「な、なんで?なんでセバスチャンがここに!?」
「あんた、こなたのクラスの……」
予期せぬ事態に驚きを隠せない二人であった。
「おお、泉とかがみじゃないか。思ってたより早かったな。」
二人とは対照的に落ち着いた様子で白石は言った。
「セ、セバスチャン、なんであんたがここにいるの?もしかしてセバスチャンもしあわせの箱を探しにきたとか……?」
こなたは今、一番の疑問を白石にぶつけた。
「しあわせの箱……?はは!ははは!あー!これはおかしい!!!」
白石は急に笑い出した。
「何がおかしいの……?」
聞いたのはかがみだった。
「まだわからないかな。おまえ達は騙されたんだよ。あの本に書いてあった『しあわせの箱』について内容は全くの
デタラメさ。俺はあの本を読み、宝の存在を鵜呑みにしてここまでやってくるバカな奴らを倒し、
そして倒した奴らより力を吸収して、より強い存在になる。泉が読んだ本はそのための罠さ」
そう言って白石はクククッと嫌な笑いをした。
「ちくしょー、やはりあの本はこういう罠だったのか!」
「いや、出版社の名前の時点でまず気づけ」
かがみと白石が同時にツッコんだ。
「さて、本題だが」
白石はかがみに近づて、全身を嘗め回す様に見た。
「これはいい。かがみ。君は今まで俺が見たことがないくらいすばらしい力を秘めている」
「力って……私にはそんなものないわよ!」
かがみは全力で否定した。
「君は気づいてないだけだ。ああ、そんなすばらしい力を持ちながらそれに気づいていない。悲しいなぁ」
「うう……何よ何よ!もう!そんな変な目でジロジロ見るのはやめろ!」
白石の品定めをするかのような視線に耐えられず、かがみは叫んだ。
「こらー!かがみに変なことする奴は許さんよ!」
まるでかがみは自分の嫁だ、と言うような口調でこなたは白石に牽制を送る。
「あんた、こなたのクラスの……」
予期せぬ事態に驚きを隠せない二人であった。
「おお、泉とかがみじゃないか。思ってたより早かったな。」
二人とは対照的に落ち着いた様子で白石は言った。
「セ、セバスチャン、なんであんたがここにいるの?もしかしてセバスチャンもしあわせの箱を探しにきたとか……?」
こなたは今、一番の疑問を白石にぶつけた。
「しあわせの箱……?はは!ははは!あー!これはおかしい!!!」
白石は急に笑い出した。
「何がおかしいの……?」
聞いたのはかがみだった。
「まだわからないかな。おまえ達は騙されたんだよ。あの本に書いてあった『しあわせの箱』について内容は全くの
デタラメさ。俺はあの本を読み、宝の存在を鵜呑みにしてここまでやってくるバカな奴らを倒し、
そして倒した奴らより力を吸収して、より強い存在になる。泉が読んだ本はそのための罠さ」
そう言って白石はクククッと嫌な笑いをした。
「ちくしょー、やはりあの本はこういう罠だったのか!」
「いや、出版社の名前の時点でまず気づけ」
かがみと白石が同時にツッコんだ。
「さて、本題だが」
白石はかがみに近づて、全身を嘗め回す様に見た。
「これはいい。かがみ。君は今まで俺が見たことがないくらいすばらしい力を秘めている」
「力って……私にはそんなものないわよ!」
かがみは全力で否定した。
「君は気づいてないだけだ。ああ、そんなすばらしい力を持ちながらそれに気づいていない。悲しいなぁ」
「うう……何よ何よ!もう!そんな変な目でジロジロ見るのはやめろ!」
白石の品定めをするかのような視線に耐えられず、かがみは叫んだ。
「こらー!かがみに変なことする奴は許さんよ!」
まるでかがみは自分の嫁だ、と言うような口調でこなたは白石に牽制を送る。
「おお、怖い怖い。しかし、君達の相手をするのは俺じゃない。いでよ!人造人間あきら28号!」
白石が指をパチンと鳴らすと、暗闇の中から一人の小さな少女が現れた。
テレビでたまに見る『小神あきら』にそっくりの少女だ。
現れたあきらは白石の横に立った。
「ははは!この人造人間あきら28号で君達を葬ってあげよう。やれ!」
白石の合図であきらは目を光らせると、右手を人間の腕から何本もの、見るからにグロテスクな触手に変えた。
「ひぃ!何よあれ!」
それを見たかがみは怯んだ。
「かがみ、目をそらしちゃダメ!やられるよ!」
こなたがかがみに注意を促した次の瞬間、あきらの触手がこなた達を目掛けて襲ってくる!
