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ルールや技能・特徴の取り扱い
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★ルールや技能・特徴の取り扱い
▼選択ルール導入のガイドライン
▼情報収集に関するガイドライン
▼インターネットを介した情報収集
▼聞き込みに関する技能の取り扱い
▼潜入捜査に関する技能の取り扱い
▼現場検証に関する技能の取り扱い
▼知識に関する技能の取り扱い
▼その他、活躍する可能性のある技能
▼敵を動かす
▼GMが取り扱いを注意すべき特徴
▼不利な特徴の取り扱いについて
▼情報収集に関するガイドライン
▼インターネットを介した情報収集
▼聞き込みに関する技能の取り扱い
▼潜入捜査に関する技能の取り扱い
▼現場検証に関する技能の取り扱い
▼知識に関する技能の取り扱い
▼その他、活躍する可能性のある技能
▼敵を動かす
▼GMが取り扱いを注意すべき特徴
▼不利な特徴の取り扱いについて
■選択ルール導入のガイドライン
▼簡略射撃のルール
導入を強く推奨します。
「射撃」はボーナスとペナルティの計算に非常に手間がかかり、ゲームを行う上での快適さを大きく損なうためです。
導入を強く推奨します。
「射撃」はボーナスとペナルティの計算に非常に手間がかかり、ゲームを行う上での快適さを大きく損なうためです。
▼盾破壊のルール
導入を強く推奨します。
「盾破壊」のルールによって求められる盾の耐久力は、敵の致傷力を決める目安になるでしょう。
導入を強く推奨します。
「盾破壊」のルールによって求められる盾の耐久力は、敵の致傷力を決める目安になるでしょう。
▼「睡眠」に関する選択ルール
導入を強く推奨します。このルールを無視すると「悪夢」「不眠症」「夢遊病」の特徴が一部の呪文が無意味になるためです。
ダンジョンアタックなど「1日で完結する」シナリオの場合、最初に一回だけ判定を行わせ、そのセッションの間中ずっとペナルティが適用されるとするのが良いでしょう。
導入を強く推奨します。このルールを無視すると「悪夢」「不眠症」「夢遊病」の特徴が一部の呪文が無意味になるためです。
ダンジョンアタックなど「1日で完結する」シナリオの場合、最初に一回だけ判定を行わせ、そのセッションの間中ずっとペナルティが適用されるとするのが良いでしょう。
▼「飢え」に関する選択ルール
「くいしんぼ」「腹ぺこ」「菜食主義」「アルコール中毒」「酒好き」等の食に関する不利な特徴を厳密に適用したいのであれば、積極的な導入を推奨します。食事にかかったお金は、PCが個々で計算し、セッション終了時にまとめて支払うのがいいでしょう。ただし「アルコール中毒」や「酒好き」のキャラクターは「酒に酔わないか」の生命力判定が必要である点に注意してください。
また「食料系呪文」を活躍させたいGMもこのルールを活用すると良いでしょう。
「くいしんぼ」「腹ぺこ」「菜食主義」「アルコール中毒」「酒好き」等の食に関する不利な特徴を厳密に適用したいのであれば、積極的な導入を推奨します。食事にかかったお金は、PCが個々で計算し、セッション終了時にまとめて支払うのがいいでしょう。ただし「アルコール中毒」や「酒好き」のキャラクターは「酒に酔わないか」の生命力判定が必要である点に注意してください。
また「食料系呪文」を活躍させたいGMもこのルールを活用すると良いでしょう。
▼「天気」に関する選択ルール
導入はGMの判断によります。特に指定する必要がなければ「晴れ」とするのが良いでしょう。
天気が悪い日特有のペナルティやトラブルを障害として出したいのであれば、導入を推奨します。
導入はGMの判断によります。特に指定する必要がなければ「晴れ」とするのが良いでしょう。
天気が悪い日特有のペナルティやトラブルを障害として出したいのであれば、導入を推奨します。
▼「貫通」に関するルール
導入するのであれば、
「PCに対する攻撃には適用する」「敵キャラクターに対する攻撃には適用しない」
という裁定を推奨します。
想定される敵のHP総計を考慮すると、PC側が圧倒的不利になるからです。
導入するのであれば、
「PCに対する攻撃には適用する」「敵キャラクターに対する攻撃には適用しない」
という裁定を推奨します。
想定される敵のHP総計を考慮すると、PC側が圧倒的不利になるからです。
■情報収集に関するガイドライン
下記はあくまで参考ですが、GMによって技能の解釈がバラバラであると、プレイヤー側が「どの知識を習得すればよいかわからない」と言った状態になるため、できるだけ内容に沿って最低を行うようにしてください。
▼行動を1日につき「3サイクル」に分ける
行動を「午前」「午後」「夜間」の3ターンに分けます。
このルールを採用する場合、「睡眠に関するルール」を導入しているならサイクル一つを睡眠に当てねばなりません。
行動を「午前」「午後」「夜間」の3ターンに分けます。
このルールを採用する場合、「睡眠に関するルール」を導入しているならサイクル一つを睡眠に当てねばなりません。
▼インターネットを介した情報収集
●関係する技能
〈コンピューター操作〉
媒体として利用するパソコンやスマートフォンなどの端末の操作に必要になります。
この技能だけでは、インターネット上の情報を「閲覧」できるだけです。特にSNS上に氾濫する噂話などを特定するのは難しいでしょう。また、例えば「特定の店舗(人物)のホームページやSNSアカウント」を見つけるだけであればこの技能だけで賄うことが可能です。ただし漠然と検索エンジンでヒットした内容や、SNSや匿名掲示板の書き込み内容から的確に「有用な情報」を引き出すには、〈コンピューター・プログラミング〉や〈情報分析〉と言った別の技能が必要です。「朴訥」なキャラクターはこうした判定に-2~-4のペナルティを受けます。
とはいえこの技能はネットワークを介した情報収集の基礎です。情報収集に限った話ではありませんが、この技能判定の成功度を、続く〈コンピューター・ハッキング〉〈コンピューター・プログラミング〉〈情報分析〉〈電子機器/保安システム/TL8〉の技能判定の修正として与えるのが適切でしょう。
〈コンピューター操作〉
媒体として利用するパソコンやスマートフォンなどの端末の操作に必要になります。
この技能だけでは、インターネット上の情報を「閲覧」できるだけです。特にSNS上に氾濫する噂話などを特定するのは難しいでしょう。また、例えば「特定の店舗(人物)のホームページやSNSアカウント」を見つけるだけであればこの技能だけで賄うことが可能です。ただし漠然と検索エンジンでヒットした内容や、SNSや匿名掲示板の書き込み内容から的確に「有用な情報」を引き出すには、〈コンピューター・プログラミング〉や〈情報分析〉と言った別の技能が必要です。「朴訥」なキャラクターはこうした判定に-2~-4のペナルティを受けます。
とはいえこの技能はネットワークを介した情報収集の基礎です。情報収集に限った話ではありませんが、この技能判定の成功度を、続く〈コンピューター・ハッキング〉〈コンピューター・プログラミング〉〈情報分析〉〈電子機器/保安システム/TL8〉の技能判定の修正として与えるのが適切でしょう。
〈コンピューター・プログラミング〉
