名詞
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その他の品詞
助数詞
接辞
漢字一字
辞書 | 説明 |
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廣辭林新訂版 |
(名) [一]活字を入れおく箱、中に數多の小區劃を設け、區劃ごとに同種の活字を入る。 [二]やくけふ(藥莢)。 |
新訂大言海 |
(名) 函匣 (一) (二)ヤクケフ(藥莢)ニ同ジ。 |
角川国語辞典新版 |
名 ①はこ。入れ物。 ②活字箱。 ③ ④場合。事例。 ⑤〔言〕格 |
大英和辭典 |
case
1
〔名〕[一]場合,折,立場,有樣,狀態,情景,境遇. [二]事實. [三]問題,爭點. [四]偶然ノ事,不慮ノ事,出來事,事件. [五]【醫】病症,病歷. [六]【法】事件,訴訟事件,判決例. [七]【文】格,位〔井〕. [八]假設. [九]樣子,容體. [十]〘俗〙特殊ノ人,シロモノ(人物ニイフ). case 2 〔名〕[一]包ミ,包被物,包裝. [二]箱,筒,函,鞘(小刀ナドノ),袋(弓ナドヲ入レル). [三]包圍部,外被部,外皮,外側. [四]箱・函・包ナド(外包ト內容トヲ合セテ). [五]【印】活字體,ケース. [六]裝釘(書籍ノ). [七]【建】建物ノ外部. [八]【航】①外側板. ②眞甲鯨〔マツカウクヂラ〕ノ頭窩〔トウクワ〕(鯨腦ノアル). [九]〘古〙動物ノ皮(現今ハ紋章ノ紋地ニノミイフ),人間ノ衣服,外部. |
その他の品詞は「(という)ケース(も、が)」などの形で翻訳。
直訳音写語は「入れ物」或いは「事例」か。形式名詞は「場合」か。
カタカナ語話者はこの語の日本語をすっかり忘れているのか知らないが、「日本人が」、或は、「日本語で」今も用いる語は普通に「
又、この語が助数詞の時、「箱」の意味になるのは英語に於いてその用法は普通ではないで、日本語モドキ用法と思われる。
「出来事」の内、
日本語モドキに於ける形式名詞の一つか。
形式名詞の用法で「こと」又は「
また、既に「こと」や「場合」などの日本語の形式名詞の用い方が分からなくなっているか、或は、元々「こと」と言っていた語が「場合」へと移り変わってそれを直訳音写し、いつしか別語として認識されている語か。カタカナ語は母語ではないため、使い分けなどがあるのかは全く不明。
逆に言い換えて、カタカナ語話者が「ケース」だの言ってる拙くダサい日本語モドキの形式名詞は「こと」又は「
「電車を使って旅することが多い」「時たま半額で売られる場合もある」「陶器の焼きの工程で割れてしまうものもある」などのように用いる。
「~こと」や「~事態」の英訳にcaseは出てこないため、別の言葉を用いると思われる。
また、caseは英語辞書にて「実例」とあり、日本語の「
カタカナ語話者はこの日本語モドキの形式名詞が、元の日本語の「こと」の形式名詞だという理解は無いだろうから、それをそっくりそのまま英語にしてしまい、拙い英語・標準でない英語が作り出され、或は、尋常の英語話者との齟齬の為に意思を明確に伝えられず、標準的な正しい日本語を使っていれば容易く標準的な英語に訳せるところを、謎の未開人がでっち上げた英語しか話せない・作文できないという甚だ
翻訳例(翻訳時刻:2022年3月6日)
「それが無い場合、代わりにこれを使うことが多い。」
DeepL:If it is not available, this is often used instead.
Google:If it doesn't exist, I often use it instead.
「昨年の今頃は繁忙だったから増員することもあったが今年は必要無いようだ。」
DeepL:This time last year they were so busy that they had to hire more people, but this year they don't seem to need to.
Google:I was busy around this time last year, so I sometimes increased the number of staff, but this year it seems unnecessary.
「ある車が事故を起こし、大渋滞という事態になった。」
DeepL:A car had an accident and there was a huge traffic jam.
Google:A car had an accident and was in heavy traffic.
原語単位
case=入れ物、実例
カタカナ語単位
ケース=入れ物、場合