伸びる触手に反応してこなたはサッと防御の構えを取った。
一方のかがみはこなたの身を盾にして隠れた。さっき、頑張るとか言ったのはどうなったのだろうか。
「来るか!」
白石が指をパチンと鳴らすと、暗闇の中から一人の小さな少女が現れた。
テレビでたまに見る『小神あきら』にそっくりの少女だ。
現れたあきらは白石の横に立った。
「ははは!この人造人間あきら28号で君達を葬ってあげよう。やれ!」
白石の合図であきらは目を光らせると、右手を人間の腕から何本もの、見るからにグロテスクな触手に変えた。
「ひぃ!何よあれ!」
それを見たかがみは怯んだ。
「かがみ、目をそらしちゃダメ!やられるよ!」
こなたがかがみに注意を促した次の瞬間、あきらの触手がこなた達を目掛けて襲ってくる!
伸びる触手に反応してこなたはサッと防御の構えを取った。
一方のかがみはこなたの身を盾にして隠れた。さっき、頑張るとか言ったのはどうなったのだろうか。
「来るか!」
ズシャァァァァ!!!!!
何かが人間の体を貫いたような、そんな鈍い音がした。
やられた……!?
こなたは思った。しかし、自分の体に怪我はどこにもない。
まさか、かがみが!?
後ろを振り返って、身を隠すかがみを見る。
「ねえ、こなた。何……今の音……?」
怯えるかがみ。しかし、かがみにも異変はなかった。
「じゃあ今のは一体……?」
不思議に思ってあきらの方に目を移したその時、こなたは見た。
何かが人間の体を貫いたような、そんな鈍い音がした。
やられた……!?
こなたは思った。しかし、自分の体に怪我はどこにもない。
まさか、かがみが!?
後ろを振り返って、身を隠すかがみを見る。
「ねえ、こなた。何……今の音……?」
怯えるかがみ。しかし、かがみにも異変はなかった。
「じゃあ今のは一体……?」
不思議に思ってあきらの方に目を移したその時、こなたは見た。
あきらの触手が白石の胸を貫いているのを。
「な……バ、バカな……」
胸を突き刺された白石は信じられない様子であきらを見ていた。
が、すぐにその表情は青ざめ、そして事切れた。
胸を突き刺された白石は信じられない様子であきらを見ていた。
が、すぐにその表情は青ざめ、そして事切れた。
「こ……こなた、これどういうこと……?」
「わ、わかんない……」
その様子を二人は呆然と眺めていた。
白石を葬り、血や体液といった、書き表すには精神衛生上あまりよろしくないものを色々とつけた触手を、あきらは元の腕のサイズに戻して、二人の居る方向に向かって歩き出した。
「わ、わかんない……」
その様子を二人は呆然と眺めていた。
白石を葬り、血や体液といった、書き表すには精神衛生上あまりよろしくないものを色々とつけた触手を、あきらは元の腕のサイズに戻して、二人の居る方向に向かって歩き出した。
あきらが一歩近づくと二人は後ろに一歩後ずさり、二歩近づけば、今度は二歩下がる。
そんな感じで、二人はあきらとの間を取る。
あきらはゆっくりと近づいてくる。
間合いを取るため二人はまた下がろうとした。が、知らないうちに壁まで来てしまい、もう後ろに逃げることが出来ない!
そんな感じで、二人はあきらとの間を取る。
あきらはゆっくりと近づいてくる。
間合いを取るため二人はまた下がろうとした。が、知らないうちに壁まで来てしまい、もう後ろに逃げることが出来ない!
『ジャマモノハホウムリサッタ……アトハオマエタチダケダ……』
ここにきて始めて、あきらが口を開いた。
「邪魔者……?邪魔者ってセバスチャンのこと……?」
こなたが呟いた。
『ソウダ……アイツモマタ、ワタシニダマサレタノヨ。
シライシハ、ウマクオマエタチヲオビキヨセテクレタ。ソコデヤツハモウ、ヨウズミヨ。ダカラシマツシタ」
あきらは悪びれもなく答えた。
「あ、あんたの目的は一体何なのよ!?」
今度はかがみが問いかけた。
『ソレハダナ、オナエタチヲホウムリサッテ、ワタシガ『らき☆すた』ノシュヤクニナルノヨーーーー!!!!』
あきらはそう叫んで再び右手の触手を伸ばし襲い掛かる!
