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血に潜む欲望~after story~(中編)

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キーンコーンカーンコーン

終業のチャイムが鳴り響くと、教室には仲のいい友人とおしゃべりを始める人、写しきれていない黒板の板書を必死に書き写している人、早々に帰り支度を始める人、授業中の居眠りを続けている人と様々なグループに分かれました。
私はその中の“早々に帰り支度を始める人”と同じように、教科書や筆記用具を鞄にしまい帰り支度を済ませた。

「ゆきちゃん、一緒に帰らない?」
つかささん、泉さん、申し訳ありません、今日は急ぎの用事がありますので……」

授業中ずっと居眠りしていて眠そうな泉さんと、黒板の文字と格闘しているつかささんのお誘いを丁寧に辞退すると、私は足早に教室を出ました。
あまり急ぐ必要がないことはわかっています。
ですが人間と言うものは、行く先に楽しみが待ち受けていることがわかっていると、ついつい気がはやってしまう生き物なのです。
お気に入りの小説や漫画の待望の新刊なんかが出たりすると、包みから出すのももどかしく感じてしまう。
それにも似た高揚感と幸福感が私を包んでいました。
電車を乗り継ぐ時間ももどかしく、私は足早に帰宅し家のドアを開きました。

「ただいま戻りました」

長年の習慣でそう言ったものの、お母さんはほのかさんと旅行に行っていて、この家には誰もいないことを私は知っています。
だから今日、私はこの家ではどんな事でもできてしまいます。
私は手早く制服を脱ぐと、クローゼットの奥に仕舞われているある服を取り出しました。
泉さんから教わった秋葉原にある、その道では有名で、豊富な品揃えを誇るお店で購入した服……
周りのお客さんのほとんどが男性の方で、入って行くには抵抗のあるお店でした。
ですが、みなみさんによろこんでもらうためと思えば、この程度の事はどうということはありません。
私は取り出した服を身に纏い、みなみさんがいらっしゃるのを玄関で待つことにしました。

しばらくして扉が開き、

「ただいま」

愛しい愛しい私の…

「みゆき」

ご主人様がいらっしゃいました。

「お帰りなさいませ、ご主人様」

私は以前泉さん達と遊びに行ったメイド喫茶の店員さんのセリフを口にします。
鏡を見ながら何度も練習しました。
初めてやったときにはあまりの恥ずかしさに、誰かの前で口にするなんてとても考えられませんでしたが、愛というものは人を変えるんだなぁとつくづく思います。

「お風呂にしますか?お食事になさいますか?」

まるで夫婦のような台詞です。
この場合、婦婦(ふ~ふ)、が正しいのでしょうか?

「そうね…今日は食事にしようかな」

ご主人様は満足そうな笑みを浮かべて言いました。

「今日も期待してるよ。みゆきのご飯は美味しいから」
「かしこまりました」

深くお辞儀をして、ご主人様をリビングへとお通しします。



「ご馳走様でした」
「はい、お粗末さまです」

食事が終わり、ご主人様がお箸をテーブルに置きます。

「今日も美味しかったよ」
「そうおっしゃっていただけますと、嬉しいです」

長い間、こうしてご主人様のためにお食事を作るのは私にとって夢でした。
もちろん今までだって、何度か食事を作ったことはあります。
ですがこの場合、意味がまったく異なります。
ご主人様のことだけを考えて、ご主人様のためだけにお食事を作る。
そして、美味しいと言っていただける……
私は、なんという果報者でしょう……

