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Party Party ! 第4話

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 4.


つかささん…… すごかったです」
 蕩けそうな瞳を向けながら、みゆきはつかさの傍にもたれかかった。
「あ、あの。ホントにごめんなさい」
 品行方正で仲が良いクラスメイトに、とんでもないことをしでかしてしまったことを
深く後悔して、つかさは何度も謝る。
 しかし、みゆきは天使のような微笑みを浮べながら口を開いた。
「いいえ。つかささんが一生懸命、私を悦ばせようと頑張って頂いたことに感謝しているんです」
「は、はぅ? 」
 予想外の言葉に、つかさは絶句する。
「お恥ずかしながら、私、性のことにとても疎くて…… おかげさまで、大人への階段を
一歩昇らせていただきました」
「こ、この女…… 聖人?」
 あまりの『いいひと』ぶりに、かがみは呆然となって、あんぐりと口を開ける。
「みゆきさん…… コレはたぶん間違った階段だと思うよ」
 こなたは、背中に冷や汗を垂らしながら小さく呟いた。

「さて、そろそろ次でラストにしよう」
 こなたは、再びおみくじを手に持ちながら友人達を見渡す。
「そうだね。こなちゃん。みんな限界に近いしね」
「ええ。流石に少し疲れました」
 体力を激しく消耗しているつかさとみゆきも賛成する。
「わ、わかったわよ」

 かがみもしぶしぶ頷いた。
 小一時間前に、徹底的にこなたに責められまくった苦い記憶は、未だに鮮明に残っている。
 残されたチャンスはあと1回だけだ。ここで絶対に反撃しないといけない。
(こなたに当たれ、こなたに絶対に当たれ)

 かがみは、おみくじを配るこなたの指先に向けて、現実主義者らしからぬ強い祈りをこめる。
「お、お姉ちゃん? 」
 ぶつぶつと、つぶやいているかがみを、困惑した表情でつかさが見つめている
そして――

「あ、私だ」
 こなたは、当たりくじを何気ない表情で見つめながら呟いた。

 かがみはごくりと唾を飲み込んだ。
 第一関門は通過した。しかし、かがみが受けた屈辱を晴らす為には、もう一つ大きな障壁がある。
 即ち、こなた自身が、かがみを指名しなければならないのだ。
「どうしよっかなあ」
 こなたは、迷ったように周囲を見渡している。
「つかさは…… 意外とエロだけど、疲れてるし」
「こなちゃん。ひどいっ」
 こなたの言葉にぐさりと刺されたようで、つかさは頬を膨らました。

 次にこなたはみゆきの顔を見る。
「みゆきさんは、まだ電気アンマをする方をやってないから、指名しないといけないのかな」
(駄目よ…… なんでこんな時に限って『平等』を意識するのよ! )

「わ、わたし、ちょっと自信ないです」
 尻込みしているみゆきに対して、
(電気アンマに『自信』なんかいらないから)
と突っ込みたくなるが、言葉にするのを我慢して、ひたすら指名を待つ。

「えーと」
 床まで届く長い髪をゆっくりとかきあげながら、こなたは、更に思案を
重ねた末にようやく口を開いた。
「ん―― かがみ」

 かがみの思惑通りになったことに、『やった』という歓喜の気持ちと、
こんなに上手くいっていいの? という感情が交錯するが、ここは突っ走るしかない。

「こなた。絶対に容赦なんかしないから」
 きりっとした瞳を、宿敵に向けてにらみつける。
「かがみん。期待させてもらっても良いのだね」
「あっ、当たり前じゃない。アンタの『期待』に反するマネはしないわ」
 胸を張って言ったものの、今から自分が何をしようとしているのかを冷静に考えると、
物凄く恥ずかしい。

「そこで、やる気満々のかがみに提案があるんだけど」
「な…… なによ」
「コスプレしてあげよっか? 」
「はあ? 」
 何をいっているんだコイツ、という視線を露骨に向ける。
「いやあ。パジャマ姿でもいいんだけどね。シチュ的に萌えると思って」
「あのねえ」
 即座に断ろうと思ったけど、こなたが積極的に喜ばせようとしてくれるなら、
素直に乗った方がいいのかもしれない。
「でもナースとか巫女はないよ。バイト先にはあるけどね」
「あるんかいっ」
「うん。だからスタンダードなコスにしてね」
「分かったわ」

 かがみは、こなたに着せたい服装をあれこれと思い浮べる。
(スクール水着、セーラー服、体操服あたりかな。流石にバニーはないよね)
 散々迷った末に、かがみは自分の煩悩を曝け出した。
「せ、セーラーふく」
「もってけ! 」
「あんたが着るのっ! 」 
「はいはい」
 こなたは、かがみの突っ込みを軽快にかわすと立ち上がり、恥じらい無くパジャマを脱いでいく。
 華奢な肩のラインが露出して、小さな乳房を隠すブラが、かがみの視界に入り、
どきりとしてしまう。下も簡単にぬいで、これまた飾り気の無い白いショーツが覗く。
「何、見ているの? 」
「見てなんかいないわよ」
「ふーん」

 こなたは、にやりと笑いながら、濃紺のスカートと、同じく濃紺のラインと
白を基調とした夏服と、薄黄色のリボンを身に付ける。
 くるりと一回りすると、短めのスカートがふわりと舞い上がる。
「かがみん。お望みのせーらーふくだよ」

(やばっ、カワイイじゃない。いつも見慣れているのに…… )
 何時になく、鼓動が早まるのを感じながら、かがみは何気ない表情を装って宣言する。
「こなた。はじめるからね」
「がんばってくださいね。かがみさん」
 みゆきの声援が耳に届く。
 何を頑張ればいいのか良く分からないが、とにかく最後の電気アンマが始まった。


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Party Party ! 第5話へ続く









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  • もってけwwww -- 名無しさん (2008-02-26 17:27:41)

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