ついに不思議のマンションもラスボス戦に突入か!?
ここにきて始めて、あきらが口を開いた。
「邪魔者……?邪魔者ってセバスチャンのこと……?」
こなたが呟いた。
『ソウダ……アイツモマタ、ワタシニダマサレタノヨ。
シライシハ、ウマクオマエタチヲオビキヨセテクレタ。ソコデヤツハモウ、ヨウズミヨ。ダカラシマツシタ」
あきらは悪びれもなく答えた。
「あ、あんたの目的は一体何なのよ!?」
今度はかがみが問いかけた。
『ソレハダナ、オナエタチヲホウムリサッテ、ワタシガ『らき☆すた』ノシュヤクニナルノヨーーーー!!!!』
あきらはそう叫んで再び右手の触手を伸ばし襲い掛かる!
ついに不思議のマンションもラスボス戦に突入か!?
あきら様の攻撃!
伸びた触手がかがみの体に巻きつく!
「ああっ!か、かがみ!」
「え、ちょっとなにすんのよ!?」
かがみの体は触手に持ち上げられ宙に浮かされる。
そして、何本もうねうねと動く触手の一本がうまくかがみの服をずらして、胸、尻、お腹などいやらしい所をピンポイントでまさぐる。
「やぁ……、ヤダ、やめて!」
恥ずかしい部分をいじられ真っ赤になるかがみ。
「おー!これはいい触手プレイ!『くやしいけど感じちゃう!』ってやつですな!くーっ!これでかがみの服が巫女服とかならもっとそそるんだけどなぁ……」
「って何こんなときにまでバカなこと言ってるのよ!早く助けてよ!」
「ちぇっ。もうちょっと見てたかったけど……仕方ない、なんとかするか」
しぶしぶ、こなたはかがみを弄るのに夢中なあきらの前に立った。
「よーし!もう一発このワザで決めてやるぜっ!」
こなたは3階で使ったワザと同じ構えを取った。
「だだだだだだだだぢぢぢぢぢぢぢぢづづづづづづづづででででででででどどどどどどどどどどーん!!」
「ああっ!か、かがみ!」
「え、ちょっとなにすんのよ!?」
かがみの体は触手に持ち上げられ宙に浮かされる。
そして、何本もうねうねと動く触手の一本がうまくかがみの服をずらして、胸、尻、お腹などいやらしい所をピンポイントでまさぐる。
「やぁ……、ヤダ、やめて!」
恥ずかしい部分をいじられ真っ赤になるかがみ。
「おー!これはいい触手プレイ!『くやしいけど感じちゃう!』ってやつですな!くーっ!これでかがみの服が巫女服とかならもっとそそるんだけどなぁ……」
「って何こんなときにまでバカなこと言ってるのよ!早く助けてよ!」
「ちぇっ。もうちょっと見てたかったけど……仕方ない、なんとかするか」
しぶしぶ、こなたはかがみを弄るのに夢中なあきらの前に立った。
「よーし!もう一発このワザで決めてやるぜっ!」
こなたは3階で使ったワザと同じ構えを取った。
「だだだだだだだだぢぢぢぢぢぢぢぢづづづづづづづづででででででででどどどどどどどどどどーん!!」
が……何も起こらない。
「ちょっと!どうして何も起きないわけ!?」
「ゴメーン、MP切れみたい。ずっと必殺技ばかり使ってたからか……」
「なんじゃそりゃーーーー!!」
かがみは悲痛に叫んだ。必殺技のご利用は計画的にね。
「とにかくどうするのよ!あ……ああっん!もう!私はこんな気持ち悪い触手なんかじゃなくて、こなたにいじられたいのに!」
さらりと不穏なことを言うかがみであった。
「ちょっと!どうして何も起きないわけ!?」
「ゴメーン、MP切れみたい。ずっと必殺技ばかり使ってたからか……」
「なんじゃそりゃーーーー!!」
かがみは悲痛に叫んだ。必殺技のご利用は計画的にね。
「とにかくどうするのよ!あ……ああっん!もう!私はこんな気持ち悪い触手なんかじゃなくて、こなたにいじられたいのに!」
さらりと不穏なことを言うかがみであった。
こなたの攻撃!
「こうなったらもう地道に通常攻撃で削るしか……」
そう言ってこなたがあきらに飛び掛ろうとした時だった。
そう言ってこなたがあきらに飛び掛ろうとした時だった。
あきら様のカウンター!
あきらは空いていた左手を触手に変え、それを伸ばしてこなたの体を捕らえた!