「う~ん……」
「ご主人様、どうかなされましたか?」

食後の紅茶をすすりながら、ご主人さまはため息をつかれます。

「今日の食事に、なにか良くないところがございましたでしょうか……?」

もしそうなら、遠慮なく言ってほしい……
そして、次回にむけて改善したい……

「ううん、食事そのものには不満はないんだ。だけど……」
「だけど……なんでしょうか?」
「デザートが欲しいかな」

ご主人様はそう言って、私の唇を奪いました。

「んんっ!」

ああ、デザートとはこういうことですね。
ご主人様は私を“食べたい”とおっしゃるのですね。
私でよければ、いくらでも召し上がってください。

「ん……ちゅ……」
「んんっ……ん……んむっ」

ご主人様の舌が口の中に入ってきて、私の舌を絡めとります。

「んむっ……ぴちゅ……」

ぴちゃぴちゃと唾液の混ざる音がはっきりと私の耳にも届いてきて、否応なしに私の女の子は熱を帯びていきます。

「はぁっ……んむっ……ちゅぷ」

ご主人様が唇を離すと、いたずらっぽい笑みを浮かべたご主人様が私を見つめています。

「みゆき、どうしたの?そんなにエッチな顔をして」
「ぇぅ……」

思わず私は目を泳がせてしまいます。

「ご主人様のキスが……あまりにも気持ちよくて……」
「ふぅ~ん、私のせいなんだ」
「あ……も、申し訳……」
「ご主人様のせいにする悪いメイドにはお仕置きが必要だね」

“お仕置き”
その一言に、私の心を温かいなにかが包み込みます。

「みゆき、テーブルの上に上がりなさい」
「え……テーブルの上に、ですか?」
「そう。ほら、はやく。ああ、その前にショーツを脱いでね。スカートは脱がなくていいから」
「え……///」
「早くしなさい。メイドの分際でご主人様を待たせるの?」
「は、はいっ!ただいま」

私はショーツを脱ぎ、テーブルの上に上がります。

「スカートを持ち上げて、膝を立てて足を開きなさい」

ご主人様の言う通りに、私はスカートをたくし上げて、いわゆるM字開脚の姿勢になります。

「あ、あの…ご主人様、コレ……すごく……その……」
「なぁに?」
「あの……恥ずかしい…です……」

女の子の部分がご主人様に丸見えになっている。
しかも、テーブルの上でしていることで、私の女の子の部分はご主人様の目の前にあるのです。

「んんっ……」

気のせいでしょうか……なんだか、ご主人様の視線が……ぅぅ……ムズムズしてきちゃいます……

「みゆき……なんだか濡れてきたよ」
「え……そんな……」
「見られてるだけなのに……ね……」
「ぅぅ……」
「エッチな気分になっちゃった?こういうとき、いつもはどうしてるのかな?」
「そ、それは……ぅぅ……自分で……シて……ます……」
「なにをシてるの?はっきり言って」
「はぅっ……お…オナニー……してます」
「そうなんだ……」
「あ、あの…もうよろしいでしょうか……」
「してみせて」
「え……?」
「オナニー、してみせて」

ご主人様の口から容赦のない命令が飛び出します。

「そ、そんな……恥ずかしすぎます……」
「くすっ」

ご主人様はいやらしい笑みを浮かべて、人差し指で私の顎を、つうっ、となぞります。

「ん……あ……」
「私に逆らうの?」
「そ……そのような……ことは……」

ご主人様の瞳には有無を言わせない力があります。

「みゆきは私の所有物なんだよね」
「はい……私は……ご主人様のモノです……」
「私の言う事は何でもきくんだよね」
「は……い……」

ご主人様の言葉が、まるで魔法のように私の心に染み込んでいきます…

「じゃあ、オナニー、できるはずだよね」

だんだんオナニーをしないことがおかしなことのように思えてくる。
ご主人様の仰るとおり、オナニーをしなければならないとさえ思えてしまう。
ううん、私の身体が、私自身よりもご主人様の言葉に従いたくなっている。

「さぁ、手を股間に当てて、手のひらで女の子の部分を包み込むの。
割れ目に沿って指を動かして。クリトリスを重点的に攻めるの」

私の意志とは無関係に、身体が勝手に動き出します。
私の手はご主人様の言う通りに女の子の部分を弄りだし、甘い快感をもたらします。

「ふぁ……はぁ……んんっ……」
「そう……それでいいよ」

ご主人様は席に戻って紅茶を啜りながら私の痴態をご覧になっています。
まるで自分がストリップの舞台に上がるストリッパーになったような気分になってしまいます。

「はぁっ……あ……あぁ……」

私の女の子は徐々に潤いを増してゆき、くちゅくちゅと水っぽい音が聴こえだします。

「すごいね、どんどん濡れてくるよ」
「ああっ……言わないで……ください……ぁぁん……」
「どうしてこんなに濡れちゃうのかな。ご主人様に教えてくれない?」
「ぅぅっ……ご主人…様に……恥ずかしい…トコロを……見られてる…から…です…」
「恥ずかしいトコロって?詳しく分かりやすく具体的に言って」
「はぅっ!ご主人様の…目の前で……オナニー……して……自分で……割れ目をなぞったり……クリ…トリス…っあ……こちょこちょして……はぁ……はぁ……私の……おまんこ……ふぁぁっ!」
「おまんこ?みゆきのおまんこがどうしたの?」
「はぅっ……みゆきのおまんこ……気持ちよくなって……ぁぁ……ああっ……」

