影狼隊徒然記【隊長の優雅な休暇】その5
先手を打ったのは赤い截拳。右半身を前に向けて、右腕より拳の連打を繰り出す。
弾弾弾弾! 弾弾弾弾! 弾弾弾弾!
しかし青い截拳は一歩も引かず、その連撃を全て避け、捌き、受け流す。
初手の攻防を見て、観戦している両尾と馬須九が驚きの声を上げる。
「・・・むむっ? あれは翻子拳ではないかっ!」「では彼奴は、あの拳技を覚える為に襲撃を?!」
赤い截拳が繰り出す翻子拳の連打は、更に激しさを増す。しかし、青い截拳もその猛攻を冷静に捌き切る。
弾弾弾弾弾! 弾弾弾弾弾! 弾弾弾弾弾!
(「これは・・・林師傅の手筋と酷似しているな。だが、短時間の手合わせ(襲撃)でよくもここまで模倣出来るものだ!」)
青い截拳は、緩慢にすら見える動きで連打を避け、捌き、受け流し続ける。すると赤い截拳の連打の勢いが段々乱れ、崩れて行く。
弾弾 弾…弾弾! 弾 弾弾…弾 弾! 弾 弾 弾 弾…弾!
「来たわねっ! 兄様の必勝型!」「先ほどの鍛錬で、我ら2人掛かりでも崩せなかったあの型ですなっ!」
遊華と両尾が青い截拳の優勢を感じ取って歓声を上げる。だが連打を崩されつつも、赤い截拳は次の手を仕込んでいた!
弾 弾…弾 弾! 弾…弾 弾! 弾 弾… 轟ッ!
赤い截拳が放つ右腕の連打が弱まった瞬間。その左腕が、虚空を割いて重厚な掌打を繰り出したのだ。
「今度は金剛掌だとっ!」「陳師傅の技も覚えていたか!」「何よっ! また物真似っ?!」
観戦する3名が驚きの声を上げる中、赤い截拳の猛攻が手筋を変えて復活する。
轟ッ! 轟ッ! 弾弾弾弾弾! 轟ッ! 弾弾弾! 轟ッ! 弾弾弾弾弾!
(「こうも見事に別種の拳技を合わせて使われると、本当に2人の敵を相手に闘っている気になるな」)
弾弾弾弾! 轟ッ! 轟ッ! 弾弾弾弾弾! 轟ッ! 弾弾! 轟ッ! 轟ッ! 弾弾弾! 轟ッ!
(「高度な模倣とはいえ模倣単体では若干、両師傅の手には劣るな。しかしその両立を可能とする身のこなしは侮りがたい!」)
「・・・出し惜しみをする余裕は無いな。『裂鷲指穿!』」
弾弾弾弾弾! 轟… 穿ッ!
青い截拳の揃えた指が、赤い截拳の金剛掌を掻い潜ってその左腕の付け根に突き刺さり、赤い截拳は怯んで間合いを開けようとする。
「逃がさんっ! 『龍歩撃掌!』」
(・・・トトンッ!) 豪ッ!!
そして間合いを離そうとした赤い截拳の胸板に、青い截拳の発勁が炸裂した!
「これで終わりだっ! 『猛虎顎砕!』」
(・・・バタッ!)噴ッ!!
痛打を受けよろめく赤い截拳を襲う追撃の剛拳。しかし赤い截拳は、その拳を自ら倒れて回避する!
「ぬうっ! 深虎殿の『猛虎顎砕』を『酔漢望月』で避けおるとは・・・」「彼奴の模倣も底が知れませんな・・・」
青い截拳が身を沈め、地を薙ぐ裏拳で赤い截拳を狙う。
対する赤い截拳は、裏拳が来るよりも速く獣の様に跳び上がり、空中で両手脚を振り回して青い截拳が立ち上がるのを牽制する。
対する赤い截拳は、裏拳が来るよりも速く獣の様に跳び上がり、空中で両手脚を振り回して青い截拳が立ち上がるのを牽制する。
(スウッ・・・)払ッ! (・・・ババッ!) 刎! 刎! 刎! 刎!