ネットワークを介した情報収集の大きな助けになる技能です。自分でプログラムを作成するのはもちろんですが、組み込まれたプログラムの内容を理解したり、セキュリティの弱点を看破することができ、〈コンピューター・ハッキング〉の大きな助けになります。この技能が12以上あれば〈コンピューター・ハッキング〉の判定に+1、レベル15以上あれば+2、レベル20あれば+4のボーナスを与えるのが適切でしょう。
〈コンピューター・ハッキング〉で企業や個人のコンピューター・ネットワークに侵入した際、必要とする情報だけを「スマートに」抜き取るには、この技能での判定が必要です。〈情報分析〉の技能があれば、レベル12なら+1、レベル15なら+2、レベル20なら+4のボーナスがあるとしていいでしょう。
また特定のキーワードやSNSアカウントなど、ホームページや掲示板、動画サイトなど、ネット上に氾濫するあらゆる情報について「眠っている間も自動で監視し続けるプログラム」を簡単に作ることができます。
こうして無作為に抽出された情報の中から有用な情報を特定するには、やはり〈情報分析〉の技能が必要です。
あるいは、特定の企業のネットワークに入り込んだ時に、情報を外部(概ねクラッカーの手元に)に送信し続けるウィルスを作成することも可能でしょう。
クラッカーの手元に情報を送信するウィルスに感染させるのであれば、クラッカーはいくつかの端末を経由させるなどの工夫が必要です。(再度〈コンピューター・ハッキング〉の判定が必要でしょう)。そうした工夫を行わないと、あっと言う間に犯人は特定されます! それがヴァンパイアに辿り着くために必要な行動だったのであれば、「特権階級」は有効でしょうが、そうでないのであれば相応のペナルティ(獲得CPや報酬の減少など)のペナルティを課すべきです。
ネットワークを介した情報収集の大きな助けになる技能です。自分でプログラムを作成するのはもちろんですが、組み込まれたプログラムの内容を理解したり、セキュリティの弱点を看破することができ、〈コンピューター・ハッキング〉の大きな助けになります。この技能が12以上あれば〈コンピューター・ハッキング〉の判定に+1、レベル15以上あれば+2、レベル20あれば+4のボーナスを与えるのが適切でしょう。
〈コンピューター・ハッキング〉で企業や個人のコンピューター・ネットワークに侵入した際、必要とする情報だけを「スマートに」抜き取るには、この技能での判定が必要です。〈情報分析〉の技能があれば、レベル12なら+1、レベル15なら+2、レベル20なら+4のボーナスがあるとしていいでしょう。
また特定のキーワードやSNSアカウントなど、ホームページや掲示板、動画サイトなど、ネット上に氾濫するあらゆる情報について「眠っている間も自動で監視し続けるプログラム」を簡単に作ることができます。
こうして無作為に抽出された情報の中から有用な情報を特定するには、やはり〈情報分析〉の技能が必要です。
あるいは、特定の企業のネットワークに入り込んだ時に、情報を外部(概ねクラッカーの手元に)に送信し続けるウィルスを作成することも可能でしょう。
クラッカーの手元に情報を送信するウィルスに感染させるのであれば、クラッカーはいくつかの端末を経由させるなどの工夫が必要です。(再度〈コンピューター・ハッキング〉の判定が必要でしょう)。そうした工夫を行わないと、あっと言う間に犯人は特定されます! それがヴァンパイアに辿り着くために必要な行動だったのであれば、「特権階級」は有効でしょうが、そうでないのであれば相応のペナルティ(獲得CPや報酬の減少など)のペナルティを課すべきです。
〈コンピューター・ハッキング〉
いわゆる「クラッキング」を行う技能です。あくまでセキュリティに守られたネットワーク(企業などの社内イントラやセキュリティシステムなども含む)に侵入する技能です。必要な情報をうまく抜き取ったり、オフィスビルのセキュリティシステムを止めるのであれば、〈コンピューター・プログラミング〉や〈電子機器/保安システム/TL8〉の技能判定が必要です。例えばウィルスを仕込むなどしてシステム全体を強制的にダウンさせたり、データベースを丸ごと奪い取るなどの「乱暴」なやり方であればこの技能だけでも構いません。
その後必要な情報を特定するには、時間をかけてこの技能の成功度をボーナスとした〈コンピューター・プログラミング〉か〈情報分析〉の判定に成功する必要があります。
またいわゆる「鍵垢」、秘匿されたアカウントに書き込まれている内容も、パスワードを突破して内容を閲覧することが可能です。こうした「個人的なパスワード」を特定するのには〈心理学〉技能が有用です。〈心理学〉技能がレベル12以上あれば+1、15以上あれば+2、20以上あれば+4のボーナスを得られるでしょう。
しかしその内容を理解、分析するのは〈犯罪学〉〈心理学〉〈情報分析〉と言った技能が必要です。この判定は他のPCと協力して行っても構いません。
いわゆる「クラッキング」を行う技能です。あくまでセキュリティに守られたネットワーク(企業などの社内イントラやセキュリティシステムなども含む)に侵入する技能です。必要な情報をうまく抜き取ったり、オフィスビルのセキュリティシステムを止めるのであれば、〈コンピューター・プログラミング〉や〈電子機器/保安システム/TL8〉の技能判定が必要です。例えばウィルスを仕込むなどしてシステム全体を強制的にダウンさせたり、データベースを丸ごと奪い取るなどの「乱暴」なやり方であればこの技能だけでも構いません。
その後必要な情報を特定するには、時間をかけてこの技能の成功度をボーナスとした〈コンピューター・プログラミング〉か〈情報分析〉の判定に成功する必要があります。
またいわゆる「鍵垢」、秘匿されたアカウントに書き込まれている内容も、パスワードを突破して内容を閲覧することが可能です。こうした「個人的なパスワード」を特定するのには〈心理学〉技能が有用です。〈心理学〉技能がレベル12以上あれば+1、15以上あれば+2、20以上あれば+4のボーナスを得られるでしょう。
しかしその内容を理解、分析するのは〈犯罪学〉〈心理学〉〈情報分析〉と言った技能が必要です。この判定は他のPCと協力して行っても構いません。
〈情報分析〉
インターネット上に氾濫する情報の中から、有用なものを特定するには、この技能が必要です。
〈コンピューター操作〉ではSNSや動画サイト、匿名掲示板の閲覧や検索エンジンの利用が可能ですが、その中から有用な情報を特定するには、時間をかけてこの技能の判定に成功する必要があります。無作為な情報を獲得した際の、〈コンピューター操作〉〈コンピューター・ハッキング〉〈コンピューター・プログラミング〉の達成値をこの技能の判定へのボーナスとして適用します。
インターネット上に氾濫する情報の中から、有用なものを特定するには、この技能が必要です。
〈コンピューター操作〉ではSNSや動画サイト、匿名掲示板の閲覧や検索エンジンの利用が可能ですが、その中から有用な情報を特定するには、時間をかけてこの技能の判定に成功する必要があります。無作為な情報を獲得した際の、〈コンピューター操作〉〈コンピューター・ハッキング〉〈コンピューター・プログラミング〉の達成値をこの技能の判定へのボーナスとして適用します。
「磁気感知」「電気信号感知」、少々必要CPは大きくなりますが「電磁侵入」などの妖力があれば、これらの技能はより活躍するでしょう。
