finm137.wiki
キャッ党忍伝てやんでえ
最終更新:
kemonowikii
-
view
キャッ党忍伝てやんでえ
概要
『キャッ党忍伝てやんでえ』は、タツノコプロが制作したテレビアニメ。
1990年2月から1991年2月まで放送され、全54話が制作された。
動物型ロボット「アニマロイド」たちが暮らす城下町「エドロポリス」を舞台に、正義のネコ忍者チーム「秘密忍者隊ニャンキー」と、悪の忍者軍団「カラカラ一族」の戦いを描く。
SF、時代劇、忍者、ロボット、ギャグを混ぜ合わせた作品であり、主人公たちは普段はピザ屋「ピザキャット」の店員として働いている。
タツノコプロ公式では、
「かわいらしくてかっこいいSF時代劇ギャグバトルアニメ」
と紹介されている。
「かわいらしくてかっこいいSF時代劇ギャグバトルアニメ」
と紹介されている。
2020年代に入ってからも商品展開が続いており、2026年には新作ゲームも発表されるなど、放送から35年以上経過した現在も展開が続いている。
あらすじ
舞台は、動物型ロボット「アニマロイド」が暮らすエドロポリス。
一見平和な町だが、その裏では幕府転覆を狙う老中・狐塚コーン守と、カラス忍者軍団「カラカラ一族」の頭領・カラス幻ナリ斎が暗躍していた。
カラカラ一族の行動隊長・カラ丸たちは、巨大メカや様々な作戦を使い、エドロポリスを混乱に陥れようとする。
これに対抗するのが、大目付・犬山ワンコー守によって組織された「秘密忍者隊ニャンキー」である。
メンバーは、
- ヤッ太郎
- スカシー
- プルルン
の3人。
普段はピザ屋「ピザキャット」で働いているが、事件が発生するとネコ忍者として出動し、エドロポリスの平和を守るために戦う。
世界観
エドロポリス
本作の主な舞台。
江戸時代風の城下町をベースにしながら、ロボットや巨大メカなどのSF要素が普通に存在する独特の世界となっている。
住民の多くは「アニマロイド」と呼ばれる動物型ロボットである。
和風の町並みと未来的なロボット技術が混在しているのが特徴。
アニマロイド
本作に登場する動物型ロボット生命体。
ネコ、犬、ウサギ、カラスなど、様々な動物をモチーフにしたアニマロイドが存在する。
主要キャラクターのほぼ全員がアニマロイドである。
秘密忍者隊ニャンキー
エドロポリスの平和を守る秘密忍者チーム。
大目付・犬山ワンコー守の指示を受けて活動する。
普段は「ピザキャット」の店員として生活している。
ヤッ太郎
声:山口勝平
本作の主人公で、秘密忍者隊ニャンキーの中心人物。
熱血型のネコ忍者。
正義感は強いが、お調子者な面もあり、スカシーとはおミツを巡って張り合うことも多い。
ニャンキー1号。
スカシー
声:小杉十郎太
キザでクールなネコ忍者。
番傘を武器として使用する。
女の子好きで、ヤッ太郎とはライバルのような関係になることも多い。
ニャンキー2号。
プルルン
声:折笠愛
秘密忍者隊ニャンキーの紅一点。
明るく活発なネコ忍者で、ヤッ太郎とスカシーの暴走にツッコミを入れる役になることも多い。
ピザキャット
ヤッ太郎たちが普段働いているピザ屋。
表向きは普通のピザ屋だが、実際には秘密忍者隊ニャンキーの活動拠点でもある。
本作の「ピザ屋+忍者+ロボット」という独特すぎる世界観を象徴する存在。
主な登場人物
犬山ワンコー守
声:塩屋浩三
エドロポリスの大目付。
コーン守の陰謀を察知し、秘密忍者隊ニャンキーを組織した人物。
おタマ
声:こおろぎさとみ
ピザキャットで働くキャラクター。
ニャンキーの出撃にも関わる重要人物。
おミツ
声:水谷優子
ヤッ太郎とスカシーが好意を寄せる女性キャラクター。
ウサ姫
声:川村万梨阿
エドロポリスの姫。
名前の通りウサギ型のアニマロイド。
カラカラ一族
エドロポリスを混乱させる悪の忍者軍団。
巨大ロボットや奇妙な兵器を次々と投入し、ニャンキーと戦う。
カラ丸
声:山寺宏一
カラカラ一族の行動隊長。
ニャンキーと何度も戦う主要ライバル。
狐塚コーン守
声:沢木郁也
エドロポリスの老中。
表向きは幕府の重臣だが、裏では幕府転覆を企んでいる。
カラカラ一族を利用し、エドロポリスを混乱させようとする。
カラス幻ナリ斎
声:龍田直樹
カラカラ一族の頭領。
コーン守と手を組み、ニャンキーと敵対する。
作風
『キャッ党忍伝てやんでえ』最大の特徴は、ジャンルが非常に混沌としている点にある。
- ネコ
- 忍者
- 江戸時代
- ピザ屋
- 巨大ロボット
- SF
- ギャグ
- ヒーローもの
これらが全部同じ作品に入っている。
設定だけを見るとかなり情報量が多いが、作品自体はテンポの速いギャグアニメとして作られている。
