finm137.wiki
帰ってきた眉間を壊すチルワールド
最終更新:
kemonowikii
-
view
概要
「眉間を壊すチルワールド」は、himananoによって制作されたVRChatのチル・ASMR系ワールド。
主に「V感(バーチャル感覚)」をテーマとしており、ペンや電極などのオブジェクトをアバターの眉間付近に近づけたり突き刺したりすることで、視覚・音・演出による疑似的な感覚を楽しむ内容となっていた。
主に「V感(バーチャル感覚)」をテーマとしており、ペンや電極などのオブジェクトをアバターの眉間付近に近づけたり突き刺したりすることで、視覚・音・演出による疑似的な感覚を楽しむ内容となっていた。
2025年にVRChatで公開され人気を集めたが、2026年5月27日にVRChat上から削除された。
制作者のhimananoも同時に3日間のアカウント停止処分を受けている。
制作者のhimananoも同時に3日間のアカウント停止処分を受けている。
その後、ChilloutVRでは同作者による「帰ってきた眉間を壊すチルワールド」が公開されており、VRChatで削除されたワールドの後継・移植版にあたる。
眉間を壊すチルワールドとは
VR空間上で眉間に物体を近づけた際に生じる「V感」を題材にした体験型ワールド。
ワールド内には眉間へ使用するための様々なオブジェクトが設置されており、確認されているものには以下のようなものがある。
- ペン
- 棒状のオブジェクト
- 電極
- 注射器
- ナイフ
- ハンマー
- その他、音やエフェクトを発生させる器具
- 拘束用の装置
単に道具を置いているだけでなく、道具によって音・視覚効果などが発生するものも存在し、V感があるユーザーや、V感を試してみたいユーザー向けのワールドとして利用されていた。
利用者の記事では、「眉間に棒を刺す」「電気を流す」「撫でる」などによって疑似的な感覚を覚えたという体験談も存在する。
なお、V感の強さには大きな個人差があり、全く感じないユーザーもいる。
ワールドのギミック
「眉間を壊すチルワールド」の特徴は、通常のチルワールドとは異なり、V感を刺激することに特化した多数のギミックが存在した点である。
眉間用の道具
ワールド説明文では「眉間用のペンでフレンドの眉間を破壊してねー」とされており、基本的には自分または他ユーザーの眉間付近へオブジェクトを使用する。
ペンのほか、電極、注射器、ナイフ、ハンマーなど複数の器具が存在したことが利用者によって記録されている。
拘束装置
利用者の記事では、ユーザーを固定するための拘束装置が存在したことも確認されている。
固定された状態で眉間へ棒状のオブジェクトを使用することができた。
V感
V感とは「バーチャル感覚」「バーチャル感度」などと呼ばれる、VR空間で実際には身体に触れられていないにもかかわらず、触覚に近い感覚を覚える現象・感覚の俗称。
「眉間を壊すチルワールド」は、このV感を試したり遊んだりする用途で利用されていた。
VRChat版
基本情報
制作者:himanano
プラットフォーム:VRChat
ワールド名:眉間を壊すチルワールド
ワールドID:wrld_a2fb3739-21cf-4b4c-8f87-a9064cdaa521
最大人数:24人
容量:約35.16MB
プラットフォーム:VRChat
ワールド名:眉間を壊すチルワールド
ワールドID:wrld_a2fb3739-21cf-4b4c-8f87-a9064cdaa521
最大人数:24人
容量:約35.16MB
VRChatタグには以下が記録されていた。
- content_sex
- author_tag_chill
- author_tag_asmr
- author_tag_sleep
- system_approved
公開時期
VRChatワールド情報サイト「VRChatの世界(β)」では以下の記録が残っている。
登録:2025年8月27日
Community Labs入り:2025年9月11日
Public化:2025年9月11日
最終更新:2026年4月26日
Community Labs入り:2025年9月11日
Public化:2025年9月11日
最終更新:2026年4月26日
人気
削除直前の2026年5月27日時点で、
総訪問回数:374,392
お気に入り数:23,358
お気に入り数:23,358
を記録していた。
約37万Visits、2万3000以上のFavoritesを持つ人気ワールドであり、削除当日も前日から580Visits増加していた。
VRChat版のBAN
2026年5月27日の削除
2026年5月27日、「眉間を壊すチルワールド」はVRChat上から削除された。
外部ワールドデータベース「VRChatの世界(β)」でも現在「VRChatから削除済み」と表示されている。
同日、X上でも「眉間を壊すチルワがBANされた」と話題になった。
さらに制作者himanano本人は、VRChat Feedbackに「Being Banned Without Warning Is Really Unfair」と題する投稿を行っている。
その投稿によれば、
- ワールドがBANされた
- 制作者本人も3日間BANされた
- 事前警告はなかった
- BAN理由の説明がなかった
として、VRChatのモデレーション方法に疑問を呈している。
なぜBANされたのか?