▼聞き込みに関する技能の取り扱い
●関係する技能
〈礼儀作法〉
礼儀やマナーに関する知識です。この技能の判定に成功すれば、礼儀正しく接したことになり、相手の好感を得られます。
聞き込みや交渉などの判定および反応判定に+1のボーナスを得られます。
礼儀やマナーに関する知識です。この技能の判定に成功すれば、礼儀正しく接したことになり、相手の好感を得られます。
聞き込みや交渉などの判定および反応判定に+1のボーナスを得られます。
〈商人〉
店舗などで店員に聞き込み調査を行う時に有用な技能です。〈接客〉技能も合わせて学んでいる商人は客をよく観察しており、店に常駐している場合が多いため通りを行き交うや、店を訪れた人々について多くのことを知っているでしょう。もちろん的外れな店を訪ねても意味はありませんし、「情報を知りたい人物」「情報を知りたい事象」について特定してお店を訪ねるのであれば、極めて有用な情報が得られます。
当前のことではありますが、何かしら買わないと「冷やかし」と思われて判定に-3程度のペナルティを受けます。適切なお金(お店にもよりますが、面倒であれば5ムーナから10ムーナ程度支払えば問題ないでしょう)を支払えば問題ありませんが、より多くのお金を支払えばボーナスが得られます。
この判定には財産レベルのボーナス(技能レベルへの修正を考慮すると財産レベルのボーナスが二倍になります)はもちろん、容貌や美声など、通常の反応判定にかかる修正が適用されるとして良いでしょう。
店舗などで店員に聞き込み調査を行う時に有用な技能です。〈接客〉技能も合わせて学んでいる商人は客をよく観察しており、店に常駐している場合が多いため通りを行き交うや、店を訪れた人々について多くのことを知っているでしょう。もちろん的外れな店を訪ねても意味はありませんし、「情報を知りたい人物」「情報を知りたい事象」について特定してお店を訪ねるのであれば、極めて有用な情報が得られます。
当前のことではありますが、何かしら買わないと「冷やかし」と思われて判定に-3程度のペナルティを受けます。適切なお金(お店にもよりますが、面倒であれば5ムーナから10ムーナ程度支払えば問題ないでしょう)を支払えば問題ありませんが、より多くのお金を支払えばボーナスが得られます。
この判定には財産レベルのボーナス(技能レベルへの修正を考慮すると財産レベルのボーナスが二倍になります)はもちろん、容貌や美声など、通常の反応判定にかかる修正が適用されるとして良いでしょう。
〈管理〉
官僚や公務員、公共や福祉に携わる人物などへの聞き込みに有用な技能です。
とりわけ事件に接触する際多く接触することになるのが「警察官」でしょう。
その他「役場の職員」「公共施設(各種インフラも含む)の管理者」「商会の上役」との交渉にも、この技能は役立ちます。
とは言え、的外れな相手に聞き込みをしても有用な情報は得られません。
この判定には財産レベルのボーナスはもちろん、容貌や美声など、通常の反応判定にかかる修正が適用されるとして良いでしょう。
「袖の下」を渡せば交渉がより優位に進んだり、あるいはより有用な情報が得られるかも知れません! ただし相手が「誠実」だと致命的な事態を招き得るでしょう。十分注意してください!
官僚や公務員、公共や福祉に携わる人物などへの聞き込みに有用な技能です。
とりわけ事件に接触する際多く接触することになるのが「警察官」でしょう。
その他「役場の職員」「公共施設(各種インフラも含む)の管理者」「商会の上役」との交渉にも、この技能は役立ちます。
とは言え、的外れな相手に聞き込みをしても有用な情報は得られません。
この判定には財産レベルのボーナスはもちろん、容貌や美声など、通常の反応判定にかかる修正が適用されるとして良いでしょう。
「袖の下」を渡せば交渉がより優位に進んだり、あるいはより有用な情報が得られるかも知れません! ただし相手が「誠実」だと致命的な事態を招き得るでしょう。十分注意してください!
〈政治〉
政治家から上方を聞き取る際に有用に――なるかも知れませんが、現場のハンターが取得するものとして有用なものとは言い難いでしょう。
この判定には財産レベルのボーナスはもちろん、容貌や美声など、通常の反応判定にかかる修正が適用されるとして良いでしょう。
政治家から上方を聞き取る際に有用に――なるかも知れませんが、現場のハンターが取得するものとして有用なものとは言い難いでしょう。
この判定には財産レベルのボーナスはもちろん、容貌や美声など、通常の反応判定にかかる修正が適用されるとして良いでしょう。
〈外交〉
〈商人〉〈政治〉〈管理〉すべての代用技能として使用が可能です。
この技能が「強力過ぎる」と感じたGMは、-1からー2程度のペナルティを課しても構いません。
この判定には財産レベルのボーナスはもちろん、容貌など、通常の反応判定にかかる修正が適用されるとして良いでしょう。
〈商人〉〈政治〉〈管理〉すべての代用技能として使用が可能です。
この技能が「強力過ぎる」と感じたGMは、-1からー2程度のペナルティを課しても構いません。
この判定には財産レベルのボーナスはもちろん、容貌など、通常の反応判定にかかる修正が適用されるとして良いでしょう。
〈社交〉
酒や食事、お茶の席を通して情報を得る技能です。当然のことながら、食事やお酒の費用(お店にもよりますが、面倒であれば5千円から1万円程度支払えば問題ないでしょう)を支払う必要があります。この技能の持ち主は常に「社交」を嗜んでおり、酒や食事、お茶会の席で話題にあがるような情報に通じています。とは言えそうした漠然とした噂話をまとめるには〈情報分析〉の技能判定が必要になる場合もあるでしょう。
技能判定に成功すれば、特定の聞き込みの対象者を呼び出して接待し、情報を聞き取ることも可能でしょう。
この判定には財産レベルのボーナス(技能レベルへの修正を考慮すると財産レベルのボーナスが二倍になります)はもちろん、容貌や美声など、通常の反応判定にかかる修正が適用されるとして良いでしょう。「肥満」や「巨人症」は逆に豪快に見え、この技能についてはボーナスになります。
酒や食事、お茶の席を通して情報を得る技能です。当然のことながら、食事やお酒の費用(お店にもよりますが、面倒であれば5千円から1万円程度支払えば問題ないでしょう)を支払う必要があります。この技能の持ち主は常に「社交」を嗜んでおり、酒や食事、お茶会の席で話題にあがるような情報に通じています。とは言えそうした漠然とした噂話をまとめるには〈情報分析〉の技能判定が必要になる場合もあるでしょう。
技能判定に成功すれば、特定の聞き込みの対象者を呼び出して接待し、情報を聞き取ることも可能でしょう。
この判定には財産レベルのボーナス(技能レベルへの修正を考慮すると財産レベルのボーナスが二倍になります)はもちろん、容貌や美声など、通常の反応判定にかかる修正が適用されるとして良いでしょう。「肥満」や「巨人症」は逆に豪快に見え、この技能についてはボーナスになります。
〈性的魅力〉
いわゆる、「ナンパ」です。この技能では、基本的には異性からしか情報を聞き出すことができません。
ただし、オカルト関連の噂話はとりわけ「女性の間に広まりやすい」ことを念頭に置いてください。そのようなシナリオではこの技能は非常に有用です!