「『伏虎掃蛇』に『樹下遊猿』を合わせたかっ!」「どんだけ技を覚えてんのよ、あいつはっ!」
赤と青の截拳は互いに間合いを開き、仕切り直す。そして青い截拳はその場で軽く跳ね、体勢と心機を整える。
(トーン・・・トーン・・・トーン・・・)
「やりますね。ここまで我々の武術に馴染んでいるとは」
「何、産地が違っても同じ様な果物はあるという事さ。ゼロから覚えていては、こうもいかん」
「何、産地が違っても同じ様な果物はあるという事さ。ゼロから覚えていては、こうもいかん」
(トーン・・・トーン・・・トーン・・・)
赤い截拳も青い截拳に倣って軽く跳ね、体勢と心機を整える。
「それと一つお尋ねしたい・・・いや、事実の確認と言った方が早いのですがね」
「ふむ? ・・・あぁ、そうか。すぐバレる事だし隠してても仕方無いな。お察しの通りだ」
「ふむ? ・・・あぁ、そうか。すぐバレる事だし隠してても仕方無いな。お察しの通りだ」
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深虎が尋ねた(確認した)かった事とは。『ある機能』を知っていれば気付く、ごく単純な内容であった。
その『ある機能』とは、搭乗者の動きを読み取って再現する、DTS(ダイレクト・トレース・システム)について。
その『ある機能』とは、搭乗者の動きを読み取って再現する、DTS(ダイレクト・トレース・システム)について。
確かに、DTSを搭載した機動マシンは武術の達人、例えば霊猴(リンパォ)を駆る李白鳳(リー・パイフォン)を見れば判る通り
一騎当千の戦闘力を誇る。しかし、白鳳が他のDTS搭載機で霊猴と同じ動きが出来るかと言えばそうでもない。
一騎当千の戦闘力を誇る。しかし、白鳳が他のDTS搭載機で霊猴と同じ動きが出来るかと言えばそうでもない。
なぜならば霊猴は白鳳の動きに最適化されているからである。同様な例は、タイのユール・パンチャーメー率いるスア隊にも
言える事である。彼らの『スア隊仕様の修斗』も、クレア博士が開発した古式ムエタイチップを搭載するまでは、十全の力を
発揮する事が出来なかったのである。
言える事である。彼らの『スア隊仕様の修斗』も、クレア博士が開発した古式ムエタイチップを搭載するまでは、十全の力を
発揮する事が出来なかったのである。
少々話は脱線するが。クレア博士謹製のそのチップは性能が良すぎて、搭載すればDTS搭載機以外でもそれなりの効果を挙げる
事が出来たのである。まぁ『落ち武者狩り』の傭兵・オッペンハイムが拾うという想定外の事態もあったのだが。
事が出来たのである。まぁ『落ち武者狩り』の傭兵・オッペンハイムが拾うという想定外の事態もあったのだが。
さて問題は『截拳』である。『修斗』の次世代競技用マシンとして開発されたスポーツマシンなので、軍用としては脆弱だが
乗り手が武芸の達人ならば、下手な軍用機を上回る性能を秘めている。
乗り手が武芸の達人ならば、下手な軍用機を上回る性能を秘めている。
しかし先にも言った通り、乗り手に最適化してなければ性能を活かせない。極端な例では、レゼルヴェ国のパイロット試験を
受験したムチャウ・ザイネン。彼の場合、身体能力が高すぎて修斗のDTSが反応しきれず、逆に木偶と化したのである。
受験したムチャウ・ザイネン。彼の場合、身体能力が高すぎて修斗のDTSが反応しきれず、逆に木偶と化したのである。
そうなると、スア隊と同じく専用の武術制御チップによって最適化を図らないと、乗り手本来の力を発揮出来ない。
しかし次世代機の截拳では、ある程度なら修斗とも互換性があると言っても、従来のチップをそのまま流用するのは難しい。
もちろん、截拳の販売元にして武術の達人でもある深虎ならば、専用チップを持っているのはむしろ当然の事なのだが。
しかし次世代機の截拳では、ある程度なら修斗とも互換性があると言っても、従来のチップをそのまま流用するのは難しい。
もちろん、截拳の販売元にして武術の達人でもある深虎ならば、専用チップを持っているのはむしろ当然の事なのだが。
・・・では、『ヘルハウンド』こと影狼隊隊長はどうだ?
