前回までのあらすじ
時は近未来ーーーーとある年の瀬、大晦日!
ある格闘トーナメントが開催された!
その名もORGOGLIO最大トーナメント!
ORGOGLIOのトップ選手はもちろん、広く外部にも門戸を開き
「ORGOGLIOだけはガチ!いかなる挑戦も受け付ける!世界最強の漢でてこいやっ!」
のスローガンで世界中から修斗ファイターを募集した夢のワンデイトーナメントマッチ!!
そこに集まった世界のトップファイター達を制し決勝に駒を進めたブラック少林
対するはリザーバー枠から勝ち上がった空手界の最終兵器大蛇勝美
実力伯仲し、双円とF-44 ODMC(ワンデイマッチカスタム)は同時に行動不能に陥る
決着を望む二人はマシンから降り生身での第二ラウンドを開始した
鬼気迫る攻防を紙一重で制した少林は今帰路につこうとしていたーーーー
ある格闘トーナメントが開催された!
その名もORGOGLIO最大トーナメント!
ORGOGLIOのトップ選手はもちろん、広く外部にも門戸を開き
「ORGOGLIOだけはガチ!いかなる挑戦も受け付ける!世界最強の漢でてこいやっ!」
のスローガンで世界中から修斗ファイターを募集した夢のワンデイトーナメントマッチ!!
そこに集まった世界のトップファイター達を制し決勝に駒を進めたブラック少林
対するはリザーバー枠から勝ち上がった空手界の最終兵器大蛇勝美
実力伯仲し、双円とF-44 ODMC(ワンデイマッチカスタム)は同時に行動不能に陥る
決着を望む二人はマシンから降り生身での第二ラウンドを開始した
鬼気迫る攻防を紙一重で制した少林は今帰路につこうとしていたーーーー
ーーーORGOGLIOドームーーー
ブラック少林こと角中翼は正体がばれぬ様
試合後は施設関係者用の裏口から帰宅する
いや、もうばれているが彼のルーティーンと化しているのだ
試合後は施設関係者用の裏口から帰宅する
いや、もうばれているが彼のルーティーンと化しているのだ
人工島に建設されたこの施設はイベントなどが終了し客が掃けると
施設関係者以外はほとんど居なくなるが、
時折デートスポットとして利用するカップルも居るため全くの無人ではない
一応伊達メガネをかける。
ドームから少し歩いた所に送迎車を待たせてある。
施設関係者以外はほとんど居なくなるが、
時折デートスポットとして利用するカップルも居るため全くの無人ではない
一応伊達メガネをかける。
ドームから少し歩いた所に送迎車を待たせてある。
吐息が白い煙となっては消える
空には雲ひとつ無いが星は見えない
ただ赤い月がブキミに闇を照らしていた
少林は歩きながら赤い月を眺め自問自答する
(「決着の時、立っている事しか出来なかった自分と、止めの一撃を繰り出さんとして倒れた大蛇勝美」)
(「一体どちらが真の闘士だろう、どちらが真の勝者だろう」)
(「いや、私はあの場所において己を守りきった」)
(「だが・・・・」)
(「一体どちらが真の闘士だろう、どちらが真の勝者だろう」)
(「いや、私はあの場所において己を守りきった」)
(「だが・・・・」)
禅問答のように続くそれは一向に解を得る気配は無い
「すみませんッ!」
夜道の静寂は突然破られた
夜道の静寂は突然破られた
自問自答にふけって気配を察知できなかった少林は少し驚く
声の主は帽子を目深に被った女だ
道路を挟んだ向かい側の歩道から話しかけてくる
声の主は帽子を目深に被った女だ
道路を挟んだ向かい側の歩道から話しかけてくる
「はい?」
女性が尋ねる
「あの~、ブラック少林さんですよね?」
「あの~、ブラック少林さんですよね?」
「いえ、違います」
平然と嘘をつく
平然と嘘をつく
「え~?絶対少林さんですよね~?」
少林は内心焦った、正体を見破られている
一体この距離でなぜばれたのだろう
とにかくしらばっくれよう
しかしこの女性、相当の格闘技マニアーーーー
女に視線を集中させた所で思考が切り替わる
一体この距離でなぜばれたのだろう
とにかくしらばっくれよう
しかしこの女性、相当の格闘技マニアーーーー
女に視線を集中させた所で思考が切り替わる
この女隙が無さ過ぎる!