女性キャラクターがこの技能を使う場合、「相手を油断させる」目的で使うことが多いでしょう。性別により用途が異なってくるのです。
もしPCが男装もしくは女装をすると宣言した場合は、容貌が「美しい」以上でかつ〈変装〉技能判定に成功すれば、男装もしくは女装がうまくできていると扱います。そうでないのであれば、男性PCが「女の子の服装をしている」と宣言しても、「女性の服がとても似合う男性」としてしか扱われません。容貌が普通以下なら、「嫌な行動」としてペナルティにすらなり得るでしょう!
いずれにしても、聞き込みの対象が異性なのであれば、この技能判定に成功することで「ハニートラップ」を仕掛けることができます。相手が抵抗する場合は相手の意志と即決勝負です。このような使い方をするのであれば、「はかなげ」の特徴は大変有用でしょう。相手は自分が「ハメられている」などとは微塵も思いません! 判定に+3のボーナスを得られます。「高潔」の特徴の持ち主は逆に-5のペナルティを受けます。
いわゆる、「ナンパ」です。この技能では、基本的には異性からしか情報を聞き出すことができません。
ただし、オカルト関連の噂話はとりわけ「女性の間に広まりやすい」ことを念頭に置いてください。そのようなシナリオではこの技能は非常に有用です!
女性キャラクターがこの技能を使う場合、「相手を油断させる」目的で使うことが多いでしょう。性別により用途が異なってくるのです。
もしPCが男装もしくは女装をすると宣言した場合は、容貌が「美しい」以上でかつ〈変装〉技能判定に成功すれば、男装もしくは女装がうまくできていると扱います。そうでないのであれば、男性PCが「女の子の服装をしている」と宣言しても、「女性の服がとても似合う男性」としてしか扱われません。容貌が普通以下なら、「嫌な行動」としてペナルティにすらなり得るでしょう!
いずれにしても、聞き込みの対象が異性なのであれば、この技能判定に成功することで「ハニートラップ」を仕掛けることができます。相手が抵抗する場合は相手の意志と即決勝負です。このような使い方をするのであれば、「はかなげ」の特徴は大変有用でしょう。相手は自分が「ハメられている」などとは微塵も思いません! 判定に+3のボーナスを得られます。「高潔」の特徴の持ち主は逆に-5のペナルティを受けます。
〈地域知識〉
その土地について、どこで誰に何を聞けばより有用な情報が得られるか、詳しく知っています。判定に成功すれば、情報収集について何らかのヒントが得られたり、判定にボーナスが得られたりします。
この技能のペナルティのかけ方は若干複雑です。広い地域>中程度の地域>狭い地域の段階に分かれており、「広い地域」の〈地域知識〉で「狭い地域」の〈地域知識〉を判定しようとすると-4のペナルティです。中程度の地域(千代田区)の〈地域知識〉で広い地域や狭い地域の判定を行おうとすると、-2の地域です。
狭い地域の〈地域知識〉で近隣の狭い地域の判定を行うなら、隣接する地域として扱い-2のペナルティです。中程度の場合も同様に扱います。ただし、狭い地域の〈地域知識〉しか取得していないPCは、隣接する広い地域については詳しくしりません。この場合は-4のペナルティです。広い地域の〈地域知識〉なら-2のペナルティで済むでしょう。
その土地について、どこで誰に何を聞けばより有用な情報が得られるか、詳しく知っています。判定に成功すれば、情報収集について何らかのヒントが得られたり、判定にボーナスが得られたりします。
この技能のペナルティのかけ方は若干複雑です。広い地域>中程度の地域>狭い地域の段階に分かれており、「広い地域」の〈地域知識〉で「狭い地域」の〈地域知識〉を判定しようとすると-4のペナルティです。中程度の地域(千代田区)の〈地域知識〉で広い地域や狭い地域の判定を行おうとすると、-2の地域です。
狭い地域の〈地域知識〉で近隣の狭い地域の判定を行うなら、隣接する地域として扱い-2のペナルティです。中程度の場合も同様に扱います。ただし、狭い地域の〈地域知識〉しか取得していないPCは、隣接する広い地域については詳しくしりません。この場合は-4のペナルティです。広い地域の〈地域知識〉なら-2のペナルティで済むでしょう。
〈脅迫〉
相手を恫喝したり、弱みを握って脅しつける技能です。
――とても友好的な技能ではありませんが、「鬼種」や「乱暴者」「サディスト」などは好んで使うでしょう。
〈脅迫〉と相手の意志で即決勝負を行ってください。この時明確に相手を暴力で威圧していれば判定に+2、例えば目の前で小動物を殺害するなどの「残酷さ」を見せつけた場合は+3、明確な脅しのネタがあるのであればその内容により+1~+5のボーナスを得ることが可能です。「はかなげ」なキャラクターがこの技能を身に付けたところで、まったく意味はないでしょう。
相手を恫喝したり、弱みを握って脅しつける技能です。
――とても友好的な技能ではありませんが、「鬼種」や「乱暴者」「サディスト」などは好んで使うでしょう。
〈脅迫〉と相手の意志で即決勝負を行ってください。この時明確に相手を暴力で威圧していれば判定に+2、例えば目の前で小動物を殺害するなどの「残酷さ」を見せつけた場合は+3、明確な脅しのネタがあるのであればその内容により+1~+5のボーナスを得ることが可能です。「はかなげ」なキャラクターがこの技能を身に付けたところで、まったく意味はないでしょう。
〈尋問〉
ベーシック94P、〈尋問〉の詳細を参照してください。
捕縛した相手から情報を聞き出すことができます。この時2時間以上たっぷり時間をかければ+2、肉体的な脅しをかけると+3、「拷問(肉体的な意味に限りません)」を施すと+6の修正を得られます。相手の忠誠心がとても高ければ-5の修正を受けます。判定に大きく失敗(失敗度5以上)相手はもっともらしい嘘をつきます。
ベーシック94P、〈尋問〉の詳細を参照してください。
捕縛した相手から情報を聞き出すことができます。この時2時間以上たっぷり時間をかければ+2、肉体的な脅しをかけると+3、「拷問(肉体的な意味に限りません)」を施すと+6の修正を得られます。相手の忠誠心がとても高ければ-5の修正を受けます。判定に大きく失敗(失敗度5以上)相手はもっともらしい嘘をつきます。
〈嘘発見〉
相手の嘘を見抜きます。相手の〈演技〉技能と即決勝負になります。ただし、嘘を見つけ出したからと言って相手が正直に白状するかは、また別の話でしょう。
相手の嘘を見抜きます。相手の〈演技〉技能と即決勝負になります。ただし、嘘を見つけ出したからと言って相手が正直に白状するかは、また別の話でしょう。
