ。なぜ一緒になったのかを」
「ほらほら、お母さんだって…」
「でも忘れていた訳ではないしょーに」
ふたりのやり取りに、微笑むかなた。
「なんで、そう君なのか…?それはね……わたしの、いいところも悪いところも認めてくれる…そう君も、
自分のいいところも悪いところも、全部見せてくれる…きっと、わたしの全部を受け入れてくれる…そして…
私が一番安心できる場所…私を、一番安心させてくれる場所…そんな場所がそう君にはあったことかな?」
「へぇ~」
一同感心する。
「もちろん、夫婦二人でやっていける経済的な目処が立ったってのもあるし、少し無理すれば子供一人くらいは
なんとかいけそうだったし。そう君、そんないうほどダメ人間じゃないのよ?ただ、趣味がちょっとあれなだけで」
「ちょっとなのかなぁ~わたしは、いつか後ろに手が回るんじゃないかと心配だよ」
「………はぁ~そんなに暴走しているの?」
「そりゃーーーもう」
「そうなの?………あとで、いろいろ聞かないといけませんね…そう君にも」
「頼むよ、お母さん。もはや、お母さんしかいないよ」
「まったく、そう君ってば、わたしがいなくなったものだからって…ぶつぶつ…」
かなたが独り言をぶつぶつと言い出す。
「ちょ、お母さん?」
「あ、あら……、はぁ…そう君にも困ったものです…」
ついでに時計をちらりと見やる。
「唐突だなぁ、あんたは」
「ん~いや~、急になんかよぎったというか、気になってね」
「うーん、そーね、小さなの頃とか、将来はそう君のお嫁さんとか本気で思ってた時期もあったからそう言う意味では
小学校入るころには、もう…なのかな?」
「幼馴染み効果ですか」
「…かなぁ?…中学に上がったころには、ああ、やっぱりこの人が好きなんだな。とは思ってたかな?」
「でもさ、結婚となるとまた違うんじゃない?なんでお母さんはお父さんを選んだの?どこに惚れたの?
オタクでロリコンなダメ人間だよ?」
「おいおい、そこまで言うのか、自分の父親のことを。相変わらず容赦ないな」
かがみが思わず突っ込む。
「そ、そこまで、言いますか…まぁ…その通りなんだけど…」
苦笑いを通りこし、ほおが若干引き攣るかなた。
「お父さんは『俺が世界中で一番かなたを愛してるってことを見抜いてたからだ』とかなんとか言ってたけどさ」
「それは見抜くもなにも、プロポーズの言葉ね。『世界中で一番かなたを愛しています。結婚してください』って
その後、指輪をはめてくれようとしたんだけど、私に内緒で買ったものだからサイズが違ってて入らなかったという
オチがついてるところが、なんともそう君らしいんだけどね」
「へーー、オチがつくなんて、ほんとお父さんらしいやね…つーか、お父さん選んだ理由ってそれなの?なんか
いまいち、説得力がないというか、納得いかないというか…」
「ほほう、あんたはおばさんにおじさんを選んで欲しくなかったみたいに聞こえるけど?」
「そんなことはないんだけど、だって、気にならない?普通は選ばないよ?」
「あ~いや、なんだ……ホ ン ト 容赦ねぇ~なぁ~あんたは」
「ぷっ…ほんとにね…でも、私もよく忘れかけてしまってたのよ。なぜ一緒になったのかを」
「ほらほら、お母さんだって…」
「でも忘れていた訳ではないしょーに」
ふたりのやり取りに、微笑むかなた。
「なんで、そう君なのか…?それはね……わたしの、いいところも悪いところも認めてくれる…そう君も、
自分のいいところも悪いところも、全部見せてくれる…きっと、わたしの全部を受け入れてくれる…そして…
私が一番安心できる場所…私を、一番安心させてくれる場所…そんな場所がそう君にはあったことかな?」
「へぇ~」
一同感心する。
「もちろん、夫婦二人でやっていける経済的な目処が立ったってのもあるし、少し無理すれば子供一人くらいは
なんとかいけそうだったし。そう君、そんないうほどダメ人間じゃないのよ?ただ、趣味がちょっとあれなだけで」
「ちょっとなのかなぁ~わたしは、いつか後ろに手が回るんじゃないかと心配だよ」
「………はぁ~そんなに暴走しているの?」
「そりゃーーーもう」