「だってーーーー」
10歩程の距離に居たはずの女が一瞬で間合いに入る!
ビシィイイイイッ!!
少し前まで顔があったところで伊達メガネが破壊され弾けた!
体が反応しかろうじてステップバックでかわした少林が遅れて状況を理解する
直突きが飛んできたのだ!
体が反応しかろうじてステップバックでかわした少林が遅れて状況を理解する
直突きが飛んできたのだ!
「このアタシの突きを避ける地球人、そうそう居るとは思えないなぁ!」
少林は混乱する、今の移動術には見覚えがあったーーーそのため辛うじて回避に成功したのだ
全く重心をブラさずにスライドするように瞬時に移動する
大蛇勝美が使った「蛇走」に似ているーーー「蛇走」足裏の筋肉を使い移動する技術ーーー
全く重心をブラさずにスライドするように瞬時に移動する
大蛇勝美が使った「蛇走」に似ているーーー「蛇走」足裏の筋肉を使い移動する技術ーーー
大蛇流の刺客?だが大蛇勝美と同等かソレ以上の使い手がまだいるのか?
大蛇毒砲が真っ先に思い浮かぶ、娘を倒した事で眠れる大蛇(だいじゃ)を起こした?
だが相手は女だ、それに「蛇走」とは少し違ったようにも思える
大蛇毒砲が真っ先に思い浮かぶ、娘を倒した事で眠れる大蛇(だいじゃ)を起こした?
だが相手は女だ、それに「蛇走」とは少し違ったようにも思える
「やっぱりアンタ、ブラック少林だろ?」
女の口調が変わっている
女の口調が変わっている
「・・・・はい」
この声どこかで・・・・
「やっぱりな、カッコイイマスク外してもすぐに分かったぜ」
聞いたことが・・・・
「恐縮です・・・」
なにか違和感が・・・・
地球人・・・・?
地球人と言ったかさっき・・・・!?
そうかこの女性、この人は!
「ルルミー・・・・ハイドラゴンさん」
「クックック、覚えていた・・・かよ」
帽子を脱ぎ捨てる
灰黒のロングヘアーに黒い鉢巻
整った顔立ちだが
その碧眼は獣のようにギラついている
帽子を脱ぎ捨てる
灰黒のロングヘアーに黒い鉢巻
整った顔立ちだが
その碧眼は獣のようにギラついている
「ええ、あの日の出来事は全て忘れられません」
「あの大会、搾りカスの様な雑魚しか居なかったがお前だけは別だ」
「そそられていたッ!」
「そそられていたッ!」
「ハハッ、照れますね」
「では今ここで?」
「では今ここで?」
「いや、話が早くて助かるが」
「見たところ骨折、亀裂骨折、打撲、捻挫、裂傷、etc....」
「手負い、、、万全じゃない奴と死合ってもな」
「帰るぜ・・・・」
背を向け歩みだす
「見たところ骨折、亀裂骨折、打撲、捻挫、裂傷、etc....」
「手負い、、、万全じゃない奴と死合ってもな」
「帰るぜ・・・・」
背を向け歩みだす
「・・・待ちなさいッ!」
「コンディションを言い訳にするつもりはありません!」
「格闘家を名乗る以上、常在戦場は心得ているつもりです」
「それに手負いの獣ほど手ごわい、と言う話もありますよ・・・・」
そう言うと構えを取る
「コンディションを言い訳にするつもりはありません!」
「格闘家を名乗る以上、常在戦場は心得ているつもりです」
「それに手負いの獣ほど手ごわい、と言う話もありますよ・・・・」
そう言うと構えを取る
少林から顔は見えないがルルミーは満面の笑み!
