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Party

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だれでも歓迎! 編集
―
――
  • 1年D組にて
それは私がみゆきさんにさくらのことを聞いた次の日のことだった
『…え~…「皆さん今日は私の家でパーティです」…だそうです』
『「「「「…え?」」」」』

コワレルセカイ★2\高良家に行こう!2//Party

「なんでまた?」
『…しんぱてぃも初めて聞いたんだけど』
『……分かりません、、ただ…』
「たダ?」
『…「全員参加です、来なかった人は・・・ですよ?」ということ、、です』
うーちゃんはみゆきさんの声色を真似て喋った
「…強制参加っスか」
『…すいません』
「高良先輩のお家か~楽しみだね~」
「う、うん」
………みゆきさんの家、か
あの女―さくらもいるんだろうか…出来れば…行きたくない、、でも強制参加なのか
…………しかたない、、、のか?
「でも、うーちゃんのきょうだいが見れるからよしとするっス!」
「フゥム…まァ確かニ、、コナタからの話ジャ妄想仕切れナイですしネ」
「私は犬が気になるっスね!」
『いや、大兄さん口調悪いよ?』
「だがそれがいいっス!!」
「あと小神あきらさんのもいるんスよね?」
『うん、そうだよ』
「どうカしまシタ、ミナミ?、さっきカラずっと黙っテマスね」
「な…何でもないから、何でも…」

―
――
  • 3年B組にて
「~ということなのですが皆さん来て頂けますか?」
「…いやそれ…なんか納得行かないんだけど」
かがみんがみゆきさんに食らいついた
「何がです?」
「毎回毎回集まるのがよ!」
「…毎回というと?」
「今月どれだけ集まったと思うのよ?」
「2~3回ぐらいでしょう?」
「まぁまぁ、かがみんやよいではないかよいではないか」
私はかがみんをなだめる
「うるせー!てか何だその口調!」
…何でこんなに怒ってるんだろう
「ただ遊ぶとかだったらいいの!…でもみゆきの場合は新ロボのお披露目~とかパ~ティ~とかじゃない」
「…別に来なかったら…それでもいいんですよ?」


というみゆきさんの眼鏡は怪しげに光って見える
毎度毎度光ってるような……怪しげに光らせる角度とかあるのかな?
「ゆきちゃんのお家また行って見たかったんだ~!」
「ありがとうごさいます、つかささん、、大好きです!ホントに…」
「ふぇ?!、、そんなぁ…ゆきちゃん……恥ずかしいよぉ…」
「ご心配なく、私が好きなのは―…」
そう言ってみゆきさんは私の方を見る
「え?、、なに?」
なんでか、かがみんも見てるし…
「…何でみんなして私を見るのさ」

―
――
  • 3年C組にて
私は今、ついさっきのみゆきのことを日下部と峰岸に伝えようとしているところだ
「ふーん、なら行くしかねーんじゃねぇの?」
これが私の話を聞いた日下部の答え、割とどうでもいいらしい
「な、あやの!」
「う、うん…そうね…」
峰岸は何か迷っているみたいだ
「……完成予定より早くなったのかしら…」
峰岸がつぶやく
「何だ完成って?」
「べべべべべべべべべべべべべべべべべべべべべ」
「峰岸…?」
「…あやの?」
峰岸が壊れた
「ちょ…峰岸!落ち着いて!」
「べべべべべべべべべべべべべべ別つに…」
「そ、そうだって!深呼吸!深呼吸!だってヴぁ!」

一時したら峰岸は落ち着いた
本人は「別に何でもないから」
と言いたかったみたいだけど……余計に気になるぞ…
だけど日下部と話し合って理由は聞かないことにした
またあんなことになったら困るし

―
――
そうこうしてるうちに学校が終わり
私はゆたかと一緒に家に手を繋いで帰った
みゆきさん曰く
「一旦帰ってから来てください、皆さんの私服が見たいんです、、特に―…」
…と言うことらしい「特に―…」の部分は聞き取れなかったけど大したことじゃないんだろう
…電車とバスでくる先輩達は大変なんだろうな
「みなみちゃん、何を考えてるの?」


「…みんな一旦帰ってから来るのって大変なんだろうな…って」
「そうだねぇ…なんだか私悪いことしてるみたいだよ…」
ゆたかはしゅんとする、、ゆたかには悪いけどこの表情がグッとくる
「…別にいい、ゆたかは今、私と暮らしてるんだから」
「…うん、そうだね!」
私は、コロコロと変わるゆたかの表情が好きだ
ゆたかのその声も
ゆたかの顔も、その性格も
ゆたかの未熟な身体も、何もかも
誰にも…誰にも渡したくはない
―いきなり現われたあの女にも、、誰にも―