シリアスなヒーローアクションをしながら突然ギャグに突入したり、ナレーションがツッコミを入れたりと、タツノコ作品らしい勢いのある作風となっている。
スタッフ
- 原案:美原轟
- チーフディレクター:岡嶋国敏
- シリーズ構成:関島眞頼、あかほりさとる
- アニマロイドデザイン原案:知心水
- アニマロイドデザイン設定:鈴木典孝
- 美術監督:新井寅雄
- 撮影監督:都島雅義
- 音楽:川井憲次
- 音響監督:田中英行
- アニメーション制作:タツノコプロ
主題歌
オープニング
「おっとどっこい日本晴れ」
- 作詞:真名杏樹
- 作曲:池毅
- 編曲:山川恵津子
- 歌:谷沢伶奈
エンディング
「To be Yourself」
- 作詞:真名杏樹
- 作曲:池毅
- 編曲:山川恵津子
- 歌:谷沢伶奈
海外版
海外では『Samurai Pizza Cats』のタイトルで展開された。
特に英語版は、日本版をそのまま翻訳したものではなく、大幅にセリフやギャグが変更された独自色の強いローカライズ版として知られている。
英語版では全54話のうち52話が吹き替えられた。
原作以上にメタ発言やパロディ、第四の壁を破るギャグなどが追加されており、日本版とはかなり違った作品になっている。
『キャッ党忍伝てやんでえ』が海外でも長く知られている理由の一つが、この『Samurai Pizza Cats』である。
DVD・Blu-ray
長らく映像ソフト化の機会が少なかったが、2012年にタツノコプロ50周年に合わせてDVD-BOXが発売された。
その後Blu-ray BOXも発売されている。
Blu-ray BOXでは、
- 全54話
- ノンクレジットOP・ED
- 新録オーディオコメンタリー
などが収録された。
オーディオコメンタリーには、
- 山口勝平
- 小杉十郎太
- 折笠愛
- あかほりさとる
- 植田もとき
らが参加している。
2026年の新作ゲーム
2026年には完全新作ゲーム、
『キャッ党忍伝てやんでえ ~復活のニャンキー! やっぱり明日は日本晴れ!』
の展開が本格化した。
海外タイトルは、
『Samurai Pizza Cats: Blast from the Past!』
開発はオランダのゲームスタジオ「Blast Zero」。
全世界配給はアラブ首長国連邦の「Red Dunes Games」が担当する。
2026年9月17日から21日に開催された東京ゲームショウ2026では、世界初となる試遊デモが公開された。
日本語脚本には、原作アニメでシリーズ構成を担当したあかほりさとるが参加。
さらに、
- 山口勝平
- 折笠愛
- 堀内賢雄
- 山寺宏一
- こおろぎさとみ
など原作アニメの声優陣も再集結している。
ゲーム制作発表時の映像は、日本語版・英語版を合わせてYouTube再生数100万回以上を記録したとタツノコプロが発表している。
1990年の作品としては異例ともいえる復活となった。
2026年の商品展開
2026年にはヤッ太郎とサポートメカ「トリツックン」の1/12スケールプラモデルもベルファインから発売された。
新作ゲームだけでなく、立体物などの商品展開も再び活発になっている。
ケモノ作品として
主要キャラクターが人間ではなく、ネコや犬、ウサギ、カラスなどをモチーフにしたアニマロイドで構成されている。
単に人間へ動物耳を付けた「ケモミミ」ではなく、頭部や顔、身体そのものが動物型になっているキャラクターが中心であり、現在の感覚ではケモノ・ファーリー系作品として見ることもできる。
特に、
- ネコ忍者
- 動物型ロボット
- メカ要素
- 和風衣装
- デフォルメ体型
を組み合わせたデザインは現在でも特徴的。
1990年というかなり早い時期に、動物型キャラクターを中心としたSFヒーローアニメを1年間放送していた作品でもある。
現在
1990年の放送開始から35年以上が経過しているが、
- Blu-ray BOX
- プラモデル
- 新作ゲーム
- 海外版『Samurai Pizza Cats』の知名度
などによって現在も展開が続いている。
特に2026年の新作ゲームによって、再び『キャッ党忍伝てやんでえ』が大きく動き始めている。
古い作品というだけではなく、
「ネコ忍者がピザ屋をやりながら巨大メカと戦う」
という現在見てもかなり異様な個性を持ったタツノコ作品である。
関連項目
- タツノコプロ
- Samurai Pizza Cats
- ケモノ
- ファーリー
- アニマロイド
- 忍者アニメ
- ロボットアニメ
- あかほりさとる
- 山口勝平
- 山寺宏一