そして一言
「これより先は、、、」
答えて少林
「言葉は無用、、、、!」
振り向き様にルルミーの裏拳が走る!
少林は腰を落としかわすと同時、膝に目掛け蹴りを放つ!
跳躍で避けるルルミー!
空中のルルミーに向け追撃の突きをーーー
トッ!
ルルミーの片足は地面ではなく少林の膝に着地!
残った片足で少林の顔面を蹴り上げる!
少林はバック転の要領でかわす!
体勢を崩した両名だが一手早く動き出したのは少林だ!
バッ!!
ルルミー目の前に掌をかざした!
瞬間視界が遮られ、掌によって出来た死角からドロップキックが飛び出す!
驚異的反射神経で飛びのきかわすルルミー!
(「今のは裏の技に似てるな・・・・」)
一瞬!一瞬だった!
見知った技を出され関心したルルミーに隙が生まれ!
少林が手首を掴んだ!
(「御免ッ!」)
合気だッ!相手の力をも利用しルルミーを地面へ投げつけるーーー
ーーーーだが!
ルルミーは手首の関節を自らはずし逃れる!
そして投げの勢いそのままに空中へ躍り出る!
瞬時に返し手を繰り出す少林
(「オリーブ・ガイナ脚ッ!!!!」)
(「オリーブ・ガイナ脚ッ!!!!」)
バオッ!!!
空を切る!
空中で回転し体操選手さながらの見事な身体制御!
そのさなか!
体をひねりながら
両足を交差させつま先で少林の顎のあたりをはさむ、、、
そして刈り取るように開脚ッッ!!!
ズパンッッッ!!!
少林の脳は頭蓋へ何度も打ち付けられる!
ルルミーが着地すると同時に少林は膝から崩れ落ちた
「なかなか面白かったぜ!じゃあなっ!」
息一つ切らして居ない、それどころかドコか楽しげですらある
息一つ切らして居ない、それどころかドコか楽しげですらある
朦朧とする意識の中、少林が呼び止める
「まて、、、、試合じゃない、、、、、とどめ、、、」
「まて、、、、試合じゃない、、、、、とどめ、、、」
「・・・・」
ルルミーの足音が近づく
そしてその下段突きが・・・・・・止めの一撃がーーー
ーーーーーこない!
ルルミーの足音が近づく
そしてその下段突きが・・・・・・止めの一撃がーーー
ーーーーーこない!
すぐそばに落ちている帽子を広いあげた
「あぶねぇ、あぶねぇ、アイツの帽子忘れるところだった」
「あぶねぇ、あぶねぇ、アイツの帽子忘れるところだった」
うわ言のように繰り返す
「とどめ・・・・」
「とどめ・・・・」
「喧嘩で一々とどめ刺す馬鹿がいるかよッ!」
「今日はただのつまみ食いだ」
「決着がつけてえなら戦場にきなっ!!」
「藤宮流三段ルルミー・ハイドラゴン!アムステラ神聖帝国レンヤ隊の副官だ!」
「今日はただのつまみ食いだ」
「決着がつけてえなら戦場にきなっ!!」
「藤宮流三段ルルミー・ハイドラゴン!アムステラ神聖帝国レンヤ隊の副官だ!」
今度こそ背を向け歩みだす
「・・・・必・・ず・・・・」
少林の意識が途絶える
少林の意識が途絶える
この二人の戦いはもちろん公式な記録には残っていない
ただ赤い月だけが二人を見下ろしていたーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
帰路ルルミーの鼻孔から一筋、赤いものが滴る
親指でソレを拭う
「最後の蹴りか、、、、」
獣のような獰猛な笑みを浮かべる
「やっぱりアイツおもしれぇな!」
とある通路の突き当たり
切れかけたフィラメントが明滅を繰り返している
その通路に一人たたずむ少女は当惑していた
切れかけたフィラメントが明滅を繰り返している
その通路に一人たたずむ少女は当惑していた
明かりが消えかけている事についてではない
己の中にある警鐘の音を聞いたからだ
ソレは死を嗅ぎ分ける力が発したものか
と言っても死体の臭いがするわけではない
兵士に備わる一種の超能力とでも言うべき力
日常的に死を傍らに侍らす者への神からのギフト
ある者は死への覚悟を、ある者は生への策を
かって来るだろう不吉の気配を先に知る能力
己の中にある警鐘の音を聞いたからだ
ソレは死を嗅ぎ分ける力が発したものか
と言っても死体の臭いがするわけではない
兵士に備わる一種の超能力とでも言うべき力
日常的に死を傍らに侍らす者への神からのギフト
ある者は死への覚悟を、ある者は生への策を
かって来るだろう不吉の気配を先に知る能力
だがこの事自体は特別な事ではない
まだ若く実戦経験こそ少ないとはいえ
彼女は部隊の隊長を預かるほどの者だ
問題は場所であった
まだ若く実戦経験こそ少ないとはいえ
彼女は部隊の隊長を預かるほどの者だ
問題は場所であった
ここはアムステラ軍の基地内なのだ!