もう私は止まりません。
ご主人様の望むままエッチな姿を晒し続けてしまいます。
ご主人様の見てる前でオナニーするだけでも恥ずかしいのに、あまつさえその様子を自分で解説するなんて……

なんという実況プレイ!

「みゆきはおまんこ触るのが好きなんだね」
「はいっ!おまんこ……おまんこ……気持ちいい……ああっ!ああんっ!」
「ほら、どんな風におまんこ触ってるの?言ってみて」
「は……いっ……人差し指を……おまんこのナカに……入れて……出したり…んあっ……入れたりして……ときどき、指を曲げて……コリコリって……すると……ああっ!」
「すると……どうなの?」
「気持ちいいですっ!気持ちいいんです!はぁっ……みゆきのおまんこが気持ちよくって……あっ……お腹の奥が…熱くなって…ああっ!」
「イきそうなんだね……いいよ、好きなときにイっていいよ」
「はぁっ!ありがとう…ございますっ……ああん!」

指の動きがどんどん早くなり、あっという間に私は頂へと達してしまう。

「ああっ……イク!イキますっ!」
「いいよ……イって、みゆき」
「はいっ!高良みゆき、37回目の……絶頂をっ…迎えさせていただきますっ!あ、ああああぁぁぁぁぁぁぁっっっっ!!!!」

自ら宣言した途端、私のナカでなにかがはじけ、目の前が真っ白になった。

「あっ!あっ!あああっ!……あ……は……あ……ぁ……」

ブルブルと身体が震え、ナカから愛液がドッと溢れ出した。

「は……ぁ……はぁ……はぁ……」
「ふふっ……みゆき……可愛かったわ」
「はぁ……ご主人……様……はぁ…はぁ…」

テーブルの上にぐったりと脱力していると、私の股間にひんやりとした感触を感じた。

「……?ご主人様?」
「動かないで」

じっとしていると……

ぴちゃん

と音がした。

「ん、いいよ」
「ご主人様……なにをなさったのですか?」
「みゆきの愛液のゴールデンドロップを採ったの」
「え……それって」

真っ赤になる私にご主人様は解説を続けます。

「ゴールデンドロップは、ポットからカップやポットに注ぐときの最後の1滴のこと。
最も貴重な一滴だってことは知ってるよね。
みゆきのゴールデンドロップも、一回のえっちで一滴しか採れないんだよ」
「っ///」
「ふふっ」

ご主人様は微笑みながらカップに紅茶を注ぎ、その香りを楽しみます。

「みゆきの雫…か……“スノードロップ”とでも銘打ってみようか」
「ご主人様っ!」
「あははっ」

ご主人様は笑いながら、その、“スノードロップ”を飲み干します。

「さて……」

ご主人様はカップを置いて立ち上がり、上機嫌な声で言いました。

「お風呂入ろっか。もちろん一緒にね」



「ほら、早く脱いで」

我が家のお風呂はとても広く、脱衣場もそれなりのスペースがあります。
ですので二人で服を脱いでも問題ないのですが……

「あの…ご主人様、そんなに見つめられますと……」
「私がみたいの。いいから、早く脱いで」

ご主人様が私が脱ぐところを見たいとおっしゃるので、少々困惑しています。
服を脱ぐのを見られるのは、裸を見られるのとはまた違った恥ずかしさがあって戸惑ってしまいます。

「ぅぅ……」

とは言っても、このままだと私より先に服を脱いだご主人様が風邪をひいてしまいます。
私はしぶしぶメイド服を脱ぎ始めました。
上とスカートが一体型となったエプロンドレスを脱ぎ捨て下着姿になると、ご主人様の瞳がきらきらと輝きだします。
うう、そんなに見つめないでください……でないと…また…したくなってしまいます……
ブラをとり、パンツを脱いで、ご主人様と共に生まれたままの姿になります。
お互いはだかになるのは、なんどやってもやっぱり照れてしまいます。
扉をあけて浴室にはいると、ご主人様は腰掛に座って、

