日向改

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日向改 - (2013/12/22 (日) 21:05:38) の編集履歴(バックアップ)


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CV

大坪由佳


Illustrator

しばふ


史実情報

1943年 改造を終えテスト中の姿


ミッドウェーで損失した航空戦力を補充するため、海軍は既存艦の改造も検討することにした。
とは言っても、完全な空母への改造は時間がかかり過ぎる為、一部砲塔を撤去して格納庫と甲板を設置し、艦載機をカタパルトで発進させる方式が提案された。
検討の結果、事故を起こして砲塔を撤去した日向が着目され、伊勢共々航空戦艦へ改装が決定した。
改装は1943年5月に始まり、11月18日に完成した。
艦載機は新鋭の彗星を改修したものと、新型水上機瑞雲に決定した。しかし、艦載機部隊は訓練半ばで航空消耗戦に投入され、遂に戻ってこなかった。
結局、伊勢型が航空戦艦として真価を発揮する機会は永久に訪れることはなく、今日でも「何のために改装したのか」「航空戦艦は無駄だった」と批判される原因となっている。

翌1944年、日向は松田千秋少将を司令に迎え、第4航空戦隊を編成。
レイテ沖海戦では、小沢第3艦隊と共に海戦に参加。松田司令考案の弾幕射撃と爆弾回避術(伊勢改参照)により、全く被害を受けることなく生き延びることが出来た。
この戦いで、新兵器の12cm30連装噴進砲6基=ロケット弾が多大なる効果を発揮したと言われる。
同年末から45年2月にかけて、日向は物資輸送を目的とした北号作戦に参加。米軍の空襲を掻い潜り、全艦無傷で帰還し作戦を成功に収めた。

日本に帰還後、燃料なく動けない日向は予備艦に分類され、呉港外で浮き砲台となった。
7月24日の呉大空襲では、多数の命中弾を受け大破着底した。
そして戦後の1947年、日向伊勢と共に解体されたのだった。

2009年には、海上自衛隊のひゅうが型ヘリコプター護衛艦に名前が継承された。護衛艦に戦艦、もとい旧国名に由来する名称が用いられた、初の例である。
先に建造された旧型のヘリコプター護衛艦(はるな型、しらね型)が、ちょうど伊勢型の様に後半分にヘリコプター用の飛行甲板を備えているのに対し、
このひゅうが型は、舳先から艦尾まで一枚の飛行甲板とした「全通甲板構造」を採用している(一部マスコミからは「空母型護衛艦」と紹介されることも)
後に完成した2番艦も、姉の名前を受け継いでいる。

余談だが、韓国沿岸の黄海には「日向礁」と呼ばれる暗礁が存在する。この名称は、1927年3月に同暗礁に日向が腹を擦ったことで発見されたことに因んでいる。


台詞一覧

状況 台詞 関連する史実や元ネタ、解説など
自己紹介 伊勢型航空戦艦「日向」…推して参る
秘書クリック会話① あ…キミ。まだいたんだ 大改装前より嬉しそうに
秘書クリック会話② 単なる戦艦の時代は終わったな
秘書クリック会話③ だいいちごえいたいぐんて、何だ? 海自DDH「ひゅうが」が配属されている第1護衛隊群より
戦績表示時 キミに連絡だよ…いや、私ではない
編成選択時 四航戦、出撃するぞ! 四航戦=第四航空戦隊の略。「日向」が旗艦を務めた事もある
装備時① まさかの航空戦艦の時代か?
装備時② やっと時代が私に追いついたのか
装備時③ まあ…そうなるな
(マップ選択・資材発見・修復剤使用・装備開発と装備時③は共通)
ドック入り 修理してもロクマルは積めないぞ? ロクマルは、DDH「ひゅうが」にも搭載されているヘリコプターSH-60Jの通称
ドック入り(重傷) ぶいえるえす?…いや、そんな武装は知らんぞ? DDH「ひゅうが」はVLS(垂直ミサイル発射装置)を16セル搭載
建造時 我が艦隊に新顔だ…迎えに行こう
艦隊帰投時 艦隊が帰って来た、全艦健在だと良いな… 旗艦を勤めた北号作戦で、全艦損害なしで帰還できたことから
出撃時 航空戦艦「日向」推参!
戦闘開始時 航空戦艦の真の力…思い知れ!
航空戦開始時 まぁ、後部甲板は盾ではないのだが・・・
攻撃時 そうだ…艦載機を放って突撃、これだ
夜戦開始時 面倒だな…ここで殲滅させて貰う!
夜戦攻撃時 航空戦開始時と同じ
MVP時 そうか、やはりこれからは航空火力化の時代だな…最上の奴も頑張っているか?
被弾小破① 当てて来るなっ…?
被弾小破② や、やるじゃないか…
被弾カットイン んっ…この格好は、伊勢には見せたくはないな
撃沈時(反転) 大破着底するのは、呉軍港内と決めていたんだがな・・・ まぁ、いい。


同型艦

伊勢(伊勢改) ― 日向(日向改)


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