「そうなの?………あとで、いろいろ聞かないといけませんね…そう君にも」
「頼むよ、お母さん。もはや、お母さんしかいないよ」
「まったく、そう君ってば、わたしがいなくなったものだからって…ぶつぶつ…」
かなたが独り言をぶつぶつと言い出す。
「ちょ、お母さん?」
「あ、あら……、はぁ…そう君にも困ったものです…」
ついでに時計をちらりと見やる。
「あら、もうこんな時間。そろそろ、お夕飯の準備しないとね…」
結局、夕方近くまで話し込んでしまった4人。
「そろそろ、あたし達も帰るか、つかさ」
「うん、そうだね、お姉ちゃん」
「おじさんにも挨拶した方がいいかな?」
かがみがこなたに聞く。
「んー…いや、いいんじゃないかな?今回は。部屋に引きこもってるし」
「そっか…お仕事邪魔しても悪いしね」
4人で玄関まで歩いていく。
結局、夕方近くまで話し込んでしまった4人。
「そろそろ、あたし達も帰るか、つかさ」
「うん、そうだね、お姉ちゃん」
「おじさんにも挨拶した方がいいかな?」
かがみがこなたに聞く。
「んー…いや、いいんじゃないかな?今回は。部屋に引きこもってるし」
「そっか…お仕事邪魔しても悪いしね」
4人で玄関まで歩いていく。
「それじゃ、おばさん、こなた、また…いや、まてよ、おばさんとはもう逢えないだろうから、またはおかしいか…」
「別に、そこまでこだわんなくてもいいんじゃないかな…かがみは変なところにこだわるね…」
「こなちゃん、おばさん、さようなら」
「あーーもう……こなた…それから、おばさん、さようなら。また逢えるといいですね」
「ええ、また逢えるといいわね。こなたの事いろいろ聞けて楽しかったわ。宿題のことはわたしから言っとくから」
「ちょっ、なにそれ?」
「あんたがいない時にね、まぁいろいろと」
「うぉ、かがみん、ちょっとそりは…」
「ま、自業自得と……それじゃ…」
靴を履き、玄関のドアを開けるかがみとつかさ。
「「おじゃましました」」
玄関が閉まる。
「別に、そこまでこだわんなくてもいいんじゃないかな…かがみは変なところにこだわるね…」
「こなちゃん、おばさん、さようなら」
「あーーもう……こなた…それから、おばさん、さようなら。また逢えるといいですね」
「ええ、また逢えるといいわね。こなたの事いろいろ聞けて楽しかったわ。宿題のことはわたしから言っとくから」
「ちょっ、なにそれ?」
「あんたがいない時にね、まぁいろいろと」
「うぉ、かがみん、ちょっとそりは…」
「ま、自業自得と……それじゃ…」
靴を履き、玄関のドアを開けるかがみとつかさ。
「「おじゃましました」」
玄関が閉まる。
最後に宿題ネタが出てきてしまい、バツが悪そうにかなたを見る。
「宿題は自分でやらないとダメですよ?」
「うううう…はい…ごめんなさい…」
しゅんとうなだれるこなた。
「はい、それじゃ、部屋を片して、ご飯でもつくりますか」
「うん!!」
ぱっと笑顔に戻り元気が戻る。
「あーそうだ、お母さんの分のエプロンも出さなきゃだめだね」
「まさかそれもとっておいてあるの?」
「もっちろーん!!」
かなた達が一度、こなたの部屋に戻っていく。
「宿題は自分でやらないとダメですよ?」
「うううう…はい…ごめんなさい…」
しゅんとうなだれるこなた。
「はい、それじゃ、部屋を片して、ご飯でもつくりますか」
「うん!!」
ぱっと笑顔に戻り元気が戻る。
「あーそうだ、お母さんの分のエプロンも出さなきゃだめだね」
「まさかそれもとっておいてあるの?」
「もっちろーん!!」
かなた達が一度、こなたの部屋に戻っていく。
「「ただいまー」」
「おかえりー」
台所の方から返事が返ってくる。
「おかえりー」
台所の方から返事が返ってくる。
かがみたちが台所の所へと行く。
「お母さん、お父さんやお姉ちゃんたちはまだ?」
「んんーそうね、まだ帰ってきてないわ」
「そっかぁ…」
かなたが冷蔵庫から、飲み物を取り出し、つかさの分のコップも含めてテーブルに出す。
「はい、つかさ」
「ありがとう、お姉ちゃん…」
夕暮れ時とはいえ、真夏に自転車はやはり暑い。
二人とも、コップに注いだ分を一気に飲み干す。
