ある日のお昼休み。かがみは自分のクラスで、みさお・あやのとともにお昼を過ごしていた。
「でさー、そん時あやのがさ――」
みさおが中心になって、休日に遊びに行った時のことなど話している。あやのとかがみはほぼ聞き役だ。
「あんたら二人はホント、仲良いわね。姉妹みたいっていうか」
話が一段落付いたところで、かがみはしみじみとそう言った。
「んー、まあそうだな。でも、あやのもちょっと付き合い悪ぃ時もあるんだぜ」
「へえ、どんな時?」
「もち、こっち優先の時よ」
こっち、と言いながらみさおは親指を立てる。あやのは慌てふためき顔を赤くする。
「ちょ、ちょっとみさちゃん!」
「あー、確かに。いるとやっぱりそうなるんでしょうね」
「柊ちゃんまで……」
「今さら恥ずかしがることでもないじゃん」
「そうよ。別に普通のことなんだろうし」
「だろう、って付くのが私達の悲しいとこだな」
「言うな……」
独り身二人は苦笑いしながら肩を落とす。あやのは立場上、下手に慰めることもできずに黙っていた。
「そういえば、あやのって今の彼氏とどういうきっかけで付き合いだしたの?」
「おっ。何だよ柊。そんな情報仕入れて、これから彼氏作ろうなんて魂胆か?」
「そんなつもりじゃないわよ。受験もあるんだし……ただちょっと興味があるってだけで」
「本当かー? 自分だけ抜け駆けしようとか、いやらしいこと考えてんじゃないだろうなー」
「そんなことないってば――」
「『いやらしいかがみ』というキーワードに誘われてこなた&つかさが参上!!」
「いやらしくないって言ってんでしょうがー!」
「わ、私はそんな理由で来たんじゃないよう」
唐突に某漫画のパロをやりながら、騒がしくC組教室にやってきたこなたとつかさである。
「……で、つかさは何の用?」
「実は五限目の英語の教科書忘れちゃって……」
「あー、はいはい。こなたは? 同じ用件なら教科書は一冊しかないわよ」
「いやいや。私はツンデレーダーの赴くままにここへ惹かれてきたのだよ」
「何だよツンデレーダーって。意味が分からんわ」
「でさー、そん時あやのがさ――」
みさおが中心になって、休日に遊びに行った時のことなど話している。あやのとかがみはほぼ聞き役だ。
「あんたら二人はホント、仲良いわね。姉妹みたいっていうか」
話が一段落付いたところで、かがみはしみじみとそう言った。
「んー、まあそうだな。でも、あやのもちょっと付き合い悪ぃ時もあるんだぜ」
「へえ、どんな時?」
「もち、こっち優先の時よ」
こっち、と言いながらみさおは親指を立てる。あやのは慌てふためき顔を赤くする。
「ちょ、ちょっとみさちゃん!」
「あー、確かに。いるとやっぱりそうなるんでしょうね」
「柊ちゃんまで……」
「今さら恥ずかしがることでもないじゃん」
「そうよ。別に普通のことなんだろうし」
「だろう、って付くのが私達の悲しいとこだな」
「言うな……」
独り身二人は苦笑いしながら肩を落とす。あやのは立場上、下手に慰めることもできずに黙っていた。
「そういえば、あやのって今の彼氏とどういうきっかけで付き合いだしたの?」
「おっ。何だよ柊。そんな情報仕入れて、これから彼氏作ろうなんて魂胆か?」
「そんなつもりじゃないわよ。受験もあるんだし……ただちょっと興味があるってだけで」
「本当かー? 自分だけ抜け駆けしようとか、いやらしいこと考えてんじゃないだろうなー」
「そんなことないってば――」
「『いやらしいかがみ』というキーワードに誘われてこなた&つかさが参上!!」
「いやらしくないって言ってんでしょうがー!」
「わ、私はそんな理由で来たんじゃないよう」
唐突に某漫画のパロをやりながら、騒がしくC組教室にやってきたこなたとつかさである。
「……で、つかさは何の用?」
「実は五限目の英語の教科書忘れちゃって……」
「あー、はいはい。こなたは? 同じ用件なら教科書は一冊しかないわよ」
「いやいや。私はツンデレーダーの赴くままにここへ惹かれてきたのだよ」
「何だよツンデレーダーって。意味が分からんわ」
- ツンデレーダーとは
文字通りツンデレを探知するレーダーである。こなたのアホ毛から『ツンデレ萌え波』という電波を発し、それが目標物であるツンデレキャラにぶつかると、その反射波を受信して方向や位置を測定できる。主にかがみの捜索に用いられる。
「真面目に解説すんな! つか実際に存在しねえだろそんなもん!」
「まあまあ細かいことは気にせずに」
「あーもういいから。ほら、用が済んだらとっとと――」
「ところでかがみが彼氏を欲しがっているというのを小耳に挟んだんだけど」
追い返そうとするかがみを尻目に、こなたはみさおへ話しかけていた。
「いや、別にそういうわけじゃないぞ。流れでそういう話題が出ただけで」