「し、しまった!油断した……」
「ああ!こなた!」
こなたの体もかがみと同じ様に宙に持ち上げられた。
「こなた!大丈夫!?」
かがみが叫んだその時!触手はこなたの体を振り下ろし、地面に叩きつけた。
「し、しまった!油断した……」
「ああ!こなた!」
こなたの体もかがみと同じ様に宙に持ち上げられた。
「こなた!大丈夫!?」
かがみが叫んだその時!触手はこなたの体を振り下ろし、地面に叩きつけた。
「こ、こなた!!!」
かがみは地面に叩きつけられたこなたを見て叫んだ。しかし、こなたはピクリともしない。
「こなた、こなた!!」
こなたの名をもう一度叫ぶ。しかし、反応がない。
「……う、嘘……嘘でしょ?こなた……!こなた!しっかりして!ねぇ!」
何度も何度もこなたの名を呼ぶかがみ。それでも、地面に倒れているこなたの反応は、なかった。
「そ……そんな……こなた!こなた!こなたー!!!」
触手の中でこなたの名を叫び続けるかがみ。そうやってうるさく騒ぐかがみに、あきらは苛立ちを感じていた。
『ウルサイヤツダナ……イジルノニモアキテキタシ、ソロソロトドメヲサスカ……』
あきらは今までかがみの体を弄っていた触手を尖らせた。
そしてその触手を振り上げかがみに突き刺そうとした時である。
「こなたーーーー!!!どうして!どうして!」
かがみの腹の底から涌き出たような悲痛な叫び声がダンジョンに響く。
『ギャーギャーウルサイヤツダナ!』
しかし、それはただの叫び声ではなかった。
かがみは地面に叩きつけられたこなたを見て叫んだ。しかし、こなたはピクリともしない。
「こなた、こなた!!」
こなたの名をもう一度叫ぶ。しかし、反応がない。
「……う、嘘……嘘でしょ?こなた……!こなた!しっかりして!ねぇ!」
何度も何度もこなたの名を呼ぶかがみ。それでも、地面に倒れているこなたの反応は、なかった。
「そ……そんな……こなた!こなた!こなたー!!!」
触手の中でこなたの名を叫び続けるかがみ。そうやってうるさく騒ぐかがみに、あきらは苛立ちを感じていた。
『ウルサイヤツダナ……イジルノニモアキテキタシ、ソロソロトドメヲサスカ……』
あきらは今までかがみの体を弄っていた触手を尖らせた。
そしてその触手を振り上げかがみに突き刺そうとした時である。
「こなたーーーー!!!どうして!どうして!」
かがみの腹の底から涌き出たような悲痛な叫び声がダンジョンに響く。
『ギャーギャーウルサイヤツダナ!』
しかし、それはただの叫び声ではなかった。
『ナ!ナンダ!』
突然、ダンジョンが大きくゆれ始める。床が、壁が、天井が。
「ああああああーーーーーーーー!!!!!!!」
かがみの声を震源にして、共鳴するように震えるダンジョン。
その震えはどんどん強くなっていく。
「どうして!!こなた!どうして!?」
揺れは激しさをまし、段々かがみの体にとてつもなく大きな力が集まっていく。
『バ!バカナ!コンナコムスメニ、ナゼコレホドマデノチカラガ!!??』
先ほど白石の言っていた、かがみの持つ力とはこのことであったのだろうか。
愛する人を大切に思う気持ち。愛する人が何者かにより傷つけられる悲しみ、そして怒り。
それらの想いがかがみに力を与えているのだろうか。
かがみの体の周りを青白いオーラがつつむ。
始めは小さく、いびつな形であったそのオーラは、段々と大きくなって、丸く綺麗な球形になったそのとき!
突然、ダンジョンが大きくゆれ始める。床が、壁が、天井が。
「ああああああーーーーーーーー!!!!!!!」
かがみの声を震源にして、共鳴するように震えるダンジョン。
その震えはどんどん強くなっていく。
「どうして!!こなた!どうして!?」
揺れは激しさをまし、段々かがみの体にとてつもなく大きな力が集まっていく。
『バ!バカナ!コンナコムスメニ、ナゼコレホドマデノチカラガ!!??』
先ほど白石の言っていた、かがみの持つ力とはこのことであったのだろうか。
愛する人を大切に思う気持ち。愛する人が何者かにより傷つけられる悲しみ、そして怒り。
それらの想いがかがみに力を与えているのだろうか。
かがみの体の周りを青白いオーラがつつむ。
始めは小さく、いびつな形であったそのオーラは、段々と大きくなって、丸く綺麗な球形になったそのとき!
