<1>
藤八沙耶、瀬名波那智、幸村カヤ、日浦博喜の4名は、都合よく『使ってください』と書かれていた船で港から洞窟までやってきた。
洞窟近くにもう一隻船があり、明らかに大城太平と筧利通の船だとわかった。
まず船で、でかいクーラーボックスにつめこまれていた水鏡流星を救助する。
意識はなかったが、息はしていたが傷口からまだ血が流れていたたため、ひとまず船を那智と沙耶が色々やってぶっ壊したりしたり、水鏡を4人が乗ってきた船へと連れ込み、応急手当をした。
船に既に他の人の気配はなく、4人は迅速に洞窟へと向かった。
<2>
洞窟前には筧利通が見張りをしていたが、既に気を失った後だった。
4人は一体誰が…?と思ったりもしたが、考えてもわからないためそのまま先へと進む。
洞窟の最奥に、大城太平が美馬小恋の首を腕で掴みつつ、眼前の禍々しいタコを模した像へと近づいていく。
4人が近づこうとしたが、大城は4人に気づいて声を張り上げた。
美馬「みんな!」
大城「馬鹿モンが!!どうせここにお前達が来ることは想定しておったわ。筧がミスをして、あの
ハンターの盗聴も気付かなかったからのう。
おっと、動くなよ?動けばこの女は殺す。邪神のお膝元で6人の若き女の血を捧げた時、
邪神ランマーは復活するんじゃあ!
この女が嫌なら、そこの女でもいいぞ?」
大城が那智と沙耶とカヤを見て舌なめずりをしつつほくそ笑む。
しかし、大城は一つ忘れていたのだ。
鎮守「でもさあ、美馬ちゃんの意識があるなら、仮にも彼女もハンターだし大城なんか楽勝じゃないのかなあ?」
美馬「あ」
大城「…な、こ、この女もまさか…!」
鎮守「ダメだぜおじいさん。まさか来たのが4名だけかと思った?入口の筧さんを気絶させたのも、港に船を用意しておいたのも、部屋で寝てるフリして美味しいところを持っていこうとみんなの携帯BBSのやり取りを見ていたのだって…」
鎮守「全部僕だったんだぜ!!」
美馬「みんなありがとー!怖かったよー!!」
結局、鎮守がドヤ顔で大城へ説明している間に、美馬は自分で大城に頭突きを顎に食らわせて気絶させると、難なく脱出することができた。
そう、美馬小恋も
神風学園大学部に通うハンターだったのだ。
水鏡が4人が来なければ危険だったくらいで、彼女自身が危険ということはなかったのだろう。
田中まゆみの殺害や失踪に関しては知らん一点張りではあったが、彼の家から田中まゆみのものと思われる女の白骨が見つかったため、暴行の現行犯、および殺害・死体遺棄の容疑で彼と協力者の筧利通を逮捕してこの一連の事件は幕を閉じた。
(※シークレット2が解放されました)
瀬名波那智:依頼P:380
日浦博樹:依頼P:380
藤八沙耶:依頼P:380
幸村カヤ:依頼P:380
依頼P内わけ:
シークレット達成(50)
別チームが依頼・漁の手伝い達成(150÷2=75)
別チームが依頼・魔物の生体調査を達成(100÷2=50)
別チームが依頼・揺らぎの炎を達成(200÷2=100)
合計:275p
最終更新:2015年02月14日 15:56