〈心理学〉〈犯罪学〉
相手の心情や、何か犯罪を企んでいるならその動機や方法などを推察することができます。「感情察知」があればボーナスを得られるでしょう。
相手の心情や、何か犯罪を企んでいるならその動機や方法などを推察することができます。「感情察知」があればボーナスを得られるでしょう。
〈裏社会〉
裏社会でのルールや交渉の仕方に関するルールです。この技能のレベルが高ければ(技能レベル15~16以上)、合法、非合法も含めて大体なんでも知っている顔役や情報屋に接触ができるとしても構わないでしょう。ただし、「情報屋」の特徴を取得していないのであれば対価は支払わねばなりません! その場合、金額は100ムーナ単位になるでしょう。GMはプレイヤーがそのことを行う前に、「〈裏社会〉技能による情報の獲得はお金がかかる」と説明してから、判定を行わせてください。この技能にファンブルするとトラブルに巻き込まれるでしょう!
知識に関してはともかく、〈裏社会〉技能での交渉は「はかなげ」なキャラクターにとって不利な要素(判定に-3程度のペナルティ)になります。状況に応じて、「未成年」のキャラクターにもペナルティが入るとしても良いでしょう。
裏社会でのルールや交渉の仕方に関するルールです。この技能のレベルが高ければ(技能レベル15~16以上)、合法、非合法も含めて大体なんでも知っている顔役や情報屋に接触ができるとしても構わないでしょう。ただし、「情報屋」の特徴を取得していないのであれば対価は支払わねばなりません! その場合、金額は100ムーナ単位になるでしょう。GMはプレイヤーがそのことを行う前に、「〈裏社会〉技能による情報の獲得はお金がかかる」と説明してから、判定を行わせてください。この技能にファンブルするとトラブルに巻き込まれるでしょう!
知識に関してはともかく、〈裏社会〉技能での交渉は「はかなげ」なキャラクターにとって不利な要素(判定に-3程度のペナルティ)になります。状況に応じて、「未成年」のキャラクターにもペナルティが入るとしても良いでしょう。
「反応判定」
特に場所を指定したり技能を使用しないのであれば、GMは無差別に聞き込みを行ったものと判断してください。
反応判定の結果がよければ色々なことを聞き出せるでしょうが、必ずしも有益な情報ばかりとも限りません。「反応判定」に限らずですが、雑多な情報から有益な情報を特定するには、〈情報分析〉や〈犯罪学〉〈心理学〉〈人類学〉など、他の技能が必要でしょう。
特に場所を指定したり技能を使用しないのであれば、GMは無差別に聞き込みを行ったものと判断してください。
反応判定の結果がよければ色々なことを聞き出せるでしょうが、必ずしも有益な情報ばかりとも限りません。「反応判定」に限らずですが、雑多な情報から有益な情報を特定するには、〈情報分析〉や〈犯罪学〉〈心理学〉〈人類学〉など、他の技能が必要でしょう。
▼潜入捜査に関する技能の取り扱い
●関係する技能
〈演技〉
表情や仕草を取り繕う際に必要な技能です。または〈変装〉技能、《幻覚変身》《顔変え》《体変え》などの呪文で別人に成りすましている際にも必要です。
表情や仕草を取り繕う際に必要な技能です。または〈変装〉技能、《幻覚変身》《顔変え》《体変え》などの呪文で別人に成りすましている際にも必要です。
〈言いくるめ〉
咄嗟の言い訳をする時に必要です。〈変装〉や〈演技〉を看破されたり、「その日だけその場所にいる理由」を咄嗟に説明する際に必要になります。
〈言いくるめ〉による嘘は、その場しのぎの誤魔化しで、いつかバレます。
その場だけの咄嗟の誤魔化しではなく、理論的に相手を説得するのなら、〈外交〉の方が適切です。
咄嗟の言い訳をする時に必要です。〈変装〉や〈演技〉を看破されたり、「その日だけその場所にいる理由」を咄嗟に説明する際に必要になります。
〈言いくるめ〉による嘘は、その場しのぎの誤魔化しで、いつかバレます。
その場だけの咄嗟の誤魔化しではなく、理論的に相手を説得するのなら、〈外交〉の方が適切です。
〈変装〉
別人に成りすます技能です。例えばその企業や工場の制服を着てその場所での労働者になりすましたり、運送会社の制服を着て、宅配のフリをして押し入ったりする際に有用な技能です。また監視カメラの映像などから「足」が付かないようにするためにも必要でしょう。容姿の美しいキャラクターが、〈尾行〉などをするため目立たないよう振舞う時にも有用です。〈変化〉なら完璧に別人に成りすまし、よほどのことがなければ見破られることはないでしょう。
別人に成りすます技能です。例えばその企業や工場の制服を着てその場所での労働者になりすましたり、運送会社の制服を着て、宅配のフリをして押し入ったりする際に有用な技能です。また監視カメラの映像などから「足」が付かないようにするためにも必要でしょう。容姿の美しいキャラクターが、〈尾行〉などをするため目立たないよう振舞う時にも有用です。〈変化〉なら完璧に別人に成りすまし、よほどのことがなければ見破られることはないでしょう。
〈忍び〉
こっそりどこかに忍び込むなら必須の技能です。敵の拠点に忍び込む際には必須でしょう。この技能がなければ《静寂》や《忍び足》の呪文が欠かせません。よほどの事情がない限り、ハンターならこれらの技能を習得しておくべきです。
こっそりどこかに忍び込むなら必須の技能です。敵の拠点に忍び込む際には必須でしょう。この技能がなければ《静寂》や《忍び足》の呪文が欠かせません。よほどの事情がない限り、ハンターならこれらの技能を習得しておくべきです。
〈指導〉
この技能が12レベル以上あれば「教師として適切な振る舞い」が可能です。
余裕があれば自分が持っている技能について仲間に適切にアドバイスし、判定にボーナスを与えることも可能でしょう。
この技能が12レベル以上あれば「教師として適切な振る舞い」が可能です。
余裕があれば自分が持っている技能について仲間に適切にアドバイスし、判定にボーナスを与えることも可能でしょう。
〈電子機器/保安システム/TL8〉
監視カメラや警備システムなどの様々な電機的セキュリティを見つけたり解除したりする技能です。
〈コンピューター操作〉でネットワークを介して、〈コンピューター・ハッキング〉でシステム内にうまく潜入すれば、この技能でシステム全体を都合のいいように操作したり警報を出さずにダウンさせたりできます。この技能単体でも直接触れれば一時的にシステムを解除することはできますが、少々危険な試みと言えるかも知れません。
監視カメラや警備システムなどの様々な電機的セキュリティを見つけたり解除したりする技能です。