「あ、こなたお姉ちゃんだ!」
ゆたかが窓の方を指差す
見ると泉先輩達がみゆきさんの家の前に集まり始めていた
「みなみちゃん、行こっ!」
…つ、心を…強く持つ、心を強く―…
私はうなずきながらみゆきさんに言われた言葉を何度も何度も繰り返していた

―
「ゆーちゃん、みなみちゃん、こんちゃ~!」
みゆきさんの家の前にはみゆきさん・うーちゃん・しんぱてぃ、そして峰岸先輩を除く7人が集まっていた
「…峰岸先輩はどこに?」
「峰岸はみゆきが電話で「来なくていい」って言ったらしいのよ」
「ったく、何であやのだけなんだろーな」
「皆さん、ようこそ高良家へ!」
私達は大広間へと通された
テーブルには料理という料理がずらっと並んでいる
「まぁ……ようこそって言っても何回も来てるんだけどな…」
柊先輩が凄い顔をして愚痴る
「皆さん思い思いの服装でよく来て下さいました、特にこなたさん!
素敵です!!スカート!!!だばだはだばだばだばだばばばばばばばばばばば」
「ゆきちゃん、すごーい滝みたいだよ~!」
いきなりみゆきさんは鼻血を噴き出し、よろけた
…そうか、「特に―」は泉先輩のことだったのか…
『みゆきお姉さま、大丈夫ですか?』
『今、変わりの血液パック持って来ますね!』
うーちゃんと…柊先輩似の人がみゆきさんを介抱する

「ちょっ!かがみんが2人!?」
『あ、皆さま初めまして、わたしは高良家専属のヒューマノイド、〈TRMS-02 かがー=みん〉です、よろしくお願いします』
とかがー=みんさんは自己紹介した
「つ~~~…だから行きたく無かったのよ」
「あー!もしかしてかがみんこのこと隠してたからあんなに怒ってたんだ~」
泉先輩は遊び道具を見つけた子供のような顔をする
「…そうよ……悪かったわね!」
「ぐふふ~~」
「その笑い方やめいっ!」
「ぐへへ~~」
「だからやめいっつうに!」
「おぉ!二人のラヴラヴカップルの前に突如現われた恋人似の女っスか~!これはなかなか…」
「ふム、萌え~ト燃えデスね!」
「……いや、燃えはどうかと思うっスよ?」


「 もえ 」その言葉を聞いたとき私は寒気がした
大丈夫、大丈夫だ…心を強く…持つ、心を強く…
私は辺りを見回した、どうやらあの女はいな―

  • っ♪-

…!?!
どこからかあの女の…?
私は辺りを見回した、しかしあの女の姿は見えない
「ゆたか?…今声が聞こえなかった?、、、笑い声みたいな…」
「笑い声?、こなたお姉ちゃんの?」
…ただの聞き間違い…なのかな?

「この料理ってみんちゃんが作ったの?すご~い!」
『はい!メイド長兼料理長ですから』
「むぅ…かがみん似なのに料理が美味しいのはいったい何事」
「おお!これは1歩リードっスね!」
「さテサて、本妻はドウでるデスか~!」
「…どうもしないわよ、というかあんたら少し黙れ」
「しっかしここの料理すげーうめーな!ゆうき!」
『ええ、私、みんお姉さんの料理が大好きなんです』
「こんなうめーもん毎日食ってんのか?!…このブルジョアめ!」
『ぶ…ブル?』

「みなみちゃん…どうしたの?」
私はみんなが盛り上がっているときも気が気でなかった
あの女の視線を感じているからだ
「ねぇ、みなみちゃん」
どこ?…どこなの?…どこから私を見てるの!?
「…みなみちゃん?」
四方八方から視線を感じる、、無視しろという方が無理な話だ
どこ…どこなの?…もう止めて……
「みなみちゃん!」
「…っ黙って!」
そう言ったあと、私はゆたかに暴言を吐いてしまったということに気付いた
「…ごめん」
「え、うん…」
おかしい…今日の私、どうかしてる…
深呼吸しよう、落ち着こう…落ち着くんだ……とりあえず外に出よう…

