【HTTライトロード】

HTT(放課後ティータイム)ライトロード】



デッキの概要

 HTT??シリーズのモンスターおよびサポートカードを駆使したデッキ。
 HTT??モンスターを素早く大量展開することで、様々な戦術を採ることができる。
 あらゆるデッキと対等もしくはそれ以上の力を発揮するため、大会でよく使用されるデッキの1つである。

2012/03/01に制限に緩和されたため、また構成が可能となった。
[[《ライトロード・ボーカル 唯》]]
チューナー(効果モンスター)(制限カード)
星4/光属性/雷族/攻1700/守1300
このカードの召喚時、自分のデッキの一番上のカードを1枚墓地へ送る。
このカードが、シンクロ召喚の素材に使われた場合、自分のデッキの上から1枚墓地へ送る。
またこのカードを使用してシンクロ召喚を行ったシンクロモンスタ-は、規制のかかっていないモンスターでなければならない。
エンドフェイズ時、自分のデッキの一番上のカードを1枚墓地へ送る。


《上海人形》
効果モンスター
星1/地属性/魔法使い族/攻 500/守 500
墓地のこのカードを除外することで、
墓地に存在する装備カード1枚を、フィールド上に存在する[[チューナーモンスター]]に装備させることができる。
この効果で装備した装備カードはフィールドを離れた場合、除外される。


デッキ構築に際して


モンスターカードについて


デッキの中心となるのは、《ライトロード・モブキャラ 姫子》よりも以前に登場したいわゆる「初期HTT」になる。
それ以降のHTT??はコンセプトの違いや性能の低さから、採用されることはあまりない。

主なHTT??

このデッキのメインカードである。
召喚時に墓地に落とせる効果、さらに自身がチューナーのため非常に《上海人形》??と相性が良い。
攻撃力も1700と悪くないので、いぜというときは戦闘員としても扱うことができる。
汎用性が高いため、このデッキ以外にも投入されることがある。

特殊召喚モンスターの表示形式を変更する効果を持つ。
環境が進むにつれて、有力な特殊召喚モンスターが増えているので、需要高い。
自身の攻撃力もHTT??の中では一番高く、戦闘員として一役買っている。

相手の攻撃力を600下げる効果を持つ。
自身の攻撃力が1500なので、自分のターンなら2100まで処理が可能。
また低い攻撃力のおかげで、サーチが容易であるのも魅力的。


そのほかのHTT??

《ライトロード・ボーカル 唯》と同じレベル4チューナーだが、攻撃力が1400とかなり低いうえに、墓地肥やしが不得意なため、採用率は低めである。
一応、《ライトロード・ボーカル 唯》に勝るところは、攻撃力が低いためサーチが容易なところか?

レベル3のチューナーだが、特殊召喚できるシンクロモンスターは光属性のみなので、基本的に4枚目以降の《ライトロード・ボーカル 唯》の扱いを受ける。
しかし、《ライトロード・ボーカル 唯》禁止・制限カードリストに頻繁に顔を出すので、環境によっては採用されることもありうる。


基本的にレベル8のシンクロモンスターを展開する形となる。
どのシンクロモンスターも何らかの手段がない限りは一度しかシンクロ召喚できないため、召喚するモンスターは慎重に選びたい。

もっとも無難なカード。攻撃力3000と非常に高く、戦闘破壊耐性付きである。
種族が魔法使い族なため、対【魔法少女】だと《魔法少女杏子》に破壊されることがあるので注意が必要。

攻撃力は上級モンスターの攻撃ライン2400をも下回る2300であるが、魔法・罠カードに破壊耐性があるのは非常に強力。
しかしバウンスや除外には対応していないので過信はできない。

攻撃力2600で戦闘破壊耐性持ち。《魔法少女マミ》に勝る点があまり見当たらない。《魔法少女マミ》を使った後なら採用圏内である。

攻撃力3000の機械族。同じ攻撃力で《魔法少女マミ》が存在する。
光属性との戦闘時に攻撃力が上昇するため、打点だけを求めるのであれば《魔法少女マミ》以上である。


魔法・罠カード??について

基本的に装備カードを大量に積むこととなる。ライトロードのサポートカードは非常に強力なものが多いため、こちらも採用していきたい。

紙カード初期から存在する装備カード。
安定した上昇値は装備カードのなかでも群を抜いて扱いやすい。

こちらも初期から存在する歴史の深いカード。
大量展開を望めるデッキであればこちらのほうが《バイブ》??よりも強力。



デッキ??の種類

(上海人形 軸)

 このデッキの基本型になる。
 デッキの戦術は、HTT??達で墓地を肥やし、墓地に送られた《上海人形》??の効果で装備カードを装備することを繰り返すだけである。
 HTT??同士でシンクロした場合、基本的には6枚墓地に送られるので、かなりの速度で展開可能。
 装備カードを多様するのにアドバンテージを失いやすいが最大の魅力。また考えられないような打点をたたき出すことも可能である。
 HTT??初期から存在する形で、いまでも大会上位を荒らしているデッキの一つである。


(ダーク・チルノ 軸)

 優秀な闇属性モンスターを採用し、《ダーク・チルノ》の特殊召喚を活かしたシンクロ特化型デッキ。
 《ダーク・チルノ》の容易な特殊召喚が世間に注目され、そこから墓地肥やし効果を持つHTT??とシンクロを行うデッキ。
 こちらでは《上海人形》??を投入しないため、初期手札に装備カードばかりなどの手札事故がないため、極めて安定している。
 一度シンクロに成功すると大量に墓地が肥えるため、すぐさま2枚目の《ダーク・チルノ》をしていきシンクロを繰り返す。
 また闇属性には《暗黒界の令嬢 シャロン》が存在するため、シンクロモンスターが8以外のものも容易に展開できるのも魅力的。

