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太陽なカノジョ

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だれでも歓迎! 編集
ちゅんちゅんと雀が鳴く
そしてカーテンからさす太陽の光が心地いい
学校に行かなくちゃ…
そう思いながらも再び至福のまどろみの中へと落ちて行く俺だった、、のだが
………重い
急に布団が重くなり、息苦しくなる
……今日も…か…
やれやれと思いながら俺は瞼をこすり、布団の上へと目を向けた


太陽なカノジョ


「……こなたさん…重いです」
「おはよ~!そうやくん」
「おはよ~!…じゃない!、何でここに?」
「え?、だって私ソイヤくんの幼馴染みだし♪」
「ソイヤ言うな!、あと幼馴染み設定は桜藤祭の時だけだろ!」
「だって私とソイ…そうやくんの仲だしさ」
「どんな仲だ!、あと言い間違えるな!」
…ここのところずっとこうやって起こされてる気がするな……
「…はぁ…母さんは?」
「仕事に行ったよ」
「…そうか」
俺はゆっくりと体を起こし、手足をぷらぷらさせる

「着替えるから下に降りててくれる?」
「 だ が 断 る 」
「 な ん で だ よ ! 」
「うそウサ!」
「…もういい加減下行っててくれない?」
「はいよ~」
がらっ…
こなたさんは部屋の扉を開ける
そしてどたどたどた…と言う音が横から聞こえだした
「ふぅ…」
俺はパジャマを脱ぎ始める
がらっ
「 ! ? 」
急に扉が開かれ吃驚して、フリーズする俺
「仲だしさと中出しさって聞き間違えたら大変な事になるよね!」
「 知 る か っ ! 」


――
俺の名前は○○そうや、○月にこの陵桜学園に転校してきた男子生徒だ
「いや~♪、朝っぱらから大変だーねぇ」
「いや、あんたのせいだろ…」
「ソイ…そう…まさおくんの寝顔が可愛くてついね~」
「…勘弁してください、あと言い間違えるな、、、と言うかまさおって誰だ」
「……誰だろうねー」
「…オイ」
横にいる青い髪の少女は泉こなた、桜藤祭の事で色々あって今ではすっかり漫才コンビみたいな関係になっている
「…にしてももう一週間なんだねぇ」
「…そうだな」
俺が転校してきた時は、丁度桜藤祭という学祭の準備真っ直中だった
その中で俺達は俺が転校してきた時から桜藤祭が開始まるまでの期間がループしている事に気付き、なんとか解決?したのだ
ちなみにこなたさんとは最初の時間では付き合ってたりしていた…今では殆ど覚えてないのだけども

「~とか物思いにふけってる間にもう学校だ」
「だな、っとおはよー白石」
俺は校門前に立っている男に挨拶をする
「ん、おはよう」
「おー、今日も相方連れて登校か?」
「不本意だけどな…」
そう言って笑いあう俺達、隣のこなたさんは少し不満そうだけど
「で、学園は慣れたか?」
「…それ、昨日も聞いたぞ」
この短髪で糸目の男は白石みのる、転校初日に友達になった人だ
ここら辺ではある程度有名な芸能人らしい…ちなみにアイドルと付き合っているとか
「んじゃ、先に行ってるねー」
こなたさんは俺の横を通り過ぎて行く
「おー、じゃ教室で」
「にしても泉ともフラグ立ててるってどういうことだ?」
白石は俺をこのこの~と言いながら肘で突いてくる
「はいはい、ロリコンロリコン」
「あきら様はロリじゃねぇ!…っと、そういえば庭の方に嫁がいたぞ、待ってるんじゃないか?」
「…嫁言うな」
「ほんじゃ、教室で―…って足はやいなあいつ…」

俺は走って中庭へと向かう
「はぁ…はぁ…あ…」
そして目的の人物を見つけた
相手も俺を見つけたらしく目があった、が直ぐにそっぽを向く
「やっぱ…そうだよな…」
急いで駆け寄り、そしてその人物―日下部みさおに謝った
「ごめん!、みさお、、待った…よな?」
「ばかやろっ…そーや遅い…」
みさおは頬を膨れさせ、寂しげな目で俺を見つめる
「ごめん…明日はみさおより早く来るから…っ」
そう、日下部みさおは俺の恋人だ