「さぁ、メインイベントですっ、今日は彼女を紹介するためと言っても過言では―」
みゆきさんの言葉を最後まで聞かずに私は庭に出ようとしたときまた、あの声が聞こえた

  • "どこへ行くの?"-

…っまた―
その言葉と同時に私の足が、体が金縛りにあったかのように動かなくなる
え?、なっ…
「さぁ登場しなさい、もえ」
動け!!…動いて…私の体!…どうして?!
『皆さん、初めまして!私は<TRMS-027 さくら>って言うの、よろしくね♪』


「よろしく~!」
と言っているのは泉先輩だ
ふと、私の体が動くようになっていることに気付く
私はみゆきさんの話の中に出てきた

"そしてある程度は相手の行動も操れますし…"

という言葉を思い出す
―まさか…これもあの女が…
「さくらちゃんいい子じゃん!も~、みゆきさんの話を聞いてwktkしてたのに損したよ~」
「…あんたその損の仕方は違うと思うぞ」
さくらはみんなに握手と自己紹介をして回っている
『今後ともよろしくね♪ひよポン!』
「あ、ハイっス……ひよポン?」
あいつはにこやかな笑顔と可愛らしい言葉を使っている
どういう…何で…私の部屋の時のあいつは何だった…の?

『さて…』
あいつはその言葉と同時に私を見て、近付いてくる
―――ぞくっ!
そんな何気ないことなのに私の身体には全身を刀で斬り刻まれた様な感覚、、強烈な寒気が襲ってきた
『よろしくね♪…みなみ?』
そう言いながらあいつは笑顔で手を伸ばしてくる
ばちんっ!!
「さ、触らないでっ!」
私はその手を払い退けてしまった
『ひっ、あっぁ…』
さくらはそのせいかよろけてその場で転ぶ
「みなみ…ちゃん?」
「…え?」
私は会場が静かになっていることに気付いた
―そう、みんなの視線が自分に向けられていることに
しばらくして泉先輩達が口を開いた

「む、むむぅ?…これは三角関係の始まりですかな?」
…違う、、そうじゃ…
「みなみちゃん、いくらなんでもやり過ぎなんじゃない?」
「私もそう思う」
…私は何もしていないのに!
「相手がなんもしてねーのにそれはねーんじゃねーの?」
違うっ…あいつが先に私に―
「おお~!早くも嫁戦争勃発っスね!うほぉっ燃える展開っス!!」
「ふぅむ、、これハ妄想ノしがいガありマスね~」
違うっ!…違う……そんなことじゃ…
ゆたかなら…ゆたかなら分かって―
「―みなみちゃん」
ほら!ゆたかは―
「…なんでこんなことしたの?」


「ち、違っ…」
ゆたかに……ゆたかにも分かって…貰えなかった
「わ、私はっ―」
その先の言葉に詰まる
「…………っ」
…どう説明すればいいのだろう
私はあいつに犯されかけた?
あいつは私とゆたかを別れさせようとしている?
あいつの声が聞こえた?
悪寒がしたから手を払いのけた?
誰がそんなコトを信じるんだろう、、どう言っても言い訳にしかならない

「まぁまぁ、そんなこともあるよぉ~」
と言う普段どおり柔らかに話すつかさ先輩
…そ…そんなこと!?
私のここ何日かの苦しみは[そんなこと]なのッ?!
私はさくらの方を見る、、あいつは口元を手で抑えていた
…あいつは笑っているのだろう
これであいつに向かって行ったら…あいつの思うツボだ
っ…私は………私はどう…行動すればいいの?

―
――
「く…ぷ…くく…ふ…っっっ…」
可笑しくて笑みがこぼれてくる
…なぜかって?
あまりにも予想通りだから、かな
あぁ、、今ここで声を出して笑いたい
狂ったように、こいつらが引くくらいに盛大に
…でもいけない、まだ笑うのは先の話だ…堪えないとね
溜めて溜めて、溜めた先には極上の肉に仕上がっているだろうから…だからもう少し―
「もえ、大丈夫ですか?」
みゆきお姉さまが手を差し出してくる
…いつまで私をその名前で呼ぶ気なんだこの女

『大丈夫です♪、、もう部屋に戻ります』
「な!?、このパーティはあなたがしてと頼んだから―」
みゆきお姉さまの言葉を無視して私は部屋を出る
そもそもこんなパーティなんかどうでもいい、目的はもう果たしたのだから
さて―…

コレカラドウヤッテ追イ詰メヨウカ?

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