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番場佑の家。
そこに来たのは、瀬名波那智と藤八沙耶の二名だった。
家をノックしても、返事がない。
鍵もかかっており、誰もいないようだ。

「…おい、こんな所で何してやがる」

二人に声をかけたのは、管野暢弘だった。
遅れて、気怠そうに欠伸をしながら小此木剛毅も後から来た。
貴方達は管野へと、番場がどこに行ったか分かるか、彼以外の栄命島の子孫はいるか、美馬を知らないかを聞いた。
すると、管野は可笑しそうに笑う。

管野「ハハハハハ!こりゃあいい、剛毅さん、こいつらなーんにも知らないんですねえ」

誰が教えるかよ、と管野がもう一度笑い飛ばそうとすると、小此木は管野を睨みつける。
すると管野が黙り、小此木は欠伸をもう一つついた。

小此木「いいぜ、教えてやる。貸し1にしてやるよ後輩」
管野「ご、剛毅さん!?一体何を考えてんですか!?」

もう一度小此木が管野を睨みつける。
彼にとっては、これが黙れという合図のようで、再度管野は不満そうな顔で黙った。

小此木「面白れぇもんが見れると思ったんだが…どうやら今回はそうなりそうもねぇしな。つまんねぇ依頼だったぜ。埠に水鏡とかいう奴から電話がかかってきてな」

まず最初にそういうと、小此木は管野に合図をする。
管野はいまだに不満そうな顔をしているが、携帯を取り出して再生を押した。
そこには、村長の大城太平とハンターの水鏡流星が話している内容、そして水鏡が大城に気絶させられ、消息を絶ったことまでが聞き取れる。
そのままその携帯を貴方達へ投げると、小此木は頭を掻いた。

小此木「まさか黒幕がこんなクソ弱そうな奴らだったとは思わねぇだろ?お前らにくれてやるよ、今回の手柄はな。俺は帰って寝る」

もう一度欠伸をし、貴方達に背を向ける小此木。
それに続くように、管野も背を向けた。
そのまま、小此木が言葉を呟く。

小此木「あぁ、そういえば番場だったか。暢弘、埠が大城につけた発信機の場所、教えてやれや」
管野「えっ、あ、待ってください剛毅さん!…おら!」

管野が慌てて島の適当な地図を作り、そのすぐ北西辺りに印をつけ、貴方達に渡した。
そして小此木達は去って行った――。

(※失踪した恋人の手がかりの進行度が+1された)
(※洞窟に行けるようになりました)
(※【0】邪神ランマーの内容を那智と沙耶は知り、相談BBSで説明できるようになりました)

瀬名波那智:HP560/MP140/OP10/状態:普通/依頼P:105
藤八沙耶:HP500/MP150/OP10/状態:普通/依頼P:105

依頼P内わけ:
シークレット達成(15)
別チームが海上調査完了(15)
別チームが依頼・海木樹を10体倒す達成(50÷2=25)
合計:55p


最終更新:2015年01月20日 02:54