それは先ほどの動きが語っている通り。既に截拳の機体データを盗み出して、専用チップを作って居たのである。
それは先ほどの動きが語っている通り。既に截拳の機体データを盗み出して、専用チップを作って居たのである。
「基礎設定がしっかりして居るから、こちらで登録したモーションの調整も、楽に出来て助かった」
「その賛辞は有難く受け取りましょう・・・違法使用者という件さえ無ければ、もっと嬉しいのですがね」
「流石に堂々と技術を貰える立場では無いのでな。悪いがこの試合でいくらか回収していってくれ」
「むしろ『泥棒に追い銭』という気もするんですがね」「・・・違いない」
「その賛辞は有難く受け取りましょう・・・違法使用者という件さえ無ければ、もっと嬉しいのですがね」
「流石に堂々と技術を貰える立場では無いのでな。悪いがこの試合でいくらか回収していってくれ」
「むしろ『泥棒に追い銭』という気もするんですがね」「・・・違いない」
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軽口を叩きながらも、再び構えを取る両者。しかしその構えは、合わせ鏡の如く同一のものであった!
「むっ? ・・・『裂鷲指穿!』」
「『裂鷲指穿』」
「『裂鷲指穿』」
穿"穿"ッ!
両者の揃えた指が、互いに相手の首筋に突き刺さる。
「ッ!! 『猛虎顎砕!』」
「『猛虎顎砕』」
「『猛虎顎砕』」
噴"噴"ッ!!
両者の剛拳が、互いに相手の正中線を強打する。
「・・・くっ。私の技も、既に『覚えた』とは。流石は『ヘルハウンド』」
「それが取り柄でね。とはいえ、良くて本来の7~8割程度か? ギリギリ相討ちに持ち込む程度なら可能だろうがな・・・」
「・・・そうか、読めた。截拳のチップは『専用モーション登録』よりも、『動作反応強化』を重視したものですね」
「ご名答。調整に関しては、私向けに設定しているのでね。他人が使う事を考えて無い仕様だとは言っておこうか・・・」
「それが取り柄でね。とはいえ、良くて本来の7~8割程度か? ギリギリ相討ちに持ち込む程度なら可能だろうがな・・・」
「・・・そうか、読めた。截拳のチップは『専用モーション登録』よりも、『動作反応強化』を重視したものですね」
「ご名答。調整に関しては、私向けに設定しているのでね。他人が使う事を考えて無い仕様だとは言っておこうか・・・」
「ならばっ!『 龍 歩 …
「この技か?『 龍 歩 …
「この技か?『 龍 歩 …
… 逆 鱗 掌 ! 』」
… 撃 掌 』 …何っ!!」
… 撃 掌 』 …何っ!!」
豪 "豪…" 破 ッ !!
放った拳技は同じ性質のものである。しかし青い截拳が放ったのは、赤い截拳が放った技の上位版とでも言うべき技であった。
当たり負けした赤い截拳は擂台の端まで吹き飛ばされ、地面に大の字になって転がった。
当たり負けした赤い截拳は擂台の端まで吹き飛ばされ、地面に大の字になって転がった。
「どうも感触が違うなとは思ったのだがな。喰らってから言ったのでは言い訳か・・・」
「よし、勝負は付いたな!」「後は大人しく投降して貰おうか!」
「よし、勝負は付いたな!」「後は大人しく投降して貰おうか!」
待機区画から出て来たGUN-ryoとBUN-syuが、大の字に寝ている赤い截拳に向かって大股で近付いて行く。
だが、2機が寝ている赤い截拳の左右に陣取った瞬間! 赤い截拳の身体が地面で旋回し、倒立で起き上がる!
だが、2機が寝ている赤い截拳の左右に陣取った瞬間! 赤い截拳の身体が地面で旋回し、倒立で起き上がる!
(ヒュヒュンッ!!)牙ッ! 牙ッ!