〈コンピューター操作〉でネットワークを介して、〈コンピューター・ハッキング〉でシステム内にうまく潜入すれば、この技能でシステム全体を都合のいいように操作したり警報を出さずにダウンさせたりできます。この技能単体でも直接触れれば一時的にシステムを解除することはできますが、少々危険な試みと言えるかも知れません。
〈読唇術〉
「視界には入っているが何を話しているかはわからない」という状況で必要になる技能です。
《遠耳》や《読心》の呪文があれば必要はないでしょうが、呪文が使えないキャラクターには欠かせない技能です。
「視界には入っているが何を話しているかはわからない」という状況で必要になる技能です。
《遠耳》や《読心》の呪文があれば必要はないでしょうが、呪文が使えないキャラクターには欠かせない技能です。
〈手品〉
「手の平に隠れる程度の大きさのもの」を咄嗟に隠したりする技能です。何か……例えば身分証のようなカードや鍵など、「小さなもの」を盗みだした時、誰かに出くわし場合、それを隠すのに有用でしょう。
〈手品〉技能はあらかじめ何かを仕込んでおいて何もないところからものを取り出したり、観客の注意を逸らしたり、手の平やポケット、袖などに「小さな」ものを隠す技能です。暗器の類を取り出すことはできるでしょうが、〈準備〉技能の代用にすることはできませんので注意してください!
「手の平に隠れる程度の大きさのもの」を咄嗟に隠したりする技能です。何か……例えば身分証のようなカードや鍵など、「小さなもの」を盗みだした時、誰かに出くわし場合、それを隠すのに有用でしょう。
〈手品〉技能はあらかじめ何かを仕込んでおいて何もないところからものを取り出したり、観客の注意を逸らしたり、手の平やポケット、袖などに「小さな」ものを隠す技能です。暗器の類を取り出すことはできるでしょうが、〈準備〉技能の代用にすることはできませんので注意してください!
〈鍵開け〉
ピッキングなどで鍵を開けます。
〈罠〉
罠が設置されていないか確認する技能です。魔法の呪文による罠については、設置されているかくらいの確認ならできますが、解除まではできません。
ピッキングなどで鍵を開けます。
〈罠〉
罠が設置されていないか確認する技能です。魔法の呪文による罠については、設置されているかくらいの確認ならできますが、解除まではできません。
〈建築〉
建物の構造に関する知識です。隠し扉や隠し階段を見つけたり、侵入に適切な経路を判断することができます。
建物の構造に関する知識です。隠し扉や隠し階段を見つけたり、侵入に適切な経路を判断することができます。
〈登攀〉
階段やはしごに頼らず壁をよじ登る技能です。
階段やはしごに頼らず壁をよじ登る技能です。
〈偽造〉
偽の身分証や書類などを作成することが可能です。
偽の身分証や書類などを作成することが可能です。
〈探索〉
いわゆる「家探し」に必要な技能です。
いわゆる「家探し」に必要な技能です。
▼現場検証に関する技能の取り扱い
●関係する技能
〈鑑識/TL8〉
時間をかけて証拠品を「分析」する技能です。指紋を探し出したり、現場に残った弾丸から銃の種類や線条痕を特定したり、道具さえあれば拭い去られた血痕を見つけ出したりと、様々なことができる可能性があります。基本的にはこうした情報は、警察などから得ることが可能でしょう。ただし時間はかかります。
時間をかけて証拠品を「分析」する技能です。指紋を探し出したり、現場に残った弾丸から銃の種類や線条痕を特定したり、道具さえあれば拭い去られた血痕を見つけ出したりと、様々なことができる可能性があります。基本的にはこうした情報は、警察などから得ることが可能でしょう。ただし時間はかかります。
〈コンピューター・プログラミング〉〈コンピューター・ハッキング〉
現場にコンピューターやスマートフォンがあれば、不正アクセスや細工の形跡がないか調べることが可能でしょう。
現場にコンピューターやスマートフォンがあれば、不正アクセスや細工の形跡がないか調べることが可能でしょう。
〈探索〉
隠されているもの、失くしてしまったものを探し出す技能です。
隠されているもの、失くしてしまったものを探し出す技能です。
〈追跡〉
「野外で足跡を追う技能」であることに注意してください! 都市部の石畳などで舗装された道では、天候により足跡が残りづらい場合もあるでしょう。GMは適当なペナルティを課してください。
現場検証においては、「足跡などが残っている場合」に限り、「相手がどのような経路で侵入・脱出したか」などを知ることができるでしょう。
「野外で足跡を追う技能」であることに注意してください! 都市部の石畳などで舗装された道では、天候により足跡が残りづらい場合もあるでしょう。GMは適当なペナルティを課してください。
現場検証においては、「足跡などが残っている場合」に限り、「相手がどのような経路で侵入・脱出したか」などを知ることができるでしょう。
〈毒物〉〈化学〉〈錬金術〉
もし、薬品が使用されていた痕跡があれば、(薬品の内容にもよりますが)その効果や種類をある程度特定することができます。
もし、薬品が使用されていた痕跡があれば、(薬品の内容にもよりますが)その効果や種類をある程度特定することができます。
〈診断〉
死者の死因や死亡時刻などを特定するのに役立ちます。
死者の死因や死亡時刻などを特定するのに役立ちます。
《来歴感知》
その物体に対して、過去に起こった出来事を知ることができます。
その物体に対して、過去に起こった出来事を知ることができます。
《妖気知覚》
その場に妖怪の関わった痕跡があるかどうかも知ることができるでしょう。
その場に妖怪の関わった痕跡があるかどうかも知ることができるでしょう。
▼知識に関する技能の取り扱い
〈犯罪学〉
概ね犯罪にまつわるすべての物事について適切な判断を下すことができます。
犯罪者の動機、次に起こす行動などを推察できるでしょう。〈心理学〉でもある程度代用できるとして構いません。
この技能は〈裏社会〉の技能なし値になる場合もあります。ただしそれはあくまで知識についてであって、交渉にはペナルティをかけることで技能の住み分けを行うべきでしょう。
概ね犯罪にまつわるすべての物事について適切な判断を下すことができます。
犯罪者の動機、次に起こす行動などを推察できるでしょう。〈心理学〉でもある程度代用できるとして構いません。
この技能は〈裏社会〉の技能なし値になる場合もあります。ただしそれはあくまで知識についてであって、交渉にはペナルティをかけることで技能の住み分けを行うべきでしょう。
〈サブカルチャー〉