「お母さん、お父さんやお姉ちゃんたちはまだ?」
「んんーそうね、まだ帰ってきてないわ」
「そっかぁ…」
かなたが冷蔵庫から、飲み物を取り出し、つかさの分のコップも含めてテーブルに出す。
「はい、つかさ」
「ありがとう、お姉ちゃん…」
夕暮れ時とはいえ、真夏に自転車はやはり暑い。
二人とも、コップに注いだ分を一気に飲み干す。
「ふー、生き返ったわね」
「うん、そうだね。そんなに急いでなくても汗だくだもんね」
と、
「…あのね、お母さん…」
「なぁに?つかさ」
ぼそっと、照れながら
「…んとね…お母さんっていいよね。いるとすごく安心する…お母さんありがとう…」
「うん、そうだね。そんなに急いでなくても汗だくだもんね」
と、
「…あのね、お母さん…」
「なぁに?つかさ」
ぼそっと、照れながら
「…んとね…お母さんっていいよね。いるとすごく安心する…お母さんありがとう…」
「…?…ん?どうしたの?急に?」
手を休めて、こちらを振り向くみき。
普段なら突っ込むだろう、かがみも今日は赤くなりつつ黙ってこちらを見ている。
「泉さんちでなにかあったの?」
みきが聞き返す。
「うん…ちょっとね…神様っているんだなぁって思えることがあってね…」
今日あったことを、かがみがみきに説明していく。
「でね、これが、みんなで撮った写真…」
といって、携帯の画面を見せる。
「あらあら、泉さんそっくりね。ほんと双子みたい、でも、泉さんのお母さんはお亡くなりになってたんじゃ…」
「だから、いきなり、私たちの前に現れたんだってば!」
かがみが力説する。
思わず、携帯の画面に見入るみき。
「…うーん、嘘を言ってるようにも見えないし…不思議なこともあるものね…でもお盆なんだから有りかもね」
「たしかに、お盆だけどさ…」
「お母さんはね、黄泉がえりって言葉があるように、かつて、今頃の時期にこういうことがよくあったんじゃないの?
って思うのね。それが、何千年も語り継がれて今みたいなお盆ってのが出来たと思うの。伝説とか言い伝えって必ず
元になる出来事があるものだとお母さんは思うのよ。だから、そんな出来事も有りじゃないかなって」
「…う、うーーーーん…そう言われればそいうものかもしれないけど…」
みきにそう言われると、そうなのかもしれないと思ってしまい、かがみが考え込む。
「逢いたいって思いが今回の事を呼び込んだのかもね。きっと泉さんのお母さんも辛かったんじゃないかしら?
まだ幼い娘を残して逝ってしまうなんて……どうしても逢いたかったんだと思う…だから、きっとその思いが
神様に通じたのね」
しばし、間があく。
手を休めて、こちらを振り向くみき。
普段なら突っ込むだろう、かがみも今日は赤くなりつつ黙ってこちらを見ている。
「泉さんちでなにかあったの?」
みきが聞き返す。
「うん…ちょっとね…神様っているんだなぁって思えることがあってね…」
今日あったことを、かがみがみきに説明していく。
「でね、これが、みんなで撮った写真…」
といって、携帯の画面を見せる。
「あらあら、泉さんそっくりね。ほんと双子みたい、でも、泉さんのお母さんはお亡くなりになってたんじゃ…」
「だから、いきなり、私たちの前に現れたんだってば!」
かがみが力説する。
思わず、携帯の画面に見入るみき。
「…うーん、嘘を言ってるようにも見えないし…不思議なこともあるものね…でもお盆なんだから有りかもね」
「たしかに、お盆だけどさ…」
「お母さんはね、黄泉がえりって言葉があるように、かつて、今頃の時期にこういうことがよくあったんじゃないの?
って思うのね。それが、何千年も語り継がれて今みたいなお盆ってのが出来たと思うの。伝説とか言い伝えって必ず
元になる出来事があるものだとお母さんは思うのよ。だから、そんな出来事も有りじゃないかなって」
「…う、うーーーーん…そう言われればそいうものかもしれないけど…」
みきにそう言われると、そうなのかもしれないと思ってしまい、かがみが考え込む。
「逢いたいって思いが今回の事を呼び込んだのかもね。きっと泉さんのお母さんも辛かったんじゃないかしら?