「あ、そう。それなら安心だね」
「何よ安心て。あんたも抜け駆けされるのが嫌とか言うわけ?」
「抜け駆けとかじゃなくて、かがみに彼氏とか出来たら私がすごく寂しいじゃん」
「え……」
思いがけないこなたの台詞に、かがみは言葉を詰まらせる。
「かがみほどの突っ込み属性とツンデレっぷりを誇る猛者は他にいないからね!」
「って、そういう話かよ!」
「んー? じゃあかがみはどういう話と思っていたのかなー?」
にんまり笑みを浮かべながら、こなたはかがみの体にペタリとくっつき、頭を撫で撫でする。
「ちょっ、やめっ……触んなこら」
「ほっほっほ。可愛いねぇ、かがみは」
そんな二人の様子を、みさお達は少し離れたところから見ていた。
「あの二人も相当仲良いよなー。姉妹みたい……つーか、柊の妹はちょっと妬いたりしねーの?」
「え? んー……そういうのはないかな。私もこなちゃんと仲良いし」
「そっか。ちびっ子はお得なやつだなー」
「泉先輩は親しみやすいキャラクターっスからね。おかげでカップリングも色々作りやす――っとと、何でもないっス」
「あれ? ひよりちゃんいつの間に?」
どこからともなく湧いて出たひよりに、つかさが首を傾げる。
「私は百合ージスシステムを駆使してこの場に馳せ参じただけっスよ」
「百合ージスシステム?」
「真面目に解説すんな! つか実際に存在しねえだろそんなもん!」
「まあまあ細かいことは気にせずに」
「あーもういいから。ほら、用が済んだらとっとと――」
「ところでかがみが彼氏を欲しがっているというのを小耳に挟んだんだけど」
追い返そうとするかがみを尻目に、こなたはみさおへ話しかけていた。
「いや、別にそういうわけじゃないぞ。流れでそういう話題が出ただけで」
「あ、そう。それなら安心だね」
「何よ安心て。あんたも抜け駆けされるのが嫌とか言うわけ?」
「抜け駆けとかじゃなくて、かがみに彼氏とか出来たら私がすごく寂しいじゃん」
「え……」
思いがけないこなたの台詞に、かがみは言葉を詰まらせる。
「かがみほどの突っ込み属性とツンデレっぷりを誇る猛者は他にいないからね!」
「って、そういう話かよ!」
「んー? じゃあかがみはどういう話と思っていたのかなー?」
にんまり笑みを浮かべながら、こなたはかがみの体にペタリとくっつき、頭を撫で撫でする。
「ちょっ、やめっ……触んなこら」
「ほっほっほ。可愛いねぇ、かがみは」
そんな二人の様子を、みさお達は少し離れたところから見ていた。
「あの二人も相当仲良いよなー。姉妹みたい……つーか、柊の妹はちょっと妬いたりしねーの?」
「え? んー……そういうのはないかな。私もこなちゃんと仲良いし」
「そっか。ちびっ子はお得なやつだなー」
「泉先輩は親しみやすいキャラクターっスからね。おかげでカップリングも色々作りやす――っとと、何でもないっス」
「あれ? ひよりちゃんいつの間に?」
どこからともなく湧いて出たひよりに、つかさが首を傾げる。
「私は百合ージスシステムを駆使してこの場に馳せ参じただけっスよ」
「百合ージスシステム?」
- 百合ージスシステムとは
独自の研鑽によりひよりが編み出した百合シチュ対応システム。目標(百合カプ)の捕捉・識別、萌え度の評価、タチネコの選別などが自動化されており、どのような状況でも効率よく妄想を膨らませることができる。自分を防衛する能力は無い。
「解説はもういいから! 離れろこなたーっ!」
「だが断る。この泉こなたが最も好きなことの一つは、大好きなかがみのツンデレっぷりを思う存分味わうことだ」
「……っ!」
『大好き』という単語が『かがみ』と『かがみのツンデレ』どちらに掛かるのか。そんな疑問がかがみの体を硬直させた。
「ツ……」
が、そんな問題はすぐに吹き飛び、次の瞬間には大きな声で怒鳴るかがみだった。
「ツンデレって言うなーっ!」
「解説はもういいから! 離れろこなたーっ!」
「だが断る。この泉こなたが最も好きなことの一つは、大好きなかがみのツンデレっぷりを思う存分味わうことだ」
「……っ!」
『大好き』という単語が『かがみ』と『かがみのツンデレ』どちらに掛かるのか。そんな疑問がかがみの体を硬直させた。
「ツ……」
が、そんな問題はすぐに吹き飛び、次の瞬間には大きな声で怒鳴るかがみだった。
「ツンデレって言うなーっ!」
おわり
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- いちゃつきやがって…
ほのぼのGJ! -- 名無しさん (2008-04-03 12:11:19) - オワタ(^0^) -- 名無しさん (2008-03-25 22:30:38)
- 萌え尽きたぜっ(^O^) -- 名無しさん (2008-03-25 21:38:16)