かがみはすべての神力をときはなった!!!!
『コ!コレハ!』
かがみの体から閃光が放たれる。それは、怒り、そして悲しみから出来た、大きな大きな力。
『マ、マサカコンナヤツニヤラレルトハ……!!!!』
かがみの体から閃光が放たれる。それは、怒り、そして悲しみから出来た、大きな大きな力。
『マ、マサカコンナヤツニヤラレルトハ……!!!!』
その閃光は、あきらの触手を、あきらの体を、グサリと貫いた。
こなたが目を覚ました時、そこはダンジョンの入り口の扉の前だった。
「……ん、ここは……?」
まだ意識がはっきりしないこなたが辺りを見渡すと、かがみの姿が見えた。
「こ、こなた!よかった!意識が戻ったんだ!」
起きあがったこなたを見て、かがみはこなたを強く抱きしめた。
「ダンジョンの外に居るってことは……もしかして、あきらはかがみが倒してくれたの?」
こなたを抱きしめたまま、その問いにかがみはコクッとうなずいて答えた。
「そっか……かがみ、頑張ってくれたんだね。でも危なくなかった?あまり無茶なことはもうしちゃダメだよ?」
「……無茶なことするのはどっちなのよ……」
「そうだね。私、人の事言えないね。……かがみ、心配かけてごめんね」
こなたはバツが悪そうに笑って、かがみの方を見た。
そのかがみの顔の頬には、まだ乾ききってない二本の涙の跡があった。
「かがみ……泣いてくれてたの?私の為に」
こなたが尋ねるとかがみは、はっと気がついたように頬を袖で拭いた。
「そんなわけないでしょ。確かに心配はしたけど、私があんたの為に泣くなんてこと、あるわけが……」
ここに来てまで、ツンな態度を取るかがみ。が、しかし。
「ふふ、やっぱりかがみはツンデレだね」
もう、かがみは言い訳することが出来なかった。
こなたの無事を見て、かがみは溢れる涙を抑えられなかったからだ。
「……ん、ここは……?」
まだ意識がはっきりしないこなたが辺りを見渡すと、かがみの姿が見えた。
「こ、こなた!よかった!意識が戻ったんだ!」
起きあがったこなたを見て、かがみはこなたを強く抱きしめた。
「ダンジョンの外に居るってことは……もしかして、あきらはかがみが倒してくれたの?」
こなたを抱きしめたまま、その問いにかがみはコクッとうなずいて答えた。
「そっか……かがみ、頑張ってくれたんだね。でも危なくなかった?あまり無茶なことはもうしちゃダメだよ?」
「……無茶なことするのはどっちなのよ……」
「そうだね。私、人の事言えないね。……かがみ、心配かけてごめんね」
こなたはバツが悪そうに笑って、かがみの方を見た。
そのかがみの顔の頬には、まだ乾ききってない二本の涙の跡があった。
「かがみ……泣いてくれてたの?私の為に」
こなたが尋ねるとかがみは、はっと気がついたように頬を袖で拭いた。
「そんなわけないでしょ。確かに心配はしたけど、私があんたの為に泣くなんてこと、あるわけが……」
ここに来てまで、ツンな態度を取るかがみ。が、しかし。
「ふふ、やっぱりかがみはツンデレだね」
もう、かがみは言い訳することが出来なかった。
こなたの無事を見て、かがみは溢れる涙を抑えられなかったからだ。
二人はマンションを後にして帰路につく。
外に出ると既にもう夜。満月が綺麗に輝く夜だ。
「……結局、『しあわせの箱』は手に入れられなかったわね」
かがみは少し残念そうに言った。
「そだね。でも」
「でも、何?」
「私は手に入れたよ。しあわせを」
こなたはかがみの方を見て言った。
「え?そうなの?どんなしあわせ?」
「うん、それはね」
こなたはかがみの顔を指差した。
外に出ると既にもう夜。満月が綺麗に輝く夜だ。
「……結局、『しあわせの箱』は手に入れられなかったわね」
かがみは少し残念そうに言った。
「そだね。でも」
「でも、何?」
「私は手に入れたよ。しあわせを」
こなたはかがみの方を見て言った。
「え?そうなの?どんなしあわせ?」
「うん、それはね」
こなたはかがみの顔を指差した。
「……え?どういうこと?」
首をかしげるかがみ。
「いつも私の側に居てくれて、いつも私と楽しさを共有できて、そして……私のことをなにより一番大切に想ってくれる。そんな私の大好きな人が、すぐそばに居てくれてる。っていうしあわせ」