まだ幼い娘を残して逝ってしまうなんて……どうしても逢いたかったんだと思う…だから、きっとその思いが
神様に通じたのね」
しばし、間があく。
「あのね…お母さんがいるのが当たり前だと思ってた…でも…そうじゃなかった…いないかもしれなかったって……
こなちゃんに、お母さんがもう死んでていないって聞いても、いまいちピンと来なかったけど…今日、こなちゃんと
おばさんを見てて…こなちゃんが…こなちゃんが初めて泣いてるところ見て…お母さんいるってなんて幸せなんだろう
わたし達はなんて幸せなんだろうって…なのに、こなちゃんにはいなくて…わたしはお母さんがいないなんて
考えられないのに…あ、あれ、何言いたいのかよくわかんないよー」
話半ばでぽろぽろと泣き出してしまい、最後の方は声が震えている。
「つかさ…言いたいことはなんとなくわかるけど…こなたもお母さんに逢えたんだし、うちのお母さんがいなくなった
わけでもないんだし、あんまり、その、なんていうのか、深く考えなくてもいいんじゃない?」
「ふぁーーーん、ヒック、なんか、お母さん見てたら、ヒック、いろいろと…ヒック…」
なんとか泣き止もうとがんばるがなかなか、涙がとまりそうにもないつかさ。
「あぁ、もう、ほら…考え過ぎだって…涙ふいて…」
「ヒック、ヒック…お姉ちゃ~ん…」
こなちゃんに、お母さんがもう死んでていないって聞いても、いまいちピンと来なかったけど…今日、こなちゃんと
おばさんを見てて…こなちゃんが…こなちゃんが初めて泣いてるところ見て…お母さんいるってなんて幸せなんだろう
わたし達はなんて幸せなんだろうって…なのに、こなちゃんにはいなくて…わたしはお母さんがいないなんて
考えられないのに…あ、あれ、何言いたいのかよくわかんないよー」
話半ばでぽろぽろと泣き出してしまい、最後の方は声が震えている。
「つかさ…言いたいことはなんとなくわかるけど…こなたもお母さんに逢えたんだし、うちのお母さんがいなくなった
わけでもないんだし、あんまり、その、なんていうのか、深く考えなくてもいいんじゃない?」
「ふぁーーーん、ヒック、なんか、お母さん見てたら、ヒック、いろいろと…ヒック…」
なんとか泣き止もうとがんばるがなかなか、涙がとまりそうにもないつかさ。
「あぁ、もう、ほら…考え過ぎだって…涙ふいて…」
「ヒック、ヒック…お姉ちゃ~ん…」
みきが一旦夕飯の支度を止めて、かがみ達の方に向かう。
「そういえば二人が小さいときにも、お母さんが死んじゃうドラマかアニメを見て二人が大泣きしたことが
あったわね。あのときは…いのりやまつりまで巻き込まれて、みんな泣いちゃってすごかったわね…」
「ふえ?そんなことあったの?」
「つかさも、かがみもまだ小さかったから覚えてないのかもね」
「…覚えてないなぁ…そんなことが、あったんだ…」
「お姉ちゃんもおぼえてないの」
「そりゃーまぁ、あんたが覚えてないくらい子供の頃なんて、わたしだって覚えてないわよ」
「あの時はうれしいような、悲しいような、良くわからない気分だったわね」
かがみとつかさの座ってる椅子の後ろにきて二人の間に入るように立ち、ふたりの頭を腕で抱え込むように
自分の胸元に引き寄せる。
「大丈夫、お母さんはどこにもいかないから…つかさは甘えん坊さんだからよけい心配なのかもしれないけど」
「そ、そんなこと…そんこと……ない……うんん…あるかも…」
つかさが、ポンッ真っ赤になりつつも、みきのなすがままに頭をあずける。
真っ赤になりながらも微妙に抵抗するかがみに対して、
「かがみはしっかりさんだから、手間がかからなくていい子だけど、タマには甘えてもいいのよ?お姉ちゃんだからっ
てそんなに我慢とかしなくてもいいのよ?」
「え?…そ、そ、そんな…わたしは別に…」
「別に、なぁに?」
いじわるっぽく聞く。
となりのつかさと後ろのみきに目線を走らせてから
「わたしは、お姉ちゃんだから、つかさより少し先をいかなくちゃっとか、しっかりしなくちゃとか、守らなくちゃっ
とか思ってただけで、我慢とかは別に…しては…」
