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孟子曰く。天に爵有り。人に爵有り。仁義忠信・楽善不倦、これ天爵なり。公卿大夫、これ人の爵なり。(『孟子』告子上)
公卿大夫を称するのは何か? 爵は、尽なり。おのおのその職に量り、その才を尽くすなり。(白虎通爵)

 内爵(內爵)とは、白虎通が述べる所の、古来天子に仕える臣の爵位・階級。公・卿・大夫の三位がある。ここでは、元士は爵に含まれない。外に封じられる五等爵等の諸侯と区別して言われる。
 後漢では、当代の官制と対応して配置されており、印綬や秩石に明白な差等があった。爵と看做されるのは秩石比六百石以上の高級官吏であり、任官には尚書を経て皇帝の勅任を必要とした。また、この「大夫・比六百石以上」が二十等爵制でのいわゆる「官爵」の授与境界であることも知られている。


後漢における内爵と官吏秩序の対応

内爵 秩石 印綬 任命  吏
公 (万石) 金印紫綬 勅任官 上公・三公
上大夫卿 中二千石 銀印青綬 九卿 等
中大夫 二千石 太守 等
比二千石 校尉・都尉 等
下大夫 千石 銅印墨綬 尚書令・県令 等
比千石
六百石 刺史・各種令官 等
比六百石
(元士) 四百石・三百石 銅印墨綬 奏任官 県長・各長官
四百石以下
比二百石
銅印黄綬 県尉・県丞・掾属 等


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最終更新:2015年02月15日 17:57