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遠くにある明かり 一話

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
皆さん、こんにちは
小早川ゆたかです

皆さんは、心に残る風景とか忘れられない場面とか
そういうものがありますでしょうか?
私にも、もちろんあります
絶対に忘れられない記憶が

今日は、その時のことを少しお話させてもらいます



『遠くにある明かり』


「ごめんね、みなみちゃん わざわざお見舞いに来てもらっちゃって」
「ゆたかは体が強くないんだから、仕方がない……」

こなたお姉ちゃん家の私の部屋
風邪で学校を休んだ私のところに、みなみちゃんがお見舞いに来てくれたんだ
みなみちゃん、パッと見だとよく分からないけど
なんとなく、不安そうな顔してるのが私には分かる
やっぱり、私が心配かけちゃってるんだよね……

「ゆたか、あんまり気にしないで………」
「みなみちゃん………」
「風邪くらい私だってひくし、ゆたかが気にすることじゃない……」
「ありがとう ごめんね、みなみちゃん」

みなみちゃんにも、私の考えてることがなんとなく伝わっちゃうのかな?
でも、風邪で寝込むみなみちゃんとかあんまり想像できないなぁ
もしも逆の立場でみなみちゃんのお見舞いとか行ったら
私に心配かけないように、謝ったりするみなみちゃんが見られるのかな?

「ゆたか?」
「あっ! その、なんでもないの」

なんか、想像してニコニコしてたみたい……
う~……
せっかくみなみちゃんがお見舞いに来てくれたのに、失礼だよね




「今日の授業のノート、持ってきた」
「あっ、ありがとう」
「数学は宿題も出たけど、無理してやる必要もないって先生が……」

う~ん、ちょっとは得したのかな?
いやいや、これはちゃんとやっておかないと
後で授業についていけなくなっても困るしね

「じゃあ、そろそろ帰る……」
「えっ? まだ来たばっかりだし、ゆっくりしていけば……」
「ゆたかに、無理させられない………」
「そんなことないって みなみちゃんが来てくれただけで………」

なんだか、風邪もすぐに直っちゃいそうだよ

「ゆたかは、友達だから……私にできることは、なんでもしてあげたい……」
「ありがとう、みなみちゃん………」

その言葉が嬉しくて、思わず泣き出しちゃった
おろおろしながら私を落ち着かせようとするみなみちゃんが、なんだかとってもかわいくって
後から溢れる涙が止まらなくて、みなみちゃんを困らせちゃった


「じゃあ、今度こそ帰る……」
「ごめんね、ずいぶん引き止めちゃって……」
「ゆたかが元気になったなら、私はそれで充分」

ベッドの上からみなみちゃんを見送る
せめて玄関までは出たかったんだけど

『無理しちゃダメ、私はここで大丈夫だから』

みなみちゃんに怒られちゃった
う~、そんなことないのになぁ………

「それじゃあ、また学校で」
「うん、今日は来てくれてありがとう」



(う~、なんだか寝付けないな~……)

その日の夜
一回は寝たんだけど、日付も変わらないうちに目が覚めちゃった

なんだか、頭の中がごちゃごちゃしてる

ひとつは、今日みなみちゃんが来てくれたこと
ただの風邪なのに、あんなに心配してくれたのが嬉しかった
もうひとつは、帰り際のみなみちゃんの言葉

『ゆたかは、友達だから………』

嬉しかった
嬉しかった…………はずなのに

素直に喜べずに、あの言葉を受け入れたくないって気持ちがあるのは何故?
初めての学校で初めてできた友達を、否定しようとしている自分がいるのは何故?

なんだか、しばらくは眠れそうにない
気持ちが落ち着かないうちは、それどころじゃない
明日の寝不足を覚悟して、無駄と知りながらも深く目を瞑った



















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  • お見舞いイベント装填完了~!
    百合フラグ準備よし!
    照準、みなみのハート…ゆたかキャノン撃てェーーー!! -- 脳内イメージ (2011-04-15 09:00:17)

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