「そうね、お姉ちゃんだからね…でも、かがみは双子なんだから、いのりやまつりと違って、一番下の妹であった時が
なくて妹でありながらのお姉ちゃんしかやってないのよね。いのりやまつりだって、下が出来るまでは本当に、
甘えん坊さんだったんだから。だからかがみには、ただの妹として、つかさみたいに甘えても良いのにって思うときも
良くあったのよ?べったりでも困るど、少しくらいなら…ね?」
「……」
隣をみれば、いつまにやら泣き止んだつかさが、今にも溶けそうな顔でみきに頭を預けている。
それでも、なにか、つかさのように甘えることに対して抵抗を感じてしまう。
ちらっと後ろ見る。
みきが微笑む。
その微笑みでかがみの何かが音を立てて崩れさる。
「そういえば二人が小さいときにも、お母さんが死んじゃうドラマかアニメを見て二人が大泣きしたことが
あったわね。あのときは…いのりやまつりまで巻き込まれて、みんな泣いちゃってすごかったわね…」
「ふえ?そんなことあったの?」
「つかさも、かがみもまだ小さかったから覚えてないのかもね」
「…覚えてないなぁ…そんなことが、あったんだ…」
「お姉ちゃんもおぼえてないの」
「そりゃーまぁ、あんたが覚えてないくらい子供の頃なんて、わたしだって覚えてないわよ」
「あの時はうれしいような、悲しいような、良くわからない気分だったわね」
かがみとつかさの座ってる椅子の後ろにきて二人の間に入るように立ち、ふたりの頭を腕で抱え込むように
自分の胸元に引き寄せる。
「大丈夫、お母さんはどこにもいかないから…つかさは甘えん坊さんだからよけい心配なのかもしれないけど」
「そ、そんなこと…そんこと……ない……うんん…あるかも…」
つかさが、ポンッ真っ赤になりつつも、みきのなすがままに頭をあずける。
真っ赤になりながらも微妙に抵抗するかがみに対して、
「かがみはしっかりさんだから、手間がかからなくていい子だけど、タマには甘えてもいいのよ?お姉ちゃんだからっ
てそんなに我慢とかしなくてもいいのよ?」
「え?…そ、そ、そんな…わたしは別に…」
「別に、なぁに?」
いじわるっぽく聞く。
となりのつかさと後ろのみきに目線を走らせてから
「わたしは、お姉ちゃんだから、つかさより少し先をいかなくちゃっとか、しっかりしなくちゃとか、守らなくちゃっ
とか思ってただけで、我慢とかは別に…しては…」
「そうね、お姉ちゃんだからね…でも、かがみは双子なんだから、いのりやまつりと違って、一番下の妹であった時が
なくて妹でありながらのお姉ちゃんしかやってないのよね。いのりやまつりだって、下が出来るまでは本当に、
甘えん坊さんだったんだから。だからかがみには、ただの妹として、つかさみたいに甘えても良いのにって思うときも
良くあったのよ?べったりでも困るど、少しくらいなら…ね?」
「……」
隣をみれば、いつまにやら泣き止んだつかさが、今にも溶けそうな顔でみきに頭を預けている。
それでも、なにか、つかさのように甘えることに対して抵抗を感じてしまう。
ちらっと後ろ見る。
みきが微笑む。
その微笑みでかがみの何かが音を立てて崩れさる。
「あーー、もう!!」
言葉とは裏腹につかさ同様、溶けそうな笑顔でみきに頭を預ける。
「……お母さん…たまには…また、こうしてもいい?」
「全然。かがみがそう言ってくれるなんて、お母さん、うれしいわ」
「うれしいの?」
「それは、もちろん。少しぐらい甘えてくれた方が、親としてはうれしいわよ。みんな、大きくなるにつれて
離れていくから、寂しいのよね。親から見れば、いくつになっても子供は子供。こーんな小さいころも今みたいに
大きくなっても、それは変わらないわ。大切な宝物」
「…そうなんだ…」
「お姉ちゃん、こなちゃんも言ってたけど、お母さんっていいね」
「……うん……」
つかさは、中学入ってからもしばらくは、こうやってべったりだったけど、自分はいつぐらいから、
こういうことをしなくなったんだろう…小学校高学年のころにはもう多分…はっきりとは思い出せないくらい前…
ううん、そんなこと、今はどうだっていい…なにも考えず、こうしてよう。お母さん…今度は一人の時にでも
