名詞
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漢字一字
辞書 | 説明 |
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廣辭林新訂版 |
(名) [一]水平。 [二]標準。 |
新訂大言海 | (無記載) |
角川国語辞典新版 | 名 水準。標準。 |
大英和辭典 |
〔名〕[一]水平線,水平面,水平〔ス井ヘイ〕,陸〔リク〕. [二]平地〔ヘイチ〕,平原〔ヘイゲン〕,平野〔ヘイヤ〕. [三]標高〔ヘウカウ〕. [四]度,程度,地位:特ニ,同位,同等,同程度. [五]①照準線〔セウジユンセン〕. ②通ル線,向ケラレル線. [六]【鑛山】坑道,大坑道. [七]樋〔トヒ〕,下水. [八]【機】水準器〔ス井ジユンキ〕,水盛〔ミヅモリ〕. |
その他の品詞一・二箇条目は「レベルが高い」または「レベルが低い」の形で翻訳。
直訳音写語は「水準」、形式名詞用法では「程度」か。
カタカナ語話者はこの語の日本語をすっかり忘れているのか知らないが、「日本人が」、或は、「日本語で」今も用いる語は普通に「水準」または「程度」。形式名詞では「
身分制度が無い今の時代の「身分」の意に代わる、差別語として使われているか。
「レベルが低い」などの表現は「身分が低い」という意の
あらゆる観点からその事柄の抽象的な高さ・状態などの諸々を謂う名詞としてそれを「
また、その物が存在する所・世界の意の「次元」を俗に水準の意に用いる。「次元が違う」。
「名詞+レベル」と来た時、それが「ある水準」についてのことである場合の翻訳は概ね「
或は、「その水準で、…という立場として」という意味としては、横文字自体を省いて「国家で管轄する」や「国家として管轄する」と言う表現がより自然。
元々こんな日本語モドキ無くとも昔から今の日本語モドキの表現に相当する言い方が当然有るわけで、それがこの助詞の連語「として」や省いても意味が通じるのは、意味を濁すために在る単なる飾り言葉だという証左である。
カタカナ語話者の拙い日本語モドキの文章中では概ね「
その他に「小学生レベルの遊び」は「小学生
漢語などの後に接尾辞的に附く場合、標準日本語では普通「
語彙力ないし表現力が全く無い人がほぼ全ての事柄をこの言葉だけで表しているようである。正しく生贄言葉。
本来ならlevelの意は「くらい(位)」であって「レベルが高い」などの表現は「何のレベル(位)が?」となり、主語が足りてないということになる(カタカナ語に於ける形式名詞の一つか)。
何のことか言及されていない場合、具体的な事を言わずに濁す日本語の俗語の「あれ」と同じで、譬えば「日本人のレベルは高い」だとして、「何のことか」言及されていないのは明白であり、「日本人のアレは高い」としてこの文と同義となる。
和訳欄に挙げた「程度」や「水準」、「段階」などに置き換えても同じである。
「何のことか」という最も重要な事を言っておらず、高文脈の日本語とは言えど、このような文があれば、文として成り立っていないため、カタカナ語話者がどのように言葉を理解しているのか解明すべき事柄である。
また、昨今では、「程度」の意味がある言葉や「程度」を謂う形容詞接尾辞「さ」や漢語の「
このような二重表現が多い事の酷さから、カタカナ語話者はこれらを別語として見ているのかも全くの謎である。果たして「レベル」は何の事を言って、意味が等しい他の言葉はどのように理解しているのか謎である。
或は、最早、日本語が母語で無くなって久しいからこんな稚拙な表現をしてしまうのか。
また、「レベルが高い」「レベルが低い」が日本語的に意味を成さないのは、「高い」「低い」という語に「
その「高さが高い」など云うのに対し、普通、その事を単に「
抽象的な事柄についていうのであれば、日本語の形式名詞「もの」や「こと」に同じ。
形式名詞用法では普通、日本人は「ほど」または「くらい(連濁で、ぐらい)」を用いる。またこの語に直訳音写語と思われる。
形式名詞であるにも拘らず、それがどこぞの外来語であることによって、日本語力の弱さが滲み出ていて、頗るダサい。
これらの日本語の形式名詞の用い方は
また、この「レベル」は省いても問題無いことが多い。
例えば「過去最高レベルの(過去最高水準の)」であれば「過去最高の」としても問題無い。上で述べた「程度を謂う語」に当たる「最高」という言葉があるため、二重表現。
他には口語の語尾などに無駄に添えられたカタカナ語表現で「同じと言ってもいいレベル」などいう表現であれば、これらは形式名詞と思われ(その他の品詞、三箇条目)、そのまま「レベル」を省いて「同じと言ってもいい」でも良いし、「同じとも言えるほどだ」又は「同じとも言えるぐらいだ」や「同じとも言えるかと」などの表現で多少の濁しを持たせることもできる。
「ついていけなくなるレベル」などと終わった文は、単純に「レベル」を省いて「ついていけなくなる」でもよし、「ついていけなくなる(かも)よ」などと日本語で表現する。
「詐欺レベルの行為」は接辞欄の言葉を用いて「詐欺
この直接的な表現を避けるため(濁し)に使われていると思われる「レベル」の翻訳にて、日本語の「ほど」若しくは「~ぐらい」或は「
つまり、文の終わりなどに意味も無く添えられた「レベル」は「ほど」若しくは「ぐらい」、「程度」に置き換えて、その濁しや修辞の意に成りうる。
無駄な(無くても良い)言葉になるから基本的には意味を曖昧にしたいという目的で「レベル」という言葉を入れているのだと思われる。
また、助詞の「ほど」や「くらい」、「もの」などは英語ではlevelではなく、別の言葉を用いるようである。
翻訳例(翻訳時刻2022年4月17日)
「彼は私とは比べられないほど文学に長けている。」
DeepL:He is far more skilled in literature than I am.
Google:He is incomparably good at literature.
「ここは寂しさを覚えるほど静かだ。」
DeepL:It is so quiet here that I feel lonely.
Google:It's quiet enough to make me feel lonely.
「自分の背丈ぐらい大きな流木が川岸にあった。」
DeepL:Driftwood as big as my height was on the riverbank.
Google:There was a driftwood on the riverbank that was as big as my height.
「歴史が覆されるほどの発見だ。」
DeepL:It is a discovery that could overturn history.
Google:It's a discovery that overturns history.
原語単位
level=段階
カタカナ語単位
レベル=水準