ガルーサ・ネット

カイストのためのサービス提供組織。
四千世界の殆どに支店や出張所を設けている。
他のカイストがどこの世界にいるか基本的に無料で教えてくれたり、死亡時の所持品回収サービス等も行なっている。
世界内の正確な位置情報は、本人の許可があればガルーサ・ネットのデータベースサービスを介して教え合うことも可能であり、逆に居場所を知られたくないカイストの場合は、金を払って情報の公開をブロックすることも出来る。

文明管理委員会

アジャーナ・ルカムスタ、通称文明管理委員会。
人類の文明が石器時代から科学全解明・滅亡までの流れを健全に繰り返すのを見守るカイストの組織。
生物の活動可能な環境を整え、種を蒔く。そうして生物の進化を見守る。文明の進行が遅ければインスピレーションの欠片を飛ばして『発明』させる。逆に発展が早過ぎる場合は文明の減速を試みる。
文明は究極まで進めば必ず滅ぶため、文明は高度なほど良いのではなく、少しずつ進んでいくことこそに人類の幸福があると考えている。
また、カイストが好き勝手に活動して文明を掻き乱せば人々の幸福が損なわれてしまうと主張する。
文明管理委員会が支配域と定めた世界においてカイストを監視し、我力を使って不相応な知識や道具を披露したり、一般人の常識を外れる能力を見せたりして文明を乱した者を制裁する。
最古且つ最強のカイスト組織。

オアシス会

『彼』が無限牢を破壊したおかげで解放され、生き残った七人のカイストが『彼』を会長に祭り上げて作った組織。
正式名称は「荒野にオアシスを作る会」で、百億年の孤独で狂った『彼』の心に少しでも潤いをもたらそう、とのこと。
『彼』を含めて初期のメンバーは八人だったが、その後人員は随分と膨れ上がった。

ディンゴ団

オアシス会の一部門であり、正式名称はオアシス会実戦部。
『鋼』のディンゴがトップだと推測される。
そのメンバーでありディンゴの弟子であるカイスト達が、ディンゴの後ばかりを追いかけるフォロアー集団と化してしまい第三者から揶揄されて呼ばれる呼び名が「ディンゴ団」。
しかしそう呼ばれて腹を立てるどころか団員達は喜んで自ら名乗ったりしてしまっている。
オアシス会の中では一番人が多い部門で、『その席 その一言』の時点で少なくとも百十二万人の構成員がいた。

殲滅機関

八人の傭兵団。全員がAクラスであり、尚且つ常にカイストチャートで百位以内をキープするゴールデン・マーク。
正式名称は「シュクムバーズグ」で、メンバー八人の頭文字を並べたもの。
設立は四百億年代でオアシス会の設立よりは後。最強の『彼』をリーダーとするオアシス会に対抗してわざわざ人数を合わせて結成されたのではないかと言われている。
カイストの依頼で動きカイストを殺すが、強いカイスト・カイスト集団が相手の時にしか引き受けない。
メンバーは首領の『ダブル・フェイス』サマルキアズ、『死の霧』ハーシル、『邪眼』カイルズ、『脳蔓(のうかずら)』バラキ、『クルクル』ミネアク・ザザロ、『岩ミミズ』ギザ・ミード、『地獄の召喚師』ゾーン、『無刀』ジネン。

世界図書館

『図書館長』ルクナスが率いる検証士の一大組織。
世界図書館のカイストは、検証士の役割を歴史の記録係と定義し、イベントに登場人物として参加することを避ける傾向がある。
祭りの後にひっそりと現場を訪れ、出来る限り客観的で正確な情報抽出に努める。
集めた情報は特別なものを除いて一般のカイストでも閲覧可能。

絶対正義執行教団

『光の王』ハイエルマイエルが率いる組織。
明らかな『悪』を成すカイストの抹殺を主な活動としていて、「不必要な殺戮を行うこと」、「不必要に著しい苦痛を与えること」、「偽り、騙すこと」、を悪と教団は断じている。
教団の設立は正暦九十八億年と古い。

バエスキア

触手の塊のような怪物・バエスクを信仰する組織。
構成員はバエスクの肉を取り込んで同化している。
原時点での詳細は不明。

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最終更新:2021年01月02日 13:11