「いつも思うんだけど…何で今だにちびっ子がそーやを起こしに行くんだ?、桜藤祭終わったのにさ」
「そうだよな…ずっと断ってんだけど…」
ループしていた“時”を覚えている者同士だから話しやすいという事もあるんだけど…言えないな
「あ、の……さ」
「ん?」
「…その、さ…浮気してない……よな?」
彼女はごくっと唾を飲み恐る恐る聞いた、拳は握られ震えている様に見える

…そんな彼女を見るのは嫌だ、そういう風にさせてしまった自分はもっと嫌だ
「してないよ、けど…ごめん、疑わせて」
だから謝った、正直に・自分の気持ちを伝える為に―
「そっか、、、あ、うん、で…その、さ」
今度のみさおの顔はやたら赤くなって照れている…何の話だろ?
「あ、明日から私が起こしに行くからっ!…そうやさえよければだけど」
そう言い終わった後、途端に赤くなり
「ばっ、ちがっ、いいい今の無しな!無し!!」
彼女は頭からボンっ!プシュ~…という爆発音が聞こえそうな程赤面し、取り乱し始めた
「んじゃ…頼んでいいかな?」
「いや、無しというのは違くてっ!起こし…え?、あ、う…そ、お……が、がんばる…」
せっかく彼女が勇気を振り絞って言った事だから立ててみようと思ったんだけど…良かったんだろうか
「「………////」」
そして俺達は無言で階段を上がっていく
たまにちらちらと目が合いちょっと恥ずかしくなる
―こんな時はアレをしなくちゃいけないんだろうけど
…俺はずっと出来ずにいた



――
1限目の休み時間、俺は友達と話していた
「なんだ?、話って」
「ん、あぁ…ここじゃなんだから昼休みでさ」
どこからかの視線を感じた俺は言葉を濁した、、まぁ元々そうするつもりだったけど
「めちゃ気になるなー…ま、いつでも相談に乗るぜ」
話しているのは陵桜学園に入る前から親しかった○○ゆうすけ
ちょっと調子に乗りやすい奴だけどいざという時の行動力がある奴だ
「お前らどーしたぁ?、彼女と別れたのか?」
一見するとヤンキーっぽいこの男は岡内、場を盛り上げるムードメイカーだ…クラッシャーでもあるけど
ちなみにこの4人の中で唯一彼女がいない
「「「いや、まだまだ大丈夫(だ)(ぜ)(です)」」」
「くぅ…いちゃいちゃストロベリやがってぇぇぇ!」
あと苺が好きらしい

「―で、話って何?」
ひぃらぎは興味無さそうな顔をして答える
私は気付かれない様にそーやをちら見する
「あ、いや…昼休みで話してもいい?」
「おぉ?…もしかしてソイヤくんと別れるとか!?」
ちびっ子がニヤニヤ顔で喋る
「バっ…んなわけ無いんだってヴぁっ!…というかちびっ子が言うとアレだから止めてくんない?」
「…どーせあいつがらみの話なんでしょ?、なら彼氏持ち組で集まればいいんじゃないの?」
相変わらず冷めた口調のひぃらぎだ
「まぁまぁ柊ちゃん、落ち着いて…」
「そうですね…では昼休みを楽しみに待ちましょうか」
そしてみゆきがこの場を納めた

 -昼休み:屋上
「さて!食べ終わった事だし聞かせてもらおうか」
なぜかこの場を岡が仕切っている
「でもいーのか?、日下部ほって置いて…俺も人の事言えないけど」
ゆうすけが俺に問う
「みさおも用事あるって言ってたし、、たまにはいいんじゃないかと思ってさ」
「…んな言葉を言えるほど昼休みべったりだったんだなお前らは……」
岡はふてくされた顔でぶつぶつ言っている
「で、話って?」
白石は岡に構わず俺に話をふった
「…手ってどうやって繋いだらいいのかなって思って、さ」

「「「…………」」」
皆白けた様を顔をしていた…そりゃそうだよな、、自分でもどうかと思ってるし…
「くぅ…中学生日記かコノヤロー!、ストロベリベリかコノヤローっ!!…ちきしょぉぉぉぉぉぉ~!!!」
岡は泣きながら柵に駆け寄り叫び始めた
「まぁ、でも分かるかもなぁ…俺も今だにあきら様と手繋ぐ時ドキドキするもの」
「…俺、色んな事すっ飛ばしたからさ、、悩んでるお前がうらやましいよ…流石に手は繋いでたけど」
ゆーすけはずっと片思いしていた女子に玉砕覚悟で告白したらなんと1発でOKを貰って
そのあと嬉しさのあまり勢いで色々とすっ飛ばしてしまったとかなんとかで
「……そうだよな…やっぱ…調子に乗りすぎたら駄目だよな…」
さすがに本人も反省してる様で彼女と一緒に色々とすっ飛ばした事を取り戻そうと努力してるらしいが