脚を開いて倒立した赤い截拳がYの字型になり、そのYの上端、つまり両爪先がGUN-ryoとBUN-syuの喉を強打する。
次いで、倒立したままで竹蜻蛉の様に振り回された脚が、体勢の崩れたGUN-ryoとBUN-syuをしたたかに蹴り飛ばして転倒させる。
次いで、倒立したままで竹蜻蛉の様に振り回された脚が、体勢の崩れたGUN-ryoとBUN-syuをしたたかに蹴り飛ばして転倒させる。
「・・・今度はカポエイラとはね。実に多芸だ」
「まぁ、彼らの言う事にも一理あるな。今回は勝負が付いたと言っても良いだろう」
「まぁ、彼らの言う事にも一理あるな。今回は勝負が付いたと言っても良いだろう」
(・・・スタッ!)
身軽に立ち上がった赤い截拳が、青い截拳に向かって一礼。そのまま擂台の出口へ向かおうとする。
「・・・あ。ちょっと待ちなさいよっ! その截拳は置いてきなさいっ!」
遊華が、鎧風で赤い截拳を追おうとした時。鎧風の足がピタリと止まって足元を見る。
「・・・? ・・・ッ!」
釣られて眼をやった遊華が見たのは、鎧風の足元を横切る赤銅色の帯。それは鎧風の進路を妨害するかの様に、軽くうねっている。
帯の表面に浮かんだ『眼』が鎧風を見つめるが、鎧風が見つめ返すと慌てた様に帯の中へと埋没する。
帯の表面に浮かんだ『眼』が鎧風を見つめるが、鎧風が見つめ返すと慌てた様に帯の中へと埋没する。
「何よコレっ!」
驚いた遊華が周囲を見回すと、いつの間にか観客席の隅々に赤銅色の帯が侵入しており、帯に浮かぶ『眼』は擂台の場景を視ていたのだ。
遊華が見守る間にも、帯は潮が引く様に流れて行き、水鋼獣の身体と同化していった。
遊華が見守る間にも、帯は潮が引く様に流れて行き、水鋼獣の身体と同化していった。
多数の帯状に伸ばして居た身体の一部を収納した水鋼獣は、そのまま立ち上がって赤い截拳の後を追う。
水鋼獣が近寄ると、赤い截拳を乗り捨てた狐面がその肩に飛び移る。
水鋼獣が近寄ると、赤い截拳を乗り捨てた狐面がその肩に飛び移る。
そして深虎と遊華が修練所の外を見た時には、水鋼獣は深緑色の空戦操兵に掴まれて、空の彼方へと消えて行ったのである。
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~ 翌日、趙財閥所有のオフィスビル・執務室 ~
「やっぱりと言うか、『ヘルハウンド』が使っていた截拳の搭載チップは、時限性ウィルスで破壊される仕様だったな」
「うわっ、ケチくさいなぁ~っ! 人の技を奪うだけ奪っといて、自分のは隠してるなんて!」
「遊華。武術というものには、多少はそういう処があるぞ。だが彼も、全てを隠し切った訳では無いな」
「うわっ、ケチくさいなぁ~っ! 人の技を奪うだけ奪っといて、自分のは隠してるなんて!」
「遊華。武術というものには、多少はそういう処があるぞ。だが彼も、全てを隠し切った訳では無いな」
そう言って、深虎は擂台の周囲に設置されているテレビカメラの映像を再生し・・・軒並み砂嵐を映す画面を見て苦笑する。
「・・・あぁ、こっちにも手を回していたか。隠しカメラも全滅みたいだな」
「仕方が無い。では截拳に仕込んでいた戦闘記録機能を確認するかな。あれは良い試合だったから、記録を残しておきたい」
「彼が乗っていた截拳の記録機能もそう期待は出来ないが、私の機体からならばまだ大丈夫な筈。早速、確認しに行くか」
「仕方が無い。では截拳に仕込んでいた戦闘記録機能を確認するかな。あれは良い試合だったから、記録を残しておきたい」
「彼が乗っていた截拳の記録機能もそう期待は出来ないが、私の機体からならばまだ大丈夫な筈。早速、確認しに行くか」