「みゆき、背中を流しなさい」
「はい、おおせのままに」

私はシャワーを手に取り、お湯の温度を確かめてからご主人様の身体を流します。
続いて自分の身体にもお湯をかけ、ボディソープを手に取ります。
そして泡だったボディソープを、ご主人様の身体ではなく自分の胸につけます。
ご主人様が『背中流して』とおっしゃったときは、無条件でこうしてほしいということです。
ご主人様は本当にこの洗い方がお好きです。

「では……失礼いたします」

私は泡だらけになった自分の胸を、ご主人様の背中に押し付けます。
そしてゆっくりと、こすりつけるように上下に動かします。

「ん……んんっ……」

ボディソープのぬるぬるした感触が私の胸を襲います。

「みゆき、やわらかい感触の他になんだか硬いものが当たってるんだけど」
「はぅ……」

私の乳首はあっという間に勃起してしまい、すぐにそれをご主人様に悟られてしまいます。
こればっかりは何度やっても慣れることができません。
ご主人様の背中を満遍なく擦り終えると、

「では、前も…」

私はご主人様の正面に回り、首周り、胸、お腹と洗っていきます。

「はぁ……はぁ……」

ご主人様と肌を合わせているだけでも興奮するのに、私の胸はどんどん敏感になっていきます。

「さ、みゆき。ここは忘れちゃだめだよ」
「は……はい……」

私は自分の胸を持ち上げると、ご主人様の胸へと近づけ、

「んんっ」

自分の乳首をご主人様の乳首に押し付けます。

「ん……んんっ……」

だんだんご主人様の乳首も硬くなってきて、胸に伝わる感触がより強くなってきます。

「はぁ……はぁ……んっ……はぁ」

乳首と乳首が触れあい、痺れるような快感が私の心を震わせます。

「みゆき、まだ洗えてないところがあるよね」
「ぁぅ……」

ついつい夢中になってしまいました……
私は名残惜しくも胸を離すと、改めてボディソープを手に取り、今度は自分のアソコに泡をつけました。

「んっ……」

さっきのオナニーで敏感になってしまっていて、このままシてしまいそうになりますが、そこはグッと我慢します。

「では……」

私はご主人様の手をとると、股間へと運び、

「んっ…んんっ……」

私の股間に、ご主人様の腕を擦りつけました。

「んんっ……は……ああっ……」

何度か擦りつけると、今度はもう片方の腕にも同様に擦りつけます。

「なんか、ぬるぬるになってきたね」
「やっ……」

わかってる……ボディソープ以外のぬるぬるが、混じってきたことに……

「終わりました……流しますね……」

もっと擦りつけたいのを必死で我慢して、シャワーで泡を流します。

「みゆき、わかってるよね」
「……はい」

もう、私の目はうつろになっています。
これから行うコトは、ご主人様もお気に入りですが、私も密かに好きだったりもします。
先ほど、私はご主人様の腰より上しか洗っていません。
下は……これから洗うのです。
泡を流し終わり、私はご主人様の正面に周って跪くと、

「では、ご主人様……」
「うん、お願いね」

ご主人様のお膝に舌を這わせました。

「ん……ちゅ」

時折キスも混ぜながら、膝、太腿、ふくらはぎと舐めていきます。

「ふ……きゅふ……」

裏側の敏感なところを舐めたときにご主人様の口から漏れるくすぐったそうな声が、私をより積極的にさせます。
足首まで舐め終わると、私はご主人様の足を手に取り、つま先にキスをします。