「「まーた始まった…」」
「でもさ、確か日下部とソイヤって学祭の劇で手繋いで無かったっけ?」
白石がふとした疑問を口にする
「いや…なんつーか実行に移せないというか……あとソイヤ言うな」
「てかさ、んなのって自然にするもんじゃね?…“考えるな感じろ”!とか言うし、、俺は経験無いから分からんけどな!」
いつの間にか復活した岡が言う
「そんなにめちゃ考えてしなくてもいいんじゃないか?、要は雰囲気だよ雰囲気…あと、勇気?」
そして復活したゆーすけも話す
「…勇気と考えるな感じろ、か」
「ま、駄目だったらまた俺達を頼ればいいって事で」
「そうそう、また俺と岡とロリコンを頼ってくれよな」
「あきら様はロリじゃねぇっ!年上だし…ただ俺が身長低い子が好みだっただけだ!」
「「「いや…それもどうかと思うぞ」」」

  • 同時刻:B組教室
「みさちゃんはどんな事で悩んでるの?」
あやのは心配そうに私を見つめる
「あー…うん…」
「みさおさん、無理をして話されなくてもいいんですよ?」
みゆきは優しい声で私に話しかける
「みさきちの悩みかー、むふ~…気になるね~」
いつも気になんだけど…どーしてちびっ子がいんだろ?
「…何であんたらここに集まってるんだ……あとあんたそっちじゃないだろ」
「…?」
「これ彼氏持ちの集まりなんでしょ?、あんた人間と付き合った事ないでしょうが」
「あるよぉ、最し…」
「泉ちゃん!」
突然あやのがちびっ子の口を手で塞いで2人でひそひそ話し出した…なんだろ?
「ばかっ…繰り返しのことは極力触れないってやまとちゃんと4人で話したでしょうっ?」
「冗談言おうとしただけだよ、じょーだん」
「…冗談に聞こえなかったわよ」
「ごめんあさい;;」
「…あのぉ、もうよろしいでしょうか?」
「「あ、はぁーい」」
ナイスだな、みゆき…さすがだぜー!鶴の一声ってやつか?、、違うか
「いいなぁ~みんな楽しそうで、私も彼氏さん欲しいかも~」
「おう!Don`t恋ケツ十字団っ!」
ちびっ子はサムズアップをしてつかさに変な事を言う
「けつ…?」
「あんたは変な言葉をつかさに教えるな!」
とひぃらぎはいつもの様にちびっ子に突っ込む
「……泉さん、よろしいでしょうか?」
みゆきはいつもの優しげな声でちびっ子に聞く
「すいまえんでした;;」


「「「…握手?」」」
こくり、と私はうなずく
あぁ、言っちゃったんだってヴぁ…顔が真赤になってきた…あぅぅ…
「握手の仕方が分からない…かぁ」
「なんという中学生日記…これは伸びる」
「何がだ…」
ひぃらぎは呆れ気味に突っ込んだ
「あっれぇ~?かがみんも輪に入りたいのにゃな~?」
ちびっ子はいつもの猫口顔でひぃらぎをイジる
「うっさい黙れ!」
そしていつもの様にひぃらぎは真赤になる
「お姉ちゃん妬ましいんだよ~、先に日下部さんに彼氏さんが出来て~」
「つかさぁ~!、変な事言うな!」
「むふふ~…!」
「あーもー!、その笑い方やめい!」