2026年9月現在、VRChat運営が「眉間を壊すチルワールド」を削除した具体的な規約違反項目は確認されていない。
そのため、「○○が原因でBANされた」と断定することはできない。
ただし、以下の要素は確認できる。
- V感を題材としていた
- content_sexタグが付いていた
- 拘束ギミックが存在した
- 眉間に物体を刺すような演出が多数存在した
- 作者自身がワールド説明文で「パブリックはおすすめしません」としていた
また、2026年4月から5月にかけて、VRChatでは成人向け・フェティッシュ的と見なされ得る複数のワールドやグループが相次いで削除されたとの報告が存在する。
このため、当時のVRChatにおけるモデレーション強化との関連を指摘するユーザーもいる。
ただし、これは状況証拠およびユーザー側の推測であり、VRChat運営から公式な削除理由が明示されたものではない。
作者の反応
himananoは2026年5月27日、VRChat Feedbackへ投稿。
事前警告なしでワールド削除と3日BANが同時に行われたことについて、
「理由を説明せずワールドを削除し、ユーザーをBANするのは運営の怠慢に見える」
「少なくとも最初に警告を出すべき」
「クリエイターはワールドを作るだけでBANされるリスクを受け入れなければならないのか」
「少なくとも最初に警告を出すべき」
「クリエイターはワールドを作るだけでBANされるリスクを受け入れなければならないのか」
という趣旨の意見を述べた。
この投稿からも、少なくとも制作者側には具体的なBAN理由が十分に説明されていなかったことが分かる。
ChilloutVR版
VRChat版の削除後、「眉間を壊すチルワールド」はChilloutVRにも展開された。
ChilloutVR上では
「帰ってきた眉間を壊すチルワールド」
という名称で確認できる。
作者名もVRChat版と同じhimananoとなっている。
内容・名称から、VRChat版「眉間を壊すチルワールド」の後継・移植版とみられる。
ChilloutVRのワールド詳細画面では、
- Set Home
- Favorite
- Open in Hub
- Preload
- Screenshots
- Permissions
- Live Instances
などの機能からワールドを管理できる。
2026年9月現在、ChilloutVR上では実際にワールドへアクセスできることが確認されている。
ファントムセンスとは何なのか?
ファントムセンス(Phantom Sense)は、
VR空間で実際には身体へ物理的な刺激が加わっていないにもかかわらず、
触られたような感覚、温度、圧迫感などを感じる現象の総称。
VR空間で実際には身体へ物理的な刺激が加わっていないにもかかわらず、
触られたような感覚、温度、圧迫感などを感じる現象の総称。
VRChat界隈では「ファントムタッチ」「V感」などと呼ばれる場合もある。
例えば、
- アバターの頭を撫でられる
- 腕に触れられる
- 眉間へ物体を近づけられる
- 身体の近くを何かが通る
- ナイフや棒状オブジェクトを近づけられる
といったVR内の視覚刺激だけで、
実際の身体にも「触られているような感じ」が生じることがある。
実際の身体にも「触られているような感じ」が生じることがある。
VRChat Wikiでは、
ファントムセンスについて「アバターへの行為やVR内の刺激によって、
実際の物理刺激なしに身体感覚を知覚する心理的現象」と説明されている。
ファントムセンスについて「アバターへの行為やVR内の刺激によって、
実際の物理刺激なしに身体感覚を知覚する心理的現象」と説明されている。
これはコントローラー振動やハプティクスーツのような
機械による物理的フィードバックとは異なる。
機械による物理的フィードバックとは異なる。
つまり、
何も触れていないのに、脳が触れたように感じる
という現象である。
ファントムセンスの強さにはかなり個人差がある。
強く感じる人もいれば、
ほとんど感じない人もいる。
ほとんど感じない人もいる。
また、
- 触覚
- 温度
- 痛覚に近い感覚
- 圧迫感
- くすぐったさ
など、感じ方の種類も人によって異なる。
VRChatコミュニティでは、
こうした感覚について
「ラバーハンド錯覚」や身体所有感との関連を指摘する説明も存在する。
こうした感覚について
「ラバーハンド錯覚」や身体所有感との関連を指摘する説明も存在する。
「眉間を壊すチルワールド」は、
このようなファントムセンスのうち、
特に眉間付近へ物体を近づけた際の感覚を利用したワールドだった。
このようなファントムセンスのうち、
特に眉間付近へ物体を近づけた際の感覚を利用したワールドだった。
なお、ファントムセンスはVRChat専用の現象ではなく、
ChilloutVRなど他のソーシャルVRでも同様の感覚を報告するユーザーが存在する。
ChilloutVRなど他のソーシャルVRでも同様の感覚を報告するユーザーが存在する。
ChilloutVRとは?