番外編の攻防も、最終的に兄が一本取れそうなのでニッコリと笑った遊華であるが。フト思い出した事があって、兄に尋ねる。
「そう言えば兄様。ボケナ(…コホン)もとい、英傑師伯は結局、無事だったの?」「あぁ、彼らなら・・・」
~ 『趙商貿有限公司』系列の菜館・調理場 ~
「何でミーが皿洗いなんてせにゃならんのヨ~?」
「ワシも今頃、現ナマ(キャッシュ)の山を握ってる筈なのに、何でじゃがいもの山を捌いてるんじゃあ~っ!」
「ワシも今頃、現ナマ(キャッシュ)の山を握ってる筈なのに、何でじゃがいもの山を捌いてるんじゃあ~っ!」
「やっかましい! お前たちが散々飲み食いした分だ! 黙って仕事しろっ!」
英傑とショウジは目下、調理場の裏方として皿洗いやじゃがいも剥きの下ごしらえに勤しんでいた。
一つには深虎から隠密裏に「良い薬だから、労働払いで数日しごいてやれ」と伝達されて居たという事情もあるが。
一つには深虎から隠密裏に「良い薬だから、労働払いで数日しごいてやれ」と伝達されて居たという事情もあるが。
しかし、そんな処へ現れた救いの神(?)が。
「探しましたぞっ、英傑師父~!」「我らが来たからには、もう安心ですぞっ!」
「チョーッ! お前たち、良く来てくれたネ。早速、支払いを済ませてミー達を解放して欲しいネ!」
「チョーッ! お前たち、良く来てくれたネ。早速、支払いを済ませてミー達を解放して欲しいネ!」
・・・直後、無音の空間が構成される・・・
「・・・チョッ? まさか、お前達・・・」「はい」「無いです」
この日より数日間、この菜館の下働きの数は4名増えていたという・・・。
~ ??? ~
「趙深虎・・・難敵だった。戦場で遭う機会が少ないのは、普通ならば喜ばしい事ではあるな・・・」
「しかし軍関係などにも影響力がありそうですよ? 牽制しておけば少しは戦局も有利になったのでは?」
「そこはホラ、あれだ。隊長は休暇中なんでな。その間はそーいう軍務関係はナシって事だとよ」
「しかし軍関係などにも影響力がありそうですよ? 牽制しておけば少しは戦局も有利になったのでは?」
「そこはホラ、あれだ。隊長は休暇中なんでな。その間はそーいう軍務関係はナシって事だとよ」
「そりゃそうと、どうだった? ルカス。レッドアイズとやらの使用感はヨォ」
「えぇ。水鋼獣の情報処理システムが優秀だから良いですが、まともに全ての映像を見てたら気が狂いますね、これは」
「常人ならそうだろう。だが、やはり水鋼獣と相性は良かった様だな。これは帰ってからが楽しみだ・・・」
「えぇ。水鋼獣の情報処理システムが優秀だから良いですが、まともに全ての映像を見てたら気が狂いますね、これは」
「常人ならそうだろう。だが、やはり水鋼獣と相性は良かった様だな。これは帰ってからが楽しみだ・・・」
「で、隊長ォ~。次はレゼルヴェ国ですかね。トワイスちゃん様はまだ帰ってねーみたいですが、どうしますよ?」
「まぁそちらは私用だから、待つ分には構わん。待ち時間が長そうなら先に、首領(オサ)とやらを訪問してみるも手か?」
「別に構わんですがねぇ。『自信過剰』か『自殺志願者』の二択で理解されてますぜ、今の科白」
「なに、下準備は済ませているからな。流石にぶっつけ本番で彼に遭うのは私も御免蒙る」
「まぁそちらは私用だから、待つ分には構わん。待ち時間が長そうなら先に、首領(オサ)とやらを訪問してみるも手か?」
「別に構わんですがねぇ。『自信過剰』か『自殺志願者』の二択で理解されてますぜ、今の科白」
「なに、下準備は済ませているからな。流石にぶっつけ本番で彼に遭うのは私も御免蒙る」
中国を離れた影狼隊一行。次に向かうはレゼルヴェ国。そこで待ち受ける展開や如何に・・・。