「ちゅ……はぁ……はぁ……」

いつものことながら、このシチュエーションには興奮します。
私がご主人様に服従を誓うポーズ……

「ん……ちゅぷ」

そして親指から順に口に含み、優しく丁寧におしゃぶりします。

「指と指の間もね」
「んぷっ……はい……ちゅ……れろ……」

ご主人様のおみ足……ああ、踏まれたい……
大好きな人に奉仕する悦び……大好きな人に服従する快感……

「終わったみたいね。最後は……」
「はい……承知いたして……おります……」

両足を舐め終えると、私は顔を上げ、ご主人様の股間へと近づけます。

「さぁ……みゆきの舌で、私をきれいにしてね」

ご主人様が足を開くと、濃厚な女の子の匂いが私に襲い掛かります。

「ふぁっ!……ぁぁ……」

私は夢見心地になりながらご主人様のアソコを舐めました。
舐めれば舐めるほど女の子の匂いは強くなっていき、ますます私は魅了されていきます。

「んっ……上手よ……んんっ」

ご主人様が悦んでる……
もっと…もっと悦ばせたい……

「はぁっ……みゆきの愛撫は最高だよ……あ……んあっ」

最大級の賛辞を頂戴してしまいました。
ああご主人様、私の舌で、もっともっと感じてください……
みゆきなしでは生きられないような……中毒のような身体になってくださいっ!

「あ………イキそう………みゆきっ……」
「はぁ……感じてくださって……いるのですね……イってください……私……受け止めますからっ」
「は……ぁ………あぁ…イ……くぅ……ん……っあああぁぁぁっ!!!」

ビクッとご主人様の身体が震えて、私の口内を甘い香りが満たしていきます。

「ん……こく……ん……ふぅ……」
「全部……飲んだ……?」
「はい……美味しかった……です……」

そのまま私達は一緒に湯船に入ると、じゃれあいながら甘い時間を過ごしました。



あれから私達はお風呂から上がって、場所をベッドに移してなんども抱き合いました。
私はご主人様に求められるままに自分の身体を捧げ、ご主人様は全身で私を愛してくれました。

あの夜……ご主人様が寝ぼけ眼の私を押し倒し、

『みゆきさんを私のモノにする。私はみゆきさんのご主人様なんだから!』

と言ってくださったとき、心の底から嬉しかった。
みなみさんとこういう、遠慮とか、そういったものがない関係……
お互いの欲望を余すところなくさらけ出せる関係を、私はずっと望んできました。
だから私はあの夜、みなみさんをこの部屋へご案内しました。
お父さんも知らない、高良家の秘密の隠し部屋。
お母さんとほのかさんが使っているのを前に目撃してから、みなみさんを連れてきたいと何度も願った、この床・天井・全壁面鏡張りの寝室……
ここでは自分がご主人様に犯されているところをリアルタイムで感じることができて、あの夜は未知の快感に思い出すのも恥ずかしいほど乱れてしまいました……
ここにはまだ私達が使用していない様々な形をした器具がございますが、一体どのようにして使うのでしょう……
考えて想像するだけでも濡れてしまいそうです。

「ん……みゆき……」
「お目覚めですか?ご主人様」
「ん……寝ちゃったんだ……」
「ご主人様の寝顔、可愛らしかったですよ」

かあっ……と、ご主人様のお顔が赤く染まります。
以前にも同じようなやり取りをした気がします。
だけど、あのときよりも二人の距離はずっと近くなっていて、その感覚はとても心地いいものでした。

「ね、みゆき……その……」

ご主人様はもじもじと恥ずかしそうにしながら私にいいました。

「ご主人様…って呼び方は、どうにかならないかな……なんか、他人行儀な気がして……」
「あら、ご主人様がおっしゃったのではありませんか?」
「そうなんだけど……ね……」

ご主人様がうるうるした、甘えるような瞳で私を見つめます。
ああ、これは……アレですね。
あの……合図ですね。
ご主人様もお好きですね。

「くすくす、かしこまりました。ではこういう呼び方はいかがでしょう」

私は瞳に、今までとはまったく雰囲気の異なる光を宿して見つめながら、目の前の少女を呼びます。



「“みなみ”」








血に潜む欲望~after story~(後編)に続く
続きは執筆中です
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  • 誰だよ(笑)松本智司って(笑) -- 名無しさん (2017-12-18 03:13:23)
  • 松本智司はウソつき・生きてる価値が無い・友達が居ない・同級生達に嫌われてる -- ダボハゼ (2016-02-11 03:06:18)
  • 早く続きが読みたいです!
    自分は、脳内変換して“岩崎みなみ=茅原実里” “高良みゆき=遠藤綾”にして読んでいるので、是非とも!!続編の方も期待してます!! -- ワンブリッジ (2010-02-04 19:36:10)

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