お願いしてみよう、いいよね、たまには…お母さんもいいって言ってるし…
言葉とは裏腹につかさ同様、溶けそうな笑顔でみきに頭を預ける。
「……お母さん…たまには…また、こうしてもいい?」
「全然。かがみがそう言ってくれるなんて、お母さん、うれしいわ」
「うれしいの?」
「それは、もちろん。少しぐらい甘えてくれた方が、親としてはうれしいわよ。みんな、大きくなるにつれて
離れていくから、寂しいのよね。親から見れば、いくつになっても子供は子供。こーんな小さいころも今みたいに
大きくなっても、それは変わらないわ。大切な宝物」
「…そうなんだ…」
「お姉ちゃん、こなちゃんも言ってたけど、お母さんっていいね」
「……うん……」
つかさは、中学入ってからもしばらくは、こうやってべったりだったけど、自分はいつぐらいから、
こういうことをしなくなったんだろう…小学校高学年のころにはもう多分…はっきりとは思い出せないくらい前…
ううん、そんなこと、今はどうだっていい…なにも考えず、こうしてよう。お母さん…今度は一人の時にでも
お願いしてみよう、いいよね、たまには…お母さんもいいって言ってるし…
「さて、いつまでもこうしていたいけど…ご飯をつくらないとね…みんなが帰ってきちゃうまえにね」
二人の頭から腕を外し、ぽんっと二人の頭に手をのせて、再び料理へと向かう。
「あ、お母さん、わたしも手伝うよ」
「あら、ありがとう、つかさ」
(いいなぁ…)
二人の後ろ姿を見ながら、素直にそう思う。
だからといって、料理はできないしなぁ…とも思う。と、
「お姉ちゃんも…いっしょにやらない?」
すこし、もじもじしながらも、つかさがこちらに振り返る。
「え?わ、わたしは…料理、苦手だし…その、足引っぱっても悪いし…遠慮しておくわ」
「だ、大丈夫だよ、わたしが教えるし、お母さんもいるし…お、お弁当の練習にも…なるし」
「う…お弁当か…つかさも、わたしの日のって嫌だった?」
「そ、そんな、ことはないよ。…ただ、こなちゃんにたまに…こう…突っ込まれるというか、からかわれてるし…」
「いや、まぁ~確かにそうだけど……わたしも人並みには料理できるようになりたいし…やりますか」
「うわーい、お姉ちゃんとね、なんかつくるのわたし大好きなんだ…」
「そんなこと言われると、照れるじゃない…」
「へへへへー」
「で、なにから、やればいいのかしら?」
「じゃぁ、つかさとかがみは……」
多少のトラブルがありつつも、柊家の夕食の準備が進んでいく。
二人の頭から腕を外し、ぽんっと二人の頭に手をのせて、再び料理へと向かう。
「あ、お母さん、わたしも手伝うよ」
「あら、ありがとう、つかさ」
(いいなぁ…)
二人の後ろ姿を見ながら、素直にそう思う。
だからといって、料理はできないしなぁ…とも思う。と、
「お姉ちゃんも…いっしょにやらない?」
すこし、もじもじしながらも、つかさがこちらに振り返る。
「え?わ、わたしは…料理、苦手だし…その、足引っぱっても悪いし…遠慮しておくわ」
「だ、大丈夫だよ、わたしが教えるし、お母さんもいるし…お、お弁当の練習にも…なるし」
「う…お弁当か…つかさも、わたしの日のって嫌だった?」
「そ、そんな、ことはないよ。…ただ、こなちゃんにたまに…こう…突っ込まれるというか、からかわれてるし…」
「いや、まぁ~確かにそうだけど……わたしも人並みには料理できるようになりたいし…やりますか」
「うわーい、お姉ちゃんとね、なんかつくるのわたし大好きなんだ…」
「そんなこと言われると、照れるじゃない…」
「へへへへー」
「で、なにから、やればいいのかしら?」
「じゃぁ、つかさとかがみは……」
多少のトラブルがありつつも、柊家の夕食の準備が進んでいく。
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- 凄く良いです。 -- チャムチロ (2012-09-30 17:59:58)
- 感動したウルッときた -- 名無しさん (2011-07-18 08:54:23)