あの突き当りを曲がれば何かよくないことが起こる
それは間違いない
もしここが街角なら迷わず引き返しただろう
もしここが戦場なら手榴弾でも投げ込んだかもしれない
だがここは自軍基地内だ!
むやみやたらと破壊するわけにはいかない!
引き返せない理由もある!
彼女はその先に待つものを知る必要があった!
不届き者が潜んでいる可能性が高い
その場合、侵入者をみすみす見逃しましたテヘペロッ!
なんて話が通るわけが無い!
まして偵察・情報収集・破壊工作ーーーそして暗殺・・・ーーーを与(あずか)る裏の者!
その隊長が!
警戒のネジを最大に設定する
(「これほどの死臭を充満させる相手・・・・」)
(「地球にも警戒に値する闘士が幾人か居るとジネンさんから聞いた」)
(「上等さ、軍人だろうが格闘家だろうがエージェントだろうがサイボーグだろうがなんでもきなッ!」)
(「これほどの死臭を充満させる相手・・・・」)
(「地球にも警戒に値する闘士が幾人か居るとジネンさんから聞いた」)
(「上等さ、軍人だろうが格闘家だろうがエージェントだろうがサイボーグだろうがなんでもきなッ!」)
意を決し死地へ踏み込んだ!
(「!!!!!!!」)
ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!
ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!
ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!ダンッ!
ソレは移動によって生じた轟音!
床から壁へ!壁から壁へ!壁から天井へ!天井から床へ!
目もくらむようなスピードで
連続で弾むスーパーボールのように移動を繰り返す!
その動きは檻の中を跳ねる猛獣のようでもある!
強靭でしなやかな筋肉とそこから生み出される超スピードが可能とする動きだろう!
(「やはりこうなった!」)
(「偵察か工作か暗殺か知らないが隠密の者がこれほどの轟音を響かせる!」)
(「その愚を冒す理由、間違いなくアタシを始末する気だ!」)
(「ソレも援軍が来る前に速やかに!」)
(「偵察か工作か暗殺か知らないが隠密の者がこれほどの轟音を響かせる!」)
(「その愚を冒す理由、間違いなくアタシを始末する気だ!」)
(「ソレも援軍が来る前に速やかに!」)
超スピードと切れかけのフィラメントの明滅が動きの把握を困難にする!
(「このアタシを一撃で仕留める気か・・・」)
(「裏毘沙門隊長を、嘗めるなァッ!」)
(「裏毘沙門隊長を、嘗めるなァッ!」)
そして静かに、静かに目を閉じた!
何たる愚!死地に置いて目を閉じるなど!
だが彼女に策あり!
視力という人間の外界情報の約8割を締める機関を封じる事により
その空いた8割を聴力と触覚に割り振る!
音と空気の流れに全神経を集中させる!!
何たる愚!死地に置いて目を閉じるなど!
だが彼女に策あり!
