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こなたとかがみの大冒険~不思議のマンション~(中編)

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地下3階

「ふう、な……なんとか……逃げ切れたわね……」
「そ、そうだね……なんとか……」
全速力で走ったので二人とも息が絶え絶えだ。
そんな二人をみkipediaは上の階から恨めしそうに見ている。
「なんで追ってこないのかしら?」
「セオリーだよ、セオリー」
「何の?」
「……あまり深くツッコまないこと」
一息ついて3階の探索を始めた二人。しかし、そんな二人の前にやっぱりモンスターがあらわれた!

モンスター エセ関西人教師があらわれた!

金髪と八重歯が特徴的なこれまた、ななこ先生にそっくりなモンスターだ。

『出番ー!うちの出番はあらへんのかー!年増言うな!うちはまだまだいけるはずや……』
と叫ぶ姿にはなぜか哀愁が漂っていた。
「ど、どうしよー!こなた!」
かがみはまたもやおろおろしている。今に関して言えばかがみの姿がつかさのように見えてしかたがない。
「ん~、面倒臭いし、もう手っ取り早くあれやっちゃうか。」
「あれって?」
「必殺技」
そう言ってこなたはワザの構えを取った。
「いくよ!!だだだだだだだだぢぢぢぢぢぢぢぢづづづづづづづづででででででででどどどどどどどどどどーん!!」
かいしんのいちげき!エセ関西人に838861ポイントのダメージ!
『ウボァー』
どこかの皇帝のような、まったく迫力のない断末魔をあげてエセ関西人は倒れた。
「何、今のワザ」
「え?昔やってたゲームのワザでね、カッコよかったからマネしてたら出来るようになったの」
「カッコイイのか?そのワザ……」
そこにツッコむより、マネしてるうちに出来るようになったってことにツッコむべきな気もするが。
「でも、今回はえらいテンポのよい戦闘だったわね」
「まあ、ここも今まで通りの展開だと物語のテンポが悪くなっちゃうからね~」
「物語?物語ってなんのこと?」
「……そこもあまり深くツッコまないで」


気を取り直して3階の探索を再開する二人。そんな二人の前に耳と尻尾だけの猫?と形容することしか出来ない、
なんとも得体の知れない生物が横切った。
「あっ!今の!」
その生物を見てこなたが叫ぶ。
「な、何よいきなり」
「かがみ!あの生物を追うよ!」
と、こなたはかがみの腕を掴んでさっきの謎の生物を追い始めた。
「急に追いかけ始めるなんて、あの生物に何か特別な事でもあるの?」
「ありありだよ。あれはレアモンスターでね、倒すと経験値が1000貰えるんだよ。
まあ、ドラ○エでいう、メタル○ライムみたいなものだね」
「へぇ、そうなんだ。でもなんであんたそんなこと知ってるの?」
「うん、この前読んだ『不思議のマンションの歩き方(民明書房刊)』に載ってたんだ」
「それもすごーく胡散臭いんですが……」
かがみのツッコみも気にせずこなたは追いつづける。
が、謎の生物も妙にすばしっこく、追いつくことがなかなか出来ない。
通路に逃げ込んだ謎の生物を追っていると、急に向こうの動きが止まった。
「あれ、どうしたのかしら。急に止まっちゃったわよ。」
「はは~ん、さてはこの先は行き止まりなんだな」
こなたはフフッと、エロゲーでお目当ての娘のHシーンにたどり着いた時と同じ、不適な笑みをこぼした。
謎の生物は逃げられなくなり、おびえた目で二人を見ている。
「さーて、どう料理してやるかな……」
二人が謎の生物に詰め寄ろうと足を踏み出したその時。

謎の生物は二人を見てニヤリと、してやったりな笑みをこぼした。

カチッ。
何かを踏んだ音がする。すると、今まで二人が立っていた床がぱかっと割れた!
「え?な、なに?」
戸惑う二人。……そして落ちる。



「なーー!!!!しまった!落とし穴の罠があったのかーーー!」
悔しがるこなた。でももう遅い。
「というか、なんでーーーー!あいつはーーーー!罠にーーー!かかってないのーーー!?」
「それもーーー!セオリー、なんだ、よーーーーー!!!!」


====================

ドスン!
しばらく落ちつづけていた二人も、ようやく落下が止まった。
ちょうど、こなたの上にかがみが重なり合うように落ちた。
「か……かがみ……」
「何よ」
「お……重い……しかも前より……」
「し、失礼ね!最近はお菓子も我慢してるし体重が増えてるはずないわよ!」
ガバッと起きて体重の増加を否定するかがみ。しかし、知らないうちに体重が増えている事実にかがみは気づいていない。
こなたも起きあがり、二人で周りを見わたす。一体どこまで落ちたのだろうか。
「こなた、……あれ見て」
辺りを見渡していると、かがみは一枚の看板を見つけた。
こなたもその看板に目を向けるとそこには、


「おいでませ27階へ」

と書かれていた。
「3階の次が27階……なんかキセルみたいなダンジョンね……」
「ん~、確かに。でもいいじゃん、途中の階を探索する手間省けて。
ここに『しあわせの箱』があるわけだし、サクッと手に入れて帰ろうよ」
「そんなあっさりしてていいものなのかな……
まあここまで来たからにはもう少し頑張って『しあわせの箱』を手にいれましょっか!」
「かがみんはここに来てから何か、頑張ったり、活躍したりしたっけ……?」
「うっ……!た、確かに。……で、でも、これから頑張るのよ!これから!」
「はいはい」
こなたに痛いとこを突かれて反論できないかがみであった。

フロアを探索していると、大きな体育館と同じ位ただっぴろい部屋を見つけた。
その部屋の奥からは、一際明るい光が放たれているのが見える。
「ねえ、こなた、もしかしてあれが……」
「『しあわせの箱』かな」
二人はその光の方向に向かって走り出した。
光がだんだん大きくなる。二人の期待も高まる。
が、しかし。光の発信源にあったのは『しあわせの箱』ではなく、






白石の姿であった。




















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  • 原作者、降臨 -- 名無しさん (2011-04-28 17:14:05)

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