ChilloutVR(チルアウトVR、略称CVR)は、
VRおよびデスクトップ環境で利用できるソーシャルVR/ソーシャルサンドボックス。
VRおよびデスクトップ環境で利用できるソーシャルVR/ソーシャルサンドボックス。
公式ドキュメントでは、
「VRおよびDesktop環境で遊べるSocial Sandbox Game」と説明されている。
「VRおよびDesktop環境で遊べるSocial Sandbox Game」と説明されている。
基本的な遊び方は、
- 自分のアバターで活動する
- 公開ワールドを巡る
- フレンドと会話する
- 新しいユーザーと交流する
- 自作ワールドを公開する
- 自作アバターを利用する
などで、
VRChatとかなり近いカテゴリのサービスである。
VRChatとかなり近いカテゴリのサービスである。
ChilloutVRはSteamから無料で利用できる。
また、
Unity Editorと専用のContent Creation Kitを利用して、
ユーザー自身がアバターやワールドを制作・アップロードできる。
Unity Editorと専用のContent Creation Kitを利用して、
ユーザー自身がアバターやワールドを制作・アップロードできる。
そのため、
VRChatの代替候補の一つ
として語られることもある。
ただし、
VRChatとChilloutVRは別サービスであり、
運営会社、アカウント、SDK、ワールド、アバターの仕様なども異なる。
VRChatとChilloutVRは別サービスであり、
運営会社、アカウント、SDK、ワールド、アバターの仕様なども異なる。
ChilloutVRの特徴
ChilloutVRでは、
- カスタムアバター
- カスタムワールド
- インタラクティブワールド
- グループ
- イベント
- 複数人での交流
などが利用できる。
公式ドキュメントでは、
ユーザー制作コンテンツを重視した
「user-content-driven multi-universe sandbox」
として案内されている。
ユーザー制作コンテンツを重視した
「user-content-driven multi-universe sandbox」
として案内されている。
また、
専用のスクリプト環境やインタラクティブなワールド制作機能も用意されており、
単なるチャット空間だけでなく、
ミニゲームやゲームモードを含むワールドも制作できる。
専用のスクリプト環境やインタラクティブなワールド制作機能も用意されており、
単なるチャット空間だけでなく、
ミニゲームやゲームモードを含むワールドも制作できる。
VRChatとの違い
VRChatとChilloutVRは似ているが、
内部仕様や文化は異なる。
内部仕様や文化は異なる。
例えば、
- 使用するSDKが異なる
- アバターアップロード方法が異なる
- ワールド制作環境が異なる
- コミュニティ規模が異なる
- 運営ルールが異なる
などの違いがある。
そのため、
VRChatで公開されていたワールドを
そのままChilloutVRへ移動できるわけではなく、
基本的にはChilloutVR向けの移植・調整が必要になる。
VRChatで公開されていたワールドを
そのままChilloutVRへ移動できるわけではなく、
基本的にはChilloutVR向けの移植・調整が必要になる。
「帰ってきた眉間を壊すチルワールド」とChilloutVR
「眉間を壊すチルワールド」は
もともとVRChatで公開されていた。
もともとVRChatで公開されていた。
その後、
VRChat版が削除されたあと、
同作者によってChilloutVR上へ
「帰ってきた眉間を壊すチルワールド」が公開された。
VRChat版が削除されたあと、
同作者によってChilloutVR上へ
「帰ってきた眉間を壊すチルワールド」が公開された。
つまり現在の「帰ってきた眉間を壊すチルワールド」は、
VRChatで存在していたV感ワールドを、ChilloutVRへ移した後継版
という位置づけになる。
ChilloutVRでもVRChatと同様、
ユーザーはアバターを使って仮想空間内を移動し、
他ユーザーやワールド内オブジェクトと交流できるため、
ファントムセンス/V感を利用した体験型ワールドも成立する。
ユーザーはアバターを使って仮想空間内を移動し、
他ユーザーやワールド内オブジェクトと交流できるため、
ファントムセンス/V感を利用した体験型ワールドも成立する。
ChilloutVRでもファントムセンスは起こるのか?