こなたはそう言って立ち止まり、かがみの目をじっと見た。
すると、かがみの顔があっというまに茹でだこのように真っ赤になる。
「お~お~、またかがみは面白いくらいに真っ赤になるなぁ」
そんなかがみの様子を見てこなたはニヤリと笑った。
「う!うるさい!……でも」
「ん、どしたの?」
「私も……その……こなたに、そんな風に思ってもらえるなら、私もしあわせだなって思って……」
かがみは真っ赤な顔のまま、消え入りそうな声で言った。
こなたは、恥ずかしさでモジモジしてるかがみの姿を見て、今度は優しく微笑んだ。
「ね、かがみ」
「……何?」
「……手繋いで帰ろうか」
と言って、こなたは右手をかがみの方に差し出す。
「……うん」
その愛しい人の右手を、かがみは自分の左手でギュッと握った。
首をかしげるかがみ。
「いつも私の側に居てくれて、いつも私と楽しさを共有できて、そして……私のことをなにより一番大切に想ってくれる。そんな私の大好きな人が、すぐそばに居てくれてる。っていうしあわせ」
こなたはそう言って立ち止まり、かがみの目をじっと見た。
すると、かがみの顔があっというまに茹でだこのように真っ赤になる。
「お~お~、またかがみは面白いくらいに真っ赤になるなぁ」
そんなかがみの様子を見てこなたはニヤリと笑った。
「う!うるさい!……でも」
「ん、どしたの?」
「私も……その……こなたに、そんな風に思ってもらえるなら、私もしあわせだなって思って……」
かがみは真っ赤な顔のまま、消え入りそうな声で言った。
こなたは、恥ずかしさでモジモジしてるかがみの姿を見て、今度は優しく微笑んだ。
「ね、かがみ」
「……何?」
「……手繋いで帰ろうか」
と言って、こなたは右手をかがみの方に差し出す。
「……うん」
その愛しい人の右手を、かがみは自分の左手でギュッと握った。
しあわせが沢山詰まった宝『しあわせの箱』は手に入らなかった。
けれどその代わり。
二人は、しあわせを無限に作り出せて、なおかつ、そのしあわせを一緒に共有することが出来る、『しあわせの箱』なんて目じゃないぐらい素敵で、すばらしいパートナーを、互いに手に入れたようだ……
けれどその代わり。
二人は、しあわせを無限に作り出せて、なおかつ、そのしあわせを一緒に共有することが出来る、『しあわせの箱』なんて目じゃないぐらい素敵で、すばらしいパートナーを、互いに手に入れたようだ……
―終―
「ねぇ、かがみ。今から私の家に来ない?」
「また急ね……でも今から?今からって……一体何するつもりよ」
「ふふふ、『アレ』でもしようかなと」
「……何、『アレ』って何よ」
「それはね、かがみが顔を真っ赤にしながら見ちゃう夢くらいにあま~く、そして刺激的なことだよ」
「ああ、なるほどね~!……って!!ちょ!あんた、それ意味解って言ってるのか!?」
「さあ、どうだろうね?まあ、とにかく、かがみ来るの?来ないの?」
「是非とも、行かせていただきます」
「素直でよろしい」
「また急ね……でも今から?今からって……一体何するつもりよ」
「ふふふ、『アレ』でもしようかなと」
「……何、『アレ』って何よ」
「それはね、かがみが顔を真っ赤にしながら見ちゃう夢くらいにあま~く、そして刺激的なことだよ」
「ああ、なるほどね~!……って!!ちょ!あんた、それ意味解って言ってるのか!?」
「さあ、どうだろうね?まあ、とにかく、かがみ来るの?来ないの?」
「是非とも、行かせていただきます」
「素直でよろしい」
二人の一日はまだまだ終わりそうにない。
ゆい「……あれ?なんか、お姉さん忘れられてない?」
―完―
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- 28号と聞いてセルロイドの下敷きで発電するアレを思い浮かべた私は旧ジャンプ世代… -- 名無しさん (2011-04-28 17:21:20)
- おお、ギャグだけで最後まで行くと思ったら
最後にいい意味で裏切られました -- 名無しさん (2008-03-29 18:46:51) - iyabo-nnwarotaw -- 名無しさん (2008-03-24 18:39:50)
- ゆいねーさあああああああん!!! -- 名無しさん (2007-10-08 23:23:40)