いわゆる「オタク知識」です。アニメやゲーム、映画などのイメージの影響を強く受けている妖怪の弱点や行動について知ることができるかもしれません。
いわゆる「オタク知識」です。アニメやゲーム、映画などのイメージの影響を強く受けている妖怪の弱点や行動について知ることができるかもしれません。
〈神秘学〉
魔法やオカルト、「普通ではない生き物」に関する知識です。
『百鬼夜翔』では悪魔や、錬金術や魔法、呪術で生み出されたと「されている」妖怪に関する知識が得られるでしょう。
魔法やオカルト、「普通ではない生き物」に関する知識です。
『百鬼夜翔』では悪魔や、錬金術や魔法、呪術で生み出されたと「されている」妖怪に関する知識が得られるでしょう。
〈歴史〉〈考古学〉
実在(あるいは実在すると「されている」)の人物、「表向き」知られている歴史について詳細を知ることができます。
実在(あるいは実在すると「されている」)の人物、「表向き」知られている歴史について詳細を知ることができます。
〈毒物〉〈化学〉〈錬金術〉
薬品についての様々な知識です。〈錬金術〉に適当なペナルティを課すことで〈化学〉や〈毒物〉について知れるとしても良いでしょう。
薬品についての様々な知識です。〈錬金術〉に適当なペナルティを課すことで〈化学〉や〈毒物〉について知れるとしても良いでしょう。
〈法律〉
「法律に則った正式な手順」や「自分の行動が合法か非合法か」など、特にシビアものについて情報を得ることができます。
一般的によく知られている法律(例:道路交通法)や、生活に関わってくるもの(福祉に関わるものや憲法の一般的条文)などについては、知力判定や〈学業〉技能で問題ないでしょう。
「法律に則った正式な手順」や「自分の行動が合法か非合法か」など、特にシビアものについて情報を得ることができます。
一般的によく知られている法律(例:道路交通法)や、生活に関わってくるもの(福祉に関わるものや憲法の一般的条文)などについては、知力判定や〈学業〉技能で問題ないでしょう。
〈文学〉
絵本や童話をはじめ、架空の物語に登場する存在について知ることができます。
架空の物語から誕生した妖怪については、この技能で知ることが可能です。
絵本や童話をはじめ、架空の物語に登場する存在について知ることができます。
架空の物語から誕生した妖怪については、この技能で知ることが可能です。
〈物理学〉〈気象学〉〈化学〉〈生理学〉〈鑑識〉
これらの技能の知識があれば、「科学的に起こり得ないこと」――つまり、妖怪の力で発生した出来事だと判断することが出来る可能性があります。
これらの技能の知識があれば、「科学的に起こり得ないこと」――つまり、妖怪の力で発生した出来事だと判断することが出来る可能性があります。
〈植物学〉〈動物学〉〈動植物知識〉
動物や植物に関する知識です。「普通でない」生き物がいれば、それを察知することが可能でしょう。
動物や植物に関する知識です。「普通でない」生き物がいれば、それを察知することが可能でしょう。
〈生態学〉
動物や植物の生態系に関する知識です。生態系に異常が発生していれば、それを察知できるでしょう。
動物や植物の生態系に関する知識です。生態系に異常が発生していれば、それを察知できるでしょう。
〈人類学〉
「集団としてのヒト」の行動を予測したり、文化風俗に関する知識、あるいはその由来を知ることができます。
民俗学はこの学問の一分野です。古い伝承や儀式、都市伝説などについて見聞きした時、それがどういった経緯で誕生したものであるか、どういったものを苦手とするか、どのような結末を迎え、どのような行動を取るかなど推測を行うことができます。
「集団としてのヒト」の行動を予測したり、文化風俗に関する知識、あるいはその由来を知ることができます。
民俗学はこの学問の一分野です。古い伝承や儀式、都市伝説などについて見聞きした時、それがどういった経緯で誕生したものであるか、どういったものを苦手とするか、どのような結末を迎え、どのような行動を取るかなど推測を行うことができます。
〈経済学〉
経済の動きに関する知識です。〈心理学〉や〈人類学〉を「経済」という側面から特化して見たものとも言えます。
悪人の干渉によって経済に異常が起きているのであれば、それを察知することができます。
経済の動きに関する知識です。〈心理学〉や〈人類学〉を「経済」という側面から特化して見たものとも言えます。
悪人の干渉によって経済に異常が起きているのであれば、それを察知することができます。
〈調査〉
時間さえかければ、あらゆる学術系技能の代用になり得ます。
文献を探したすのに調査1回、理解するのに調査1回かかるものとして処理するのが適切でしょう。
時間さえかければ、あらゆる学術系技能の代用になり得ます。
文献を探したすのに調査1回、理解するのに調査1回かかるものとして処理するのが適切でしょう。
〈地域知識〉
この技能があれば、その地域についての情報を(範囲が狭ければ狭いほど)詳しくしることができます。
この技能があれば、その地域についての情報を(範囲が狭ければ狭いほど)詳しくしることができます。
▼その他、活躍する可能性のある技能
〈絵画〉
似顔絵や目にした光景を紙の上などに描くことができます。「記憶力」があればより役に立つでしょう。
似顔絵や目にした光景を紙の上などに描くことができます。「記憶力」があればより役に立つでしょう。
〈記録〉
起きた出来事を、文章に書き出す技能です。複雑な出来事や情報を整理するのに役立つでしょう。
起きた出来事を、文章に書き出す技能です。複雑な出来事や情報を整理するのに役立つでしょう。
〈吟遊詩人〉
現代においては、いわゆる「演説」をするための技能です。多くの人々を扇動したり、パニックを宥めたりするのに役立つでしょう。
現代においては、いわゆる「演説」をするための技能です。多くの人々を扇動したり、パニックを宥めたりするのに役立つでしょう。
〈すり〉
相手が肌身は出さず持ち歩いているものを《誘眠》や『睡眠』の霊薬などと組み合わせることでこっそり盗みだすことができるかもしれません。
相手が肌身は出さず持ち歩いているものを《誘眠》や『睡眠』の霊薬などと組み合わせることでこっそり盗みだすことができるかもしれません。
〈戦術〉
戦闘において、相手が次に取る行動を予測することができる場合があるでしょう。
戦闘において、相手が次に取る行動を予測することができる場合があるでしょう。
〈運動/種別〉〈ゲーム/種別〉〈軽業〉〈踊り〉〈歌唱〉〈楽器〉など芸術系技能
子供や大衆を喜ばせたり、同じ趣味を持つ人との交流に大いに役立つでしょう。