ファントムセンスは
VRChat固有のシステムによって発生するものではない。
VRChat固有のシステムによって発生するものではない。
視覚や聴覚、
アバターへの身体所有感などによって
VR内の出来事を身体感覚として錯覚する現象なので、
アバターへの身体所有感などによって
VR内の出来事を身体感覚として錯覚する現象なので、
ChilloutVRでも理論上は同様に起こり得る。
例えば、
- 眉間へペンを近づける
- 頭を撫でる
- 腕へ触れる
- 刃物のようなオブジェクトを近づける
- 電気や衝撃を連想させる演出を見る
などによって、
ユーザーによっては何らかの感覚を覚える可能性がある。
ユーザーによっては何らかの感覚を覚える可能性がある。
そのため
「帰ってきた眉間を壊すチルワールド」は、
単なるVRChat版の移植ではなく、
「帰ってきた眉間を壊すチルワールド」は、
単なるVRChat版の移植ではなく、
ChilloutVR環境でもファントムセンスを利用できるか試すワールド
として見ることもできる。
名称について
VRChat版:
「眉間を壊すチルワールド」
「眉間を壊すチルワールド」
ChilloutVR版:
「帰ってきた眉間を壊すチルワールド」
「帰ってきた眉間を壊すチルワールド」
となっており、「帰ってきた」という名称はVRChat版削除後の復活を意識したものと思われる。
評価・反響
VRChat版はV感をテーマにした珍しいワールドとして話題となった。
利用者によっては、
- 眉間に違和感を感じる
- 痺れのような感覚を覚える
- 撫でられているように感じる
- 電極の演出が強く感じられる
などの体験が語られている。
一方、V感を全く感じないユーザーもおり、感覚には大きな個人差がある。
2026年5月の削除時には約37万Visits・約2.3万Favoritesを記録していたため、ニッチな題材ながらVRChat内では比較的大規模な人気ワールドとなっていた。
BAN後にはX上で削除を惜しむユーザーや、VRChatのモデレーション方法を問題視する意見も見られた。
余談
- 制作者himananoは「MedalGameWorld」など他のVRChatワールドも制作している。
- 「眉間を壊すチルワールド」はV感関連ワールドとして複数のVRChat体験記で紹介されている。
- ワールドは更新によって道具が追加・変更されていたらしく、利用者の記録では過去には注射器の見た目なども現在とは異なっていたとされる。
- VRChat版が消滅した後もChilloutVR版が存在するため、VRソーシャルサービス間でワールドが移植・保存された事例の一つともいえる。
関連項目
- VRChat
- ChilloutVR
- V感
- ASMR
- himanano
- VRChatワールド
- ソーシャルVR
- VRChatのモデレーション
外部リンク
- VRChat Feedback「Being Banned Without Warning Is Really Unfair」
- VRChatの世界(β)「眉間を壊すチルワールド」
- VRC 拾图屋「眉間を壊すチルワールド」
- note「【VRChat】今月はなにがあったでしょうか」
- note「【vrc】眉間に棒を刺し続けてたら普通にV感失った」