視力という人間の外界情報の約8割を締める機関を封じる事により
その空いた8割を聴力と触覚に割り振る!
音と空気の流れに全神経を集中させる!!
ダンッ!
(「これじゃない」)
ダンッ!
(「これでもない」)
ダンッ!
(「これも駄目」)
ダンッ!
(「焦るな!」)
ダンッ!
(「ミスれば・・・」)
ダンッ!
(「致死の一撃・・・」)
ダンッ!
(「・・・・」)
ダンッ!
(「これだ!」)
(「これじゃない」)
ダンッ!
(「これでもない」)
ダンッ!
(「これも駄目」)
ダンッ!
(「焦るな!」)
ダンッ!
(「ミスれば・・・」)
ダンッ!
(「致死の一撃・・・」)
ダンッ!
(「・・・・」)
ダンッ!
(「これだ!」)
ダダンッ!
正体不明の跳躍音と彼女の踏み込みの音が重なる!
確かな手ごたえの確信と渾身を持って放った直突き!
だがその手に残るは空の感触!
背筋に冷たいものを感じ、額から一筋汗がつたう
正体不明の跳躍音と彼女の踏み込みの音が重なる!
確かな手ごたえの確信と渾身を持って放った直突き!
だがその手に残るは空の感触!
背筋に冷たいものを感じ、額から一筋汗がつたう
(「やられた、全て奴の掌の上だったんだ!」)
(「一撃で始末すると見せかけ、その実こちらの一撃を待っていた!」)
(「渾身の一撃を放つことによって生じる最大の隙を!」)
(「一撃で始末すると見せかけ、その実こちらの一撃を待っていた!」)
(「渾身の一撃を放つことによって生じる最大の隙を!」)
今、正体不明の影は彼女の足元にある!
影が悠々と動き出し致命の一撃を放つ!
地面をすべるように
並行に拳が走りだした
そしてソレは顎部の真下に来たところで
急上昇する!
アッパーカットだ!
全てがスローモーションに過ぎ去っていく
影が悠々と動き出し致命の一撃を放つ!
地面をすべるように
並行に拳が走りだした
そしてソレは顎部の真下に来たところで
急上昇する!
アッパーカットだ!
全てがスローモーションに過ぎ去っていく
浮かんでは消えていく思い出
彼女の義理の祖父であるセイザンの顔が浮かび
次いで恩人知人達の顔が浮かんでは消える所謂走馬灯だ
(「レンヤ隊の皆、ジネンさん、」)
そして目の前にルルミーの顔が浮かんだ
(「ハッ、最期に浮かんだ顔がアンタとはね・・・」)
(「んん?あれ??」)
いや浮かんだのではない!目の前に居る!
正体不明の正体はルルミー・ハイドラゴン!!!
理解不能!理解不能!理解不能!
しかしアッパーカットは無慈悲に彼女の、スヴァのーーーーー
彼女の義理の祖父であるセイザンの顔が浮かび
次いで恩人知人達の顔が浮かんでは消える所謂走馬灯だ
(「レンヤ隊の皆、ジネンさん、」)
そして目の前にルルミーの顔が浮かんだ
(「ハッ、最期に浮かんだ顔がアンタとはね・・・」)
(「んん?あれ??」)
いや浮かんだのではない!目の前に居る!
正体不明の正体はルルミー・ハイドラゴン!!!
理解不能!理解不能!理解不能!
しかしアッパーカットは無慈悲に彼女の、スヴァのーーーーー
鼻先をかすめ帽子を飛ばした!!
後方に飛んだソレを勢い良くキャッチすると機嫌の良さそうな声が響いた
「ちょっと遊びに行くからよ!」
「コレ!借りていくぜッ!」
「コレ!借りていくぜッ!」
「・・・あ、おい!アンタッ!」
一瞬理解が遅れる
「待ちなって!!!」
しかしルルミーの姿はすでに無い
一瞬理解が遅れる
「待ちなって!!!」
しかしルルミーの姿はすでに無い
「~~~~~~~~~~~帰ってきたら絶対殺すッ!!!!」