「それは握り方…でしょうか?、それともどういう状況でするか、ですか?」
「んんー……両方…かな?」
「乙女(だー!)(ね)(ですね)」
「ち、茶化さないでってヴぁっ!」
あぅぅ…また恥ずかしくなってきた…
「そうですね…私の場合は相手の方まかせですが、、たまにこちらからしますとけっこう…//」
「「「「まーた始まった…」」」」
みゆきはずっと片思いしていた男子に告白されてなんとかシミュレーション通りに答えたものの
そのあとは嬉しさのあまり勢いで色々とすっ飛ばしてしまったらしい
「は…え、と……失礼しました」
それはみゆきと彼氏も色々と思っているみたいですっ飛ばした事を一緒にやり直しているとかで
「こほんっ…やはり握手というものは考えてする物ではなく、こう…気分…自然とするものではないでしょうか?」
珍しくみゆきは言葉に詰まりながら話す
「自然と…」
「そうねぇ…あとはほんの少しの勇気、、かな?」
「勇気…」
あやのは頬を赤らめて言った…また兄貴とのコト思い出してんだろうか
「頑張れ頑張れみさきちなら出来るさ!、積極的にポジティブに……えーと?」
ちびっ子は何かの言葉を思い出しているらしく、言葉に詰まる
「自然、、勇気、、ポジティブに…」
私はアドバイスされた事を声に出して喋ってみた、そしてそれを心の中でも繰り返す
「…結局精神論なのね」
「お姉ちゃん、、きっとそういうものなんだよぉ」
「そっか、みんなありがと!…また何かあったらよろしくっ!、、じゃさっそく―」
きーんこーんかーんこーん…
「あ…」
と私が立ち上がると同時にチャイムがなってしまった


  • 放課後
「おまたせっ」
「遅いぞー、みさおー」
「じゃーさ、朝はそーやが遅れて来たんだからこれでおあいこって事で」
「それ言われたら痛いな…」
授業が終わり、俺達は校門の外で待ち合わせていた
「……」
…何か言いたそうだなみさお、、何なんだろう…まぁそれは俺も同じだけども
「……」
何を考えてんだろそーや…さっきから何か言いたそうだけど……私も人の事言えないけどさ
「歩こうか」
「……うん」

「昼休みってみゆきさん達と一緒にいたんだよな?…何話してたんだ?」
ここは先手を取ろうとやっと搾り出した言葉をみさおにぶつけてみた
……むぅ、もっと言い方は無かったのだろうか…
「…そーやこそ、白石達と何してん…たの?」
握手の仕方とか…って言ったら笑われるよな…どうすっかな…
「…言えない、の?」
あ、でもどうしよ…逆に聞かれたら…握手の事なんて…恥ずかしくて言えないんだってヴぁ…
「…別にやましい事じゃないよ、ただ…その…握手の仕方をだな…」
「え…」
しかしみさおは笑うどころか、、目を見開かせ驚いていた
「……私も同じ事相談してたんだけど」
「…な?」
みさおが言った言葉が俺の中を駆け巡った
「……こっそり除いてた、の?」
「いや、俺はずっと屋上にいたよ、あー…ゆーすけとかに聞いたら分かる」
「あ、え、、そう…な、んだ」
そうやも同じコト思って―
…そう考える自然と胸の辺りが熱くなってくる
どくん、どくん、どくん、どくん、、
そして心臓の音がやけにシンバルの様に響く
…これ前にも、、この感じ前にも……思い出した、あぁ、あの時のキスだ
私は自分の唇に触れた
しだいに頬が緩んできているのが分かって、悟られない様にと口を押さえた
「…は、ははははははっ」
すると突然、そーやが笑い出した
「な、何だってヴぁ…」
「いや、、同じ悩みなんてやっぱり俺達似たもの同士なんだなって思ってさ」
…結局自分から笑ってしまった、、人の事言えないな…

「―手、繋ごうか」
俺は右手をみさおの方に向ける
「うん…♪」
私は左手でそれを掴む
――温かい…
直に伝わってくる温さに私は嬉しくなった
どくん…どくん…どくん…どくん…
「…?」
「どうかした?」
「ううん、なんかいいなって思って」
さっきよりも恥ずかしいはずなのに、心臓の音がいつもの感じになっていることに驚いた
何か優しい感じっていうか…なんていうか…“嬉しい”をぎゅうぎゅうに凝縮したみたいな…
…安らぎ?、、なのかな?、これ…そーやも同じ、、なのかな?
同じ気持ちだったら…嬉しいな
「さて、、じゃ、帰るぞっ!」
「うんっ!」
そして2人は走り出した



















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コメント:
  • ちょっと火の妖精が・・・ -- 名無しさん (2009-05-10 23:03:10)
  • なんか いいな♪
    -- 名無しさん (2009-05-03 02:28:36)

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