子供や大衆を喜ばせたり、同じ趣味を持つ人との交流に大いに役立つでしょう。
■敵を動かす
GMは、PCのわからないところで密かに敵を行動させても良いでしょう。
▼敵も疲労したり、ストレスを感じる。
敵も事件を起こすために活動していれば、「疲労」や「ストレス」は感じるでしょう。
GMは面倒でなければ敵の妖怪についても「疲労点」や「ストレス・ポイント」の管理を行っても構いません。
敵も事件を起こすために活動していれば、「疲労」や「ストレス」は感じるでしょう。
GMは面倒でなければ敵の妖怪についても「疲労点」や「ストレス・ポイント」の管理を行っても構いません。
▼悪の妖怪は表に出てこない。
よほど頭の悪い相手でない限り、犯行は密かに行われるものです。
自分の「目的」「能力」「性質」「弱点」を把握されると面倒なことになるからです。
よほど頭の悪い相手でない限り、犯行は密かに行われるものです。
自分の「目的」「能力」「性質」「弱点」を把握されると面倒なことになるからです。
▼何もしない
「PCを舐めている」「PCを試している」「PCの動きに気付いていない」
こうした敵は「何もしない」こともあり得ます。人間よりもPCたちに興味を持っている妖怪場合にも、あり得ることでしょう。
「PCを舐めている」「PCを試している」「PCの動きに気付いていない」
こうした敵は「何もしない」こともあり得ます。人間よりもPCたちに興味を持っている妖怪場合にも、あり得ることでしょう。
■GMが取り扱いを注意すべき特徴
▼軽度の無常識/無常識 -10CP/-15CP
『百鬼夜翔』の記載内容では、GMがあらゆる日常的な行動について、何度でも「失敗した」と宣言できると解釈できます。
これでは「日常生活に支障がでる」どころか、「日常生活をまともに行えない、誰かの介助を常に必要とする」レベルになっていしまいます。
このため、GMは「失敗した」と宣言するにしても、それはリアル時間で30分から1時間に一回程度に目安に留めるべきでしょう。
『百鬼夜翔』の記載内容では、GMがあらゆる日常的な行動について、何度でも「失敗した」と宣言できると解釈できます。
これでは「日常生活に支障がでる」どころか、「日常生活をまともに行えない、誰かの介助を常に必要とする」レベルになっていしまいます。
このため、GMは「失敗した」と宣言するにしても、それはリアル時間で30分から1時間に一回程度に目安に留めるべきでしょう。
▼色素欠乏 -15CP
直射日光を浴びると、多大なペナルティを受ける特徴です。このキャラクターは日中の外出をできるだけ避けるでしょう。
天気を決めておくとより運用にリアリティが出ますが、面倒であれば取り合えず「晴れ」として扱うのが良いでしょう。
「ベーシック」においては、「直射日光のある環境下では30分ごとに1点のダメージを受ける」と記載があります。しかし現代社会においては紫外線に対するある程度の防御を行うことができます。PCがそのような対策を取っているのであれば、30分おきに「生命力」で判定することでダメージを防げるとして構いません。
ただし、そのような服装をしている場合、「慈善家」「誠実」「慈悲深い」「義務感/弱者」などの特徴を持たないNPCからの反応は-2されます。
この生命力判定には「雲一つない快晴」であれば-3、「晴れ」であれば-1、「薄曇り」であれば生命力そのまま、「曇り」であれば生命力+1、「雨、雪、雷雨」であれば生命力+3です。
「30分ごとに判定を行う」のであれば、「1サイクルにつき1回」と置き換えて構いません。その場合、ダメージを「1点」ではなく「1D点」としても良いでしょう。
このダメージに対して〈応急処置〉は効果がありません。
直射日光を浴びると、多大なペナルティを受ける特徴です。このキャラクターは日中の外出をできるだけ避けるでしょう。
天気を決めておくとより運用にリアリティが出ますが、面倒であれば取り合えず「晴れ」として扱うのが良いでしょう。
「ベーシック」においては、「直射日光のある環境下では30分ごとに1点のダメージを受ける」と記載があります。しかし現代社会においては紫外線に対するある程度の防御を行うことができます。PCがそのような対策を取っているのであれば、30分おきに「生命力」で判定することでダメージを防げるとして構いません。
ただし、そのような服装をしている場合、「慈善家」「誠実」「慈悲深い」「義務感/弱者」などの特徴を持たないNPCからの反応は-2されます。
この生命力判定には「雲一つない快晴」であれば-3、「晴れ」であれば-1、「薄曇り」であれば生命力そのまま、「曇り」であれば生命力+1、「雨、雪、雷雨」であれば生命力+3です。
「30分ごとに判定を行う」のであれば、「1サイクルにつき1回」と置き換えて構いません。その場合、ダメージを「1点」ではなく「1D点」としても良いでしょう。
このダメージに対して〈応急処置〉は効果がありません。
▼無感動 15CP
この特徴について、GMは安易に「なくなった」と宣言すべきではありません。
詳しくは「ロールプレイについてのガイドライン」を参照してください。
この特徴について、GMは安易に「なくなった」と宣言すべきではありません。
詳しくは「ロールプレイについてのガイドライン」を参照してください。
■不利な特徴の取り扱いについて
▼不利な特徴をつつくチャンスを見逃さない
GMは各PCの不利な特徴をメモ帳に張り付けるなどして把握し、その不利な特徴による不利益をプレイヤーに被らせる機会を見逃してはなりません。
特に「不幸」の特徴はプレイヤーから申告がないと見逃しがちですので、注意してください。
他にも、GMが手動した上で影響が出る不利な特徴は数多く存在します。
GMは各PCの不利な特徴をメモ帳に張り付けるなどして把握し、その不利な特徴による不利益をプレイヤーに被らせる機会を見逃してはなりません。
特に「不幸」の特徴はプレイヤーから申告がないと見逃しがちですので、注意してください。
他にも、GMが手動した上で影響が出る不利な特徴は数多く存在します。
▼有利な特徴にも同様のことが言える。
「常識」「都合のいい偶然」「悪運が良い」「記憶力」「危険察知」などについても同様のことが言えます。
GMはプレイヤーが深刻しなくても、これらの特徴について指摘し、アドバイスを行うように努めるべきです。
「常識」「都合のいい偶然」「悪運が良い」「記憶力」「危険察知」などについても同様のことが言えます。
GMはプレイヤーが深刻しなくても、これらの特徴について指摘し、アドバイスを行うように努めるべきです。