 かつては輝いていたデッキの一つではあるが、《メコンド》の登場以降、このスタイルの採用率はかなり下がった。

(メコンド 軸)

 《ダーク・チルノ》をも上回る特殊召喚条件をもつ《メコンド》を中心としたビートダウン型デッキ。
 前者のデッキ達とは違い、このカード自身の効果が非常に強力なため、シンクロにメタを張られたときでも戦えるのが最大の魅力。
 《メコンド》がレベル5のため、レベル4の《ライトロード・ボーカル 唯》ではなく、レベル3の《ライトロード・モブキャラ 姫子》を採用していく。
 また《ライトロード・モブキャラ 姫子》の効果で光属性モンスターしかシンクロ召喚できないが、レベル8の光属性に《魔法少女 マミ》??が存在することから、非常に強力なデッキの一つとして世に知れ渡った。

 しかし2011/9/01??《メコンド》が制限カードに指定されたため、このデッキは構成不可能となった。


このデッキ??の弱点


  • 特殊召喚メタ
どの型もシンクロ召喚に焦点を置いているので、シンクロ召喚を封じてくる《たちばな ともか》には注意が必要。
特に《ダーク・チルノ》軸だと《たちばな ともか》の攻撃力1900を超えられるモンスターをなかなか引けず、そのままデュエル終了などもありえる。
《ライトロード・たくわん 麦》??《ライトロード・ドラムマニア 律》??なら《たちばな ともか》を戦闘で倒せるため、できる限り手札に温存しておこう。

  • 墓地メタ
墓地のモンスターや装備魔法がこのデッキの鍵となるので、当然除外には弱い。
また《みさわ まほ》等の除外効果を持つモンスターに根こそぎモンスターを破壊されてくと上手く展開ができなくなってしまうため注意が必要。
こちらは《ライトロード・たくわん 麦》??でも突破できない攻撃力2200なので、やはり《ライトロード・ドラムマニア 律》??に何とかしてもらおう。

  • 属性メタ
必然的にモンスター??のほとんどが光属性(《ダーク・チルノ》軸の場合だと闇属性も)で構成されるため《マルセイユ》を苦手とする。
常に2500の攻撃力が手札から出てくるのは恐怖そのものである。マルシリーズのなかで、安定して《マルセイユ》を倒せるのは《マルス》だけなので、枠に余裕があるのであればぜひ採用しよう。


このデッキの歴史

 カテゴリが成立した当初から多くのプレイヤーが使用し、2010年の世界大会にて優勝を収めた。
 その後下記のように多くのカードが制限強化されたものの、いまだ対応力や応用性は高く、大会で優秀な成績を残している。

2010年3月1日??

 特に規制されたカードもなく、もっとも快適に墓地肥やしを出来た時代である。
 オーバーキルも珍しくなく、非常に短期戦だった。
 当然2010年度の選考会での使用率はトップクラスだった。

2010年9月1日??

 《ライトロード・ボーカル 唯》制限カード??となり、弱体化した。
 しかし、後から登場するデッキ達もなぜかデフレが進んでおり、以前最強クラスのデッキのままだった。

2011年3月1日??

 《ライトロード・ボーカル 唯》準制限カード??となり、少し強化された。
 この頃から【魔法少女】の登場や、マドケンシリーズの登場によりデッキ構成の変更を余儀なくされた。
 大量展開からのシンクロでは【魔法少女】追いつけないため、シンクロを封じる《黒光りするG》がサイドデッキに必須となった。

2011年9月1日??

 《メコンド》制限カード??となり、《メコンド》軸としてデッキを構成することはできなくなった。
 また《ライトロード・ボーカル 唯》の墓地肥やし性能が2枚から1枚に改悪されてしまい、これにより大幅な弱体化をしてしまった。
 【マドケン】に対して上手くメタを張れないため、最近では大会上位にも食い込めなくなってしまっている。

2012年1月1日??

 《ライトロード・ボーカル 唯》禁止カードになり、このデッキは実質構成不可能になってしまった。
跡継ぎの《ライトロード・モブキャラ 姫子》をフル投入で従来のようなプレイングを擬似することは可能ではあるが、最近の目まぐるしい環境にはとてもじゃないが太刀打ちできない。

2012年3月1日

《ライトロード・ボーカル 唯》制限カードに緩和され、構成可能にはなった。
しかし効果にエラッタが入り、墓地肥やし枚数が大幅に減少してしまい、以前のような力はもうない。


代表的なカード






サンプルレシピ

  • 【HTTライトロード】
10.07.04 日本代表最終選考会(東日本)日本代表
http://fantastier.***.jp/?eid=78

  • 【HTTライトロード】
10.06.28 カナダNational Championship 2位
http://fantastier.***.jp/?eid=104

  • 【チルノ軸HTT】
11.06.26 日本代表最終選考会(東日本)ベスト4進出
http://duel-entrance-deck.***.net/article/217242089.html

  • 【メコンド軸HTT】
11.06.26 第1回埼玉チャンピオンシップ 1位
http://ocg.xpg.jp/***/deck.fcgi?ListNo=1734

関連リンク




最終更新:2011年12月24日 05:07
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